東方魔箱録 〜メモリの使役者〜   作:マイスイートザナディウム

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Count,The,Memorie's!

現在来雪が使えるメモリはこちら!

PLANT,FLEET,T-REX,ICEAGE,WISDOM,DRACULA,ZOO,ENIGMA,FIRE EXTINGUISHER,HEAT

はいどうも〜マイスイートザナディウムです!

今回は前回登場した博麗の巫女達がどうやって復活したかを書きます。

少し長くなったかも…それではどうぞ!!


Gの切り札/蘇りし楽園の巫女

春雪異変が起こる数日前に遡る。

 

魔法の森にてギア・ドーパントこと藍原愛花は、空を眺めながらボーッとしていた。

 

「…………」

 

そんな彼女の元に一人の男性が訪れる。

 

「愛花様」

 

「ん?…八城?」

 

その男の名は八城一騎(やしろいっき)

 

組織に所属する準幹部の一人である。

 

「ボスより〝裏〟定例会議の出席を言付かっております」

 

「ん…分かった…良いよ」

 

愛花の返答を聞くと、一騎は懐からメモリを取り出した。

 

 

【FORTRESS!】

 

 

メモリを起動し、ガイアウィスパーが流れる。

 

一騎の額に生態コネクタが出現し、フォートレスメモリを挿し込んだ。

 

すると一騎の体は変化した。

 

砦の様な体ーーー

 

大砲や投石機が散りばめられた手足ーーー

 

そして体の中央に門の様な突起物が付いている。

 

一騎は要塞の記憶の怪人(超人)、フォートレス・ドーパントに変身した。

 

「ではこちらへ愛花様……他の幹部も〝裏〟幻想郷でお待ちです」

 

「ん」

 

フォートレス・ドーパントが中央の門を開くと、愛花は門の中に吸い込まれ消えた。

 

 

 

〝裏〟幻想郷

 

それは幻想郷の裏側の世界。

 

フォートレス・ドーパントの門を入口にし、世界(そしき)に所属する幹部達が集まる異空間である。

 

幻想郷に散らばるガイアメモリは此処で製造されている。

 

 

「愛花…漸く来たか」

 

「ん…来た」

 

 

幻想郷の博麗神社がある場所には〝裏〟幻想郷の幹部達が〝裏〟定例会議を行う為の城が建てられており、ボスの命令で召集されたシルバー幹部及びゴールド幹部達が集まるのだ。

 

 

「遅いんだよガキンチョ…もう少しで姉貴に八つ当たりされる所だっただろうが」

 

 

暴君の記憶のメモリ適合者

門藤龍司(もんどうりゅうじ)

 

 

「龍司…その程度で私があんたに八つ当たりなんかするわけ無いでしょ…適当な事言ってると潰すわよ」

 

 

細胞の記憶のメモリ適合者

大倉冴香(おおくらさえか)

 

 

「相変わらず野蛮な姉弟ですねぇ…二人共カルシウム採った方が良いんじゃないですか?」

 

 

季節の記憶のメモリ適合者

二乃宮冬雪(にのみやふゆき)

 

 

「止せよ二乃宮…言った所で無駄だ…無駄な体力を消費するのがオチだ」

 

 

螺旋の記憶のメモリ適合者

鷺沼夢継(さぎぬまむつき)

 

 

「えぇい貴様ら!そろそろ黙らんか!ボスがそろそろお見えになるのだぞ!!」

 

 

地震の記憶のメモリ適合者

饕餮明忌(とうてつみんき)

 

 

「…愛花ちゃん…こっち席空いてるから座ってね」

 

 

審判の記憶のメモリ適合者

庭瀬巧(にわせたくむ)

 

 

「ん…ありがとう巧」

 

愛花は巧の言う通り、席に座った。

 

「全く貴様らと来たら…出会い頭に喧嘩ばかり…いい加減にしろ!」

 

「しょうがねぇだろうが…シルバー幹部と言っても俺達は一般兵と同じ扱いだ…功績を上げなきゃ明日すら危うい…馴れ合ってる暇がねぇんだよ」

 

明忌の言葉に夢継は反論した。

 

「そう言えば冴香さん…貴女エニグマメモリを紛失したんですって?ボスから頂いた貴重なメモリを奪われるなんて情けないわねぇ」

 

「あっ?テメェ姉貴に文句でもあんのかコラァ!」

 

「止めなさい龍司…二乃宮の言ってる事も一理あるからね…あのメモリは私には扱いが難しいと判断した結果よ…お陰で良いデータが取れたしね」

 

冬雪の皮肉に過剰反応する龍司を、冴香は止めつつ報告した。

 

「…ねぇ愛花ちゃん…来雪お姉ちゃんどんな感じだった?」

 

「……そんなに強くない…でもまだまだ成長中かな」

 

巧の問に答える愛花。

 

その時、三人の人物が入ってきた。

 

 

「おいおい相変わらずバチバチしてんなぁ…まっその方がらしいっちゃらしいか」

 

 

友達の記憶のメモリ適合者

小野塚克巳(おのづかかつみ)

 

 

「あらあら…またいつものかしら?懲りないわねぇ」

 

 

嫉妬の記憶のメモリ適合者

蘆屋董香(あしやとうか)

 

 

「待たせたね…それじゃあ始めよっか…〝裏〟定例会議を」

 

 

歴史の記憶のメモリ適合者・〝裏〟幻想郷ボス

冴月麟(さつきりん)

 

 

ゴールド幹部の二人とボスである麟が来たことにより、先程まで騒いでいたメンバーが黙った。

 

「冴月麟様…御壮健で何よりです」

 

明忌は立ち上がり、頭を下げた。

 

「うん…僕は何時でも元気だよ…ありがとうね明忌…さてと早速始めようか…克巳…その後の来雪はどんな感じかな?」

 

「そうだなぁ……現在は紅魔館のメイド見習いをしてるみたいだな…紅美鈴の指導の元メモリに頼らない戦闘訓練も欠かさず行っている」

 

克巳が報告書を見ながら来雪の様子を話した。

 

「そっか…()()は紅魔館のメイドになったんだね」

 

「まぁ前回は春雪異変で終わってしまいましたがね」

 

董香が苦笑いしながら言った。

 

「それはまぁ…今回はそうならないように色々やらないとね…愛花…売人達の様子はどうかな?」

 

「ん…問題無い…着火の報告だと人里でもメモリの流通が始まってる…このまま行けば()()はメモリ使用者で溢れるのも時間の問題」

 

麟の問に、愛花は立ち上がり報告する。

 

「そう…順調の様だね…夢継…執行チームの様子は?」

 

「今の所問題無い…ただチームA(アルファ)の連中が不満みたいでな…その内来雪にちょっかいを掛けるかもな」

 

夢継も立ち上がり、報告する。

 

「チームA(アルファ)…フェンの所だね…まぁ良いよ…来雪の成長を促進するいい機会になるだろうし…さて…春雪異変が始まるまで残り数日…各自万全の体制で臨むように」

 

『御意』

 

「分かりました」

 

「ん」

 

巧と愛花以外は同時に返事をする。

 

「さて…次は…」

 

麟が次に進めようとした時ーーー

 

「〝裏〟定例会議中に申し訳ありません」

 

そこに入ってきたのはDr.ガイストだった。

 

「ガイストテメェ!勝手に何入って来やがる!?」

 

夢継がDr.ガイストを睨みながら叫ぶ。

 

「申し訳ありません夢継様…実はボスに進言したい事がございます」

 

「おい…テメェ誰に言ってんのか分かってんのか!?」

 

「良いよ夢継」

 

Dr.ガイストに掴み掛かろうとする夢継を止める麟。

 

「ボス!?」

 

「それで?僕に進言したい事って何かな?」

 

麟はDr.ガイストを見つめながら言った。

 

「ハッ…ボスは私の持つメモリについてご存知でしょうか?」

 

「君のメモリ?…確かゴーストメモリだったかな?」

 

「左様に御座います…実はゴーストメモリの能力実験を行っているのですが…如何せんこれといった魂が見つからなく…ボスのお力添えを頂けますよう、お願い申し上げたい」

 

Dr.ガイストは跪きながら言った。

 

「おいガイストテメェ!」

 

「夢継…少し黙ってようか?

 

声を荒げる夢継に対して、麟は威圧を掛けながら言った。

 

「ッ!申し訳ありませんボス!」

 

「……さて…ガイスト…僕に何をさせたいんだい?」

 

「ハッ…ボスにとある魂を集めて頂きたいのです」

 

「ふ〜ん…で?誰の魂かな?」

 

麟の問にDr.ガイストは答えた。

 

「……三代目博麗の巫女…博麗幻夢(げんむ)…十一代目博麗の巫女…博麗米亜理(めあり)に御座います」

 

「ん?三代目と十一代目だぁ?確かまだ生きてるよなそいつ等」

 

Dr.ガイストの答えに、克巳は疑問を抱いた。

 

「はい…克巳様の仰る通り…三代目と十一代目はまだ生きております…であるからこそボスのお力…ヒストリーメモリの力をお貸し頂きたいのです」

 

「…成る程ね…確かにヒストリーメモリを使えば三代目と十一代目が死んだ歴史から魂を持ってこれるね…でもどうして博麗の巫女何だい?」

 

「幻想郷が出来てから今まで幾度となく、楽園を守護してきた博麗の巫女ならば…我等の手駒としても…そしてメモリ実験の被検体としても使用可能と考えております…ゴーストメモリによって蘇らせた者達は皆不死身…多種多様なデータが採れるかと…」

 

「……」

 

麟は少し考える。

 

そして答えを出した。

 

「……分かった…良いよ…三代目と十一代目だけで良いんだね?」

 

「はい…僭越ながら、三代目と十一代目…そして先代に現巫女以外は既に準備が整っております」

 

「抜かり無いね…分かった…じゃあ早速取ってくるかな…そんな訳だから…今回の〝裏〟定例会議はお開きね…みんなしっかり働くように」

 

『御意』

 

「分かりました」

 

「ん」

 

全員が答えると、麟は克巳と董香を連れて出て行った。

 

「……ガイスト…テメェ」

 

夢継がDr.ガイストを睨み付けた。

 

「誠に申し訳ありません夢継様…しかし博麗の巫女の力が強大なのは事実…手駒に加えられれば〝裏〟幻想郷にとっても利益になるかと」

 

「確かに…その爺さんが言う事も一理あるわね」

 

Dr.ガイストの言い分に冴香も肯定した。

 

「何より面白そうじゃない…楽園の巫女が自分達が守ってきた楽園に仇なす存在になるなんて…ゾクゾクするわ」

 

「出た出た姉貴の悪い性癖が…」

 

「では…私は復活の儀式の準備を…」

 

そう言うとDr.ガイストは出て行った。

 

「ねぇ愛花ちゃん…どうなるのかな?」

 

「……さぁ?」

 

 

 

そして数時間後ーーー

 

 

〝裏〟幻想郷にあるDr.ガイストの研究所に、麟,克巳,董香が訪れた。

 

「良くいらっしゃいました!我が研究所へ!」

 

「御託は良い…それで?そこに転がってんのはなんだ?」

 

克巳が指差したのは、研究所の敷地内に転がっている十一人の女,子供だった。

 

「あれは器ですよ…死者の復活…そうですな…外の世界の書物に良い名前がありましたな…確か……穢土転生でしたな」

 

(それ…書物というより漫画じゃない?)

 

元ネタを知っていた董香は苦笑いしていた。

 

「今後穢土転生と呼びますが…ゴーストメモリによる穢土転生を行うには必要な物が御座います…一つは蘇らせる死者の魂…そしてもう一つがその魂を入れる器…所謂生け贄です」

 

「へぇ」

 

「書物に描かれていた穢土転生は復活させる者のDNAが必要でしたがゴーストメモリの能力にDNAは必要ありません…その者の魂さえあれば事足りるのです…ですが魂を実体化させるとなると…私の能力では不十分でした」

 

Dr.ガイストは三人に報告書を渡す。

 

「報告書にも記載されている様に、実体化させる事は可能でしたが…直ぐに崩れてしまった…そして再び冥界に誘われてしまい…そこで私は考えたのです…あの書物に描かれていた様に器を用意すれば可能ではないかと!」

 

報告書には成功例が幾つも書かれていた。

 

「試しに色々と亡霊を復活させてみましたが…器を用意した者達は復活出来たのです!そこで私は博麗の巫女達を穢土転生させようと考えた…現博麗の巫女…博麗霊夢は歴代最高の巫女と呼ばれている…そんな博麗霊夢がメモリの力をもし使ったとしたら?我々にとっても無視できない案件かと」

 

「そうねぇ…それはそれで少し面倒ね」

 

「まっ()()()()では無かったな?」

 

「そうだね…あり得ない話ではないね」

 

三人は報告書を見ながら言った。

 

「博麗霊夢は脅威になりかねない…ならばどうするか…あの者の前任者達をぶつければ良い…私はそう結論付けたのです」

 

「極端過ぎだろ」

 

Dr.ガイストの発言に苦笑いする克巳。

 

「さて…では始めるとしよう…ボスがお持ちになられた三代目と十一代目の魂も早速使わせて頂きます」

 

「いやぁ大変だったよ…あの二人中々死んだ歴史が見つからなかったんだ」

 

「お手数をお掛けし申し訳ありません」

 

 

【GHOST!】

 

 

 

ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴る。

 

キュピーン

 

Dr.ガイストは額の生体コネクタにメモリを挿し込んだ。

 

Dr.ガイストはゴースト・ドーパントに変身した。

 

 

「さて…では御覧頂こう!」

 

器となる女,子供の真上に十一の魂が浮遊する。

 

秘術・穢土転生!

 

ゴースト・ドーパントは両手を合わせた。

 

(あっ…名前もう穢土転生で決まりなのね)

 

董香は能力の名前が穢土転生に決まった事に苦笑いする。

 

十一人の女,子供の身体に魂が重なった。

 

すると彼女達の身体に塵の様な物が纏わり付き始めた。

 

『ア"ァァァァァァァァァァァァ!』

 

塵に纏わり付かれた彼女達は呻き声を上げながら全身を包み込まれる。

 

「さぁ!遂に来ますよ!!」

 

体を包んだ塵が形を変え始める。

 

そして白目が黒ずみ、体の各所に罅が見られる巫女の姿になった。

 

「歴代博麗の巫女の復活です!!」

 

 

〝裏〟幻想郷にて楽園を守護してきた博麗の巫女達が復活した。

 

 

「……これは…一体何が?」

 

 

初代博麗の巫女

博麗初夢(ういむ)

 

 

「私は…どうして?」

 

 

二代目博麗の巫女

博麗次夢(つぐむ)

 

 

「何よ何よ…どうなってんの?」

 

 

三代目博麗の巫女

博麗幻夢(げんむ)

 

 

「えっ!?何?何これ?」

 

 

四代目博麗の巫女

博麗夢陽(むよう)

 

 

「おいおい…どうなってんだこりゃ?」

 

 

五代目博麗の巫女

博麗回夢(かいむ)

 

 

「あら?…私は…あの人に看取られて…それで…」

 

 

六代目博麗の巫女

博麗霊結(れいゆ)

 

 

「……何ですかこれ…私は…」

 

 

七代目博麗の巫女

博麗夢蟲(むこ)

 

 

「む?…何じゃ?…わしは死んだ筈じゃが?」

 

 

八代目博麗の巫女

博麗霊斬(れいき)

 

 

「あら?…此処は何処ですの?」

 

 

九代目博麗の巫女

博麗美霊(びれい)

 

 

「此処は…蘇った?…いや…死んだまま喚ばれた様だな」

 

 

十代目博麗の巫女

博麗狂夢(きょうむ)

 

 

「ほえ?…何だいこりゃ?…えぇっと…落ち着こうか……何だこりゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

十一代目博麗の巫女

博麗米亜理(めあり)

 

 

「おいおい…個性派揃いだなこりゃ…特に十一代目」

 

「…思っていた巫女と違いますね」

 

克巳と董香は十一代目のキャラに戸惑っていた。

 

「…貴女は…初夢さん?」

 

「ッ…そういう貴女は…次夢ちゃん…」

 

次夢は隣に居た初夢を見て驚いた。

 

「何なのこれ?何で先代と先々代が居るわけ?」

 

「それを言うならあんたもだぜ三代目…あんた何で死んでんだい?」

 

幻夢が次夢と初夢を見てツッコんだが、回夢がそれを更にツッコんだ。

 

「何ですかこれ…あぁ修羅場の予感…」

 

「ていうか何ここ研究所?…は!遂に私何処かの組織に捕まった!?おのれ深◯棲◯許すまじ!!」

 

「おまえさん何訳分からぬ事騒いでおるのじゃ?」

 

夢蟲はネガティブになり、まるで意味不明な事を騒ぐ米亜理にツッコミを入れる霊斬。

 

「……こ、個性的な人達…だね?」

 

麟は苦笑いしながらゴースト・ドーパントを見つめた。

 

「…んんッ!博麗の巫女達よ」

 

『?』

 

「私はDr.ガイスト…この姿の名はゴースト・ドーパント…お前達を復活させたのは私だ…お前達はこれから我等〝裏〟幻想郷の手駒として尽くして貰う」

 

「はぁ?いきなり何言ってんの?頭パープリンなんですか?」

 

幻夢が自分の頭を指さしながら言った。

 

「ドーパントだかトーバンジャンだか知らんが…要は敵って事じゃろ」

 

霊斬が自身の愛刀・宝桜(ほうおう)を抜こうとする。

 

だがしかしーーー

 

「…む?…抜けぬ…これは」

 

「お前達の人格及び行動全ては私の管理下にある…故にお前達が私に歯向かうこと等…無駄な事だ」

 

(成る程…あやつの術か…ふむ…もう少し泳がせておくとするか…この程度の力…何時でも解けるからな)

 

狂夢は心の中でそう考えた。

 

「ふむ…厄介な術じゃな」

 

霊斬は宝桜から手を離す。

 

「おーほっほっほっほっほっ!それにしても経緯はどうあれ…これだけ巫女が揃うなんて素晴らしいですわね!」

 

「じゃじゃじゃ…相変わらずな人だな美霊さんや」

 

「えぇ…私は何時如何なる時でも平常ですわ!」

 

美霊のポジティブさを見て笑う狂夢。

 

「まぁ…何れ術が解ける時が来る…それまでの辛抱だな」

 

「あら…回夢さんもいらっしゃったんですね?」

 

「霊結そりゃねぇだろ…」

 

「術が解ける時が来る…あり得ませんな…私の穢土転生は完璧だ…お前達は我等の目的の為の手駒として動いていれば良いのだ」

 

ゴースト・ドーパントの言葉に歴代博麗の巫女達は睨み付けた。

 

そしてそんな彼女達を代表して、初代博麗の巫女である初夢が口を開いた。

 

「Dr.ガイストさん…でしたか…一つだけ忠告しておきますね」

 

「ふむ…忠告と…して…何かな?」

 

……余り博麗の巫女を嘗めないで下さい…何れあなたは後悔する事になる…私達全員を蘇らせた事を…

 

『ッ!』

 

初夢から放たれた威圧感で、ゴースト・ドーパントは疎か、麟達三人すら戦慄する。

 

「ふ、ふむ…忠告痛み入る…だが今の状況が覆らないのも事実…その時までお前達は待機していろ」

 

ゴースト・ドーパントが言うと、博麗の巫女達の背後に棺桶が出現する。

 

博麗の巫女達はそのまま棺桶の中に収納された。

 

 

 

 

 

 




はいということで歴代博麗の巫女勢揃いでした。

博麗の巫女の案を下さった方々

星野楓さん,のうちさん,ドーラドルヒさん,肘神さまさん,クォーターシェルさん

ありがとうございます!!

何気に明かされたゴールド,シルバー幹部達ですが…後程オリキャラ設定に追加します。

そしてミュージアム(仮)改め〝裏〟幻想郷ーーー

これが今作品の敵組織の名前になります!

元ネタはご存知裏風都です。

ボスの正体ですが、幻の主人公・冴月麟を〝裏〟幻想郷のボスにしました。

なぜ麟をボスにしたかは、ただ私が敵として立ちはだかる冴月麟を見たかったという個人的な欲望です。

来雪達最大の敵として、麟率いる〝裏〟幻想郷…果たしてどうなるのか!

次回はアリス戦に戻ります。

次回もお楽しみに!!

それでは!
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