なんてことない日常。それは突然終わるものである。
主人公「ん?」
起きるとそこには草原が広がっている。
主人公「何処だ、ここ」
昨日(?)はベッドで寝たはずなのに見知らぬ場所へ飛ばされたのか、運ばれたのか、そこに自分がいた
主人公「それにこの格好」
まるで異世界ファンタジーに出てくる装備のようなものをつけていた。だが剣も装備も案外軽い
?「起きましたね」
主人公「誰だ?何処にいる」
神「あなたの頭の中です。申し遅れました。私は神とでも名乗っておきましょうか」
主人公「そんなことはどうでもいい。ここは何処だ?」
神「ここは異世界ですよ。あなたは昨晩空き巣によって殺害されたのです」
主人公「寝てる間に殺されたのか?」
神「そうですよ。ですから私が異世界へと転生させました」
主人公「どうしてそんなことを」
神「ただの気まぐれですよ。それではここの世界のルールを教えておきます」
そしてここの世界のルールを教えられた
主人公「大まかには分かった」
神「後、最後に一つ。この世界にはあなたの見知った人がいるはずです」
そして神の声は消えた
主人公(見知った人?)
最後の言葉が引っかかったが主人公はあまり気にしないことにした
主人公「たしか」
ステータスを開く。この時間はゲームのポーズのような感じで自分の周りの時間は止まっている
望「名前は望にするか。スキルとかはレベルアップしないと付けられないのか。装備はそれなりって感じだな。銅の剣と銅の装備。この世界で一番弱い装備。レベルは1。まぁ当然か。さてと」
(おそらく、村に行くのが最初の目的だとは思うんだが)
望「レベルアップが先だよな」
そして村と反対方向に歩きだした
望「そろそろ、出てきてもいいはずなんだが」
すると目の前にジェル状のモンスターが現れる。
スライム:体力、攻撃力ともに弱く初心者でも倒せるモンスター
望「まぁ、初期モンスターってところだな」
剣を構え敵を切ったのだが
望「死なない?」
確実に切ったのだが再生している。
望「もしかして」
そのモンスターには核のような物があった
望「これだな!」
それを破壊するとモンスターは消え
望「後は」
銅の欠片。集めて両替場で換金ができる。銅の欠片では銅のメダルと交換できる。銅のメダルは小、中、大と分かれていて、小が1円とするならば、中は10円、大は100円になる。さらにメダルには銀、金とあるが、それぞれ銀の欠片、金の欠片が必要になる。ちなみに銀の小は1000円、中は一万円、大は十万円。金の小は百万円、中は一千万円、大は一億円となる。だが銀は中ボス、金は大ボスを倒さなければ手に入らないとされており、また、モンスターを倒すと稀に素材が手に入りそれは高値で売れる。モンスターの素材は瀕死の状態で切り取るのが一番効率が良く確実に取れる。完全に倒してしまうとモンスターは消え欠片と稀に素材が手に入るので素材が欲しい場合はモンスターを瀕死にすることをオススメしている。またダメージを受けた場合は回復魔法やアイテムを使わないとダメージが蓄積し、致死量以上のダメージを受けた場合、この世界から消滅するらしい。
望「レベルアップも兼ねてもう少し倒すか」
数時間モンスターと戦ったところで望は再びステータスを開く
望「レベル5か。そろそろスキルもつけるか」
収納スキル:アイテムを好きなときに収納、取り出すことができる
身体能力上昇:読んで字の如く
経験値アップ:経験値が多く手に入る事がある
鑑定:自分よりレベルの低いモンスターやプレイヤーのレベルを見ることができ、さらに持っている武器や持っているスキルなども見ることができる
自然回復:休むことで回復ができる。動くと休む時よりもゆっくりと回復する
望「スライムだけなら簡単に倒せるな」
さらに数時間後。持っているスキルをレベルアップさせレベルが10になったあたりでスライムだけではレベルアップが難しくなっていた
望「少し危険かもしれないけどあの森に行ってみるか」
森の中を進むと緑の肌をしたモンスターがいた
ゴブリン:倒すにはレベル5は必須とされており、特に女をよく襲い、卑猥な行為に及ぶ。男は殴り殺されたりするだとか
望「一体だけか。なら身体能力上昇!」
ゴブリンを後ろから奇襲し倒す
望「これは銀の欠片か。ラッキー。スキルが追加されたな。っ!これは」
さらに進むとゴブリンが5体ほどいる。
望「身体能力上昇!そしてさっきのスキルも使えば!」
追加スキル『脚力』で素早く敵を攻撃しゴブリン共を一網打尽にした
脚力:脚の力を最大まで高め、とても素早い移動が可能となる
望「さすがゴブリン。レベルアップがはかどるし、稀に銀の欠片も手に入るし一石二鳥だな」
数時間後、レベルが40まで上げたところで日が暮れてきた
望「宿も探さなきゃだし、そろそろ町に行くか」
町に向かう途中あるものを見つける
望「人?いや鬼?」
人形だが角の生えたもの。トロールのたぐいかと近づいてみると
望(百鬼あやめか?)
ホロライブ2 期生の百鬼あやめと瓜二つの少女が倒れていた
望「まぁ、このまま放って置くことをもできないし町に届けるか」
しかし、町の手前で二人の男が荷馬車に乗っていたのだが俺を見るなり降りてきた
男「そこのお前、死にたくないなら金を置いて消えろ」
男2「言っておくが俺らはレベル5だぞ」
レベル5って俺より弱いじゃないか
望「もしも、お前らを倒すと言ったら?」
男「死を選ぶとは!」
男2「愚か者が!」
望「遅いな」
男2人の攻撃を交わし攻撃を与える。
男「なんだ、こいつ」
男2「強すぎる」
望「さてと」
ドスッ!
とりあえず気絶させておく。おそらくこの荷馬車も盗んだか奪ったものだろう
門の前には門番であろう道明寺晴翔に似た男が立っている
門番「身分所の提示を」
身分証?そんなのあれ?ポケットになにか
望「これか?」
門番「見ない顔だな。新入りか?」
望「色々と旅をしているものでな」
門番「隣に乗ってるのは、百鬼あやめか」
望(やっぱり百鬼あやめか。ならこいつは道明寺晴翔だな)
晴翔「その荷馬車は?」
望「後ろに乗せてるやつが持っていたんだが、おそらく盗まれたものだから返しに来た」
晴翔「こいつらか。こいつらはこっちで預かっておく。それと、おい起きろ」
あやめ「あれ?余寝てた?」
晴翔「相変わらずだな。あやめ、この男に宿を紹介してやれ。ここに来たばかりで宿もとっていないそうだ」
あやめ「なら、余のところで泊まればいい」
望「いいのか?」
あやめ「余は全然良いぞ」
望「じゃあよろしく頼む」
そして、あやめの泊まる宿の部屋に一緒に泊まることとなった
望「よく初対面の相手を泊めようと思ったな」
あやめ「余のことを町まで運んでくれたお礼」
望「たったそれだけのことで?」
あやめ「それだけなんてことはない。もしかしたらあの男に乱暴されたのかもしれないのだからな」
望「それはそうかもしれないけど」
あやめ「明日も早いんだ。早く寝るぞ」
望「じゃあ、おやすみ」
あやめ「おやすみ」