「たっだいまー!」
アレから軽く食材を買ってきて帰宅しました。
ん? バイトはどうしたとな?
安心したまえ抜かりはねえぜ。
実はアノ後に唯に言われたように壁を修復してたらなんか用務員のおっちゃんの目にとまって、何かあった時ように雇われたんでござる。
要するに臨時用務員だ。
ん? そんな技術をいつ手に入れたとな?
うむ、前ん世界でよく学校やら家やらその他の建物を壊してたからな……主にジジイが。
で、何故か直すのが俺。
まあ俺もたまに壊してましたけですけどね? ええ
ちなみに用務員のおっちゃんが何故に俺を雇う権力があるのかは謎です。
しかし学生謙臨時用務員ってどうよ?
まあ気にせんでいきましょう。
「疲れた……たった一日なのにすげえ疲れた……」
おいリトどうした?
なぜにそんなにグッタリしてやがりますか?
うん、わかってる、原因は俺ですね。
「まあ元気を出しなさいな、本日は俺とララの入学祝いと俺のバイト決定祝いとリトと春菜の下の名前呼び合い祝いとその他色々な祝いでご馳走にするのだぞ!」
なんか混ざりまくってるが気にするでないぞ。
「わぁーい! ねえタマゴ焼きも! タマゴ焼きも!」
フッ…無邪気さんめ。
タマゴ焼きて……ものっそい可愛いな、おい!
そんなに気にいったんか?
「ありがたいようなそうじゃないような……」
何だと! っておよ?
口ではそう言っておきながら微妙に笑顔ではござらぬか?
全くツンデレは唯の仕事だぞ、リト君。
「おかえり!」
おっ、美柑、なんかすげえ久々な気がするし、ってそうだった、美柑に謝罪と報告をせねば。
「たっだいま~、そしてスマン美柑! チーム『リト恋』の初ミッション、美柑抜きでやってしまった、悪い!」
頭を下げる俺、しかしそこは流石は美柑。
「いいよ別に、あっ、それで色々買い込んできたんだ?」
快く許してくれました。
しかも買い出しの理由まで見抜くとは、まあ全てではないがそれでも素晴らしき眼力。
「リト、美柑くれ!」
久々に言ってみた、まぁ朝にも言ってたけども。
「またかよ懲りろよ!」
フッ…俺に諦めの文字はねえ!
いや、嘘ですあります、勉強とか勉強とかね!
「ねえねえ私は私は!」
「ララに言ったら次の瞬間にタキシードを着せられそうなのでやめときます!」
早く気付くのだ、それは(以下略)
「ララさんも大変だね……けどマサさんのタキシード……微妙に似合うかも」
「確かに……ん? 美柑、顔赤いぞ?」
「うるさいリト!」
仲良しな結城兄妹でした。
けどタキシードは似合んと思うぞ?俺はどこぞの美形とは違うのだ。
「マサのタキシード……着よ! マサ着よ! 今着よう!」
「イヤでござる、あんなカッチリしたの着れるかい!つうか絶対似合んわ!」
何故かララが興奮しだした、宥めるのに時間が掛かった。
・
・
・
・
で、結局……
「う~む……マフィア?」
「似合うけど……ちょっと違うような……」
着てみました……完全にパーティー仕様のマフィアになっとりました……チクソウ、だからイヤだったんだ。
つうかどっから調達してきたコレ!
「マサ、カッコイイ!!」
ララだけはなんか喜んでくれたのが救いです。
「着替えてくるよ……ほら……アレだろ?
家の中にマフィアいたらイヤだろ? チクソウ」
そう言い残して部屋から出ました。
「アレマサ落ち込んじゃった? なんで」
「そっとしといてやれララ……けど、普通にガクランとかは似合うのに何故にマフィアになるんだマサ?」
「アレはアレでありかも……」
上からララ、リト、美柑の順でした
俺も謎だよ、チクソウ!
「ハイ復活! 俺、復活! もうマフィアなんて言わせないぜ!」
適当な部屋着に着替えて俺登場。
「上がり下がりが激しいよなマサって?」
うむ、自覚はある! まあ人生山あり谷あり色々あんですよ。
っと、それはまぁ置いといて。
「美柑、鉄人タイムだ、究極の料理を作るのだ!」
「気合い入ってるね、うん、私も頑張る!」
うむ、美柑も頑張ってくれるらしい。
今こそジジイのメシの味を越える時!!
「わあ楽しみにしてるねマサ!」
フッ……楽しみにしていたまえララ君!
「俺も楽しみだな美柑もマサも料理上手いからな」
リトよ、期待には応えよう。
「ではいざ勝負!」
「マサさん勝負じゃないから!」
気分ですよ気分。
つうわけで料理開始
・
・
・
・
はい完成!
「つ、作りすぎたかな?」
「う、うむ、なんかお互いに歯止めがきかなかったな……」
目の前には凄まじい量の料理の山です、なんか作ってるうちに俺も美柑もテンションが上がってしまったでござる。
いや俺はともかくまさか美柑までとは不覚でごぜえました。
「まあこんくらいなら普通に食いきるけどね俺」
「嘘、マサさんこんなに食べれるの!」
「意外と大食いでごぜえますよマサさんは?
まあ普段はそんなでもねえけど」
必要とあらば食うでござる。
「そうなんだ……でもマサさんだからアリか?」
アリですよ。
「ではそろそろリトララを呼びますか?」
「そうだね?」
で晩メシターイム。
「わあ、沢山あるね!」
「マサ、作りすぎ……美柑も止めようよ」
やっぱりツッコまれた、しかしリトよ
「美柑は悪くない悪いのはアノ時の俺のテンションだ!」
つっといた、美柑は被害者です俺の!
「私も悪ノリしすぎたからマサさんだけのせいじゃないよ?」
クッ……美柑……優しい子!
くらえ撫でる!
「ッ!!」
効果は高いようだ、うむ可愛い!
「マサわた」
ララが言い切る前にララもなーでなでっと
「エヘヘ」
うむ!可愛いです!
っとイカンイカン!癒されてる場合ではない!せっかくのメシが冷めっちまう!
「とりあえず食おうぜい!」
つってみんな揃っていただきますして食べ始める
「うむ! 美味い! しかし……
クッ……ジジイの壁は高いぜぉ!」
かなり美味いんですよ!
美柑との合作なのも手伝って、かなり美味いんです!しかしジジイには一歩及ばねえ……
「自分で言うのも何だけど会心の出来だと思ったんだけど……マサさんのお爺さんのご飯ってそんなに美味しいの?」
「そうだぜマサ? めっちゃ美味いぞ?」
「そうだよ!美味しいのに」
うむ、確かに美味い、つうか俺が作った中で最高の出来ではある何度も言うが美柑との合作だからね。
「ふむ……ジジイのメシがどんくらい美味いかっつうとアレだな……ほら、俺が麻酔薬入りのメシ食わされた話ししたろ?」
「「「うん!」」」
中々に揃った返事ですな。
「普通はさそんなんがあったらジジイが作った物は口にしなくなるよな?
けどよジジイのメシの恐ろしい所はたとえ盛られてたとしてもまた食っちまうとこなんだよ!
あぁ、わかってる、わかってんだ! 罠ってわかってんのに何故に食う俺!
あそこで我慢してれば、砂漠だったり雪山だったりで目を覚ます事もなかったのに、バカ!俺のバカァァァ!!」
チクショウォォォ、思い出しただけで自分が悔しい! 不甲斐ない自分が悔しいぞ!
「マサさん、 落ち着いて! 大丈夫大丈夫だから!ねっ?」
はっ、またもや興奮で我を忘れてたしまった、そこをやっぱり美柑に優しく宥められました。
「サンクス美柑……落ち着いた」
美柑は心の清涼剤です、なでりなでりっと。
「あう……」
うむ可愛い癒される!
あっ、勿論、ララもな~でなでしといたぞ、ダブル癒しだ、効果も二倍さ。
「どんだけ美味いんだよ……マサの爺さんの料理って」
リト君がジジイのメシに興味が出たようだけどオススメはしない、盛られるぞ!
まあもう食うこともねえけどな・・・・
「マサさん?」
「どうしたのマサ?」
っとイカンイカン、 つい浸ってしまってたらララと美柑に心配されてしもうた、む、リトもか?
ホントにいい奴らだわ
「なあにいずれはジジイのメシを越えてやろうって思ってな?
決意を固めてたとこさね、美柑君、協力してもらうぞ!」
ニカッと笑いながら美柑にそう言ったら美柑は
「うん、頑張ろうねマサさん!」
って笑顔で言ってくれた。
「楽しみにしてるよマサ!」
ララもそう言ってくれました、頑張るぜい。
「楽しみだけど逆に怖え……」
何故にとは言わん、つうか流石に俺は盛らないっつうの!!
多分……少なくとも、ララと美柑のには……。
「なんかすげえイヤな予感がしたんだけど!」
むっ、意外と鋭いなリト。
「安心しろリト、盛るとしてもリトだけだ!」
「なら私達は大丈夫だね!ララさん」
「うん!」
「俺は安心できねえぇぇ! つうか盛るなァァァ!」
そう言われたら盛らないといけない気分になりますな
これぞダチ〇ウの法則と呼ぶ、みんな覚えたかな? テストに出るぞ。
とそんな感じでコチャコチャしてる間にも食事再開中
俺も再びむしゃむしゃ食べます。
うまうま。
「そういえばマサさん、リトのアレって何したの?」
アレとは?あっ!『リト恋』のことか
「うむ、お互いに下の名前で呼び合う事になったぞ?」
「嘘! リトが!?」
すげえ驚いてんな、美柑、まあわからんでもねえけど。
「リト頑張ったもんね?」
うむうむ、確かにな、リトかなり緊張してたし、しかも春菜に名前呼ばれたら直ぐに電源落ちてたし。
「……ホントに? だってアレだよ?」
美柑がリトを指注したらリト君。
「ッーーー!!」
って赤くなっとりました、つうか思い出しただけでフリーズすんなっつうの。
「俺もコレ見たら不安になるがマジでごぜえますよ、なっララ?」
「うん!ホントだよ?」
「ホントなんだ……へぇ~リトがねえ」
そうなんですよ。
「リト頑張ったね」
「あっああサンキュー美柑」
フッ……美柑もなんやかんや言いつつも喜んでますな、いやはや仲良し兄妹ですわ。
「それでマサさんとララさんは学校どうだった?」
ん? 今度は俺とララの事ですか?
うむ、まあアレですな
「楽しかった、友達もできたよ!」
「俺も楽しみましたよ? 授業は頭パーンってなるかと思ったけど」
ということです。
「そっかララさんよかったね?
マサさんは……リト、マサさん大丈夫だった?」
アレ? 美柑さん、なんで俺に関してはリトに確認とってんでごぜえますか?
「マサは無茶苦茶してたぞ、おかげですげえ気疲れした……」
それはないんでないかいリト君?
そこまで無茶苦茶した覚えは……。
「無いとは言い切れねえ自分にビックリだ!」
「マサさんいったい学校で何したの……」
「えっと……カクカクシカジカって感じかな?」
美柑に今日学校であった事を順に話したら美柑は
「リト、今度、ビデオカメラ渡すからマサさんの学校生活撮影してきてね?
ヘタな映画より絶対面白いと思う」
ってリトに撮影を頼んでました、そうきたか美柑、ハートが強いぜ。
「カンベンしてくれ」
そんな美柑にガックリ肩を落とすリト君でありました
そうこうしてる間にも、料理の山は減っていきいつの間にやら綺麗に無くなりもうした。
まあ殆ど俺が食ったんですけどね、 美味かったです。
で、みんな揃ってごちそうさましてミ〇ミ〇タイム!
勿論、全員分ありますよ、ミ〇ミ〇はみんなのミ〇ミ〇なのです。
「すげえ幸せそうだなやっぱ」
幸せですからね。
「マサさん可愛いかも」
「うんうん! コレ飲んでる時のマサって可愛いよね?」
それはさっきまでマフィアだった俺に言うセリフではござらぬよ? つうか
「可愛いのは君達だとマサさんは思うぞ?」
つったら
「ッ!!な、なれない……」
美柑が照れました、そろそろ慣れましょうつうか照れてる顔も可愛いぞ美柑君。
「エヘヘ~マサに可愛いって言われたエヘヘ~」
ララは普通に喜んでますな、つうか結構言ってる気がするが、けどナイススマイル。
「やっぱすげえよマサ……」
いや何が? つうかどの辺が?
まあいいさね、さて後片付けいたしますかね!
「はい食器洗いますので各自持ってくるように!」
つって席を立つ
「あっ私も手伝う!」
続いて美柑も立ち上がって食器を流し台へ
「あっ、私も私も!!」
ララも手伝ってくれるみたいだね、うむ、良い子さんだね。
「んじゃ俺は食器持ってたらお風呂用意しとくから」
リトはお風呂の準備、こんな感じでみんなで家事をこなしました。
まあ食器洗ってる時にララが
「あっ!」
ガシャン
って何度かしてたけど、美柑は笑って許していた。
なんつうかこう頑張ってる感じがすげえ可愛いかったしな。
なので食器洗い終わった後に、な~でなでしといた
ララは皿を割ったのに何でって顔してたけどなんやかんやで嬉しそうでした。
むろん美柑も撫でたぞ!
「えっわっ私も!!」
つって驚いてたけど、当然です、撫でずにいられるか
殆ど無意識で撫でてたわ!!
・
・
・
・
でなんやかんやで風呂ん時間でごぜえます
「俺は最後でいいぜい!」
一応、客ですからね、そんくらいは考えてますよ?
明日以降はわからんけどな。
「じゃあ私も最後にマサと入る!」
おいララ、それは待て! 流石に待て!
「美柑……ララと先に入っちゃって!」
「うんわかった! 行こララさん」
「ええ何で~~~」
いやキミね? 小学生とかじゃあるまいしつうか倫理的にアウトだろ。
「結城家の風呂は混浴ではごぜえません、つうか女の子なら慎みを持ちなさい!!
コレ言うの三回目!!見ろリトを自分が入るわけでもねえのにフリーズしてんだろ!」
すっかり固まってますよ、つうか何でオマエが固まってんですか?
「ぶう!わかったよ~行こう美柑」
「はいはい、それじゃあマサさん先に入るからリトをお願いね」
不満気なララに苦笑しながら美柑はそう言って風呂へ、いやはやどっちが年上やら
で待ってる間に俺はリトを解凍しましたどうやらリト、ララと出会った日の事を思い出してフリーズしたもよう
「俺が風呂に入ってたら湯舟に裸のララが……」
との事でした、そんなんだったんですな?
そらリトならフリーズするわ
俺ならノーリアクションで風呂から上がる気がするが
それはそれでマズイ気がするが……。
まっいっか?
どれ、待ってる間ヒマですな! つうわけで
「リト、ゲームあるか? あったら対戦しようぜい!」
「ああ、いいぞ、取ってくる」
結構ゲームは好きさ!
で女の子組が風呂に入ってる間
俺VSリトのゲーム対決が始まりました!
・
・
・
・
「マサーー上がったよーー!!」
「ちょっ!ララさん服!ふく!」
上がったようですね……へへッ
「マサどうしたの?」
「服を着なさい、リトが固まってる」
コレだけ言うのがやっとだぜチクソウ……
でコチャコチャあり、リトのフリーズがとけてリトが事情説明。
「待ってる間にマサとゲームしてたんだけどさ……いやマサ下手すぎ……」
ええ全敗しました、つうか俺は下手じゃねえ
「リトが強えだけだ、俺は弱くないリトが強いの!」
何たる強さ、きっと日本でも上から数えたほうが遥かに早いに違いねえ。
きっとそうさ、そうに決まってる!
「私あんまりゲームしないけどリトよりは上手いよ?」
なんですとー! マジか美柑、 いやブラフだこれはブラフに違いない!
美柑が嘘つくような子には思えんがブラフであってくれ!
「美柑……コントローラーを握りたまえ……勝負だ!」
「えっ? うん別にいいけど?」
俺VS美柑ファイト!!
・
・
・
・
「ばっ、馬鹿な……」
「えっと……ごめんねマサさん」
「あやまらんといて! 謝られたら逆に悲しいから!!」
ボロ負けしましたチクソウ……。
「私もしたい!」
服を着たララも、そう言ってきました。
「ララ、ゲームやったことある?」
一応確認、一応な! したらララはクビを横に振り
「ないよ! でも面白いそう!」
フム……無いとな。
ニヤリ!!
「よしララ勝負だ、このマサさんがドンと胸を貸してやろう!」
初心者な勝てるきっと勝てるぞ。
「マサ必死だな……」
「なんか可愛いかも……」
うるさい結城兄妹、つうか可愛いのは美柑です。
「コントローラーはこう持つんだぞ?」
「こう?」
まずはコントローラーの持ち方から入ります、フフッ……初心者だな、可愛い奴め。
さていざ尋常に勝負
俺VSララ、ファイト!!
・
・
・
・
「うわぁーん! チクショーー!!」
俺逃走!
ララがいっちゃん強かったです。
「アレ、マサまだ途中だよ?」
うるさいうるさい、何だオマエら強すぎだっつうの。
「マサ……ゲーム苦手なんだな」
「やっぱり可愛い」
苦手じゃないやい、オマエらが強いんじゃ、決して、決して弱いわけじゃないんだ。
後、美柑、可愛いのはアナタですよ!!
でその後、リトが風呂に入ってる間ずっと美柑に慰められましたチクソウ……。
俺んが年上なのに……けど嬉しかったです。
後、ララはゲームにはまり何度かボコにされました悲しかったです。
チクソウ! 今に見てろよ!!
「では俺は風呂に入りますかねぇ、覗くなよ?
リトララ! 美柑監視よろ~」
切り替えの早さが自慢です。
で朝みたく三人にそう言って風呂にGO!
「だから覗くか!!」
「ええ~!」
「わかった! マサさんゆっくり入ってね」
上から順にリト、ララ、美柑です。
「風呂! 風呂風呂!!」
ガチャ
脱衣所到着、サクッと脱いで、サクッと体洗って湯舟に浸かる。
「はぁ~! やっぱ風呂はいいですなあ」
思わず独り言っちまいました、風呂は大好きです、
温泉とか最高だね。
暫くの間、極楽気分を味わい風呂を上がりました。
いや~気持ちよかったねぇっておろ?
「イカン、シャツ忘れた!」
気付いてみたらシャツが無かった、不覚。
まあ下は履いてるからいいやね。
つうわけで脱衣所を出ま~す! って待て、このまま出たらララの教育に悪くねえか?
ララがマネしたらまずくね?
ポクポクポク……。
脳内会議の結果、女の子なら慎みを持ちなさいという結論により女の子ではないマサさんは可、となりました。
つうわけで、居間にGO! ん? 俺ん荷物は居間にあるんですよ今更だけどな。
ガチャ!
「いやぁ気持ちよい風呂でござった!」
ハンドタオルで頭を拭きながら俺参上。
「うわぁ!うわぁ!!」
およ? 美柑君、どうしたのかね、 真っ赤だぞ? そんなに珍しいもんでもなかろうに。
ってやっぱ教育に悪いか? でもスッパってわけじゃねえし。
「マサ筋肉すごぉい!」
恐悦至極にごぜえます、意外とあるよ筋肉! ゴリマッチョではねえけど。
「体育の時は気付かなかったけど傷凄いなマサ?」
「八割方はジジイとの喧嘩でついたもんだ!」
もうオマエは何処の激戦地帯を突破したと言わんばかりに古傷だらけでもあります。
っと何時までもこのままはアレなんでっと荷物をあさりシャツを取り出し
「着用!!」
いやすいませんね見苦しいもの見せちゃって。
「あっ……」
「むう……」
俺がシャツ着たとたんに何故か美柑とララが残念そうな声を出しました、いやララならわからんでもないが美柑までとは。
「コレ以上は有料ですが?」
冗談混じりにそう二人に言ったら
「……サイフ取ってくる!」
「あっ、美柑、私にも貸して!」
ってなりました……。
「マジか!? いや冗談だからな、本気にすんなよ?」
慌ててそう言ったら美柑は
「えっ? あっアハハ……うんわかってるよ?
いやだなマサさん」
つってたがめっさ目が泳いどりました、もうバタフライばりに!
「ええ~冗談なの~」
「当たり前だわ! つうか金払ってまで見る程じゃねえだろ!!」
ビビるわ、流石のマサさんもツッコミに回るぞ!
「え~そんなことないよ、ねえ美柑?」
「うんうん!」
どうやら二人にはその価値があるようですつうか君達、リトにものっそい目で見られてるんだけどいいのか?
こうなんつうか悲しいつうか切ないつうかそんな目で
とりあえずは
「はいはい! 今日は店じまいだよ! また明日になさい」
って言ったら
「マサそれは止め」
「「リトは黙ってて!!」」
「ヒイ! すいません!」
でリトがそれはやめろと言おうとしたんだろうね、けどララと美柑がものっそい目でリトを睨みつけて黙らせてました。
俺も怖かったです、つうかやっぱり止めとこ……
「明日はカメラがいるね!」
「あっ! 美柑だったら私がスッゴい綺麗に撮れるの作るよ!」
「ララさん頼りになる~!!」
ヤベぇ……コレ……ヤベぇ……
今更ながらに自分がおかした失敗に気付きました。
「明日が楽しみだねララさん!」
「うん! 今日は徹夜で作業するぞ~」
気付くのが遅すぎたよ俺のバカ!!
教訓
シャツはちゃんと脱衣所まで持っていきましょう。