東方魔箱録 〜メモリの使役者〜   作:マイスイートザナディウム

22 / 39
Count'The'Memorie,s!

現在来雪が使えるメモリはこちら!

PLANT,FLEET,T-REX,ICEAGE,WISDOM,DRACULA,ZOO,ENIGMA,FIRE EXTINGUISHER,HEAT

はいどうも〜マイスイートザナディウムです!

今回から春雪異変編に入ります!

今回は少し短めなのであしからず。

それではどうぞ!


春雪異変編
Yの企み/春に広がる雪景色


冥界

 

それは死者達の魂が流れ着く場所。

 

そんな冥界にある広大な建物・白玉楼の敷地内に聳える巨大な桜の木を見つめる二人の女性が立っていた。

 

「幽々子様…全て手筈通りです」

 

二振りの刀を腰に備えた白髪の少女が、自身の主である女性に報告する。

 

「そう…じゃあ始めましょうか…妖夢…頼りにしているわよ…貴女の()()()()…」

 

「勿論です幽々子様…()()()から受け継いだこの力で、たとえ博麗の巫女であろうと撃退してご覧に入れます」

 

白髪の少女・魂魄妖夢の手には『N』のマークが描かれた金色のメモリが握られていた。

 

 

 

場所は変わり紅魔館では……

 

 

「よいしょっと」

 

美鈴が門の辺りに積もっている雪の片付けをしていた。

 

「美鈴さ〜ん…」

 

門から来雪が顔を出す。

 

「敷地内の雪掻きは終わりましたぁ」

 

来雪は疲れた様子を見せながら美鈴に報告した。

 

「お疲れ様です来雪さん」

 

「…ねぇ美鈴さん…これ…異変ですよね?」

 

来雪は辺りの雪景色を見ながら呟いた。

 

「そうでしょうね…春なのに辺り一面雪景色…冬が長引いたにしてもこれは異常ですよ」

 

「……霊夢達…異変解決に動いてるよね…」

 

来雪が浮かない顔をしながら呟いた。

 

「…行きたいのですか?異変解決に」

 

「……うん…この前のこあさんの一件を考えると、ミュージアムって名乗ってる組織が関係してるかも知れないし…」

 

「ミュージアム…無いとは言い切れませんね」

 

来雪の推測に美鈴は過去を振り返りながら納得した。

 

「…まぁ異変解決に行こうにもレミちゃんの許可を取らないと行けないけど…」

 

「その心配は無いわ」

 

来雪が呟くと紅魔館の中から咲夜が出てきた。

 

「咲夜ちゃん?」

 

「お嬢様から許可は取ったわ…まぁ来雪一人で行かせる訳にもいかないから付き添いとして私が同行はするけど」

 

「うん?…咲夜さんにしては珍しいですね、お嬢様から命令されてもいないのに…」

 

「…私だって来雪の家族なのよ…来雪が大切にしている物を私だって守りたいのよ」

 

美鈴の問いに咲夜が当然の様に答えた。

 

「咲夜ちゃん…ありがとう!」

 

来雪は笑顔でお礼を言う。

 

「別に良いわよ…それより行きましょう、いい加減雪景色も飽きてきたし」

 

「うん!美鈴さん、レミちゃんに行ってくるって伝えといて下さい!」

 

「分かりました…咲夜さんに来雪さん…気をつけて」

 

美鈴に見送られながら二人は異変解決に乗り出した。

 

 

 

更に場所は変わり人里

 

 

「ふぅ〜…やっぱ仕事終わりのコレは格別だなぁ」

 

スーツを来た男が煙草を吸いながら呟いた。

 

「ふぅ〜…雪も酷くなる一方だなぁ…」

 

「少し良いかしら?」

 

男が煙草を吸っていると一人の女性が話し掛けてきた。

 

「ん?おっとこれはこれは金石様…いかがなされました?」

 

男は吸っていた煙草の火を消し、やって来た女性・金石愛に挨拶をする。

 

「えぇどうも…実はメモリを幾つか頂きたいのだけれど」

 

「えぇ構いませんとも…どんなメモリをご所望で?」

 

男はトランクをその場で開き、幾つものメモリを見せる。

 

「そうね…じゃあこの4本頂こうかしら?」

 

金石が選んだのはそれぞれ『F』『C』『R』『Z』のマークが書かれたメモリだった。

 

「4本…ですか…こちらとしてはありがたいですが…お高いですよ?」

 

「構わないわ…この4本をお願い」

 

「それでは4本お買い上げで…合計〇〇〇万ですかね」

 

「……ホントに高いわね……まぁ良いけど」

 

金石は言われた額を男に支払った。

 

「毎度ありがとうございます…これからもどうぞご贔屓に」

 

「えぇ…また何かあれば寄らせてもらうわ」

 

金石はメモリを受け取るとその場を去った。

 

「4本も買ってどうするのかねぇ」

 

男はそう呟くと、懐から新しい煙草を取り出す。

 

「……横田」

 

「ん?」

 

男・横田万が呼ばれた方向を見ると、そこには小さな女の子がいた。

 

「うおっと!これはこれは()()様!お疲れ様でございます!」

 

横田はその少女・藍原愛花を見るやいなや煙草を即座にポケットに突っ込み、挨拶をした。

 

()()()()()()()()()()で有らせられる貴女様が何故此処に?」

 

「仕事……ボスの指令を伝えに来た」

 

「えっ…ボスから?…一介の売人である俺にですかい?」

 

横田はまさか自分にボスから指令が来るとは思っておらず固まっていた。

 

「この雪は異変によるもの…今来雪が異変解決に乗り出した…クロードと一緒に来雪の障害として立ちはだかれ…だって」

 

「来雪……園田来雪でしたかい?」

 

「そう…()()()()のデータを取って貰いたい…出来る?」

 

愛花は首を傾げながら言った。

 

「ご命令とあらば遂行しますぜ…にしてもクロードの奴も一緒とはね……()()()()()()()()()()

 

「……その時はその時……()()()()()()と判断するだけ」

 

「はぁ……それじゃあ行きますか」

 

横田はその場を離れ、人里の外へと歩いていった。

 

「…最も……今の来雪ならあの二人が相手でも問題ない」

 

愛花の腰にはガイアドライバーREXが巻かれていた。

 

 

【GIA!】

 

 

愛花はギアメモリをガイアドライバーREXに挿し込んだ。

 

次第に愛花の身体に大小無数の歯車が重なり合い、その姿を変える。

 

愛花は歯車の記憶の怪物(超人)、ギア・ドーパントに変身した。

 

「春雪異変…()()は此処で終わった……()()はどうだろうね」

 

ギア・ドーパントはそう呟くと、自身の身体をバラバラにしてその場から飛び去った。

 

 

そんな中、霊夢と魔理沙の二人はそれぞれピンチに陥っていた。

 

「チィ…」

 

「あらあら博麗の巫女がこの程度なの?」

 

霊夢の前には複眼状の右眼を持つ緑の旋風のような妖怪が凄まじい突風を起こしながら立ちはだかり……

 

 

「オ腹空イタ…食ベ足リナイ!」

 

「おいおい…マジかよ…」

 

魔理沙の前には後頭部や背中に波打つ帯状の器官が生えたまるでコンクリートの様な体色をした怪物が無数の野良猫を喰らう現場に居た。

 

 

 

 




はいということで今回はキャラクターが色々登場しました!

まずメモリに憑かれた男様の金石愛,横田万の二人

そして神谷主水様のクロード(まだ名前だけ)です!

御二方ありがとうございます!

更にラギラギア様のギア・ドーパントの正体である少女として藍原愛花を出しました。

キャラクター自体は私の考えですがドーパントのアイディアを下さったラギラギア様ありがとうございます!

今回はこの四人を登場させましたがまだまだ出て来ますのでお楽しみに!

霊夢と魔理沙に立ちはだかるドーパントは次回に正体を書きたいと思います。

まぁ本家に登場するドーパントなので予想出来るとは思いますが…

次回もお楽しみに!

それでは!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。