「あっ、もう一杯いいかしらガクラン君?」
「いいッスよ?」
アレからどうなったかって?
うむ、解剖されてねぇよ?
されてたら今頃はこうしてコーヒー飲んでねえし
実はアレは保健さんの演技だったらしい保健さん言わく
「今朝のし・か・え・し・よ?」
だとさ、根に持つタイプなのね? けど直ぐに
「そういう所が可愛いんスけどねえ」
つったら本気で解剖されそうになりました、けど顔がちょっと赤くなっとりました。
で、今はまた授業中! またもやサボりです
体育だったら出てるけどね。
しかしアレだな、ちっと小腹が空いてきたな……ん? およ? アレはカセットコンロではないか、しかもフライパンまである。
それに……ふむ、コレだけありゃイケるな。
「保健さん腹減ってきちゃったんでアレ使っていいッスか?」
俺が保健さんにそう聞いたら保健さんは
「ええ、いいわよ、私のもお願いね?」
と快く許可してくれました、後、何故にコレらがあるかと聞いたら
「私は殆ど一日中ここに居るから、ヒマな時やお腹空いた時に作ったりしてるのよ」
との事でした、まあ急に体調崩して来る生徒とかもいるから保健室から離れられんわな
俺は例外だけどな!
ジュージュー
っと、コチャコチャ考えてる間にも中々にいい焼き具合、後は皿に移してバターとシロップをトッピングしたらば、ほいホットケーキの完成ごぜえます。
「どうぞ~!」
「あら、美味しそうね?」
俺的には中々の出来栄え、保健さん的にも見た目は合格らしいですな。
「まっ、食べてみて下さいな、つうか俺も食うッスけどね!」
で食べてみました、うむ、 美味い!
我ながらイイでき。
「美味しいわねえ、お店で出せる味だわ……ホントに多芸ねガクラン君?」
恐悦至極、いやはや嬉しいですな! まあ美柑の方がもっと美味いん作る気がするけど・・・
今度作ってもらうか?
と、コチャコチャ考えてる間にも保健さん食い終わったようです。
いやはや美味そうに食べてくれましたな、うむうむ。
「ジーーー」
って、何故に俺のホットケーキ見つめていますか?
いやホントはわかってるけど
でも俺も腹減ってんですよ!
まだ一口しか食ってねえしね、つうわけで残りを・・・
「ジーーーーー!!」
くっ、食いずれぇぇぇ! ものっそい食べ辛いんだけど!!
「わぁった!わぁったッスよ!どうぞ」
俺の分を泣く泣く保健さんに渡しました
「あらいいの? 悪いわね? それじゃ遠慮なく」
ぜってえ悪いとか思ってねぇッスよね?
めっさ笑顔だものね!
チクソウ……
けど美味そうに食ってくれたのでそこは嬉しかったです。
後、笑顔でホットケーキをパクつく保健さんが可愛いかったです!
・
・
・
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キンコーンカンコーン
「ほいじゃあ戻りま~す!」
休み時間に入ったので教室に戻ります、つうか普通は逆じゃね? 今日だけで二回サボっとるぞ?
「また来なさいねガクラン君?」
まっ保健さんが歓迎してくれるっぽいからいいやね
コーヒーとか軽食目当てっぽいけどな!
~俺移動中~
ガラッ!
「クラスメイツよ、私は還ってきたァァァ!!」
どごぞのロボット乗りの名ゼリフをパクりつつ俺参上。
「よく無事だったわね?」
唯さんやソレは見捨てたアナタが言うことではねえですぞ?
「解剖されてないからね、つうかされてたまるかい!コーヒー飲みながらダラダラしてた……」
あっ、しもた、余計なこと言った気が……。
「へぇ~、また授業またサボって……へぇ~」
うっ、うむ……怒ってらっしゃいますね?
なんか口元がヒクヒクしてますね?
フッ、ここはアレだな、伝説の技を使う時だな!
食らえ!
「プルプル……ボク悪いマサナリじゃないよ?」
「極悪よォォォ!!」
ものっそい怒られました……しかし唯よ極悪はひどくね? 極めて悪いってひどくね?
「そういや男子生徒Sの正体が謎のままだったな、リト、そいつダレよ?」
アレから唯の説教は体力切れにて決着はつきました、そいで今はさっきの休み時間ん時に聞きそびれてた事をリトに確認中
「ああ、コイツは俺の中学からの友達で猿山っていうんだ」
ほう猿山ねえ、いたかこんなやつ? やっぱ思いだせんな?
つうかコイツもなんかアレだな? 下心がヤバイ感じだな?
まあいいさね。
「エテ山な……俺は鬼島 政成、マサでいいぜい」
何となくそんなあだ名をつけました、だって佇まいからして、猿っぽいんだもの、しかも発情期の!
「ちょっ、おい! エテ山ってなんだよ! エテ山って!」
やっぱり引っ掛かりますかエテ山君、ふむならば
「んじゃジロー?」
有名なアノ猿さんの名前です!
「もはや原型ないだろ! 俺は、猿山! 猿山 ケンイチだ!」
そんな名前だったんだね? つうか原型はないかもしれんがニュアンス的にはピッタリだど思うんだが
それに、基本、俺は下の名前で呼ぶタイプだけどなんかコイツは違う気がする。
つうことで!
「1エテ山 2 ジロー 3は・・・思いつかんな? 1と2さあどっち!」
さあさあさあどっちだ!
「おい! 意味がわかんねえよ!」
うっせえですなぁ、キミはこんな立位置になってんだから騒ぐんじゃありませんよ。
「猿山……諦めろ?」
そうそうリト君の言う通りですぜ
「う~ん、私は1がいい!」
そして何故にララが答えてんだ? けどいいやね
「はいララさんの推薦によりエテ山に決定しました!おめでとうエテ山!」
「なっ、なっ、なんでだァァァ!」
なんでと言われてもねえ?
「まあそんなに叫ぶなよ? ほら、よ~く自分ん名前思い出しみ? 深~く深~~く…………」
俺がエテ山に諭すような感じでそう言ったらエテ山は
「えっ……あっ……」
とだんだん虚ろな目になってまいりました、うむうむ。
「ほら……思い出してきたろ……さあオマエの名前を言ってみるんだ?」
そしてここで声をかける
「……エ……さ、猿山……」
ふむ、効いてきたな! もう一押し
「違うだろう? ほら……もう一度……オマエの名前は?」
「さ……さる……違う……エテ……エテ山……」
ニヤリ!
「そうオマエの名は……」
バチン
「クラスメイトを洗脳しない!!」
チッ、惜しい!
唯に阻まれた、もうちょいだったのに!
「はっ! おっ、俺はいったい!!」
「ハハ……大丈夫か猿山?」
正気に戻ったエテ山にリトが苦笑いというか引いた笑いをしつつ声をかけてます。
「なに言ってんだ? 俺はエテ山だぞ」
「「えっ!!」」
よし!! どうやら成功したようだな!
「ちょっ! 猿山!? おいマサ! オマエが呼ぶだけならまだしも本人までそう認識させるとかやり過ぎだろォォォ!
元に戻れ猿山ァァァ!」
うむ、リト君の言う通りヤリ過ぎた気がするな。
「おいおい、さっきから猿山猿山って、俺はエテ山だぜ? 何勘違いしてんだよ?」
うん! コレはヤリ過ぎたな……まさかここまで効くとは……自分でも予想外でござるよ。
「マサ君どうにかしなさいよ! アナタのせいでしょうが!!」
どうにかって言われてもねぇ、ふむ……ショック療法だな!
「エテ山? ジャンケーンホイ!」
「へっ? あっ、ホイ!」
俺グー、エテ山チョキ、俺の勝ち! で、ここから
「あっちむいて~~~~~~~~」
俺が指を向けるとジッとその指を見るエテ山。
そこから……。
「そぉ~~~~い!!」
ゴリキ!
「グェッ!」
秘技!『あっち向いてそぉ~い!』だ!
いきなりジャンケンをフって相手の油断を誘い、そこから『あっち向いてホイ!』
と見せかけてクビ筋のあたりをゴキリとするという……。
「アナタ何やってるのォォォォ!」
おいおい唯君、まだ説明の途中だっつうのに
「猿山! 猿山!?」
「アレ~? 動かなくなっちゃったね?」
なぁに安心しろい目が覚めたらエテ山としての記憶は無くしているさ。
「うっ、ん………」
ほれ、目が覚めたみたいですぜい。
「猿山? 大丈夫か猿山?」
目を覚ましたエテ山にリトが心配そうに声をかけてますな、つうか大丈夫だっつうのに俺に抜かりは……
「OH!No problem!!My
name is SARUYAMA!!
Thank you!HAHAHA!!」
アレ?
「ちょっ! おい! 猿山? なんで英語!?」
「No problem!!No problem!!HAHAHA!」
マズイでござる・・・。
「ちょっとぉ!コレどうするのよォォォ!」
うむ、早く何とかせねば、書いてる人もピンチだ、英語全くできんからな!
「HAHAHAーーー!!」
・
・
・
・
で、アレから三回程、『あっち向いてそぉ~い!』したら何とか元に戻りました
いや~、ナメ〇ク語を喋り出した時はマジで焦ったぜ!
ちなみにその様子を見てた春菜や未央はかなりドン引きしてたが、里沙だけは
「マ、マサマサ……ホント最高!!」
つってサムズしてくれました、つうか笑い過ぎです、チアノーゼおこしかけとったし
「で、エテ山よ? オマエ昨日いたっけ?」
「昨日は休んでたからさ、けど休んでなかったら一日早くララさんと知り合いに慣れたのに!!」
結局、俺はエテ山と呼び続けることにしました、つうかエテ山、マジで目がヤバイわ、もうアレだわ……校長(犯罪者)三歩手前って感じか?
もう一回くらいイッとくか?
「やめとけってマサ? ホント疲れるから」
なんかリトに読まれた。
チッ、リトに感謝したまえ!
あっ! かっ、勘違いしないでよね!!
べっ、別に、しっ、嫉妬とかじゃないんだからね!?
う~む、やっぱキモいわ!
「うん!やっぱコレは唯の仕事だな?」
「はい? 意味わからないわよ!!」
ツンデレですよい。
「ねえねえララさんは付き合ってる人とかいるの?」
なんか俺がコチャコチャ考えてる間にも、エテ山がララにそんな質問をしとります。
そして案の定というべきかララは
「ううんいないよ? でも旦那さんになる人ならいるよ~! ソレはね……マサだよ~~」
と、言いながら抱き着いてくる。
「リトガード!」
そしてやっぱりリトガード!
「ちょっ! なんでいつも!」
だから仕様だっつうの。
「ちょっとマサ君どういうこと!?
学生の身分で結婚って!!」
あっ、そういや唯は知らんのだっけ?それにエテ山も呆然としとるし。
しゃぁねえですな
「うむ、実はなカクカクシカジカというわけなんでごぜえますよ、まあ俺はその気は今ん所は無えですがね」
と、昨日、春菜達にもした話しをしたらララが
「むぅ! いいもん! 絶対にマサと結婚するんだから!」
と、いつものようにムキになりなさった、そんなララに俺は
「俺がオマエに惚れたらの話しだけどなぁ?」
つっといた
「頑張るもん!」
はよ気付けそれは一過性の(以下略)だと
「あっと、一応言っとくが『惚れて』はいねえが『好き』ではあるぞ? まあコレぁリトや唯にも言えるこったけどな?
後クラスメイツも、エテ山は微妙だけんど」
むろん美柑に保健さんもな! みんな、いい奴だし、面白いしな
キンコーンカンコーン
おっと終わりか? ってアレ? 何コノ空気?
「マサ君……真顔で凄いこと言うわね?」
あい? そうか? つうか唯、微妙に顔赤くね? 照れてんのか?
「ホントだよな……マサ凄えよ」
いや何が? つうかどの辺?
「うーん! もっと好きになってもらえるように頑張る!」
いや今でも好きですよ? 人間的意味で
「マサ君のそう言う所はホントに凄いな」
春菜やソレは他がダメっつう事かオイ!
いやわからんでもないけど!
でもホラ! ここ1番に強いから!
「マサマサ! カッコイイこと言うじゃん」
「そう言うことを普通に言うのが変わってると思うけどね~」
いや普通だろ! つうかカッコイイのか?
わからん?
「マサ……凄い漢だな……」
「あぁ俺達もいつかは……」
なんかショーウインドーに飾られてるトランペットを見る瞳はやめれA&B
「なんで俺だけ……」
いやそう言われても困るがなクリリ……ゲフンゲフン、エテ山よ……。
で、授業が始まるまでなんか微妙な空気でした
・
・
・
・
キンコーンカンコーン
やっ、やっと終わったぜ…、何度となく諦めかけたよ……
けどそのたびに唯励まされて耐えることができた。
いや嘘! 落ちかけるたびに
「ダメよ!」
とか
「シャンとなさい!」
とかって後頭部をペシペシ叩かれて阻止された、いや全然痛くは無えですよ?バグだからさ
けどなんか逆らえんかったんです、恐るべし唯! これが委員長スキルというやつか!
「そんな唯に流石のマサさんもタジタジだぜ!」
「いきなり訳のわかんない事を言わないでよ!」
ガキ大将とクラス委員長です! わかる人にはわかるんですよ。
と、それはさておき!
「ザッツ昼メシ!!
お弁当ターイム! 今日は中庭です! つうわけで唯も一緒に食おうぜい? 今ならリトララと更には春菜もついてくるぞ!」
別に春菜とは約束してるわけではござらぬがな!
「えっ、別にいいわよ?」
よしゃ!OK!
「お弁当~♪お弁当~♪マサのタッマゴ焼き~♪」
ララよなんだ? その歌は? いや楽しそうだけどね!
そして可愛いけどね!
「春菜~一緒に食おうぜい! 今日は中庭で!メンバーは昨日のメンツ+唯だ!」
今更ながらに春菜に確認!
「えっ、うんいいよ中庭だね?」
あっさりOK!
「ハァ~最初に聞いておきなさいよソレは?」
そして唯からきっちりダメ出し! まあいいではごぜえませんか、OKだったんだからよ!
「リトも行くぜい!」
「ああわかった! フゥ~春菜ちゃん春菜ちゃんっと」
リトにも確認、なんか小声で春菜ちゃん、春菜ちゃんって練習しとるし、ちぃとばかし怖えぞ?
つうか今更だべさ?
まあいいさね!では行きますかい!
~俺達移動中~
うむ! 中々に日当たりがいい場所ですな! 芝生もイイ感じ!
そしてやはりここで
「テロリロリン! レジャ~シ~ト~!」
しときました! リトや春菜は知っていたが唯は初だったので
「ソックリね? しかも旧のほう」
つってくれました、うむ! 実は旧のほうだったんです
後、ララはアノ声つうか元ネタを知らないので昨日に引き続き特に気にしてはいませんでした
でみんなでいただきますして食べます、唯は若干、戸惑ってましたがね!
むしゃむしゃ!う~む
「やっぱしアレだな、俺だけで作った分、昨日のよか微妙に劣るな?」
「そうか? 充分美味いけどな?」
「そうだよ美味しいよ!」
リトララの二人はそう言ってくれるんだが昨日ジジイ越えを誓った身としては妥協はできんのですよ。
むっ、そうだ春菜と唯にも食べてもらい感想を聞いてみるのだ、つうのは半分建前ね? 昨日もだったけど春菜はどんな味だろうって顔してるし
唯も似たような表情だしな
つうわけで
「春菜、唯、食ってみるか?」
と弁当箱を差し出したら何故かララが
「タマゴ焼き~!」
と俺のタマゴ焼きを強奪。
「コラ! 何でオマエが食ってんの! 欲しいならちゃんと欲しいって言えっつうの!」
一応注意はしときました!
で、春菜と唯はそれぞれ
「えっとそれじゃあコレいいかな?」
「私はコレを貰っていい?」
と一品づつチョイスしてパクリ!
「美味しい~!」
「ホント! コレってホントにアナタが作ったの?」
との言葉をいただきました、つうか唯さんやソレはないんでないかい?
まあわかるけどね!
「お口に合ったようで? しかしまだまだでごぜえますよ美柑との合作はコレよか美味いし、俺んジジイは更にソレよか美味い!」
何れは越えるけどね……美柑がいれば。
単独ではまだまだ遠いぜい
「私のより美味しいのに……」
「何かしらこう……凄くモヤモヤするわ」
うお、なんか落ち込んでもうた!何故に?いや何となくわかるけど
「は、春菜ちゃん、そんなに気にすることないって!ほらマサだから」
そんな春菜をリトが元気付けようとしとります、ってマサだからつう慰めは如何なもんかと
「そ、そうだよねリト君、マサ君だもんね? 不思議はないよね?」
それで立ち直るんかい、つうか春菜ん中では俺ってどんな存在!?
「結城君のセリフ凄く説得力あるわね」
唯もかい!
「キミらの中のマサさんって何さ!」
思わずそう聞いてみました、まあ予想はつくがな!
「変人!」
「へ~ん!」
「えっと……変わった人かな?」
「無茶苦茶な人ね後、変人!」
上から順にリト、ララ、春菜、唯でした!やっぱりね! そうですよね! けどねえ
「いや確かに俺は変人ではあるけどね? そこはもうちょい捻ったほうがいいと思うぞ? こう笑い的に?」
「「「引っ掛かるのそこ!!」」」
「??」
中々に揃ったツッコミをいただきました、ララはちぃっと難しかったようだが
「他のどこに引っ掛かれと?」
って逆に俺が聞いたら、
「そう言われたら……無いな」
「無い……かな?」
「無いわね」
「???」
無いとの事でした! けどやっぱしララはわかってなかったけどな!
・
・
・
・
で、その後は弁当食い終って食ミ〇(食後のミ〇ミ〇)して適当にコチャコチャしながら過ごしました
後、唯にも俺とララがリトん家に世話んなってることは話しといたぞ、まあ
「なっ! 一緒の屋根の下だなんでハ、ハレンチだわ!」
つってましたが
「いや、んなハレンチって言われてもな?
リトはそんな奴じゃねえし、それに俺だぞ?一般人とは違うのですよ!一般人とは!」
つったら何故か妙に納得されました、リトには微妙に引っ掛かっていたが、それも納得してくれました。
それとミ〇ミ〇飲んでる時は
「うっ……可愛い……」
「うん……可愛いかも」
「でしょ? でしょ?」
って唯、春菜、ララに言われました、つうか可愛いって言うな!
可愛いのはキミらです!
更にその時のリトの目はやっぱちょっと怖かったです。
キンコーンカンコーン
さて次ん授業は何だったかねえ?