東方魔箱録 〜メモリの使役者〜 作:マイスイートザナディウム
現在、来雪が使えるメモリはこちら!
MAGMA,PLANT,FLEET
はいどうも〜マイスイートザナディウムです!
今回から上の様に主人公が使えるメモリをカウントして行きます!
理由は私がメモリを忘れない為です!
さてさて今回から紅霧異変編開始です!
スペルカードルールは私が把握出来ていないのと技量が無いので使いません!
東方ファンの皆様申し訳ありません!
異変解決に乗り出す霊夢達を待ち受けるのは如何に!?
それではどうぞ!
Tの咆哮/赤い霧が覆う空
フリート・ドーパントとの戦いがあった次の日。
来雪は境内の掃除をしていた。
「〜♪」
鼻歌を歌いながら箒で落ち葉を集めていく。
「お〜い霊夢〜来雪〜!魔理沙さんが遊びに来たぜぇ」
そこに箒に乗った魔理沙がやって来た。
「あっ魔理沙さんいらっしゃい」
「おっ何だ来雪その格好!霊夢の巫女服か?」
「えへへ…持ってる服は着てたあの服しか無くて、霊夢さんの予備借りてるの」
来雪は少し嬉しそうに巫女服を見せていた。
「似合うかな?」
「おう似合う似合う!霊夢より似合ってんじゃね?」
「失礼な事言うわねあんた!」
霊夢がプリプリ怒りながら自宅から出てきた。
「ていうか来雪も何でそんなに嬉しそうなのよ…私の予備で良い訳?」
「うん!霊夢さんの巫女服可愛いし!初めて会った時から着てみたかったんだ!」
来雪は嬉しそうに掃除していた。
「…あ…そう」
「何だ霊夢〜お前照れてんのか?」
「てっ照れてないわよ!」
「あはは…何か良いなぁ二人共」
来雪の言葉に二人は首を傾げた。
「良いなぁって何が?」
「初めて会った時も思ったんだけど、二人凄く仲良いなぁって」
「まぁ霊夢とは昔からの付き合いだからなぁ」
「そうね……昔のあんたは女の子口調でうふふとか言ってたしね」
「やめろ!!私の黒歴史を抉るな!」
霊夢の言葉に魔理沙が顔を真っ赤にしながら反応する。
「ぷっ…あははは」
そんな二人の様子を見て思わず笑い出す来雪。
そんな会話が続いていく最中、突如空が真っ赤に染まった。
『ッ!?』
「えっ!?…さっきまでいい天気だったのに…何でこんなに真っ赤に?」
「霊夢!」
「えぇ…どうやら異変が起きたみたいね」
「異変…」
昨日も聞いた異変という言葉に来雪は考え込んだ。
(これが異変…もしこの子達も関わってたら……)
来雪は巫女服のポケットの中にあるメモリを握る。
「最近は異変すら無かったからなぁ…退屈してたしちょっくら行ってくるか!」
「はぁ…仕方ないわね」
霊夢と魔理沙は異変解決に乗り出そうとする。
「待ってください!」
そんな二人に来雪が声を掛けた。
「ん?」
「どうした来雪?」
「私も連れてって下さい!」
「はあ?おいおい来雪は此処に来てまだそんな経ってないだろ?ここは異変解決の専門家である私達が…」
来雪の申し出を否定しようとする魔理沙。
「邪魔にはなりません!それに…この子に関係あるかもしれないし…」
来雪は昨日回収したフリートメモリを取り出す。
「おっそのメモリ見たことないな!新しいメモリか?」
「違うのよ魔理沙…実は昨日ね…」
「はぁ!?何で私に早く言わないんだよ!」
「しょうがないでしょ…私だって突然で驚いたんだから」
「昨日現れたあのドーパントが関わってるかもしれない…だったら私も動かないと!私はこの子達に悪事をさせたくないんだ」
来雪の目は覚悟を決めた目だった。
「……はぁ仕方ねぇな!そこまで聞いちゃ断れねぇよ!」
魔理沙は来雪に笑いながら言った。
「頼りにしてるぜ!」
「っ!うん!」
「……それはそうと来雪…あなたどうやって飛ぶの?」
霊夢の言う通り、来雪はまだ自分の意志で飛ぶことが出来ない。
だが来雪には飛ぶ手段があった。
「大丈夫!この子の力を使えば飛べる!」
【FLEET!】
ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴るとメモリは宙に浮き、来雪の右腕に入っていった。
キュピーン
来雪は艦隊の記憶の
「おお!マグマも格好いいけどこっちも格好いいじゃねぇか!」
「昨日の男が変身したドーパント…でも何か色が違う様な…」
男が変身したフリート・ドーパントに対して、来雪が変身したフリート・ドーパントは甲板の色が少しだけ薄い白に変わっていた。
「うん…多分だけど…この子達は適正に合った人が変身すると能力とか姿が微妙に違うんだと思う…私は能力で影響とかないんだけどね」
「ほ〜ん…来雪も自分の能力が分かったのか?」
「うん…確証は無いけどね…私の能力は【メモリの力を引き出す程度の能力】だと思う…この子達の力を最大限に活かせる私向けの能力…」
来雪はそう言いながらプラントメモリとマグマメモリを取り出す。
「メモリを最大限に…ねぇ」
「ちょっと限定的だが…来雪らしいじゃんか」
「そうかな…それより早く行こう!他の子達も回収しないと!」
「まだメモリが絡んでると決まった訳じゃないわよ」
「よっしゃ!んじゃこの三人で異変解決に行こうぜ!」
三人は異変解決の為に目的地へと飛んでいく。
そんな三人を陰で見ていた者がいた。
後頭部に大きなリボンと髪飾りを付けたミディアムヘアで、フリル調の巫女服を纏った少女だった。
そして少女の腰には
「霊夢に魔理沙…それに来雪も動いたね……楽しみだよ…君達三人が僕の所まで来るのがね」
少女は懐から歪んだ時計と歯車がHの文字を描いた金色のメモリを取り出した。
【HISTORY!】
ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴る。
そして少女はベルトにガイアメモリを挿し込んだ。
その直後に少女の身体中に時計や歯車が出現し、少女を包み込む。
時計や歯車が砕かれると中から狂気に笑う顔を歪に曲がった時計や歯車で隠し、スマートかつシンプルなボディに時計や歯車で覆われ、ベルト・ガイアドライバーREXを付けた
それは今後来雪や霊夢達の最大の敵となる歴史の記憶の
「もっと強くなるといい…君達が僕と対等かそれ以上になるまで…
パチン
ヒストリー・ドーパントが指を鳴らすと、そこに居たはずのヒストリー・ドーパントの姿が消え去った。
真の敵の存在等露知らず、三人は霧の発生地点を目指す。
「来雪のその姿…飛ぶって言うより滑ってる感じね」
霊夢はフリート・ドーパントの飛び方が気になっていた。
「うん、元々艦隊…船の記憶のメモリだからかな…水面を滑ってる感覚だよ」
「面白れぇなぁ…私も一本欲しくなっちゃうな」
魔理沙の言葉に来雪はガイアメモリの事を簡単に説明する。
「……余りオススメしないよ…ガイアメモリは普通の人が使えばその依存性でおかしくなっちゃうのが殆どみたいだし…一種の薬みたいな物らしいし」
「マジかよ…」
「来雪は良く平気よね」
「私の能力が関係してるのは間違いないかな…そんな人を増やさないためにも全てのガイアメモリを回収しなきゃ」
「そうね…そんなのが出回ったら異変より面倒臭い事になりそうだし」
「ちぇっ…しゃあねぇ…諦めるか」
そうこう言っていると突然前から黒い靄の様な物が接近してきた。
「ん…あれは…」
三人はその場で止まる。
黒い靄が段々晴れていくと、中から左側頭部に赤いリボンを付けた10代前半の少女が現れた。
「やっぱりあんたね
その少女の名はルーミア、【闇を操る程度の能力】を持つ人食い妖怪である。
「わは〜霊夢に魔理沙〜…あと知らない妖怪がいるのだ〜」
「えっ?妖怪?…あっ…ドーパントの姿だから妖怪に間違えられたのかな」
「おうルーミア、悪いが今から異変解決に向かうから遊んでやれねぇんだ…また後で遊んでやるから退いてくれ」
「異変解決か〜…所でそこの妖怪さん…あなたは食べていい存在?」
「えっ!?違う違う!食べちゃだめ!」
慌てて否定するフリート・ドーパント。
「まぁ…どっちみち食っちゃうのだ〜」
そう言うとルーミアが懐からあるものを取り出した。
「っ!?」
「おいルーミア!それは!」
「…ガイアメモリ!何処でそれを!?」
「この前寺子屋の帰りに黒い服を着たお姉さんに貰ったのだ〜、これ使うと力が溢れて来るのだ〜」
【T-REX!】
ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴る。
ルーミアは左肩の生体コネクタにメモリを挿し込んだ。
キュピーン
すると左肩辺りから体液の様な物が流れ落ち、徐々に形を作っていきその姿を現した。
ルーミアはティラノサウルスの記憶の
「ガオォォォォ!!」
Tレックスが吠えると三人は衝撃波で吹き飛ばされる。
「何だありゃ!?」
「ティーレックス・ドーパント!…こんなに早く別のドーパントに会えるなんて…」
「全く…異変解決の前にあの馬鹿を戻さないとね!」
三人は構えた。
はいということで一足先に黒幕となる組織のボスを出させて頂きました!
メモリのアイディアを下さったメモリに憑かれた男様ありがとうございます!
一足先にヒストリー・ドーパントの登場です!
ホントはオリジナルガイアドライバーを出そうかと思ったんですがガイアドライバーREXの方が格好いいと思いこっちにしました!
果たしてヒストリー・ドーパントの正体は誰なのか…多分殆ど気付いてると思いますが…心の中で止めといてください!
来雪の能力につきましては本人がそう思っているだけで本当の能力は【地球の記憶を具現化する程度の能力】です。
いずれその能力に気付きますのでお楽しみに!
そして原作キャラのルーミアをティーレックス・ドーパントにしました!
理由としてはただ単にルーミアの『食べていい人類』という言葉とTレックス・ドーパントの『食ってあげる』を繋げただけなんですけどねww
捻り無いな!
こんな感じで原作キャラがドーパントになっていきますので悪しからず。
次回もお楽しみに!
それでは!