ポケモンに翻弄される現代社会、あるいはのうてんきミュウツー 作:ミュー(なきごえ)
どーも、ミュウツーです。
以前えらい人たちに打診した情報発信の準備が整ったので、その内容を何にするか話し合いが行われた。
私はね、今も自衛隊の人たちがやってる戦闘訓練にルールを課した形でポケモンバトルの文化を伝えたかったんだけど……。
うん、没くらっちゃった、解せぬ。
ポケモン所持数の少なさから原則1on1、使用できる技を事前に申請した4つに限定したフルコン空手みたいなルールを提唱したんだけど、『刺激が強すぎる』『暴力要素が大きく容認できない』とまぁ、たしかにそういう向きがあるのは否定できない。
でも話し合いに参加している人は国の選りすぐりの人たちだから、対案とか改善案無しに一方的な否定だけを叩きつけてくるわけじゃない。
暴力要素を取り払い、純粋な技の披露を目的とした競技にしてはどうかと提案されたのだ。
事前申請した技を互いに好きな順番でくり出し、表現力・技巧・芸術点などで優劣を競う文化的なスポーツという改善案を渡された訳だけど……これってポケモンバトルというより、コンテストだよね?
まあ、ポケモンの戦闘欲求というか、フラストレーションの解消には多少なるだろうからいいんだけど……個人的には生ポケモンバトルを観戦したかったなぁ。
この世界では全くリーグ戦をしないポケモンリーグとかできないんだろうか? そうだとしたら少し残念である。
しかし、まずはポケモンで競うという価値観を受け入れてもらうことが大事なので、この明らかにコンテストであるポケモンバトル案に同意した。
審査員が必要だから道端で『目と目が合ったらポケモンバトル!』とかはできないが、現実問題として技を披露する場所を確保する必要があるので、場所を用意しての定期開催と噛み合っているし。
競う方向性が違いすぎると問題になるので、本家コンテストにならった5つの部門*1や審査基準を提唱した。
『かっこよさ』が『力強さ』に変更になったくらいで、他はほぼ素通しだったね。暴力要素が無いだけでここまで話が早いとは……なぜだ、暴力はすべてを解決するのではないのか?
モヤモヤしつつも、初回の情報発信の目玉はポケモンバトル(?)に決定し、専門の担当者が公開できる情報を適宜公開、分からない情報要求があれば私にも回ってくるとのこと。
なら、これから私がするべきはポケモンバトル(?)の映像準備だね! まずは各部門の評価される技をお手本で見せるのが先かな?
可愛さの部門は……キルリアくんちゃんに任せるとして、私はやっぱり賢さの部門の技を披露するかな!
……なお、サイコブレイク*2とサイコキネシスの威力から映像検閲でストップがかかり、OKがでたサイコカッター*3の評価が高かったせいで力強さ部門に回された。大変遺憾である。
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前にポケモンの食物連鎖について調べた時、捕食されそうになったポケモンは生命エネルギーを放出して縮小し、捕食者はそれを吸収していることが分かった。
この放出される生命エネルギー、実はゲームにおいて実際に利用されたことがあるのだ。
『
宇宙ロケットにも転用できるほどだというから結構なエネルギーなんだろうけど、ポケモンから生命エネルギーを吸収する時点でやり口が悪の組織なんだよねぇ。
デボンコーポレーションは多分、ジムやポケモンリーグでのバトルで倒れたポケモンからエネルギーをかき集めるカードゲームアニメの黒幕みたいなことをしてたんだろうけど、この世界ではそんなことできないしね。私は想像力足りてるから。*5
かといって、手つかずのエネルギーがもしあるなら、利用しない手はないわけで。
実証実験として、野生で捕獲された中でも非常に珍しいラッキーとニョロトノによる『はらだいこ*6&いのちのしずく*7』による生命エネルギー放出を行ってみた。
エネルギーとしての計測は残念ながらできなかったものの、なぜかは分からないが蛍光グリーンをした謎の液体が実験の結果として得られた。
この怪しい緑の液体、のちの実験でポケモンに対してのみ回復効果があることも分かり非常用に備蓄されることが決定したのだが……もしかしてこれ、ポケモンセンターの機械で使われてたやつなのだろうか?
即時回復効果があるのは非常に助かるのだけれど、ポケモン世界の闇を垣間見てしまった気分だ……。