東方魔箱録 〜メモリの使役者〜   作:マイスイートザナディウム

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Count,The,Memorie's!

現在来雪が使えるメモリはこちら!

MAGMA,PLANT,FLEET

はいどうも〜マイスイートザナディウムです!

連続で投稿になりますが紅霧異変第二話です!

果たして来雪達はTレックス・ドーパントとなったルーミアに勝てるのか!?

それではどうぞ!


Iの競争/常闇と氷精の猛威

ティーレックス・ドーパントに変身したルーミアと異変解決に乗り出す三人。

 

両者は睨み合いながら動かなかった。

 

「にしてもあのドーパント…頭だけ異様にでかいな」

 

魔理沙が他愛もない事を口にする。

 

「見掛けで判断すると痛い目見るのだ〜」

 

Tレックス・ドーパントが凄いスピードで突っ込んできた。

 

「ファンネル!行って!」

 

フリート・ドーパントの甲板から5機のファンネルが飛び出した。

 

ピュンピュンピュン

 

「わは〜効かないのだ〜!」

 

ファンネルから放たれる光線をものともせずに大きな口を開くTレックス・ドーパント。

 

「ッ!」

 

「頂きますなのだ〜!」

 

「やらせるかよ!」

 

フリート・ドーパントに喰らい付こうとするTレックス・ドーパントを魔理沙が魔法で攻撃する。

 

ドドドン

 

「イタァァ!」

 

Tレックス・ドーパントが痛がりながら後ろに引いた。

 

「ありがとう魔理沙さん!」

 

「気をつけろよ!こいつ何時ものルーミアより硬いぜ!」

 

「だったら遠慮しないわよ!」

 

霊夢が更に上空に飛び上がり陰陽玉を出現させる。

 

「んぁ〜?」

 

「そんなに食べたいなら喰らいなさい!夢想封印!

 

霊夢は自身の技である夢想封印をTレックス・ドーパントに叩き込んだ。

 

ドガアアン

 

夢想封印が炸裂しTレックス・ドーパントの辺りが爆煙で見えなくなる。

 

「おいおいいきなり夢想封印かよ…容赦ねぇな」

 

「昨日の戦いでドーパントが異常に頑丈なのは体験したからね…ルーミアが無事なら良いんだけど」

 

魔理沙の横に降りてきた霊夢が呟いた。

 

「Tレックス・ドーパント……本来なら飛べないのに何で飛んでるんだろう…」

 

「ルーミア自身が飛べるからじゃねぇか?」

 

「来雪も自分の力で飛べるようになればその姿を維持しなくても良いんだけどね」

 

「……努力します…」

 

そう話していると…

 

「お喋りはそこまでなのだ〜」

 

『!?』

 

煙が晴れるとTレックス・ドーパントが殆ど無傷の状態で飛んでいた。

 

「嘘だろ…霊夢の夢想封印でほぼ無傷かよ」

 

「ドーパントが頑丈なのは分かってたけど…ここまでなんて」

 

霊夢と魔理沙はドーパントの頑丈さに驚愕していた。

 

「Tレックス・ドーパントはこんなに頑丈じゃないはず……メモリとの相性が良いから?」

 

フリート・ドーパントが考えているとそこに乱入者が現れる。

 

「あぁ!!お前らズルいぞ!」

 

四人がその方向を見るとそこには青い服装に氷の羽根を持ち、髪は薄めの水色で、ウェーブがかかったセミショートヘアーに青い瞳の少女がいた。

 

「何だチルノか〜邪魔するななのだ〜」

 

Tレックス・ドーパントが現れた少女、チルノに文句を言った。

 

「その声ルーミアか?…何か格好いい姿してるけどあたいにもやらせろ!」

 

「格好…いい?」

 

霊夢はチルノのセンスを疑った。

 

「うるさいのだ〜邪魔するならお前から喰うのだ〜」

 

「へーんだ!喰えるもんなら喰ってみな!」

 

そう言うとチルノはポケットからあるものを取り出した。

 

「ッ!()()()()()()!?」

 

フリート・ドーパントはチルノの持っているガイアメモリを見て焦りだす。

 

「へっへーん!あたいのサイキョーの力見せてやる!」

 

チルノはガイアメモリのボタンを押した。

 

 

【ICEAGE!】

 

 

ガイアメモリからガイアウィスパーが鳴る。

 

チルノは左掌の生体コネクタにメモリを挿し込んだ。

 

キュピーン

 

するとチルノは左掌から凍りだし、全身が氷塊になる。

 

パリーン

 

氷塊が砕けるとチルノは氷河期の記憶の怪物(超人)、アイスエイジ・ドーパントに変身した。

 

「ダァァァァァ!」

 

アイスエイジ・ドーパントが叫びだすと辺りが凍り始めた。

 

「チルノ…あんたまで…」

 

「最悪だぜ…ルーミアで手一杯だってのに…」

 

「Tレックスとアイスエイジ…ドーパントが一度に二体も…」

 

三人はこの最悪な状況に焦りを感じていた。

 

「何だチルノお前もなれるのか〜?」

 

「どうだ!あたいのサイキョーの姿!」

 

アイスエイジ・ドーパントは胸を張って自慢していた。

 

「へん!お前より私の方が強いのだ〜!」

 

「何ぃ!だったらどっちが霊夢達を先に倒せるか勝負だ!」

 

「望むところなのだ〜!」

 

更に最悪な事にこの二人は霊夢達を倒す気でいた。

 

「おいおいマジかよ…」

 

「面倒くさ…ドーパント二体相手とか…」

 

「でも…此処を突破しないと異変解決出来ない」

 

「分かってるわよ…二人共…覚悟決めなさい」

 

霊夢の言葉に魔理沙とフリート・ドーパントは頷く。

 

「行くのだ〜!!」

 

「おりゃあぁぁ!!」

 

Tレックス・ドーパントが先制し、その後ろからアイスエイジ・ドーパントが氷柱を飛ばしていく。

 

「ハァ!」

 

ガキン

 

Tレックス・ドーパントの突進をフリート・ドーパントは盾で防いだ。

 

「ファンネル!」

 

ピュンピュンピュン

 

すかさずファンネルを操り、氷柱を消し飛ばす。

 

「霊夢さん!魔理沙さん!」

 

「おうよ!行くぜ霊夢!」

 

「遅れんじゃないわよ!」

 

霊夢と魔理沙は後ろのアイスエイジ・ドーパントに狙いを定めた。

 

「逃さないのだ〜!」

 

「あなたの相手は私だよ!」

 

ジャキン

 

「イタイのだ〜!」

 

Tレックス・ドーパントが霊夢達に気を取られた間にフリート・ドーパントが大剣で斬りつけた。

 

「行くぜ!マスタースパーク!

 

夢想封印!

 

魔理沙は自身のミニ八卦炉からマスタースパークを放ち、霊夢が続いて夢想封印を放った。

 

アイスエイジフォール!

 

アイスエイジ・ドーパントが氷柱を大量に作り出し、二人の技を相殺する。

 

爆煙が立ち昇る。

 

「読めてるわよ!!」

 

爆煙を霊夢が突っ切ってきた。

 

封魔陣!

 

アイスエイジ・ドーパントの真正面まで辿り着いた霊夢が、その顔面に技である封魔陣を叩き込んだ。

 

「ギャァ!顔がぁぁ!!」

 

至近距離から封魔陣をしかも顔面に喰らったアイスエイジ・ドーパントは怯んだ。

 

スターダストレヴァリエ!

 

その隙に魔理沙が箒に乗った状態でアイスエイジ・ドーパントの腹部目掛けて突進した。

 

「グェッ!?」

 

腹部にもろ喰らったアイスエイジ・ドーパントは後方に吹き飛ばされる。

 

 

「霊夢さん達凄いコンビネーション」

 

フリート・ドーパントは霊夢達の息のあった連携に驚いていた。

 

「余所見するななのだ〜!!」

 

Tレックス・ドーパントが大きな口を開けながら突進してきた。

 

「それを待ってたよ」

 

フリート・ドーパントが正面を向いた。

 

「フリート・ドーパントの使い方に慣れてきたんだ…甲板に付いてるこの砲台…飾りじゃないんだよ?」

 

ガチャン

 

フリート・ドーパントの甲板には無数の砲台が付いており、それは決して飾りではなく()()()()()()()()()が出来るのだ。

 

砲撃用意…Fire!!

 

ドドドン

 

無数の砲台から放たれた砲撃がTレックス・ドーパントの大きく開いた口の中に命中する。

 

「そうだったのかァァァ!?」

 

ドガアアン

 

砲撃を受けたTレックス・ドーパントは爆発した。

 

ヒューン

 

爆煙から目を回したルーミアが落ちていった。

 

カチャ

 

更に落ちてきたTレックスメモリをすかさずフリート・ドーパントは回収した。

 

「外が駄目なら中から…流石に口の中まで頑丈じゃ無かったみたいだね」

 

 

 

「おっ!来雪の奴終わったみたいだぞ!」

 

「こっちも負けてられないわね!」

 

魔理沙と霊夢が笑いながら言った。

 

「ルーミアの奴!油断したな!」

 

アイスエイジ・ドーパントは落ちていくルーミアを見て言った。

 

「それはあんたも同じでしょうが」

 

「えっ?」

 

霊夢の言葉に首を傾げたアイスエイジ・ドーパント。

 

「周りを見てみなさい」

 

「?…ッ!?」

 

アイスエイジ・ドーパントの周りには既に霊夢が設置した陰陽玉がスタンバイしていた。

 

「終わりね…最大火力で行くから覚悟なさい」

 

「え…えぇっと…霊夢…その…許してくれないかな?」

 

アイスエイジ・ドーパントは冷や汗をかく。

 

しかしその汗はアイスエイジ・ドーパントの冷気で凍りついており、氷の結晶として落ちていく。

 

「…駄目よ」

 

霊夢は開いていた手を握った。

 

それと同時に待機していた陰陽玉が一斉にアイスエイジ・ドーパントに向かっていく。

 

「これが私の全力の夢想封印よ」

 

「ひっ…ギャァァァァァァ!!」

 

ドガアアン

 

全力夢想封印を喰らったアイスエイジ・ドーパントは大爆発を起こした。

 

ヒューン

 

爆煙からルーミア同様目を回したチルノが落ちていく。

 

「おっと!」

 

すかさず魔理沙が一緒に落ちていったアイスエイジメモリをキャッチした。

 

「さっすが霊夢だな!チルノ相手に容赦が無い」

 

「ドーパント相手に容赦なんていらないでしょ」

 

魔理沙は笑いながら霊夢に言うと、霊夢も苦笑いしながら返した。

 

 

 

『キュゥゥゥ』

 

地上に降りた三人は気絶しているチルノとルーミアを見ている。

 

「こいつらどうする?」

 

「流石にこのまま寝かしておく訳には…」

 

「心配ないわ…お迎えが来たみたいだし」

 

霊夢の言葉で二人が後ろを向くとそこに左側頭部をサイドテールにまとめ、黄色いリボンを付け服は白のシャツに青い服を着た少女が飛んできた。

 

「チルノちゃ〜ん!」

 

「あぁ大妖精か」

 

魔理沙が駆け付けた少女、大妖精を見て呟いた。

 

「大妖精…えっ?…名前は?」

 

「さぁ?…みんな大妖精って呼んでるぜ」

 

「丁度良いところに来たわね大妖精」

 

霊夢が大妖精を見つめた。

 

「あっ霊夢さん魔理沙さん…えっと」

 

大妖精は来雪を見て不思議そうな顔をしていた。

 

「あっ初めまして園田来雪です」

 

「あっはい!私は大妖精って言います!みんなからは大ちゃんって呼ばれてます」

 

「それじゃ大妖精…この二人よろしくね」

 

「二人?あっルーミアちゃんも気絶してる…分かりました!」

 

大妖精は気絶しているチルノとルーミアに駆け寄った。

 

「さてと…それじゃあ本命に向かいましょうか」

 

「おう!」

 

「はい!」

 

三人の目線の先には赤い霧の元凶である真っ赤な館がそびえ立っていた。

 

 

 




はいということで乱入者としてアイスエイジ・ドーパントことチルノ出ました!

この作品作る前からチルノはアイスエイジ一択だなと決めてました。

だって氷精だし!

まぁドーパント二体相手にちょっと呆気ない感じもありますが温かい目で見てもらえると幸いです。

フリート・ドーパントの装備を少し弄りました。

アイディアを下さったSOUR様申し訳ありません!

皆様のアイディアを全面的に出していきますがこんな感じで少し改変する事がありますので悪しからず。

次回はいよいよ紅魔館に突入……の前にあの門番との戦いになります。

無論ルーミアやチルノより強い筈なのでお楽しみに……ちゃんと書けるかな…

次回もお楽しみに!

それでは!
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