元ロシア最強傭兵、祖国に棄てられて亡命したらトレセン学園のトレーナーになりました 作:武装田んぼ
今更になりますが一応作者の頭の中で考えてる走ってるウマ娘達です。史実ガン無視&かなりガバガバです。
だいたいこんな感じかな程度にお考えください。用語・設定の方にも追記しております。
シニア2年目
スペ、エル、グラス、スカイ、キング
シニア一年目
マックイーン、ライアン、パーマー、イクノ?
クラシック
テイオー、ネイチャ、リトルココン、タンホイザ?
ジュニア
マヤノ、ゴルシ、ウオッカ、ダスカ
詳細に考えてないけど走ってる
スズカ、チヨノオー、エアグルーヴ もっと増えるかも
羽田空港第3ターミナル展望デッキ。
フェンス越しに離発着する旅客機を楽しそうに眺めるマヤノとテイオー。
本来ならフランスから来日し、ジャパンカップに出走するモンジューを見るために来たのだが、マヤノの飛行機見たいの一言でこうなった。マヤノの隣では天野トレーナーが飛行機についていろいろ教わっているようだ。
「今降りきたのがデルタ航空のボーイング737で、あっちのは大韓航空のエアバスA330!」
「マヤちゃんは詳しいね。飛行機とかよく知らないから勉強になるよ」
「ふっふ〜ん! ちなみにそこに止まっているのはシンガポール航空のエアバスA350だよ!」
マヤノの言う通り、手前の滑走路に右側からエンジンの爆音を轟かせて着陸するデルタ航空のボーイング737型機。そして左奥の滑走路からは大韓航空のエアバスA330型機が大空へ羽ばたいていく。目の前のエプロンでは乗客の搭乗と荷物の積み込みを終えたシンガポール航空のエアバスA350型機が離陸の準備をしていた。
「飛行場見学はいいけどそろそろ行かねぇと時間だぞ?」
スマホの画面で時間を見ながらアルチョムが言う。
「まだ見ていたーい!」
「ボクももう少し飛行機見たいな」
楽しそうに尻尾を振っているマヤノに加えて隣でハニーラテを飲んでるテイオーがワガママを言う。どうすっかな、と言いたげな顔でモンジューの到着予定を見るアルチョム。今日わざわざ羽田空港までやって来たのは先述の通りモンジューを見る為であり、決して飛行場見学ではない。が、彼女たちの関心はフランスから来るウマ娘より、大空へ飛び立つ飛行機の方に向いていた。頭を掻くアルチョムだが、彼もなんだかんだで飛行機の勇姿に見入っていた。
人類が空を夢見て幾星霜。古来からあらゆる方法で人類は空を目指した。ある時はウマ娘が翼を背負った人間を崖からぶん投げ、またある時はウマ娘が背中に巨大な翼を背負い、力任せに走ってわずかに滑空したという。そんな無数の試行錯誤を経て、飛行船とそれに続いて飛行機が人類の夢を叶えた。
だがアルチョムは知っている。その飛行機の負の側面を。今でも鮮明に思い出す記憶、難民キャンプを爆撃したSu-25の姿を生涯忘れることはないだろう。亡命直後はジェットエンジンの轟音を耳にするだけでパニックになることもあったが、アメリカで受けたカウンセリングや日本でウマ娘達と触れ合うことで克服できた。
俺も随分と平和に馴染めたものだ。そんなことを考えながら滑走路を眺める。
「トレーナー考え事?」
いつのまにか隣にいたテイオーが尋ねてきた。
「まあな」
「昔の事とか?」
「……なんでわかった?」
「トレーナーが昔の事考えてる時、だいたい顎の傷触ってるじゃん」
テイオーに言われて初めて気づいた。ほとんど無意識だったのだろう。
「だってトレーナー、ボクの事とか考える時はボクの方を見るし、その時は手で口を覆うようにするし。割とわかりやすいよ?」
「そう言われても無意識だからな……」
そう言われて思い出してみればテイオーに過去を語った時にはよく傷を触っていたような気がした。
「んでね、今着陸しようとしてるのはエールフランスのボーイング777!」
マヤノが指差す先でエールフランス機がランディングギアを出し、大地に舞い降りる。ジェットエンジンの熱が蜃気楼を揺らめかせる中、威風堂々とした着陸はパイロットの技量の高さを窺わせる。
「エールフランスって……、おい、アレモンジューが乗ってるヤツじゃねぇのか?」
「多分そうじゃない? 時間的にもピッタリだし」
スマホで時刻を見ながらテイオーが言う。
「おいさっさとゲートの方行くぞ。今日樫本代理とかたづなさんも来てんだよ。俺らがいないと後でいろいろ言われちまう」
「まだ飛行機見たい〜」
「テイオーとマヤノも来るんだ。トレセンの生徒として出迎えなきゃいけない」
「でもそれはカイチョーとかスペちゃん達がやることじゃないの?」
「いいから来い! 天野トレーナーもマヤノを連れてくるんだ」
「わかりました! ほらマヤノ、そろそろ行こう? ね?」
「うぅ、トレーナーちゃんが言うならマヤも行くよ……」
残念そうに滑走路を眺めながらその場を去るマヤノ。アルチョムもテイオーを連れて入国ゲートへ向かう。
急いで向かったが、着いた頃にはトレセンや報道の関係者、そして一目見ようと集まった競バファンでごった返していた。とりあえずアルチョムは関係者証を見せてトレセン関係者エリアへ向かっていく。
どうにか人混みを掻き分けてたどり着いた関係者エリア。たづなさんと樫本代理からの冷ややかな視線を受け流しながらテイオーと並んで立つ。同じことを現役時代にやらかしたら上官から大目玉を食らったであろう。トレーナーという仕事に就けて良かった、なんと思うアルチョム。
もっとも、例え早めにその場で待機していたとしても、オリーブドラブのタクティカルジャケットにマルチカムのコンバットパンツ姿である彼を見る視線は変わらなかったであろう。
それからしばらく待っていると人混みの向こうから歓声が上がる。そちらに目をやると、明るい鹿毛のウマ娘がモデルのように歩いている。その服の上からでもわかるプロポーションの良さと筋肉の付き方はまるで彼女の実力を体現しているかのようだ。
「あれがフランスのウマ娘……」
「すごい身体付きだね」
テイオーとマヤノが彼女を見つめながら呟く。その口調からは畏怖の念が感じ取れた。
「ロシアのウマ娘の方が強そうだな」
だが、アルチョムの反応はドライなものだった。空挺軍にいた時はボディアーマーを装着してPKPと予備の弾倉を4つ、RPG-7と弾頭5発に加えてデカいバックパックを担いで軽快に走り回るウマ娘を見たことがあり、そのウマ娘はモンジューよりももっと筋肉質で身長も高かった。
……いや、アスリートと兵士を比べるのが間違っているのはわかっている。ただ、どうしても比べてしまう。顔立ちや背格好が似ているというのもあるかもしれない。
そんなことを考えながらモンジューを見る。
「歓迎! はるばるフランスからよく来日してくれた!」
秋川理事長がモンジューを出迎え、たづなさんと共にモンジューと何か話しながら出口の方へ向かって行った。聞く話によればこの後URAの本部へ行き、記者会見の後に光武理事長に会うようだ。
内心ではあんなジジイに会わなきゃいけないとはご愁傷様、なんて思うが口にはしない。
ただ、アルチョムはアルチョムで暇ではない。この後トレセンに戻ってからはモンジューと共に来日したフランスのトレセン代表との懇親会、及びトレーニングの見学会など予定は多い。この後特に予定のないテイオーやマヤノを少し羨ましく思いつつ、アルチョムや他のトレーナーは移動と準備を始めていた。
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ジャパンカップまで一週間を切ったある日。
栗東寮の一階、リビングルームでテイオーはテレビのニュースを見ていた。
《NATOはポーランド東部に着弾した対空ミサイルに関して会合を開き、会合の場でポーランド代表は……》
トレーナーの過去を聞いてからテイオーはニュースというものに関心を持つようになった。
世の中の動きを知ると言うのはまだまだ難しいところもあるが、トレーナーが見てきた世界を少しでも知りたいという気があった。正直面白くないし、嫌なニュースばかりだけれどトレーナーはずっとそれを見てきた。
「あれ、テイオーさんニュース観てるんですか?」
すると声がかけられる。振り返るとスペシャルウィークがいた。ジャージ姿でさっきまで走っていたようだ。
「あ、スペちゃんお疲れ。うん、ボクのトレーナーが昔軍人だったんだ。それで少しね」
「そうだったんですか⁈ 初めて知りました!」
「まあ、あんまり言いふらすことでもないし。それよりスペちゃんすごいね、こんな時間まで走ってるなんて」
「そりゃジャパンカップに出走しますから! モンジューさんにも絶対負けたくないですもん!」
タオルで汗を拭きながらテイオーの隣に座るスペシャルウィーク。テイオーはテーブルに置いてあった麦茶を紙コップに注いで渡す。
「ちゃんと水分取らなきゃダメだよ?」
「はい、ありがとうございます♪」
麦茶を美味しそうに飲むスペシャルウィーク。彼女が口にするものはなんでも美味しそうに見えるから不思議だ。
「ジャパンカップかぁ……。スペちゃんそう言えば去年も出走してたよね」
「はい! あの時はブロワイエさんと競ったんです」
「ボクも覚えてるよ。最後まで押し切ったあの走りは感動したなぁ」
「えへへ、ありがとうございます。でもその後の有マではグラスちゃんに負けちゃいましたけど……」
去年のジャパンカップでもフランスからウマ娘が来ており、その名はブロワイエと言った。彼女も中々に強いウマ娘であったが、スペシャルウィークには及ばなかったようだ。そして今年、ジャパンカップの二連覇を目指してスペシャルウィークはハードトレーニングに勤しんでいた。
「でもちゃんと日本一のウマ娘になれたんだからすごいよ」
そう言われたスペシャルウィークの表情が少し変わる。
「うーん、どうなんでしょう?」
「あれ、違った?」
「確かにトレーナーさんもお母ちゃんもたくさんたくさん褒めてくれましたし、私もすっごい嬉しかったです。でも負けたことだって一回や二回じゃないですし、クラシックだって私はダービーしか獲れませんでした。会長さんやブライアンさんみたいには行かなかったです」
それまでを振り返るように顎に指を当てて上を向く。
「それに、何度も何度も悩みました。日本一のウマ娘になって何になるんだろうって思うこともありました。でも、私なりにがんばって、私なりに日本一のウマ娘になれたとは思います」
そしてもう一杯麦茶を飲み、スペシャルウィークは胸中をテイオーに話した。
日本一のウマ娘を目指して努力をしてきた。だが、それが思うように行くことはなかった。何度も躓いて悩んで、それでも走ってきて今がある。
ただ、自分なりに成果を残せて、そして今までみんなと一緒に走ってきて、トレーニングしてきてわかったのは、みんなと走るのが自分は一番好きと言うこと。
もちろん、勝てたらすっごい嬉しいし、負けたら本気で悔しいけどそれをひっくるめても楽しいと思える。
グラスちゃんにエルちゃんにスカイちゃんとキングちゃん、そしてスズカさん。トレーニングでもレースでも、一緒に走るのが私は本当に好きなの、とスペシャルウィークは語った。
それを嬉しそうに話すスペシャルウィーク。その純真な笑顔はテイオーも骨折で忘れかけていた走る楽しさを思い出させてくれるものだった。
「そうだったんだね。ボク、全然気づかなかったよ。スペちゃんは目標を全部達成できたんだな、すごいなってずっと思ってたし」
「まあ、日本一のウマ娘って言ってもいろいろありますし。でも今はみんなと一緒に走れるのが本当に楽しいんです。勝っても負けても、また次も勝負したいって思えるのは素敵だと思いません?」
そう尋ねるスペシャルウィークの表情は一点の曇りもない笑顔だった。それはスペシャルウィークがみんなと走ることを心から楽しんでいる何よりの証拠だ。
「そうかもね。ボクもそう思うよ」
スペちゃんはそんなこと考えていたんだね。でもスペちゃんの気持ちはよくわかるよ。
菊花賞のネイチャの走り。
天皇賞秋のマックイーンの走り。
カッコよくて、憧れちゃうような走りだった。あんな走りと勝負できたらと思うとワクワクが止まらないや。たぶんスペちゃんもそんな気持ちなんだろう。
そんなことを考えてるとスペシャルウィークが尋ねてきた。
「そう言えばテイオーさん、もうすぐ復帰できるんですよね?」
「そうだね、今年中には。でも有マは調整やトレーニングが間に合わないかな」
「うーん、それは残念ですね。できたら一緒に有マを走りたかったですけど」
「でも来年はガンガンレースに出るつもりだから、スペちゃんと走る時があるかもね」
「そうですね! でもその時は絶対に負けませんから!」
そう言うスペシャルウィークの笑顔はさっきまでのトレーニング疲れを感じさせない爽やかなものだった。
「スペちゃん、お話しは良いけど一旦シャワー浴びてきたら? 乙女がいつまでも汗だくでいるものじゃないよ?」
フジキセキが後ろから声を掛けてきた。
「え⁈ あ、そうですね、失礼しました!」
スペシャルウィークは少し恥ずかしそうに笑いながらソファから立ち上がった。
「じゃあ私、シャワー浴びて来るんで。テイオーさんはまだここにいますか?」
「ううん、ボクは部屋に戻るよ。じゃあスペちゃん、また明日」
「はい、また明日!」
スペシャルウィークが浴場に向かう後ろ姿を見送り、テイオーも自分の部屋に戻る。
「戻ったよ〜、ってマヤノいないや」
そういえばネイチャとマーベラスの部屋で遊んでくるとかなんとか。そんなことを思い出し、テイオーは自分の机に座る。そしてスペシャルウィークが話していたことを考え始めた。
目標を達成すること、目標を達成した先のこと。今の自分の目標はカイチョーを超えるウマ娘になる、ということだ。例え途中でどれだけ躓いても、この目標だけは決して変わることは無い。そしてまだまだ自分は夢の途中だ。
クラシック三冠こそ諦めざるを得なかったが、まだ無敗のウマ娘という目標もあるし、春シニア三冠という新たな目標もある。それらの目標を一つ一つ積み重ねて、カイチョーに挑む。
スペシャルウィークが掲げていた〝日本一のウマ娘〟よりは具体的な目標だと思うが、達成するための道のりは同じくらい長く険しいものだ。その道のりの先に何があるのか。
……そういえばスペちゃん、何度も躓いて悩んだって言ってたっけ。ボクも今がその時なのかな? それともまたどこかで躓いたり悩んだりするのかな……?
そんなことを考えるテイオー。この前も自分が目指すべき目標がわからなくなりかけた時があった。
スペちゃんがその先で見つけたのは走る楽しさだったんだね。みんなで競い、お互いを高めあう。でもそれはスペちゃんが三年間みんなと一生懸命になれた結果かもしれない。
ボクが三年間を終える時に、どんな景色を見て、何を考えるのか。そしてトレーナーはなんて言うのか。今のボクには想像もつかないや。でも、その時のボクは絶対に今よりすごいボクになっている。
テイオーの中にはそんな確信があった。
「あ、テイオーちゃん戻ってたの?」
「ん、マヤノ。おかえり」
「ただいま〜。あ、これマベちんからもらったんだ!」
「キャンディ?」
「そう! テイオーちゃんにも半分あげるね!」
「ありがとう、マヤノ!」
早速マヤノからもらった飴を口に放り込む。口いっぱいに広がるフルーツの風味を楽しんでいると、マヤノが尋ねてきた。
「テイオーちゃん、考え事してたでしょ」
「あれ、なんでわかったの?」
「テイオーちゃんが考え事してる時の耳の動き方してたし」
「ボクの耳そんなに動いてたの?」
「んで何考えてたの? マヤノに言えないこと?」
「ううん、さっき下でスペちゃんと話しててさ、目標の先に何があるのかなって」
「目標の先?」
「うん」
それからテイオーはスペシャルウィークと話し合ったことをマヤノに語る。マヤノはそれを最後まで真剣に聞いていた。
「うーん、今のマヤの目標はキラキラした大人なウマ娘になることだからよくわからなかも」
「ボクだって同じようなもんだよ。でもね、目標や夢を叶えたからって終わりじゃないよね、って思ってさ」
「そうだね、じゃあマヤはそうだなぁ……、トレーナーちゃんのお嫁さんとか?」
「ま、マヤノ本気で言ってるの⁈」
「冗談だよ〜♪」
「もぉ〜、マヤノ〜」
コロコロと笑い合う2人。そんな時間を楽しんでいると気づけばもう消灯時間だ。明日の準備や歯磨きをしてから明かりを消してベッドに潜る。
目標の先かぁ……。ずっと先のことに思えるけど、そう思ってたらあっという間だったりするのかな? そんなことを考えているうちにテイオーは夢の世界に入っていった。
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チームスピカのトレーナー室。
夜遅くまで沖野トレーナーがチームスピカのトレーニングメニューを悩んでいた。が、だいぶ煮詰まってきたので気晴らしに月刊トゥインクルウェブ版を観てみる。
ふと目に留まる記事。
〝復活のトウカイテイオー! トレーナーと本人が語ったシニア級への意気込みと想い〟
そういやアイツらもそろそろ復帰だったな。なんて考えながら記事を読み進める。
そこにはテイオーが骨折とリハビリを通して考えたこと、学んだことが書かれており、そしてアルチョムと共に語ったシニア級への決意が綴られていた。
その記事を読み進めながら沖野トレーナーは自分がテイオーの担当をしていたらと考える。
もしテイオーがなんかの拍子にチームスピカに入っていたら。あるいは俺がチームを持たず、個別担当として組んでいたら。アルチョムトレーナーより上手くテイオーを指導してやれたか? 骨折を回避できたか?
……全く自信が無い。骨折に関してはスズカの件もあり、気を遣っているつもりだ。だが、気を遣っているつもりでそんな事態を回避できるなら故障で夢を諦めるウマ娘なんか存在しないだろう。
2年前の選抜レースの時、テイオーは自分にも話しかけてきた。でもあの時はスカーレットとウオッカを冷やかす目的もあったように思える。
あの後すぐにテイオーの興味はアルチョムの方へ向いたが、あのままスピカに興味を持っていたら。本心では冷やかすつもりがなかったら……?
俺はテイオーの夢や目標を全部叶えてやることはできたのか? 無敗のクラシック三冠ウマ娘にしてやることはできたのか?
……いや、今はそんなことで頭を悩ませる暇は無い。スペシャルウィークのジャパンカップ二連覇を達成させるために最後の最後までできる限り調整してやるんだ。
そう考え再びトレーニング予定表を開き、いくつかの資料を見ながら計画を立てて行った。
ジャパンカップは目前だ。
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