元ロシア最強傭兵、祖国に棄てられて亡命したらトレセン学園のトレーナーになりました   作:武装田んぼ

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皆さまお久しぶりです。武装田んぼです。ある程度書き溜めしたので更新いたします。どうぞご笑覧ください。



第34話 節目

 

 

 2月下旬のある日。いつもの二人はいつものようにグラウンドに向かっていた。

 ふとテイオーがある自販機の前で止まる。

 

「どうした、喉乾いたのか? これからトレーニングだぞ」

「違うよ。ここの自販機だよね、ボク達が初めて出会ったの」

「……そうだっけ?」

「トレーナー忘れたの?」

 

 記憶を遡るとぼんやりと思い出してきた。確かにこの自販機だったような気がする。

 

「ああ、そうだったな。高い所のジュース買おうとしてたんだったか」

「そ。それでトレーナーがボタン押してくれたの」

 

 自販機を見ながら懐かしそうに言うテイオー。

 

「ほら見てトレーナー! ボクだってセイチョーして届くようになったんだよ!」

 

 確かにあの頃は腕を精一杯伸ばしても届かなかった最上段のボタンも今では苦労せずに押せる。あの頃ほど子供っぽくはない。

 

「そうだな。ただ、身体の成長も大切だが、それに精神の成長も伴わねば意味がない」

「ゔっ……」

 

 それを言われたテイオーは少しばつが悪そうな顔をする。そんなテイオーにアルチョムは続けた。

 

「安心しろ。テイオーは精神だってしっかり成長してるさ。骨折のあと、色んなことを学んで考えたろ。自分の夢や将来のこともそうだし、俺の過去を聞いて世の中の出来事に興味を持つようになっただろ?」

 

 テイオーに自分の過去を話す機会が予想よりだいぶ早かったな、なんて考える。アルチョムの本心ではテイオーがトレセンを卒業するまでに話せるかどうかだった。

 

「そっか……! そうだね! ボク、あの時じゃ絶対に考えないことばかり考えてるもん」

 

 だが、そう言うとテイオーの顔が少し曇る。

 

「でもなんでだろ。たくさん考えたり知ったりするのはさ、楽しいことももちろんあるんだけどね、トレーナーの過去とか戦争の話とか、そういう話も考えたり知ったりすると、やっぱり辛いね」

 

 テイオーの脳裏に浮かぶのはこの前観たニュースの特集だ。VTRで流れた映像に爆撃で破壊された住宅や学校が、そして家族や身内を失い嘆き悲しむ人々が映っていた。

 テイオーにとって今までどこか遠い世界の出来事に思えていたことが、アルチョムと関わり、彼の過去を聞いたことで嫌な現実味を帯びるようになった。なってしまった。それはテイオーが受け止めるには少し重過ぎるものだった。

 それを見たアルチョムは静かに口を開く。

 

「世の中、楽しいことばかりじゃない。むしろ辛いことや悲しいことの方が多い。でもテイオーはちゃんとそれと向き合って、自分の頭で考えてる。それだけでも立派なことだ」

 

 改めてテイオーを見る。

 過去を話した時、どこまで理解してくれるかわからなかった。正直、全く理解してくれない可能性も考えていた。だが、彼女は違った。どうにか理解しようと、一生懸命こちらの話に耳を傾け、彼女なりの向き合い方で受け入れてくれた。はっきり言って、中学生が受け入れるにはあまりにも荷が重い内容の過去だろう。

 

 ……成長したな。

 しみじみとそう思う。

 担当ペアを組んだ頃は元気だが生意気な子だと考えていた。まあこの年頃の子供と考えればそんなものだろう。俺もこれぐらいの時はずいぶんとイキっていた記憶がある。ただ、そんな様子では自分の過去を話しても理解してもらえなかっただろう。

 だがテイオーはそうではなかった。そう思うとテイオーはテイオーなりに色んなことを見て学んでいると実感する。

 なら、俺は成長できているのか。オリョールの構成員として銃を手に取っていたあの時と、銃を捨て、タブレットやらペンやらを持ってウマ娘達と向き合う今。教師として、指導者としての自分の振る舞いがトレセンに来た頃より成長できているか疑問に思ってしまう。あの頃よりは感情豊かになった気はするが、それが成長かと聞かれたらどうなのだろうか。もちろん、テイオーの骨折やら何やらでいわゆる経験というものは得ているとは思うが、それは知識や技能の面であり、誰かを教え導く立場の人間として成長できているかどうかははっきり言ってわからない。だが、わからないからこそ愚直にテイオーや色んなウマ娘と向き合うべきなのだろう。そうすればいつか必ず、何かが見えて来るはずだ。

 

「トレーナー、どうしたの?」

 

 気がつくとテイオーがこっちをまじまじと見ていた。自分で思ってた以上に考え込んでいたようだ。

 

「いや、テイオーに言えるほど自分が成長できているのかわからなくてな」

「うーん、どうなんだろ。ボクもよくわかんないや。でもトレーナーだってちゃんとボクに本当のことを話してくれたじゃん? あの時だってさ、それまでみたいに誤魔化せたと思うんだ。でも本当のことを話したのはえっと……、こういう言い方で合ってるのかわかんないけど成長って言えるんじゃない?」

 

 そう言われたアルチョム。テイオーの言葉に驚くと同時に嬉しくなる。テイオーはテイオーで俺のことをよく見ている。そう実感するだけで今の自分に誇りを持てた。

 

「……そうかもな。いや、その通りだ。俺もテイオーも、まだまだ学んで成長できるし、もっと上を目指せる」

 

 そう言うアルチョム。だが、その言葉はテイオーに向けて言うと共に彼自身に言い聞かせるようにも聞こえた。

 

「上を目指すならまずはトレーニングしなきゃだね!」

「おう、今日もビシバシ行くぞ」

 

 いつもの二人はいつものようにグラウンドに向かって行った。

 

 

 ────────────────────────

 

 

 3月の初め。

 日中の気温が気休め程度に暖かくなり始めた頃のそんなある日。トレーナー室でアルチョムはトレーニングの準備をしていた。そこに現れたテイオーがこう尋ねてくる。

 

「ねぇトレーナー、カイチョーにあげる誕生日プレゼント何がいいと思う?」

「いきなりそんなこと聞かれてもわからん」

 

 どうやら今月の13日に誕生日を迎えるシンボリルドルフに何かプレゼントをあげたいようだ。

 

「トレーナーは誰かの誕生日にプレゼントとかしたこと無いの?」

「……ロシアにいた時にはそんなこともあったな」

 

 亡命する前に何人か付き合った女性がいた。アルセニー程ではないがまあモテた記憶がある。

 

「確かイヤリングか何かをプレゼントしたことがある」

「え⁈ それってカノジョに⁈」

 

 興味津々に聞いてくるテイオー。目を輝かせ、尻尾を元気に振りながら尋ねてくる。

 

「ああ、付き合っていた女性がいた。亡命する半年ぐらい前に別れたがな」

「なんで別れちゃったのさ」

「俺がまた戦地に赴くって言ったら泣かれた。明日アンタが死ぬかもしれないと思いながら寝るのが辛いとかなんとか言われたよ」

「うーん、なんかその人の気持ちわかるかも。だって大切な人が明日死んじゃうかもしれないって考えるのすっごく辛いもん」

「あの時は俺みたいな人間はそういう仕事しかないって言って喧嘩になった。今思い返してみると俺が間違っていたのかも知れないな」

「へぇ〜、トレーナーのそういうハナシ初めて聞いたよ」

「他人にべらべら話すことでもないからな」

「ねぇじゃあさ! 今は好きな人とかいるの?」

「考えたこともない」

「えぇー、たづなさんとか良さそうじゃん」

「さあどうだろうな。んで、テイオーは会長さんへのプレゼントより俺のゴシップの方が大切なのか?」

「カイチョーのプレゼントの話もそうだけどさぁ〜」

 

 どうにか話題を元に戻した。興味があるのはわかるが、アルチョムとしてはあまり掘り返されたくない部分でもある。少なくとも他人に自慢できるようなお付き合いはなかった。大抵の関係が喧嘩別れで終わったのを覚えている。

 

「カイチョー何がいいんだろ。尻尾のトリートメントかなぁ? でもエアグルーヴとかがプレゼントしそうだしなぁ。キタちゃんにはマイクにしたけどカイチョーはマイクいらないよね。うーん」

 

 顎に手を当てて悩むテイオー。そもそも女性の先輩後輩関係でのプレゼントだ。アルチョムがそれに対して適切な解答を持ち合わせているはずがない。

 

「そういえばさ、トレーナーの誕生日っていつだっけ?」

 

 あれこれ考えていたテイオーが唐突に聞いてくる。

 

「なんだいきなり」

「いや、そういえばトレーナーの誕生日、前にチラッと聞いたけど詳しく聞いてなかったな、って」

「生年月日なら1993年3月の……、何日だっけ」

「日にち覚えてないの?」

「いろいろあったの知ってるだろ。ただトレセンに提出した書類には確か8日と書いたと思う」

「え⁈ じゃああと一週間もないじゃん」

「だな」

「ちょっと待って! そしたらカイチョーへのプレゼントより先にトレーナーへのプレゼント考えなきゃ!」

「別にいらん。欲しいモノも特に無い」

「だってせっかくの誕生日なんだよ? 何ももらわないなんてもったいないよ!」

「そう言われたところでな……」

「えぇ、なんか無いの?」

「……金?」

 

 欲しいモノと聞かれて真っ先に思いついたのをそのまま口にする。その言葉を聞いたテイオーは呆れたようにジト目でこちらを見た。

 

「一番ダメな解答じゃん」

「金が手元にあると欲しいものがいろいろ浮かんでくるんだ。前からそうだった」

「……! じゃあわかった! ボクがなんとかするから!」

 

 少し考えたあと、何か閃いたのかそう言ってトレーナー室から出て行くテイオー。

 

「おい、トレーニングどうすんだ⁈」

 

 慌てて廊下に出るがテイオーの姿は見えなくなっていた。

 

「ったく……」

 

 とりあえずLANEにメッセージを送るアルチョム。いつもながらテイオーの行動力は素晴らしいが、相変わらず後先を考えてはくれない。

 

アルチョム[おいテイオー、もうすぐトレーニングの時間だぞ]

テイオー[ごめんトレーナー、すぐ行くから待ってて]

アルチョム[あのなぁ]

 

 テイオーも決してアルチョムの言いたいことがわからない訳ではない。だが、テイオーにとってアルチョムの誕生日はやっと巡ってきた恩返しのチャンスなのだ。そんなテイオーの決心は固かった。

 アルチョムの返信を見たテイオーは次にLANEでキタサンブラックを呼ぶ。

 

テイオー[キタちゃん、今どこにいる?]

キタサン[教室です。どうしたんですか?]

テイオー[トレーナーの誕生日もうすぐなんだけど、ちょっと手伝ってほしくて]

キタサン[わかりました! お助けキタちゃん出動ですね!]

テイオー[さすがキタちゃん! 頼りになるよ!]

 

 テイオーはキタサンと合流、二人は天野トレーナーのトレーナー室に向かった。

 

「天野トレーナーいる?」

「あれ? テイオーちゃんにキタちゃん、どうしたの?」

 

 トレーナー室に入るとマヤノがこっちを振り向いて不思議そうに見てきた。テイオーはアルチョムの誕生日について話す。

 

「このままじゃアルチョムさん、誕生日なのに何も無い悲しい人になっちゃう!」

 

 マヤノに〝悲しい人〟と言われるアルチョム。やはり彼女たちからすれば誕生日に何も無いのはあってはならないことのようだ。

 

「ねぇトレーナーちゃん! 男の人ってどんなプレゼントが欲しいの?」

「え⁈ うーん、なんだろう?」

 

 唐突に尋ねられた天野トレーナー。だが、これという答えが出てこない。前から薄々感じていたが、あの人は確実に自分達と違う世界で生きてきた人間だ。少なくとも聞いた話ではあの人はかつてアメリカ陸軍に所属し、アフガニスタンやシリアで作戦に従事したという。

 そんな人間へのプレゼントなんて聞かれてすぐに思いつく訳がない。

 

「こういうのは本人に聞いた方がいいんじゃない?」

「でもトレーナーちゃん、華鈴ちゃんへのプレゼントは聞かなくてもわかるんでしょ?」

「そりゃそうだよ。華鈴のことは全部知ってるからね。華鈴が絶対に話さないあんなことやこんな秘密からスリーサイズまで……」

 

 そこまで話してテイオー、キタサン、マヤノから向けられる目線の痛さに気付く。

 

「と、とりあえず、アルチョムトレーナーへのプレゼントは君たちで調べた方が良いんじゃないかな?」

 

 こうしてテイオー達による、バースデー計画はスタートした。

 

 

 

 そんな出来事があってから数日後。今日はその8日だ。いつものようにトレーナー室に行き、ノートパソコンを起動する。そしてトレセンのシステムにログインして出勤を記録した。

 それからいつものように缶コーヒーを片手にスケジュールの確認を始める。この時期は期末試験も終わり、授業がないのでアシスタントティーチャーを務める必要も無い。テストの採点は少々手間だが、普段よりは時間に余裕を持てた。

 誕生日云々の話しはアルチョムの記憶からほとんど削除され、彼は普段通りに過ごしていた。テイオーの様子が少し落ち着かない様子に見えたが、別に体調が悪いようには見えないので彼はいつも通り接する。

 とりあえずテイオーがホームルームやら何やらで不在の間にテストの採点を進めておこう。まとめられたテストの解答用紙を机の上に置き、模範解答と見比べながら採点を始める。

 

「……おいスペシャルウィーク、Specialのスペル間違えるなよ」

 

 まあスペルミスは仕方ない。せめて自分の名前ぐらいはちゃんと覚えてくれとは思うが。

 

「あ? なんて書いてあるんだ?」

 

 次に手が止まったのはエルコンドルパサーの解答用紙。英語には無い文字列が解答欄に書かれている。

 

「これスペイン語じゃねぇか。勘弁してくれ」

 

 なぜか解答欄に書かれたスペイン語。第二外国語の習得に熱心なのは素晴らしいことだが、これは英語のテストだ。英語で解答しなければ点にはならない。

 

 そんな解答用紙達と格闘していると、そろそろテイオーがこちらにやってくる時間となる。それなりに片付いた解答用紙をまとめ、また引き出しに戻し、テイオーを待つ。が、時間になっても来ない。

 とりあえずLANEで呼んでみるか。

 

アルチョム[おい時間だぞ、どうした?]

 

 だが、既読はつかない。

 

「放っときゃ来るだろ」

 

 再び解答用紙を引っ張り出して採点再開。

 

「なんでゴルシは筆書きで解答してんだ。しかも全問正解してやがる」

 

 時々現れる自己主張の激しい解答用紙に苦戦しつつもどうにか作業を終える。そんなタイミングでトレーナー室のドアが開いた。

 

「トレーナー! こっち来て!」

 

 現れたテイオーはアルチョムにそう言い手招きする。

 

「おいトレーニングは?」

「後でやるから! だからトレーナー、ボクについてきて」

 

 何がなんだかわからないが、とりあえずテイオーについて行く。

 そして連れて行かれたのはカフェテリアの一角。簡単な飾り付けをしてあり、マヤノとキタサン、天野トレーナーもいる。

 

「トレーナー誕生日おめでとう! あんまり時間なかったから簡単なモノになっちゃったけど何も無いのは寂しいでしょ?」

「アルチョムさんおめでとー!」

「おめでとうございます! アルチョムさん!」

「アルチョム先輩おめでとうございます!」

 

 軽く呆気に取られるアルチョム。完全に予想外だったがようやく思い出した。

 

「よく覚えてたな」

「普通覚えるよ?」

 

 まさかこちらの誕生日をテイオーが覚えてくれるとは思ってなかった。アルチョムからすればこちらの誕生日など覚える必要のない情報だからだ。

 

「それでねトレーナー、トレーナーが何欲しいのかよくわからなかったからコレにしたんだけどどうかな?」

 

 そう言いテイオーが渡す小包。

 

「ボクが選んだんだ。開けてみて」

 

 中から出てきたのはミリタリーウォッチだ。確かに腕時計はいつもつけているが、亡命後に買った安物で最近は調子も少し悪くなってきていた。

 

「こいつは嬉しい。最近どうも今つけてるヤツの調子が悪くてな。早速つけさせてもらうよ」

 

 嬉しそうに腕時計をつけるアルチョム。彼のような男がつける腕時計は様になる。

 

「アルチョムさんすっごく似合うよ!」

「カッコいいです!」

 

 口々に褒めるウマ娘達。だが、テイオーはアルチョムのつけ方をまじまじと見る。内向きにつけているのが気になるようだ。

 

「そういえばトレーナーいつも内向きにつけてるよね。なんで?」

「銃とか構えながらでも時計を確認しやすいからな。作戦は時間との戦いでもある」

 

 その場で小銃の構えを披露するアルチョム。その構え方は素人目でも相当の訓練と経験を積んだ人間の構えだとわかる。

 

「アルチョム先輩、構え方がガチっすね……。確か米軍にいたんでしたっけ?」

「ああ、空挺師団にいた」

「空挺師団って、パラシュート部隊ですよね?」

「ああそうだ。輸送機から飛び降りて降下し、一気に展開して敵を叩くんだ」

 

 こうやるんだぞ、なんて言いたげにアルチョムは銃を構える動きをする。

 

「……僕には想像できない世界です」

「想像してもあまり面白い世界じゃないぞ」

「とにかく誕生日おめでとうトレーナー! あ、あとカフェテリアの人にお願いしてケーキ作ってもらったんだ!」

「そこまでしなくてもいいのに」

「ボクがしたいからいーの」

 

 誕生日をこんな風に祝われたのは初めてだ。祝われたのが一切無かった訳ではない。空挺軍にいた頃やオリョールにいた頃はアルセニーらが祝ってくれたが、結局酒を浴びるように呑んでいただけだった。

 みんなの厚意に少し戸惑いながらも、アルチョムはその空気を楽しんでいた。

 

「こんなデカいケーキどうすんだよ。俺そんな食わないぞ」

「ボク達がいるじゃん!」

「アタシ達がいるので大丈夫ですよ!」

「マヤお腹空いた〜♪」

「結局甘いモン食いたいだけじゃねぇか」

「ごめんなさい僕もです!」

「おい!」

 

 天野トレーナーにつっこみつつ、こんな誕生日も悪くない、なんて考える。テイオーなりに俺へ何かを返そうとしているんだろう。

 テイオーは俺の想像以上に成長している。彼女は自分なりに、その長所である行動力や積極性を伸ばして、人のためになろうとしているのだ。

 口にはしなかったがアルチョムにとってはそれが一番のプレゼントだった。

 

 






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