東方魔箱録 〜メモリの使役者〜 作:マイスイートザナディウム
現在来雪が使えるメモリはこちら!
MAGMA,PLANT,FLEET,T-REX,ICEAGE,TRICERATOPS
はいどうも〜マイスイートザナディウムです!
今回は私の独自設定で改変したキャラを登場させます!
こんな関係でも良いんじゃないかと勝手に思った次第なので温かい目で見てもらいたい!
それではどうぞ!
霊夢と咲夜が今まさに戦おうとしている頃、魔理沙はとある場所に出ていた。
「なっ…何だこれぇぇぇぇ!?」
魔理沙の前に広がるのは数えるのすら馬鹿らしく思えてくる夥しい数の本が並ぶ図書館だった。
パッと見だが普通の本は勿論の事、中には魔導書やら禁書指定されている貴重な本等など様々なジャンルの本があった。
「やべぇ…此処は天国か?至る所に宝の山…何冊か持ってってもバレねぇかな」
「バレるに決まってるでしょ…誰が管理してると思ってるのよ」
魔理沙が声のする方を見るとそこに二人の人物が現れる。
紫色のダボダボな寝巻きの様な服を来た少女と、その隣に居る悪魔の羽を背中に付けた赤毛の少女だった。
「堂々と私の私物を盗もうとするとは…侵入者に加え泥棒だなんてね」
「ど…泥棒じゃねぇ!ちょっと借りようと思っただけだ!」
「許可を取らずに持ち出す事を泥棒って言うのよ」
「ぐぬぬ…そ…そんなことよりこれ全部お前のなのか!?何処でこんなに集めたんだよ」
「さぁ何処でだったかしら…私個人で集めた物やレミィから貰った物…その他色々よ」
少女は手にしていた本を宙に浮かせ、元あった場所に戻した。
「ッ…お前魔法使いか?」
「えぇ…この程度の魔法で驚いてるのかしら?初歩の初歩じゃない」
「生憎と私は攻撃魔法専門でな…生活魔法は専門外なんだよ」
「へぇ…もしやと思ったけど…魔法使いなのねあなた……人間の使う魔法…ねぇ」
少女は笑みを浮かべる。
「な…何だよ…人間の私が魔法を使うのがそんなに可笑しいのかよ!」
「いいえ…素直に関心してるだけよ…生まれながらにして魔法を使える私達魔法使いとは違い…あなた達人間が魔法を手に入れるには並々ならぬ努力と精神力、後は覚悟かしら?…それらを必要とするのだから…攻撃魔法専門と言っていたけどその努力は誇るべきものね」
「……」
何時もの魔理沙なら努力を隠すのだが素直に自分より格上の魔法使いに褒められて嬉しく思っていた。
「それで努力家の魔法使いさん…私はあなたの名前を知らないのだけど?いつまで黙ってるのかしら?」
「……私は霧雨魔理沙…見ての通り普通の魔法使いだ」
「霧雨魔理沙…覚えておくわ…私はパチュリー・ノーレッジ…七曜の魔法を扱う魔女にして此処、ヴワル魔法図書館の管理者…あなたの努力を無慈悲にも踏み躙る敵よ」
そう言うとパチュリーは魔力を高め始めた。
「ッ!?」
魔理沙は魔法使いとしてパチュリーの魔力量に驚愕していた。
(こいつ…やべぇよ…相当な魔力だ……私一人でこいつに一泡吹かせること出来るか?……いや異変解決の専門家として此処で負けるわけにはいかねぇな!)
魔法使い同士の魔法総力戦が今始まろうとした
かに思われた。
「ッ…ゲホゲホ」
突然パチュリーが咳き込み始めた。
「…は?」
「ゲホゲホ…ウッ…ゲホゲホ」
「あぁパチュリー様!もう!喘息持ちの癖に面白そうな魔法使いが居るからって無理して大魔女ムーブ決め込んでるから咳き込んでるじゃないですか!全盛期だったあの頃のパチュリー様に少しは近付きましたけどやっぱり変わんないですねこのむきゅー様はww」
咳き込んだパチュリーを心配してる様で煽ってる赤毛の少女。
「ゲホゲホ…こあ…あなたね」
パチュリーはこあと呼んだ赤毛の少女を睨み付けながら咳き込んでいる。
「はいはい咳き込みながら睨んでも可愛いだけですよ
煽っていたこあは突然パチュリーの事を子供のように扱い始めた。
「///〜///!何時までも子供扱いしないで頂戴!!私の使い魔の癖に!!ゲホゲホ」
「はいはい強がらない強がらない」
こあは咳き込むパチュリーの背中を優しく擦っていた。
「…な…何なんだぜ…魔力が下がってる……あいつの隣の奴…妙に上からだな」
魔理沙は使い魔の筈のこあの反応を見て困惑している。
「全く昔から変わらないんだから…御免なさいねパチュリー様は喘息持ちでして…余り無理はさせられないので此処は私がお相手しますね」
こあはポケットの中からメモリを取り出した。
「ッ…ガイアメモリ…お前も持ってるのかよ」
「えぇ…というより紅魔館のメンバーは全員持ってますよ…ここにいるパチュリー様もね…まぁパチュリー様のメモリはもうチートもチートなのでパチュリー様の体が持たないため私が預かってるんですがね」
こあはパチュリーのものであろうメモリを取り出す。
メモリは金色で大量の小さな文字で表されたWのマークとWISDOMの文字が描かれていた。
「金色のメモリ…ルーミアやチルノの持ってたメモリとは桁違いって訳か…」
「適合率は高いんですけどねぇ…パチュリーちゃんは体が弱いから
「……」
パチュリーは顔を真っ赤にしながら心なしか悲しそうな顔をしていた。
「まぁ弱体化したとはいえど私はパチュリー様の使い魔…主が戦えないのなら使い魔である私が戦うしかありませんよね」
【CROWN!】
こあは自身のメモリを押し、ガイアウィスパーが鳴った。
「クラウン…道化師?」
「道化は道化らしく…面白可笑しく振る舞うとしましょう!」
こあは舌を出した。
その舌には生体コネクタが刻まれており、クラウンメモリを生体コネクタに挿し込んだ。
キュピーン
こあの姿が不気味な笑みの仮面を付けているピエロの格好で,左半身は血のような紅,右半身には夜より深い黒,全身に星の模様があり,両肩には箱が付いている。
腹部,両太ももには恐怖の表情の人間の仮面が付いた姿に変わった。
こあは道化師の記憶の
クラウン・ドーパントは大鎌ビックリッパーを構えた。
「さぁさぁ楽しい楽しいパーティタイムですよ!」
その頃、美鈴に見事勝利した来雪は紅魔館内を探索していた。
「メモリ…メモリ…そう簡単に見つからないか…」
来雪は各部屋の隅から隅までメモリを探していた。
「ここの住人がみんな美鈴さんみたいにメモリに執着が無いとは限らない…早く見つけて霊夢さん達と合流しないと……ん?」
来雪が見つけたのは地下に繋がる階段だった。
「…地下……美鈴さんは地下室には行くなって言ってた…でもメモリがある可能性もある…覚悟決めなきゃ」
来雪は地下室へと向かった。
そこには如何にも何かを封印しているような分厚い扉があった。
「………絶対何かある…誰が見ても何かあるって分かるよねこれ…」
来雪は地下室の扉を開き、中に入っていった。
そこには無数のぬいぐるみの残骸、そして部屋の中央には一人の少女がポツンと座り込んでいた。
「……女の子?…どうしてこんな所に?」
「…うん…あなたは
「えっ?…えっと…園田来雪って言うの…君は?」
「私?…私はフランドール・スカーレット…ねぇねぇお姉さん…早速で悪いんだけど…これの使い方…分かる?」
フランドールは手に持っていた物を見せた。
「ッ…ガイアメモリ…」
「へぇ…ガイアメモリっていうんだね…それでこれの使い方分かる?」
「…使い方は知ってる…でもそれは一度使ったらその強大な力に飲まれる…出来ればそのメモリを渡して欲しい」
「ふ〜ん……そう…教えてくれないんだ…じゃあ…しょうがないよね?」
フランドールは手を来雪に向けた。
「?」
「きゅっとして……」
「ッ!」
【MAGMA!】
来雪は咄嗟にマグマメモリを押した。
「ドカーン」
グチャアァ
「……え?」
マグマメモリが左腕前腕に入る事は無かった。
何故ならその前腕ごと
マグマメモリが砕け散ったからである。
「ッ!?…ア"ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
来雪は肉片と化した前腕を見た後、消し飛んだ部位を抑えながら絶叫する。
「アハハハハ!無くなったねぇ!ねぇねぇ!簡単には壊れないでね!オネェサァン」
フランドールの顔は狂気に染まっていた。
はいということでパチュリーと小悪魔の関係を少し弄りました。
弱い小悪魔しか知らないのでちょっと強くても良いかな…ましてや親代わりの小悪魔とか良いなって思い改変しました!
後悔も反省もしていない!
今回登場したメモリはラギラギア様のクラウンメモリとメモリに憑かれた男様のウィズダムメモリ(メモリだけ)になります。
アイディアありがとうございます!
そしてフランドール・スカーレットの登場と来雪の前腕及びマグマメモリの消失……急展開になりすぎた!
さてさて次回はどうなるのか…作者的にも分からなくなってきたぞ!
次回もお楽しみに!
それでは!