東方魔箱録 〜メモリの使役者〜 作:マイスイートザナディウム
というわけで風都探偵を見て、更に仮面ライダーW関連を見直した後にドーパントにお熱になった勢いで書きました!
時間軸的には紅魔郷前の幻想郷を舞台としています!
なおドーパントに関しましては独自の設定や付け足し等をしていますので悪しからず。
今回はプロローグなので短いですがお楽しみ下さい!
それではどうぞ!
Mの記憶/少女の幻想入り
風の街ーーー風都
街のシンボルである巨大な風車のついた塔【風都タワー】がそびえ立ち、風都の名の通り心地のいい風が吹いている。
海と山に囲まれ自然豊かなこの街には
そのアイテムを人は
一度使えばその力の強大さやメモリの毒素ゆえに地球の記憶に飲み込まれ、精神と肉体を蝕まれることで、暴走・依存症になってしまう。
一種の麻薬でもある。
そしてそんな代物を使用し誕生した
風都の街に蔓延るガイアメモリを巡る物語は
だが……
これから始まる物語は風都の仮面ライダーの物語ではない。
これは…
ある
「…んっ」
幻想郷の魔法の森にて少女は目を覚ました。
「……ここ…何処?」
辺りには草木と少女の持ち物であろう小さな手提げバッグだけだった。
何故こんな森の中に自分は寝ていたのか、少女は記憶を呼び起こそうとする。
「……私は…」
だが何も思い出せなかった。
「………」
少女は辺りを見渡し、歩き始める。
歩いている最中に少女は考える。
(何処なんだろう…此処…なんか
どれ位歩いただろうか…
数分?
数十分間?
数時間?
良く分からない感覚に襲われながら少女はひたすら歩いた。
「はぁ…はぁ…この森…深すぎ…」
少女は歩き疲れたのか、木陰に座り込む。
「…変な気分…もう何なのさ…」
魔法の森の妖気に当てられつつも少女は再び立ち上がった。
「……何か無いかな」
少女はバッグの中を漁り始めた。
「……ん?」
バッグの中には一本の
「何これ……マグマ?」
メモリにはMの形をした山から熔岩が流れ出ているマークとMAGMAと書かれた文字が描かれていた。
「USBメモリ……何でこれだけ?」
USBメモリ一つ入れるにしては少し大きいバッグ。
何故USBメモリしか入っていないのか少女は不思議に思った。
「……はぁ…終わった……森の中で迷子なのに…持ってる物はマグマって書かれたUSBメモリだけ…はぁ」
少女は肩を落とす。
ガサガサ
「っ!?」
すると少女近くの茂みが揺れる。
「えっ…何?」
これまで人は愚か小動物にすら出会さなかった少女は不気味がる。
ザザッ
「……え」
茂みから出てきたのは文字通りの化け物だった。
「キキキ…ウマソウナニオイ…ミツケタ」
本来の魔法の森なら並の妖怪なら寄り付きもしないのだが、空腹な上に人のニオイがした森に入ってきた妖怪に運悪く遭遇してしまったのだ。
「ヒッ」
少女は尻もちを付いた。
「ウンガイイナ…コンナトコロニニンゲンノコムスメガイルトハ…サッソクイタダクトスルカ」
頂く…怪物は間違いなく頂くと言った。
では何を頂くのか?
その答えを軽くパニックに陥っている少女は導き出す。
(私…食べられる!?)
少女は咄嗟に後ろを振り向き逃げ出そうとする。
「オット」
妖怪はすかさず少女の足を掴んだ。
「きゃっ」
「ニガストオモッテンノカ?」
軽々と少女を持ち上げる妖怪。
「いや!離して!」
「イセイガイイナ、ダガヒサビサノゴチソウダ…ハヤク…クイタイ」
妖怪は少女を口元に運び出す。
「いや…イヤだ…誰か…」
「アァァァァ」
妖怪がその大きな口を開ける。
「助けて…イヤだ…イヤァァァァァァ!」
少女が叫ぶ。
するとあることが起きた。
【MAGMA!】キュピーン
手に持っていたUSBメモリが突如MAGMAと鳴り出すと少女の左腕に吸い込まれたのだ。
ジュウゥゥゥ
「ギャアァァァァ」
すると妖怪が突然少女を離した。
「…うっ…えっ?」
地面に落下した少女は呆気に取られていた。
だがそれだけでは無かった。
少女の体がみるみると燃え始めたのだ。
「えっ!?何!?何!?」
燃えた少女の体は次第に崩れていき、その姿を現した。
「グッグウゥゥゥゥ」
妖怪は焼け焦げた右腕を見つめながらその姿を見る。
そこに居たのは先程の弱そうな人間ではなかった。
そこには流れる溶岩と燃え上がる炎のような身体が特徴的な
はいというわけで初めて変身するドーパントはマグマ・ドーパントでした。
仮面ライダーWの第一話怪人なので最初に変身させるのは決めていました。
東方Projectなのに原作キャラが出てないですが次回からは出しますのでお楽しみを!
それでは次回をお楽しみに!
それでは!