元ロシア最強傭兵、祖国に棄てられて亡命したらトレセン学園のトレーナーになりました   作:武装田んぼ

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第10話 皐月の前に

 

 

 4月6日。

 この日はトレセン学園の入学式が行われている。期待に胸を膨らませ、希望が集まるこの学園に入るウマ娘達。

 

 しかし、その中で輝けるのはほんの一握りであるのも事実だ。今この式場にいるウマ娘達の中で、卒業までに残るのはどれほどか? 10代の少女に背負わせるにはあまりにも残酷に思える。

 体育館に並べられた椅子に座り、秋川理事長の話を聞く新入生達を眺めながらそんなことを考えるアルチョム。

 

「トレーナーがスーツ着てるのなんか似合わないね」

「うるせぇ、着慣れてないんだから仕方ないだろ」

 

 珍しく背広を着たアルチョムに対するテイオーの評価はあまり好ましくない。とはいえ、アルチョム自身こういう格好が似合わないのは自覚していた。問題はどう改善すれば似合うようになるのかわからないのだ。もっとも、TPOさえ弁えていればいい、と割り切ってる部分もありこの様子だと改善はだいぶ先だろう。

 

 初々しい新入生の中に見覚えのある顔が2人。キタサンブラックとサトノダイヤモンドだ。2人とも冷静に振る舞ってはいるが、緊張を隠しきれていない。そんな姿に自分を重ねて懐かしくなるテイオーとマックイーン。

 

「ボクも入学式の時、緊張してたなぁ」

「私はさほど緊張しませんでしたわね」

「なんで?」

「元々メジロ家での式典やら何やら沢山ありましたもの。慣れてしまいましたわ。そもそもテイオーさんのお宅でもフォーマルな場面はあったのでは?」

「あったけどボクにはあんま関係無かったし、じっとしてるの苦手だし……」

「もう、あなただって旧家の御令嬢なんですから、もう少し自覚と言うものを……」

「なんでマックイーンまでじいやみたいなこと言うのさ〜」

 

 不貞腐れるテイオー。

 

「まあまあ、テイオーはテイオーなりにがんばってんだろ? ならいいじゃねぇか」

「アルチョムさんも甘すぎますわ」

「そう言われてもよ……」

「あ、カイチョーだ」

 

 シンボリルドルフが壇上に上がり、新入生達に挨拶をしてから語り始めた。厳しい現実を新入生に突きつけつつも、聴いたものを奮い立たせる素晴らしい内容だった。

 夢だけの世界じゃない。夢叶わず、去る者が後を絶たない。しかし、それでも最後まで夢を追いかける者もいる。例え夢を諦めることになろうとも、その夢への努力は必ず君の糧になる。

 

「カイチョーの話ってやっぱりスゴい」

「ああ、人を惹きつける演説だ」

「流石は生徒会長という大役を務めるだけありますわ」

 

 アルチョムすら聴き入ってしまうような演説だった。右も左もわからない新入生達の心を掴み、努力へ邁進させるには十分すぎるものだ。

 

 ただアルチョムは内心、その演説の手法に畏怖を覚えた。短くわかりやすいフレーズに、身振り手振りを交え、自分の失敗をベースにしたサクセスストーリーを語る。

 かの独裁者、ヒトラーも演説で多用したやり方だ。彼女の生まれ持った素質なのか? それとも……なんて邪推してしまう。もっとも、百駿多幸を願うシンボリルドルフに限ってそれは無いであろうが。

 アルチョムとしては改めて、シンボリルドルフというウマ娘が〝皇帝〟と称される理由を垣間見たような気がした。

 こうして入学式は無事終わり、新入生達は教室に向かう。

 

「いよいよだね! ダイヤちゃん!」

「もう、キタちゃんはしゃぎすぎ」

「だってあのルドルフ会長やテイオーさんと同じ舞台に立てるんだもん! ワクワクが止まらないよ!」

「そうだね。私もあのマックイーンさんに少しでも近づけるよう頑張らないと」

「私達なら絶対になれるよ! そしていつか一緒の舞台に立とう!」

「うん! でもその時は絶対負けないから……!」

「私だって!」

 

 2人で顔を見合わせて笑う。お互いに夢に一歩近づいたような気がした。

 

 

 ────────────────────────

 

 

 入学式から少しして。

 毎年恒例の選抜レースがこの日、トレセン学園のグラウンドで行われていた。アルチョムは缶コーヒーを、テイオーははちみーを片手に見学している。走るウマ娘を真剣に見るアルチョムをテイオーは少しやっかむように見ていた。

 

「トレーナーもしかして誰かスカウトするつもり?」

「まさか。テイオー一人で手一杯なんだ。二人目でも来たら俺は過労死しちまう」

「その割にはかなり真剣に他の子みてるじゃん」

「そりゃな。何かテイオーのトレーニングに応用できるかもしれないからな。それにテイオーだって走るウマ娘をよく観察してみろ。走りに活かせる何かが見つかるかもしれないぞ」

「そう言われたらそうかも。あ、そういえば今日の選抜レース、マヤノも出るんだって!」

「マヤノ……、よく一緒に遊んでる子か。それは楽しみだな」

「スカウトしようとか考えた?」

「さっきも言ったろ、テイオー一人で手一杯だ。でも、マヤノが走っている所を見たことが無いからな。興味はある」

「へぇ〜。あ、でもトレーナーがボク以外も担当するってなったらチーム組まなきゃいけないのか」

「それもある。沖野や東條みたいな十分な実績のあるトレーナーならともかく、俺はまだまだ新米だからな。チームなんか持てない」

「じゃあチーム作れるかはボク次第ってこと?」

「どうだろうな。ま、俺ら2人とも理事長に実力を認めてもらわないと無理だろう」

「難しいね」

「そんなでもない。今まで無敗のテイオーは上手くやってる。クラシック三冠獲れたならすぐ認めてくれるんじゃないか?」

「そうだね! だったらまだまだ頑張らないと!」

「おう、その調子だ!」

「あれ? マヤノまだグラウンドに来ないね」

 

 ふと、テイオーが辺りを見回しながら言った。アルチョムもテイオーと共に辺りを見る。あの栗毛のキュートなウマ娘はグラウンドに見当たらない。

 

「どうしたんだろ?」

「レースの担当に聞いてくる」

 

 近くを歩いていた選抜レース担当職員を捕まえて尋ねるアルチョム。

 

「ああ失礼。選抜レースの出走メンバーについて尋ねたいことがありまして」

「なんでしょう?」

「確かマヤノトップガンって言うウマ娘が出走する予定だったと記憶しているのですが彼女はどこに?」

「彼女はトレーニングをサボることが多くありましたので出走が禁止になりました」

「なんだって⁈」

「そうなの⁈」

 

 2人して仲良く驚く。

 

「おい、多少サボったからってそりゃあんまりだろ」

「決まりは決まりです」

「頭の固いヤツらだ」

 

 すたすたと去っていく担当者を見ながらアルチョムが言う。ただ、その横にいたテイオーは何か思い当たる節があるようだった。

 

「マヤノってひらめきが良いっていうのかな? だからコツコツやらなくてもすぐ出来るようになるんだよ。この前も数学の計算式を書かないで回答したからって先生に注意されててさ」

「天才型ってヤツか。羨ましい」

「でも、どうしよう。このままだとマヤノレース出れない」

「とりあえずマヤノと話そう。テイオー、LANEでマヤノ呼び出せるか?」

「たぶんマヤノ、今スマホ持ってないよ。レース出るつもりだったと思うし」

「……しゃあない、探すぞ。テイオーはグラウンド、俺は校舎と体育館。いいな、散開!」

 

 アルチョムの掛け声と共に2人はマヤノを探し始めた。

 校舎のエントランスでマヤノを探すアルチョム。ウマ娘はあちこちにいるが、マヤノらしき子は見当たらない。

 

「どこ行ったんだ? またテイオーみたいに川に行ったんじゃないだろうな」

 

 まさか校外に……? なんて思い、校門の警備員に尋ねるが見た覚えが無い、とのこと。空振りだった。アルチョムは再びエントランスに向かい、購買や保健室を覗くが、これも空振りに終わる。

 

「マヤノ! いるか? テイオーも話したがってる!」

 

 少し大きな声を出すが、周りのウマ娘に奇怪な目で見られるだけだ。校舎での捜索を諦め、体育館に向かう。

 

「マヤノ! 俺が話付けてレースに出してやる! いるなら出てきてくれ!」

「マヤノトップガンを探しているんですか?」

 

 ふと、アルチョムに尋ねてきた青年。爽やかなショートカットに真っ直ぐな瞳と端正な顔立ち。服装はスポーツウェアにジャージを羽織っている。威圧感が服を着ているようなアルチョムとは違い、親しみやすい好印象を受ける。

 確か今年から入った新人だったか。体育大学を卒業したばかりだが、秋川理事長に一目置かれているようだ。確か名前は天野と言ったか。

 

「確かお名前は……」

「天野です」

「ああ、天野さん。何用で?」

「はい、実は僕もマヤノさんを探してまして……」

「なるほど。協力しますよ」

 

 天野トレーナーと共にマヤノを探し回る。話によると、天野トレーナーには自分を大層慕っていた年の離れた妹がおり、上京の際に地元から離れてしまったが、マヤノトップガンをみてつい思い出してしまい放っておけなかった、とのこと。

 

「レースに出れないってんで、僕も担当者にお願いしたのですが……」

「まあ規則は仕方ありませんよ。実力だけで特例を出す訳には行きませんでしょうし」

「あの子、たぶん努力が出来ないのかもしれません。する必要がなかった、と言うのかもしれませんが」

「テイオーもそんなこと話してました。かなり要領が良いようで」

「あの子、レースを読む力はスゴいんです。選抜レースを見ながらこうすればいい、ああすればいいって。このままだともったいない!」

 

 彼の口調からは悔しさすら感じる。それだけマヤノの能力に魅せられたのだろう。すると、アルチョムのスマホが震えた。

 

テイオー[マヤノいた! 三女神像のこっち側!]

 

 スマホの画面に映るテイオーのメッセージ。

 

「見つけたようです。さっさと行きましょう」

「はい!」

 

 三女神像の前に現れたトレーナー2人。辺りを見渡すと、テイオーとマヤノが少し離れたベンチに座っていた。

 

「トレーナー! こっちー!」

「あ! さっきのトレーナーさん!」

 

 2人で手を振りながら、こちらに近寄ってくる。

 

「よかった、見つけた! 急に走って行っちゃうから驚いたよ」

 

 マヤノの元に駆け寄る天野トレーナー。少し屈んでマヤノの視線に目を合わせる。

 

「だって、またつまんないトレーニングしたり、お説教されるの嫌なんだもん」

「そのことに関していろいろ話したいんだ。僕の話を聞いてくれるかい?」

「うん、いいよ。あ、お話の前にトレーナーさんの名前聞いていい?」

「わかった。僕の名前は天野翔琉。こう書いて翔琉(かける)って読むんだ」

「翔琉っていうの? ちょっとカッコいいかも!」

 

 彼の名前を聞いて目を輝かせるマヤノ。そんなマヤノに天野トレーナーは優しく話しかける。

 

「見つけてくれて助かった。ご苦労だったな、テイオー」

「マヤノがね、前にここお気に入りスポットなんだってウマスタに上げてたんだ。それを思い出してね」

「なるほど。ウマスタは盲点だったな」

「トレーナーもやったら? ウマスタとか」

「気が向いたらな」

「それやらない人の言い訳じゃん」

「SNSなんて面倒くさい。ンなもん見るならウマプラなりウマチューブ観てる方がいい」

「ウマトックとか面白いよ?」

「それも気が向いたらな」

 

 ふと、天野トレーナーとマヤノの方を見る。あちらはあちらでいろいろ話していたようだ。

 

「ねぇ、トレーナーちゃん! マヤ行きたいところあるんだけどついてきてくれる?」

「いいよ、どこかな?」

「マヤとデートしてほしいの!」

「で、デート⁈」

「ダメ?」

「……わかった、行こう! デート!」

「わーい!」

 

 何がどういう流れでそうなったのかはわからないが、あとは2人に任せて大丈夫そうだ。

 

「わー! マヤノ大人〜」

「へっへ〜、キラキラな大人になっちゃうから!」

 

 そう言い、天野トレーナーの腕に抱きつくマヤノ。天野トレーナーは少し困ったような、まんざらでもないような表情だ。

 

「頑張れよ、色男さん」

 

 軽くニヤつきながら肩を叩くアルチョム。

 

「ははっ……、ちょっと、マヤノちゃん離れて、周りみんな見てくるから……!」

「ねぇ、トレーナーちゃんどこ行く? マヤね、原宿とか行きたいなぁ〜」

「わかったわかった! みんなジロジロ見てくるから離れて!」

 

 随分と気に入られたようだ。マヤノは嬉しそうに尻尾を振っている。

 

「ねえトレーナー、ボク達もどこか行く?」

「選抜レースの後は座学の予定だったろうが」

「えー、つまんない」

「あのなぁ、皐月まであと一か月無いんだぞ? ここで油を売ってる間に、ライバルは死ぬ気でトレーニングに打ち込んでいるかもしれないんだ」

「そうだけど……」

「よし、今日はもう一杯はちみー買ってやるからそれで我慢してくれ。そんで皐月が終わったらどこか羽伸ばしに行くぞ」

「わーい! じゃあ早速トレーナー室でライバル研究だ!」

「……ったく、現金なヤツだよ」

 

 トレーナー室に駆けていくテイオーを見ながら呆れ顔のアルチョム。ともあれテイオーの親友、マヤノトップガンも新たな一歩を踏み出せた日だった。

 

 

 ────────────────────────

 

 

 皐月賞まであと一週間に迫ったある日。グラウンドに現れたいつもの2人。

 

「おっと、先客だ」

 

 グラウンドを見るとウマ娘達がいつものように走り込んでいる。その中でも、まるで本番さながらのデッドヒートを繰り広げる2人のウマ娘。ダイワスカーレットとウオッカだ。2人ともテイオーとは同じクラスで仲も良い。

 

「一番はぜーったいに譲らないわ!」

「お前だけには負けねぇよ!」

 

 2人とも今年から本格化が始まったようで、新たなライバル同士、今後のレースを盛り上げてくれそうだと期待されている。

 

「すげぇ勢いだ」

「スカーレット! ウオッカ! がんばれー!」

 

 テイオーが手を振って2人を応援する。

 

「お、テイオーとアルチョムか。どうだい? 一緒に走ってみるか?」

 

 隣でコーチングしていた沖野トレーナーが話しかけてきた。

 

「どうするテイオー? 走るか?」

「もちろん、負けないから!」

「よし、行ってこい!」

「そうこなくちゃ。おーい! スカーレット、ウオッカ! 次はテイオーと一緒に走るぞ!」

 

 2人を呼ぶ沖野トレーナーとグラウンドに駆けていくテイオー。

 

「あらテイオー。いいわよ、誰が相手でも負けないから!」

「いいぜ! オレの走りでぶっちぎってやる!」

「よーし、無敵のテイオー様の実力、見せちゃうモンネ!」

 

 3人仲良く闘志に燃えている。ここまで乗り気になってくれるとこちらの指導にも熱が入るというものである。3人はスタートラインに並び、ストレッチをしてスタートを待つ。その間にアルチョムはドローンの準備を済ませた。

 

「ドローンスタンバイOK、いつでもどうぞ」

「よし、ヨーイ!」

 

 沖野トレーナーの合図と同時に3人がスタートの態勢を取る。

 

「スタート!」

 

 一気に飛び出す3人。走り方は三者三様だが、皆力強くて可憐だ。グラウンドを通りかかった他のウマ娘もその走りに見入っている。

 

 ハナを切って進むのはダイワスカーレット、それを追うトウカイテイオー、殿で機会を窺うウオッカ。牽制しつつ、仕掛けるタイミングを狙っている。

 レース中盤、ウオッカが動く。テイオーはそれに少し動揺したようだ。すぐに冷静さを取り戻したが、アルチョムは見逃さなかった。

 

「フェイントか」

「ああ、ウチのウオッカもやるだろ」

「使えそうだな。研究させてもらうぞ」

 

 ウオッカにペースを乱されたが直ぐに態勢を立て直すテイオー。スカーレットは我関せず、と相変わらずハナを進む。

 

「しかし、ウオッカのフェイントに引っかかっても、すぐに態勢を立て直すのはやるな」

「冷静さを保つ為のトレーニングはいろいろやってきましたし。それにレースで似たようなこともあったんで」

「こればかりは実戦経験の差だな」

 

 そうこうしてる間に最終コーナーに差し掛かる3人。そろそろ仕掛け時だ。スカーレットが力強く踏み込み、スピードを上げていく。このまま逃げ切るつもりだ。

 

「スカーレット、まだ早いぞ」

 

 最終コーナーを抜けた直後、ウオッカとテイオーがスパートをかけ始めた。

 

「いいぞテイオー」

 

 スカーレットを交わし、ハナを切るテイオー。スカーレットも負けじと食らいつく。しかし、思うように足が伸びない。

 

「だから早いって言ったんだ」

 

 追い上げてくるウオッカ。テイオーとの差をジリジリと縮めていく。だが、後1バ身届かない。そのまま勝負がついた。

 

「やったー! ボクが1着だー!」

「チクショー、あとちょっとだったのに!」

「スパートかけるタイミングミスったわ……、ウオッカにも負けるなんて……」

「よし、今のレースをドローン視点で観てみるぞ。何か活かせるかもしれない」

 

 3人が集まり、アルチョムのタブレットを注視する。

 

「フェイントかけるタイミングもっと後にすりゃよかった」

「思ったよりスカーレットに離されてたね。もっとすぐ後ろだと思ってた」

「やっぱりタイミングミスってる……。あの時は今! って思ったのに」

「なら、次はそれを踏まえて走ってみればいい。お前達ならできる!」

「ああ、こういうのはトライアンドエラーだ。エラーの度に学べばいい」

 

 3人はまた反省点を踏まえた上で再びレースの準備をする。

 

「あ! 模擬レースしてるんですか?」

 

 そこに駆けてきたのはスペシャルウィークとサイレンススズカだ。

 

「次は私も走りたいです!」

「トレーナーさん、私もご一緒していいですか?」

「おう、もちろんだ。特にテイオーは来週の皐月に出るからな。スペ、スズカ、将来のライバルにいろいろ教えてやれ」

「もちろんです」

「はい、テイオーさん、ちゃんとついてきてくださいね!」

「もちろんだよ!」

 

 チームスピカとの合同練習はテイオーの皐月賞に向けた練習として非常によい経験となり、テイオーの走りはより洗練されたものになった。

 いよいよテイオーとアルチョムは初のG1レースである皐月賞に挑む。クラシック三冠の第一歩を踏み出すことは出来るのか? 

 

 

 






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