エレナ視点
「行きましたね・・・」
私は別世界へと行ったあの人を見送りそう呟く
あの人が要求した能力が少し拍子抜けするような事もあって余り危険がない場所に送る事にしたのだけど・・・
チラっとあの人のロウソクを見る
うん!危険な場所でもよかったかもしれないと思った
後、ひそかにあの人に特典を付けて上げたそれはある意味、主人公の必須スキルともいえる物だ
そう!数ある主人公の伝統芸!!
【ん?風邪か?】
です!
フフ、この力を活かして頑張って下さいね。
「エレナ先生……ソレはどうかと思うデスよ?」
何故かアイナに呆れられてしまいました。
マサ視点
俺ただ今落下中。
ン? 地面が見えてきたな?
「よいしょォォォっと!!」
ズドォォン!!
ウム、なんか公園っぽい場所に着地成功っと!
さてさてコレからどうしようかねぇ?
というか今気付いたが住む所も金もねぇよ俺!?
ヤベェどうしよ?
「適当に歩き回ってケンカ売ってきた奴から経験値とゴールドでもゲットするか?」
とイカンイカン、なんか思考がバイオレンスだぞ俺!
クッ!生身の体になった事で体がミ〇ミ〇を欲してるのか!
なんか俺がそんな事を考えているとポケットに何かが入ってるのに気付いた
「なんだ? 手紙?」
【マサさん、別世界に到着したデスか?
その世界は確かに【To LOVEる】の世界デスがアル意味では別世界でもあるデス!
だからマサさんが思うように生きるデス!
原作がどうとかは余り気にしないデスよ?
アイナより
PS・マサさん手紙の入ってたポケットと反対のポケットを見るデス!!頑張って下さいデス!!】
ほうほう。
まぁぶっちゃけ細かい事は覚えてないから助かるわな。
で反対のポケットと……
「ッ!!」
ミ〇ミ〇が入っていた!!
クッ……アイナのやつ!!
生涯の友となる事を誓った。
俺、回復(心の安定的な意味で)
流石はミ〇ミ〇、さっきまで荒んでいた俺の心が落ち着きを取り戻す。
しかし実際問題、状況はあんまり変わってねぇんだよなぁ。
スッタラスッタラと歩きながらどうしようか考えていると少し離れた場所になんかラ〇トセイバー的な剣をもったコスプレ男がいた。
よぉく見るとアホ毛が特徴的な女の子とその手を引いている少年もセットでいる。
なぁんかどっかで見た事があるような……
と言う事で少し近付いてみるか?
リト視点
チクショー!なんで俺がこんな目に!
今、俺はララの手を引いて必死に逃げている。
何故かって?
「待てェェェ、キサマァァァ!!」
「追ってこないでよ~ザスティン!」
なんか変な剣を振り回した奴が追いかけて来てるからだよ!!
というかそもそもの原因はコイツなのに!!
そう思いながらチラリと俺が手を引いてる少女ララを見る。
なんでも無理矢理結婚されそうになったからって逃げてきたっていう宇宙人のお姫様らしい、けど俺にとってはトラブルの種だ
「チクショー!なんで俺が~!!」
とにかく逃げる、ひたすら逃げる!
ズドォォォン!!
ん? なんだ今の音?
って、いつの間にか人気のない場所まで来ちまった!
「フッフッフ……やっと追い付きましたぞララ様!さぁその小僧から離れて帰りましょう
お父上もわかってくれるはずです」
マズイ!追い付かれた!!
「帰ってよ!私はリトと結婚するんだからァーー!」
ララはザスティン(なんでもララを護衛する親衛隊の隊長らしい)に向かってそんな事を叫びだす
「ッて!ちょっと待て!俺は!!」
俺には好きな人がいるんだ!そんな事を言われても困る!
俺がそう続けようとしたら
ブォン!!
「ヒィ~~!」
いきなりザスティンの奴が切りかかってきやがった!
「ララ様をたぶらかしたな!小僧ォォ!!」
「ちょっ待て!!」
ヤバイ目が血走ってる!!
というか迷惑被ってるのは俺だ!
「問答無用!!」
ヤバイヤバイ!聞く耳持ってねぇーー!
もうダメだぁ!
目の前に迫る剣の恐怖に思わず目をつぶる
「ザスティンのバカァァァ!!」
ズドォン!
「グハァー!」
ん?ララが助けてくれたのか?でもそれにしては声が男みたいだったけど……
俺が恐る恐る目を開けるとそこには
「よぉ少年、大丈夫か?」
と見知らぬ、なんか悪ガキをそのまま大きくしたような目付きの悪い男が立っていた。
「誰?」
俺がそいつにそう聞くとそいつはニカッと笑いながら
「通りすがりの生き返り男だ!!
あっ、語呂わるッ!!」
変な奴だと思った俺は悪くない……
マサ視点
ついつい手が出てしまった、いやさ正確には足だけどね!
つぅか、コイツらってアレだよな?
たしか主人公的なアレの……リトだったか?
とヒロインのララだったよなぁ?
多分。
フルネームは思い出せんが、でさっきのがザスティンと、さっきララが言ってたから間違いない……はず
でも、もし違ってたら恥ずいぞ俺!
さっきおもくそ名前叫びながら跳び蹴りしちまったし
大体なんだ『生き返り男』って語呂が悪いにも程があんだろ、俺!!
「クッ、キサマ……何者だ!!」
なんか俺が一人脳内でコチャコチャやってたらザスティンのやつが起き上がってきた
「鬼島 政成、通りすがりの生き返り……いやコレ語呂悪いし……えっと……生還者? うむコレで行こう! 通りすがりの生還者だ!!」
今度はビシッと自己紹介!!
「いやグダグダだったと思うぞ?」
「アハハ!へ~ん!!」
訂正、事故紹介だったようだチクソウ……
「わけのわからん事を、ハッ!!
キサマまさかララ様を狙って送りこまれた刺客か!?」
アレ? なんかザスティンさん勘違いしてね? というかツッコミは?
「なぁなぁアイツっていつもこんな感じなのか?」
俺が隣にいたララにそう聞くとララは
「うんうん!ザスティンは心配性すぎるんだよ~!えっと……キジマだっけ?」
「マサナリが名前だぜ? マサでいいぞ!」
「わかったマサって呼ぶね!私はララだよ」
どうやらこうらしいな……ついでにララに自己紹介(三回目)後、名前を教えてもらった、うむ、合ってたらしい。
「ってオイ!鬼島!まえまえ!」
ん? なんかリトが言ってんな、つうか
「いやマサでいいっつうの!オマエはリトだよな?」
「わっわかったマサだな!ってなんで俺の名前を!?」
「いやララが言ってたじゃん!デカイ声でリトと結婚する~ってさ」
コチラも合ってたらしい、意外とやるな俺。
「そっそうか……ってそれ所じゃない!
マサ!まえまえ~!」
アン? だから何だったつうんだよ? つうか寧ろそこは、「志〇後ろ!後ろ~」だろ!
とかアホな事を考えながら前を見てみる
。
「私を無視するなァァ!!」
ブォン!
あっ、ザスティン怒っとる!!
つうかめっさラ〇トセ〇バーもどきを振り下ろしてる
し
けどなぁ……
ガキンッ!!
「な、何っ!!」
ぶっちゃけ遅すぎ!こんなんだったら爪楊枝を装備したジジイの方が80倍くらい強いぞ?
「お、おいマサ!!
おまっ!素手で!!」
ん?なんかリトが驚いてるし、そらそうか?
「バグキャラだからな!カッチカチやぞ!!」
とりあえず懐かしのブングルしといた
「わぁ~マサ凄~い!」
ララは普通にはしゃいでんな?
ちなみに『ガキン』って音は手の平で受け止めた音ね?人体が発する音じゃねぇけど
そこはアレだ・・・バグだからな!!
「クッ!」
ザスティンは俺に素手でラ〇トセ〇バー
もど、めんどくさいな剣でいいや!
剣を止められた事に驚いていたようだが、すぐに距離をとろうとしてるみたいだ。
けど残念、させませ~ん!
「フッ!」
グシャ!!
俺はそのまま手に力をいれ、剣を握り潰した!
鍛えた成果は伊達じゃねぇぜ!!
鍛える前から多分出来たけどね!!
「な、バカな!!」
おぉ驚いてる驚いてる!!
んじゃとりあえずは黙らせますかね?
ヒュッ!
俺は一瞬でザスティンの背後にまわりガシリと腰をホールド!!
「なっ!いつの間にクッ離せ!」
なんかザスティンがバタバタ暴れてるが甘い甘い!そのくらいでは外れんよ!
喰らえぃぃ!
「カ〇ル・ゴ〇チ!!」
「ぬわぁ!」
ドゴン!!
「ぐはぁ!!」
グッタリしているザスティンを見ながら俺は我ながら見事なジャーマンだったと一人頷きつつ
「ありがとうゴ〇チ先生!!」
夜空に向かってプロレスの神に敬礼した
「ありがとうマサ~!ザスティンしつこくて困ってたんだぁ」
そんな俺に向かって、ララはお礼を言ってくる
おかしい、ここはツッコム所のような……
「いやつうかやり過ぎだと思うぞ?」
安心した!
リトの言葉に安心した!!
ツッコミいないとアレだからな俺がやってもいいけどさ
そんな事を思いながらも
「さてさてリト君ララ君、何があったんだね?」
ぶっちゃけ大まかな設定? 以外曖昧な俺は二人から事情を聞こうとそう尋ねてみた、するとララが事情を話し始めた
「えっとね・・・」
ララの話しによると
結婚しろ(ララ親父)→いやー(ララ)→逃亡→リトと遭遇→私この人と結婚する→
いけませんララ様(ザスティン)→リトと逃亡→現在!!
らしい!
あぁそういやそうだった……ような気がする
ん? 確かリトって別の奴が好きとかだったような?
アレ? 別のマンガだったか?まぁいいや!
「んじゃあザスティンを起こしてソレを言ったらどうだ? リトも言いたい事があんだろ?」
うんうん、平和的なプランだな!
さっきジャーマンしておきながら何だけどさ!!
「ええ~!起きたらまた絶対、私を連れて帰ろうとするよ!」
俺の提案にララは否定的みたいだな
「リトは?」
とりあえずリトにも聞いてみる
「別にいいけど……でもまた斬りかかってきたら……」
ふむ、なるほど、リトはまたザスティンが襲い掛かってくんのが心配だと、でもまぁ
「そん時はアレだ俺がこうクビのあたりをコキャっと?」
「ならいいよー!」
「いやダメだろう!!」
リト、ナイスツッコミ!ララ、オマエはバイオレンス!!
「軽いジョークだ!せいぜいアイアンクローくらいだな」
俺がリトにそう言うとリトは
「まぁそれなら」
と納得してくれた、ララはなんか不満そうだが
まぁ実はアイアンクローつっても俺の人外握力なら人の頭なんざ、『パーン!』だけどな!!加減はするけど
・・・
つうことで
「んじゃあ起こすぞ?」
俺はザスティンの背後に回り
「ソイヤ!!」
グッと気合い注入!!なんかちょっと『ゴリッ!』って香ばしい音がしたけど大丈夫だろう?ギャグだし
「ンッ・・・うん・・・」
ホラね!
「おぉ起きたか?」
俺がザスティンにそう確認するとザスティンは
「ッ!!きさまは!!」
案の定暴れだそうとしだす、しかしここは平和的に!
スッとクビに腕を絡ませ
「後、少し腕を動かせば・・・わかるな?」
「ッ!?」
よし!大人しくなった!!
「でララ?話しがあんだろ? リトも? ホレ今んうちに話さんね!」
ザスティンが大人しくなったので二人にそう声をかける。
無論、今だ俺の腕はザスティンのクビに絡まっていたりする
「いやマサ?離してやれよ?ソイツ顔が真っ青だぞ?」
ふむ、まぁソレはそうだな
「つうわけでとりあえず離すぞ?リトに感謝するように、んで二人の話しを聞いてやれ、暴れんなよ?暴れたら頭『パーン』するからな?」
俺がザスティンにそう言うとザスティンはコクコクと頷きながら
「わ、わかった」
と了承してくれた、うむうむ!んじゃ開放しますか
俺が手を離すとララが
「私はデビルーク星には帰んない!パパが決めた婚約者なんて絶ぇ~対にイヤ!私はリトと結婚するの!!」
断固帰還拒否の姿勢だ!
ここでリトに向かって「ヒドイ!俺との事は遊びだったんだね!」とか言いたい衝動にかられたがグッと堪えた
しかし俺ってこんな性格だったか?フとそんな事がよぎったが、気にしない事にした。
「しかしララ様、ソレでは父上が・・・!」
「イーーヤーーー!!」
なんかリトがおいてきぼりだな
「なぁリト?ララん奴あんな事言ってるけど実際どうなん?」
俺の質問にリトは
「結婚って言われても……俺には別に好きな奴がいるし……」
おっ、やっぱし当たってたか?
ララ残念、ん? アレ? そもそもララってなんでリトに惚れてたんだっけ?
う~む、思い出せん。
まぁいいさね、しかしリトの奴、なんかハッキリしなそうな奴だな?
多分、ララには別に好きな奴がいるって言ってないんだろうな?
うむ、早期発見の方がキズも浅かろう!
ここは俺が心を鬼にして
「オ~イ!ララ、リトには別に惚れてる奴がいるんだと!」
とララに暴露った
「オイ!おまっ!ちょっ!」
なんかリトがあわわあわわしているがそんなリトに俺は
「こういうこたぁ早めに言った方がいんだって!ソレでララがどうするかってのはララ次第だろ?」
と思うわけよ
したらララは
「じゃあマサと結婚する!!」
と言いなさった……って
はっ?えっ?はっ?幻聴?オマエ、リトに惚れてんじゃねぇの? やっぱ幻聴?
「ララ? リピートプリーズ? ちょっと耳の調子が……」
俺は耳をガリガリとほじりながら、ララが何と言ったかもう一度確認してみる。
「じゃあマサと結婚する!!デビルーク星には絶対に帰んない!!」
アレェ?
「いやいやいや、 ちょっとまたんかい!!
ミーとユー初対面!!
つうかじゃあって何!じゃあって!
その目当ての商品がなかったから妥協しました!みたいな感じは!?
ってコラ引っ付くな!後リトあからさまに開放されてラッキーみたいな顔すんな!!」
ツッコミ所満載なんだけど!つうかアレェ?どゆこと??
つうかザスティン、ララの暴走を止めんかい
そんな思いを抱きながらザスティンを見てみると
「確かに私を簡単に退ける程の力……ララ様には相応しいかも……」
裏目ったァァァ!
ザスティン黙らせたんが裏目ったァァァ!
ザスティィィン!正気に戻れェェ!
「マサナリ様……ララ様をお頼みします……」
アレ?うそ?アレ?
「うん!私!マサと幸せになるね!!」
えっ?オマエが答えんの?
「マサ……おめでとうって言ったらいいのかな?」
オイ、リト?オマエはツッコミじゃなかったのか?
というか……というか……
「ちったぁ俺の話しを聞かんかいバカタレ共がァァァ!!」
ガツン!!
「イタッ!?」
ゴツン!!
「ぐあっ!?」
ドガッ!!
「アダッ!?」
ゲンコツ3連して黙らせ
「オマエら正座!!」
「「「ハッハイ!!」」」
三人を正座させる、ララあたりが逆らいそうな気がしたが大人しく従ってくれた
それと大声を出したおかげか俺の方も少しは冷静になれ、頭もちっとだけ回るようになる
つうわけで
「まずララ!!」
「えっ、な、何?」
ビシッとララを指注しながら
「オマエ、アレだろ?えっと……確かデビルーク星だったか? に帰りたくねぇから、んな事を言ったんだろ?」
「はうッ!!」
俺の指摘にララはギクリとなった感じで声をつまらせる、この様子だと図星だな……
大体、俺がモテるとかはありえねぇっつうの、不細工ではないと思うがぱっとみ悪人顔だしな、目付き悪いし……
「ララ様!!どう言う事ですか!!」
っとイカンイカン!まずはコイツ等だ
「落ち着けっつうの!
あのなぁ確かにララがやった事ぁどうかと思うが、正直気持ちもわからんでもねぇ」
俺はザスティンに落ち着くようにいいながら今は少しシュンとしているララの頭にポンポンと手を置く
「し、しかし!!」
しかしザスティンは納得出来ないといった感じだ
「んじゃあオマエ、あの空き缶と結婚しろって言われたら結婚すんのか?」
「はっ?ソレとコレとは」
俺が近くに落ちてた空き缶を指差しながらそう言いザスティンは反論しようとしているが
「一緒だっつうの!まぁ空き缶は極端すぎだとは思うけどよ……それに確かララはデビルーク星の姫さんだったか?」
「え、う、うん、そうだけど……」
俺がララに話しをふるとララはそうだと頷く
「そっか……けどララが姫さんである前にララは一人の女の子でララなんだよな、 ぶっちゃけ俺の価値観押し付けるみたいで何だけど
どこぞの姫さんとかなんてもんはソイツ自身の最後に付いてくりゃあいんだよ!
どごぞの姫様だから結婚しなきゃいけねぇ?
ふざけんな!!
んじゃララ自身はどこにいんだっつうの!!」
俺の言葉にザスティンとララの二人は下を向いて黙っている
「まぁアレだララが本当に惚れた奴が出来るまで待ってやれや……なっ?
いくらララの親父だからってそんくらいの甲斐性くらいはあんだろ? オマエもさ?
そんでも待てねぇとか言い出すようなアホ親父だってんなら……
ララには悪いが……
俺が……鬼島政成がブっ飛ばすっつっとけ!!」
あぁなんか慣れねぇ説教なんてしちまったぞ俺!
はぁ~ジジイの影響うけたか?
あっリト忘れてた……
「最後にリト!!」
「あ、ああ……」
「特にねぇ!!」
「ないのかよ!!」
慣れない事をしちまったなぁと思いながら俺はリトで遊んでいると
「・・・する」
ん? なんかララが言ってんな? 何だろ?
「どうしたララ?」
俺がララに聞いてみたらララは
「する!」
はっ?何を?
「私マサと結婚する! ううんマサと結婚したい!!」
はっ?
「ハァァァ?いやいやいや待て待て待て!ハッ何で?いや何で?というか・・・何が?」
アレ?『する』と『したい』アレ?レベル上がってね?
「私、最初はマサが言ってたみたいに帰りたくないからってリトと結婚するって言ったりマサと結婚するって言ったりした
けどマサはそんな私の事をお姫様としてじゃなくてちゃんと私として見てくれた!!
私を私として見てくれた!
こんな気持ち初めて!
私マサの事、本当に好きになっちゃった!
だからマサと結婚したい!!」
裏目ったあァァァ!!
慣れない説教が裏目ったあァァァ!!
まて落ち着けザスティンが止めるは
「このザスティン感動しました……
私は親衛隊長としてララ様の本当のお気持ちなど考えていなかった……それをマサナリ様は気付かせてくれた……
ララ様!!不肖このザスティン全力で支援させていただきます!
この方こそララ様に相応しい!」
「うん!ありがとうザスティン!」
アレ? 走り出した? 何かこの二人走りだしちゃった?
何? なんなの? デビルーク星には暴走する奴しかいないの?
「マサ……頑張れ?」
リトその温かい目は、売られていく子牛を見る優しいくて冷たい眼差しはやめて!
待て、落ち着け俺!
まずは説得だ!!そうさ人間誠心誠意話せばわかってくれるさ!
「えっと……ララ? いえララさん? あのですね……いきなり結婚とか言われたましてもマサさん非常に困ってしまうのですが?」
低姿勢なのは気にするな!頼むから
「え~!まさかマサ恋人がいるの?ソレとも好きな人がいるの?」
「いねぇよ!!齢16年!生まれてこのかた彼女なんざ出来た事はねえ!好きな人も……」
一瞬だけミ〇ミ〇仲間の顔が浮かんだがアレは仲間的にというか妹分的な好きだからベクトルが違う気がする
「いるの?」
俺が途中で言葉を切った為かララは少し不安そうな顔をしながらそう聞いてくる
「いねぇッス・・・チクショウ・・・いい若い者が何コレ? ジジイか俺は……」
ちょっぴり泣けてきた
「じゃあいいよね!結婚しよう?」
「よくねぇ! 結婚なんてもんはお互いが惚れてこそ成立するもんだ! オマエはどうかしらんが少なくとも俺はその気はねえ!!ソレに俺はまだ結婚できる年齢じゃねぇ!!」
まぁ政略結婚とかもあるだろうけどアレは俺は気にいらねぇんで
「う~ん、あっ! だったらマサが私の事を好きになってくれたら結婚してくれるんだね
よ~し! 頑張ってマサに好きなってもらうぞ~」
イカンこの子止まる様子がない……しかもあながち間違った事を言ってないから恐ろしい……
「ララ様~その意気です!」
ザスティンはなんか変な旗を取り出して応援してる
ダメだこいつら早く(以下略)
そしてリト我関せずといった感じで暢気にお茶なんざ飲んでんじゃねぇ!
本来ならこの位置オマエ!!
「マサ~~~!」
なんか俺がパニッてるとララが飛び付いてくる
しかし甘い!
「リトガード!!」
一瞬でリトを捕まえララの前に差し出す、えっ?違うよ? 暢気に茶を飲んでたリトにイラッときたからじゃねぇよ? ホントだよ?
「わぷっ!おまっちょマサ!ってララ離せ俺はマサじゃねえ!」
フッそんな事をいいながらも役得だと思ってるんだろリト君!
なぁに男なら当然さ!
「ん? ア~~~~! マサじゃない?!なんで避けるの!!」
ムッ!イカン!気付かれた!しかしここは毅然とした態度で
「何となくだ!」
「何となくで俺を巻き込むな!!」
「マサ~~~~」
「ララ様~頑張って下さい~」
しばらくの間、俺達はコチャコチャやっていた
で、結局は
「わぁったわぁった!俺がオマエに惚れたら考えてやる! けどハッキリ言って、オマエに惚れるかもわからんし、別の奴に惚れるかもしらんぞ!」
「ソレでもいいもん!絶対、私を好きになってもらんうだから!!」
と何処の色男なんだと言いたくなるような結論になった、
まぁアレだ・・・ララ、ソレは一過性の風邪みたいなもんだから熱が冷めたら気付いてくれるさ
とか考えてたがな!
大体、俺みたいなもんに本気で惚れるとかありえねぇもんな【ん?風邪か発動中】
アレ?今なんか変な言葉が頭を過ぎったような・・・イカンイカンなんか深く考えてはダメな気がする
とそうだった
「なぁリト、頼みがあんだけどさ?」
すっかり忘れてたが俺ってば住む所ないんだよな、金もないし、野宿してもいいけどちょうどこうしてリトに知り会えた訳だし
ちなみにザスティンは何処かにいなくなってる
「頼みって?」
「悪い、オマエん家、泊めてくれ!!」
かなり図々しい気がするが仕方ないじゃないか、ツテもなんもないんだからよ
ソレに何故かそうしないといけない気がするし、こう宇宙(書いてる人)意志的に!
アレ? また変な電波が……っとイカンイカン!
「ねえ~リト~いいじゃんマサ泊めてあげようよ!そしたら私もマサと一緒にいれるし!」
おっ!ララは俺の味方をしてくれるみたいだ、そういやララってリトん所で世話になってたんだったな
「ちょっララ!ってマサなんでだ?家は?」
ララに詰め寄られて焦りながらもリトが理由を聞いてきた、そういや言ってなかったよな
「いや実はな、カクカクシカジカって訳でさ住む所も金もツテもナイナイ尽くしなんだわ」
とりあえず俺の事情を話す、ちなみにマンガの世界がどうたらの部分は別世界と言って置いた、なんかそうしろと宇宙(以下略)からだ
「ハイ? 別世界? いやそれはまだしもマサ、一回死んだって!!」
あっ別世界ん所は別にいいんだ、まぁ目の前に宇宙っ子いるしな
「最初に言ったろ? 生き返り男って?」
やっぱ語呂悪いな・・・生還者って言い直そ
ドガッ!
「うお!ってどうしたララ?」
俺が言い直そうとしたらララが突然抱き着いてきて
「マサ~死んじゃったの? 大丈夫なの? 悲しくないの?」
と俺に言ってきた、目には涙を浮かべている
あぁコイツいい奴だわ!
リトの方も見てみるとリトも悲しそうな顔をしていた
俺はララの頭にポンと手を置きながら
「問題ねえよ、コッチ来る前にジジイには挨拶してきたしな、ジジイ言わく少し早い一人立ちだと、だから二人は気にすんな、んな顔されると、ちと困る」
と二人に言ってやる
「そっか……いいお爺ちゃんだね!!」
「ああ、わかった!」
すると二人とも納得したのか笑顔になったうむうむ!
しかしララよあのジジイは絶対に『いいお爺ちゃん』なんてもんじゃねぇぞ!マジで
まぁ多少は尊敬してやらんことも無きにしもあらずのような気がせん事もないような気がするが
とっ、そういやまだ交渉の途中だったな
「でリト、泊めてくれんか?」
もう一度リトに頼むとリトは
「ああ、別にいいぞ、マサにはさっき助けてもらったしな」
と了承してくれた。
「よっしゃ!サンキューリト!オマエいいやつ!」
「やったねマサ~!」
俺が喜んでいるとララが抱き着いてくる、しかし甘い!
「リトガード!」
「またかよ!!」
「ヒドイよ!避けないでよマサ!」
それからまた少しの間、三人でコチャコチャやっていたが、俺はなんとか住む場所を確保するのに成功したのだった。
オマケ的な蛇足
???視点
ん?なんだコレは?あっエレナ
「エレナ、この死体はなんだい?」
「あっコレはですねカクカクシカジカと言うわけでして」
ボクがエレナから事情を聞くとエレナが事情を教え、エレナは用事があると出ていった
ふむふむ、なるほどね・・・しかしこの少年も運がないというかなんというか
「フム・・・そうだ!!」
ボクがこの運がない少年の体に少しだけ加護を与えてやろう
さて・・・どうしようか・・・ウムあれだな!!
パチン!!
よしよし、生き返ったら頑張るんだよ少年。
ん?ボクがどんな加護を与えたかって、それは
【イベントメイカー(小)】さ!
コレはアレだ、色々な事に巻き込まれたり異性とのフラグが立ちやすくなったりする便利な力さ
まぁそこからどうなるかはその人しだいだけどね?
けどこの加護は少しだけ副作用があったような・・・
フム・・・逃げよう!!
すまない少年!!