東方魔箱録 〜メモリの使役者〜   作:マイスイートザナディウム

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Count,The,Memorie's!

現在来雪が使えるメモリはこれ!

MAGMA,PLANT,FLEET,T-REX,ICEAGE

はいどうも〜マイスイートザナディウムです!

今回は個人的な東方キャラベスト3に入る推しキャラの一人が登場します!

ようやく出すことが出来た!

因みに作者のベスト3は3位が鈴仙,2位が美鈴,1位が四季様です。

そんなことどうでもいいか!

それではどうぞ!


Tの門番/恐竜同士の勝負

ルーミアとチルノを倒した三人は、赤い霧の元凶である館の前に来ていた。

 

「此処が例の場所だな」

 

「見渡す限り真っ赤…気味悪い館ね」

 

三人は館の門まで歩いていく。

 

「…二人共…門の前に誰かいる」

 

来雪は門の前の人物を警戒した。

 

「おや…ようこそ博麗の巫女御一行様…私は此処、紅魔館の門番をしています…紅美鈴(ほんめいりん)と申します」

 

美鈴と名乗った門番は左掌に右拳を付けてお辞儀をした。

 

「…魔理沙」

 

「あぁ…あの門番…手強いかもな」

 

霊夢と魔理沙は美鈴のただならぬ気配を感じ取っていた。

 

(霊夢さんに魔理沙さん…この人の気配に感づいてるよね…多分だけど…この人もメモリを持ってる……ただでさえ強そうなのにメモリ所有者だったら…)

 

来雪は美鈴に加えメモリ所有者だと考えていた。

 

「本来であればお客様として歓迎したい所ですが…我が主レミリア・スカーレットお嬢様の命令により此処から先を通すことは出来ません…出来ればそのままお帰り頂けると此方としても助かるのですが…」

 

美鈴は鋭い眼つきで三人を睨んだ。

 

「……霊夢さん魔理沙さん」

 

「何よ?」

 

「何だぜ?」

 

「…あの人多分メモリ所有者だと思います…私が相手をします…その間に二人は中に入ってください」

 

来雪の提案に二人は顔を合わせた。

 

「本当なら止めたい所だけど…その方が良さそうね」

 

「あぁ…だけどな来雪…必ず勝ってこいよ」

 

「分かってます」

 

来雪は頷いた。

 

「…どうやら大人しく帰る気はなさそうですね…ならば仕方ありません…此処であなた方を排除させて貰います!!」

 

ザッ

 

美鈴が地面を蹴りもの凄いスピードで接近する。

 

「ッ!」

 

 

【ICEAGE!】

 

 

キュピーン

 

 

来雪は先程チルノから回収したアイスエイジメモリのボタンを押す。

 

ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴ると宙を浮き、来雪の左掌に入っていった。

 

来雪は氷河期の記憶の怪物(超人)、アイスエイジ・ドーパントに変身した。

 

「ッ!?」

 

アイスエイジ・ドーパントは美鈴の両腕を掴み、その動きを止めた。

 

「二人共行って!」

 

「任せたわよ来雪!」

 

「絶対追い付いて来いよな!」

 

アイスエイジ・ドーパントの掛け声で二人は紅魔館の門を潜り、中へと入っていった。

 

「クッ…侵入を許してしまった……咲夜さんに後で怒られるなぁ」

 

美鈴は苦笑いしながら呟いた。

 

「アイスエイジの冷気は炎すらも凍らせる…此処であなたを倒します!」

 

「…まさかメモリを持っていたとは……いやはやなんとも…」

 

美鈴は右脚でアイスエイジ・ドーパントの左腰を蹴り飛ばす。

 

「グッ」

 

その反動でアイスエイジ・ドーパントは美鈴の左腕を離してしまい、すかさず美鈴は左腕でアイスエイジ・ドーパントの顔面に張り手をした。

 

「ガハッ」

 

その威力は並の力では無かった。

 

頑丈なドーパントの肉体を持ってしても、美鈴の攻撃はアイスエイジ・ドーパントをよろけさせた。

 

「どうしました?…私を止めるんじゃなかったんですか?」

 

美鈴が構えると凍り付いた両腕はみるみるうちに氷が溶けていった。

 

「…氷点下のアイスエイジの冷気で凍らせたのに…」

 

「この程度気を操ればどうということではありません…私は【気を使う程度の能力】を持っていますので…その気になれば此処から動かずにあなたを沈める事だって出来ます」

 

「…じゃあ何でそうしないの?」

 

「門番と言えど私は武闘家です…一人で私と戦おうとするあなたにそんな無粋な真似はしませんよ…私の誇りが許しません」

 

美鈴は生粋の武闘家であった。

 

「…誇り高い人なんですね…武闘家さんってそういう人ばかりなのかな…門番を見ればその主の格が測れるってどっかで聞いたことあるし…異変を起こしてるけどレミリアさんってどちらかというと人格者なんですね」

 

「えぇ…お嬢様は素晴らしい御方です…私が仕えるに値する程にね」

 

美鈴は笑いながらそう言った。

 

「……じゃあ美鈴さん…そろそろ本気出して貰っても良いですか?」

 

「ん?」

 

「…メモリ…持ってるでしょ?」

 

「…ほう…」

 

アイスエイジ・ドーパントの言葉に美鈴は感心していた。

 

「私がメモリ所有者だといつ気付いたのですか?」

 

「正直確証は無かったけどなんとなくね…手加減された状態で負けたってなったら霊夢さん達に合わせる顔がないから」

 

「手加減等とんでもない…私は常に本気ですよ…ただこの様な道具に頼った強さを私は余り認めたくないだけです」

 

「生粋の武闘家さんだね美鈴さんは…それじゃあ勝負しましょうよ」

 

アイスエイジ・ドーパントはある提案をする。

 

「勝負?」

 

「アイスエイジは冷気を使った小細工も出来るメモリ…流石に生粋の武闘家さんである美鈴さんにこれで戦うのは少しずるい気がするので…」

 

ギュウウン

 

来雪はアイスエイジメモリを体内から取り出し、今度はTレックスメモリを取り出した。

 

「私は今からこのTレックスメモリしか使いません…主な能力は咆哮することで放つ衝撃波、後瓦礫とかを取り込んで巨大化する能力を持ってます…美鈴さんも持ってるメモリと能力を明かしてそれで戦ってください」

 

「……本来なら乗る必要のない勝負ですが…良いでしょう」

 

美鈴は懐からメモリを取り出した。

 

「私の持つメモリは()()()()()()()()()…巨大な棍棒ダイナソアクラブを武器とし紫のエネルギー弾を撃つことが出来ます、後あなたのメモリ同様に巨大化する能力も持ってます」

 

「…トライセラトップスにTレックス…恐竜のメモリ同士ですか」

 

「正直私も驚いています…ですがあなたのメモリには武器が無い…よって私もダイナソアクラブは使いません…これで対等です」

 

美鈴の提案に来雪は笑みを浮かべた。

 

「ホントに武闘家ですね…あなたならそのメモリ…預けても良いかなって正直思ってるくらいです」

 

「いえ…私が勝っても負けてもこのメモリは差し上げましょう…私には必要のないものですから」

 

「…こっちにしかメリットが無いじゃないですか」

 

「そんな事はありませんよ…あなたの様な人と一対一の勝負が出来る…それだけで十分です」

 

「……あはは…最高ですね美鈴さん…差し出がましいんですが一つお願いしても良いですか?」

 

来雪は美鈴に願い事があった。

 

「何でしょうか?」

 

「この異変が解決したら…私の稽古して貰えないでしょうか?…正直私メモリに頼ってる節があるので…美鈴さんに鍛えて貰いたいなって…」

 

「……お嬢様が負けるとは思えませんが…良いでしょう…解決出来たらあなたを鍛えて差し上げましょう」

 

「解決しますよ…霊夢さんと魔理沙さんは強いですから!」

 

来雪は真っ直ぐな瞳で言い放った。

 

「…信頼してるんですね…あの二人を……正直あなたの事気に入りました…では始めましょうか」

 

 

【TRICERATOPS!】

 

 

「はい!」

 

 

【T-REX!】

 

 

二人は互いのメモリのボタンを押し、ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴る。

 

キュピーン

 

美鈴は左の太腿の生体コネクタにメモリを挿し込み、来雪は左肩にメモリを挿し込んだ。

 

互いの挿した所から体液の様が溢れ、形を作っていきその姿を現した。

 

美鈴はトリケラトプスの記憶の怪物(超人)、トライセラトップス・ドーパントに変身した。

 

来雪もティラノサウルスの記憶の怪物(超人)、ティーレックス・ドーパントに変身した。

 

互いに睨み合う。

 

 

いざ…

 

トライセラトップス・ドーパントが走り出す。

 

 

尋常に…

 

ティーレックス・ドーパントもそれに続く。

 

 

勝負です!!

 

そして互いがぶつかりあった。

 

 

 




はいということで美鈴戦です。

書いてて思ったが…若干スポ根物になってる?

来雪のキャラがブレブレな様な…

美鈴にトライセラトップス・ドーパントを付けたのは本家トライセラトップスの変身シーンを美鈴で見たかったという私個人の欲望からです。

次回はそんな来雪と美鈴の勝負の決着と少しだけあのメイド長を出せたら良いなって思ってます。

次回もお楽しみに!

それでは!
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