東方魔箱録 〜メモリの使役者〜   作:マイスイートザナディウム

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Count,The,Memorie's!

現在来雪の使えるメモリはこちら!

PLANT,FLEET,T-REX,ICEAGE,TRICERATOPS

はいどうも〜マイスイートザナディウムです!

前回で前腕とマグマメモリを無くした来雪…考えた結果こうしました。

少し無理矢理な気もしますが温かい目で見てもらいたいです。

それではどうぞ!


暗躍のO/繰り返される歴史

「ア"ァ…ァ"ァ"ァ"」

 

来雪はその場に倒れ、欠損した部分を抑えていた。

 

「アハハハハ…さてと…お姉さんさっきメモリ使おうとしてたよね?壊れちゃったけど」

 

フランドールは自身のメモリを見つめる。

 

「なるほどねぇ…そのための生体コネクタってやつなんだぁ……面白いじゃん」

 

フランドールはメモリのボタンを押した。

 

 

【PLUSH DOLL!】

 

 

キュピーン

 

 

メモリからガイアウィスパーが鳴り、フランドールはメモリを首筋の生体コネクタに挿し込んだ。

 

挿し込んだ首筋から綿や糸の様な物が吹き出し、フランドールを包んでいった。

 

綿が弾け飛ぶとフランドールの姿が変わっていた。

 

継ぎ接ぎだらけの顔はクマで右から斜め半分がウサギの耳と目、下半身がが鳥の脚をした異形の姿。

 

フランドールはぬいぐるみの記憶の怪物(超人)、プラッシュドール・ドーパントに変身した。

 

「ウッ…アァ……」

 

来雪は出血多量で意識が朦朧としていた。

 

「う〜ん…せっかくドーパント?になれたのに…もう壊れちゃった?」

 

プラッシュドール・ドーパントはクマの右手で来雪の頭を鷲掴みした。

 

「ウッ……」

 

「ねぇねぇお姉さん…起きて…よ!」

 

プラッシュドール・ドーパントはウサギの左腕で来雪の腹部を殴った。

 

「ガッ…ウッ…」

 

来雪はそのまま糸の切れた人形の様に動かなくなった。

 

「あ〜あ……壊れちゃった…」

 

興味が無くなったのか、掴んでいた来雪をそのまま投げ飛ばした。

 

ドサッ

 

「せっかく新しい玩具が手に入ったと思ったのになぁ……まぁ良いや…早くドーパントの力試してみたいし!」

 

プラッシュドール・ドーパントは扉に向かう。

 

部屋を出ようと考えているとみたいだ。

 

「外で何かあるみたいだし…楽しめそう!」

 

プラッシュドール・ドーパントが扉に手を掛ける。

 

「そんなに急ぐこと無いだろう?」

 

「ん?」

 

声のする方を見ると、先程投げ捨てた来雪が立っていた。

 

「その力を試したいんだろ?…だったら相手してやるよ」

 

しかし来雪の様子が可笑しかった。

 

まるで()()()()()()()かの様だった。

 

「あれ?お姉さん壊れたんじゃ…」

 

「プラッシュドール……ぬいぐるみの記憶のメモリか…()()()覚えの無いメモリだが…まぁ良いか」

 

「……へぇ…お姉さんは(だぁれ)?…さっきのお姉さんじゃないでしょ?」

 

プラッシュドール・ドーパントは今喋っているのが来雪ではない事に気が付いた。

 

「ふむ…狂ってる様に見えて頭は良く回るらしい……そうだな…面倒だから()()()と呼んでくれ…実際にこの体は来雪のものだからな」

 

コユキと名乗ったものは欠損した部位を見つめた。

 

「全く…余り壊さないでくれよ……コイツは()()()()()に必要な存在だ…死なれては困る」

 

「組織?」

 

「お前には関係無い…さて……欠損部分が不便だ…早めに治すとしよう……来い()()

 

ドドドン

 

「うん?」

 

突然天井に穴が空いた。

 

ウォンウォン

 

「ん?犬?」

 

そこには犬型の機械の様な物が瓦礫の上に立っていた。

 

「犬じゃない一応狼だ…コイツはズーメモリって言ってな…()()()のファングやエクストリームの様に自立行動型ガイアメモリでな…来雪が一番好きなメモリだ」

 

コユキが右手を出すとズーメモリが手に乗った。

 

そしてコユキは慣れた手付きでズーメモリを折り畳んでいった。

 

「さて…腕を治すついでにお前さんにはお灸を据えてやる…安心しろ…殺しはしない…お前さんも来雪の成長の為に必要なものだ…それに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()しな」

 

 

【ZOO!】

 

 

 

 

「……ん?」

 

来雪が目を覚ました。

 

「私……何で寝て……ん?」

 

来雪が周りを見るとそこには気を失ったフランドールとプラッシュドールメモリが転がっていた。

 

ウォンウォン

 

「ん?」

 

来雪が声のする方向を見るとズーメモリが待機していた。

 

「これは……ズーメモリ?…何でここに?」

 

ウォンウォン

 

「もしかして…あなたが助けてくれた…のかな?」

 

ウォンウォン

 

「……えへへ…ありがとう…」

 

来雪は浮かない顔をしていた。

 

(どうしてズーメモリがここに…それにあの子…確かフランドール…だっけ?…私…どうやってドーパントになったんだっけ?…どうやって倒したんだっけ?……思い出せない)

 

「うっ…う〜ん」

 

考えているとフランドールが目を覚ました。

 

「…あれ?」

 

「目…覚めたみたいだね」

 

「お姉さん?…そっか…負けちゃったんだね…」

 

「メモリ…渡してくれる?」

 

フランドールはプラッシュドールメモリを拾った。

 

()()()()()()…はい」

 

フランドールはプラッシュドールメモリを来雪に渡した。

 

「ありがとう…」

 

「それにしてもお姉さん凄く強いね…その…ズーメモリだっけ?…動物園のメモリって聞いて少し嘗めてたよ」

 

「まぁ…動物園の動物の力全て使えるメモリだからね」

 

腑に落ちない所もあるが来雪はフランドールと話をすることにした。

 

 

 

 

来雪がフランドールと話している頃の事、暗黒空間が広がる謎の場所に人が立っていた。

 

「あらあら…戻ってきたのですか?()()()()()さんに()()()()君」

 

ヒストリーとフレンドと呼ばれた二人は黒服の女に話し返す。

 

「全く危うく死ぬ所だった……だから反対だったんだ…紅魔館に、しかもフランドール・スカーレットにメモリを渡すの」

 

黒服の男はジト目で巫女服の少女に悪態をつく。

 

「まぁ良いじゃない…僕の力があればいくらでもやり直せるからね」

 

「その言葉何回目だ?…()()()もそう言って全部やり直したじゃねぇか」

 

「前は()()()()に斬り殺されたんでしたっけ?」

 

「あぁ…全く()()()()で斬り殺されたとか…今までで最速じゃねぇか…今回に限ってはフランドール・スカーレットの能力でお陀仏になりかけるしな!紅霧異変で退場してたら記録更新だぞ!」

 

黒服の女の言葉に黒服の男は更に悪態をついた。

 

「まぁ…紅霧異変で退場は流石に早すぎる…だから君に横槍を入れて貰ったんじゃないかな?」

 

「はぁ…良かったな俺がハイドープで…本来のフレンドメモリならあんな能力無かったぞ」

 

「というより…ここにいる三人全員ハイドープじゃない…」

 

「今回は横槍を入れた…これがどう繋がるか観物だね」

 

 

【HISTORY!】

 

 

「はぁ…」

 

 

【FRIEND!】

 

 

「ふふ…」

 

 

【JEALOUSY!】

 

 

 

三人は腰に巻いていたガイアドライバーREXにそれぞれのメモリを挿し込んだ。

 

三人はそれぞれのメモリに内蔵された記憶の怪物(超人)に変身した。

 

「来雪は僕達の希望…()()()()()()()()()為には彼女の能力の成長が大前提なんだから…()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「それも何回目だ?聞き飽きたぜその言葉」

 

「だったら今回こそ失敗しなきゃ良いのよ」

 

「ジェラシーの言う通り…今回こそ成功させる……僕達の野望の為…今は成長の種としてメモリを浸透させなきゃね」

 

バッ

 

ヒストリー・ドーパントの言葉で辺りが急に明るくなると、そこには数え切れない程のガイアメモリを製造している工場の様な場所とガイアメモリを製造作業をしているマスカレイド・ドーパント達が働いていた。

 

「種を撒く仕事は君達に任せるよ…僕らの同志達」

 

ヒストリー・ドーパントの後ろには7人の男女が立っており、彼等の腰にはヒストリー・ドーパント達三人と同じガイアドライバーREXが巻かれていた。

 

 

【GIA!】

 

 

【EARTHQUAKE!】

 

 

【TYRANT!】

 

 

【SPIRAL!】

 

 

【SEASON!】

 

 

【JUDGMENT!】

 

 

【CELL!】

 

 

ガイアドライバーREXに自身のメモリを挿し込んだ。

 

そして彼らも自身のメモリの記憶の怪物(超人)に変身した。

 

「ふふふ…」

 

その光景を見て、ヒストリー・ドーパントは笑い出した。

 

 

 

 




はいということでフランドールとの戦いなのですが…描写無しで終わってしまった…

今回は来雪の裏にいる組織を出したくこんな感じになりました。

組織の目的は一応『新たな幻想郷を作る』と書きましたが果たしてどういう意味なのかは物語を進むにつれて追々書いていきます。

フランドールのメモリはちょっとしか出ませんでしたが肘神さま様のプラッシュドールメモリにしました!

アイディアありがとうございます!

流石にこのままプラッシュドールの戦いが終わりなのは無いので紅霧異変の間に再び登場してもらいます。

そして続々と登場させた幹部ドーパント達。

謎のドーパントの正体は螺旋の記憶のメモリ、スパイラルでした!

案を下さいましたマスターKU様ありがとうございます!

更に幹部ドーパントのアイディアを下さった皆様ありがとうございます!

次回は延ばしていた霊夢と咲夜の戦いです!

未だにレミリアが出てないですが暫しお待ちを!

次回もお楽しみに!

それでは!
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