来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

24 / 71
第二十三話っぽい感じ!!

 

 

はい来ました、臨海学校・・・の前日です。

 

「いよいよ明日だな、いやぁ楽しみだね~!」

 

「うん!着いたらいっぱい遊ぼうね?」

おう、むろんでごぜえますよ、もうめっさはしゃぐね!はしゃぐこと請け合いだね。

 

あっちなみに。

 

「美柑!ちゃぁんと荷物は纏めたかね?ヤミっ子も?」

 

そうこの二人も参加します、ン?どうやったかって・・・ふむ・・・実は

 

『ガチャ』

 

「スンマセ~ン!二人程、追加で臨海学校に連れてきたいんスけど~」

 

「ちょマサさん、ダメだよ、学校行事なんだよ?いくらなんでも」

 

「こうなったマサナリには何を言っても無駄だと思いますが?」

 

 

はい美柑君、成功フラグありがとう、そしてヤミっ子はよくわかってるようで。

 

「二人共可愛いいからええよ」

 

うむ、やはりオッケーでしたな、さて

 

「二人がチ」

 

「テメェは壁にキスしてろッ!!」

 

『ゴシャン!』

 

予想通りに飛び掛かってきやがりましたんで壁に突き刺しました。

 

「よしゃ、言質は取った行くべ」

 

「アハハ・・・やり過ぎのような・・・」

 

「えっちぃマネをする人には当然の処分です、マサナリが手をくださいなかったら私が手をくだしていました」

というようなことがあったんですな、あっちなみに美柑の学校は臨海学校の時に丁度、創立記念日で休みだったぞ?で二日以降は普通に休みが重なったのだ!

 

いや偶然が重なったね、ホント・・・

 

そういうことにしといて!

 

「マサ・・・張り切ってるとこ悪いけど・・・テレビ」

 

アン?テレビ?はて、と思いつつもテレビん方見てみりゃ美柑もヤミっ子もくぎづけですやん?

 

「何?面白い番組でもやってんの?カンフー映画?」

 

「違うよマサさん・・・コレ・・・」

 

ン・・・どれどれ・・・ふむふむ・・・

 

『・・・地方では大型の台風が接近しています、十分な警戒が必要でしょう』

 

ふむ、台風ねえ

 

「それがどうしたん?」

 

「明日の天気次第では臨海学校中止になるかも・・・って電話がきたんだよ」

 

ふ~ん、なるほどねぇ、臨海学校が・・・

 

「ハァァァァ!なんですとォォォォ!!」

 

「リト、嘘でしょ!ねえ中止になっちゃうの!!」

 

思いっきりリトに詰め寄る、俺とララ、そら詰め寄るわ!

 

中止って、おまっ・・・中止って・・・折角、色々用意したんぞ!臨海学校んために徹夜してまで作ったもんだってあるんだぞ!

 

「ちょ!怖い!怖いって、仕方ないだろ台風がきてるんだから」

 

むう確かにリトに詰め寄ったって仕方ない・・・しかし台風め・・・俺の臨海学校を阻止するつもりか・・・

 

「そうはイクか!絶対臨海学校に行くんじゃい!楽しみにしてたんだ!純粋な海水浴目的で海に行くなんて初めてなんだぞ!中止にさしてたまるかいィィィ!」

 

『ガチャ!』

 

そう言い残し、俺は結城家を飛び出した、中止にはさせん!台風め目に物見せてくれるわ!!・

ララ視点

 

マサ飛び出していっちゃった・・・マサも臨海学校凄く楽しみだったんだ

 

ううん、マサだけじゃない私だって凄く楽しみにしてたんだもん!

 

「絶対に臨海学校に行く!マサとリトと美柑とヤミちゃん、唯にハルナ!みんなで行くんだもん!台風なんて・・・」

 

『バッ』

 

久しぶりに羽を広げて私は窓から外へと飛び出す。

 

マサの姿はもう見えない、どこに行ったのか少し気になったけど今は

 

「ララ~~~」

 

アレ?

 

「リト?」

 

気付いたらリトも私の後を追ってきてくれてた

 

「ララさん、どうするつもりなの?」

 

美柑も来てくれたんだ

 

「プリンセス?危ないです風が大分強くなってきています。」

 

ヤミちゃんも、私のことを心配してくれてるみたい、そのことは嬉しいけど・・・でも

 

「絶対に行きたいんだもん!台風なんて私の発明品で!!」

 

そう言って再び台風が近づいて来ている岬の方に向かおうとすると

 

「俺もついてくよ、一人だと危ないだろうし?」

 

「うん、そうだね、私も臨海学校行きたいし何か手伝えるかもしれないし」

 

「岬までの道は私が護衛としてついていきましょう。」

 

ってリトも美柑もヤミちゃんも言ってくれた

 

「ありがとうみんな、エヘヘじゃ行こう?」

 

台風は来てるけど嬉しくて思わず笑っちゃた。

 

それからみんなで岬の所まで移動して

 

「よし!じゃあ早速!『ごーごーバキュームくん!』」

 

一つ目の発明品、『ごーごーバキュームくん』で台風を吸い込もうと考えてスイッチを押す

 

『ゴォォ・・・』

 

「ララ~止め止め!そこいらじゅう吸い込んでる!!」

 

失敗・・・肝心の台風は吸い込めなくて終わっちゃった。

 

でも諦めないんだから

それからいくつかの発明品を試してみたけど全部失敗・・・

 

「ララさん・・・」

 

「プリンセス、雨も強くなってきていますし危険です」

 

美柑とヤミちゃんが心配そうに私に声をかけてくれる

 

でも、まだ諦めたくない、臨海学校に行きたいんだもん、マサと・・・ううん、みんなで!

 

 

「コレで最後なら!『ぱくぱくイーターくん』雲を食べちゃえ!」

 

最後に残していた発明品、『ぱくぱくイーターくん』コレで台風を作ってる雲を無くしちゃえば、きっと!

 

『ヒュー・・・パクパク』

 

やった!上手くいきそう、台風の近くの雲を食べ始める『ぱくぱくイーターくん』

 

「イケるかも・・・ララ!」

 

「うん!臨海学校に行ける。」

 

リトもその様子を見て顔に笑顔が見える、エヘヘ、海に行ったらマサといっぱい遊ぼう・・・アッ!

 

「そういえばマサはどこに行っちゃったんだろ?」

 

「ララさんが外に出た時にはいなかったの?」

 

「うん、もう見えなくなっちゃってた」

 

マサどこ行ったのかな?エヘヘ、私が台風をやっつけちゃった、って言ったらビックリするだろうな?

 

また撫でてくれるかな?エヘヘ~

 

その様子を思い浮かべて自然と頬がゆるんじゃう

 

「ララッ!!」

 

えっ?リト?どうし・・・

 

『ゴヒュウ・・・ヒューー』

 

あっ・・・『ぱくぱくイーターくん』が・・・

 

「風に飛ばされちゃった・・・」

 

『ペタン』

 

今の今まで上手くいってたのに・・・もう少しだったのに・・・

 

「ヒック・・・ヒック・・・ウェ~ン、なんで、なんで・・・もうちょっエグッ・・だったのに・・・臨海ヒック・・・行きた・・ウェ~ン」

 

一気に力が抜けて、座り込んだ、涙が出てくる、悲しくて悔しくて。

 

「ララさん・・・」

 

「ララ・・・」

 

「プリンセス・・・」

 

そんな私にみんなが心配そうに声をかけてくれるけど、涙は止まらない

 

「ウェ~ン・・・ッグ・・・マザ・・・」

 

泣きながら無意識にマサの名前を呼んでた、そしたら・・・

 

 

「風が吹く~♪岬の方~から~♪台風を吹き飛ばす~♪凄い風~♪なんつって?ララ呼んだか?」

 

よく知った声が、私の大好きな人の声が聞こえてきた

 

「マザ?」

 

「マザじゃねぇつの!マサなマサ?ったく明日の準備は済ませたのかね?当日バタバタしたら困るよ~?」

 

いつもみたいに軽い口調、それに最後に言ったことって・・・まるで・・・

 

「マサ・・・手に持ってるのなんだ?いや一応確認な?うん」

 

「ニッ・・・用務のおっちゃんに頼んで材料を借りて作った、巨大団扇だ!名付けて『風神丸』」

 

マサは手に凄くおっきいウチワを持ちながらニカっと笑った

 

「マサナリはソレを作りに行っていのですか?」

 

ヤミちゃんの質問にうなづきながら

 

「応よ!目には目にを、歯に歯を、風には風をってな?まぁ見てろい!」

 

そう言いながら、ウチワを担いで

 

「危ねえからちぃと離れてろい?」

 

私達を後ろに下げ。

 

「臨海学校?楽しみだな?」

 

もう一度、ニカッと笑うと

 

「ウォッラァァァァ!どけどけどけぇ風神様のお通りだァァァ!邪魔するやつァァァブッ飛ばすぞォォォ!!」

 

『ズダダダッ・・・グン・・・』

 

岬の先っちょと所まで走っていって、そのウチワを振りかぶって

 

「しゃラァァァァ!!」

 

『ヴォォォンッ!!』

 

台風に向けてウチワを振り下ろした・・・そしてウチワから出た風が

 

『ゴッヒュウン・・・バァウン』

 

台風を吹き飛ばしちゃってた・・・

 

「ハッハァ!台風ごときが俺に喧嘩を売るなんざ千年早え!ってアレ?ヤベ・・・『風神丸』折れてもうとるがな!耐久性に問題アリだな」

 

台風が無くなり空からは太陽が見えた、けど私にとっての太陽は、空じゃなくて今、目の前にいる大好きな男の子。

 

「マサーー」

 

その太陽に向かって、私は飛び込んだ!

 

「リトガード!!」

 

「今は違うだろ!今は!」

 

結局は阻まれちゃったけど・・・むう・・・少しくらいいいのに・・・・

マサ視点

 

「アハハ・・・マサさん無茶苦茶すぎ」

 

「ハッハッハ、無茶をやらかすのはジジイだけと思うなよ!でもまっ、コレで臨海学校行けんな?」

 

いやぁ楽しみ!海つったら今まではアレだったからね、人食い鮫とか大王イカとかと喧嘩する所だったからね、ジジイのせいで!

 

ホント楽しみだわ。

 

「むぅ・・・少しくらい抱き着くの許してくれてもいいのに」

 

おうララさん今だにイジケとる、ふむ・・・しゃぁねえですなぁ、話しを聞くかぎり今日は頑張ってたみたいだし

 

「ホレ、ララ?おんぶだ」

 

こんくらいはサービスしてやろう。

 

「えっ?いいの?やった!」

 

『バッ!』

 

フッ・・・可愛いやつめ・・・ン?

 

「「ジーーー」」

 

美柑&ヤミよ、その目はアレか?してほしいんか?けどなぁ

 

「リト、コレ持てるか?」

 

「はっ・・・うぉ!!」

 

リトに『風神丸』を持たせたら即効で潰れもうた、慌てて救出!

 

「ハァハァ・・・なっ何キロあるんだよ・・・重すぎるぞ」

 

何キロつわれても・・・う~む

 

「わからん?300くらい?多分?」

 

「さささ300!!」

 

おうビックリしとる、まぁ300キロつってるけど実際はまだ多いやも?

 

「リト・・・マサさんだよ?台風吹き飛ばしちゃう人だよ?」

 

「そうですね、なんら不思議はありません」

 

「あっ・・・そう言われたら納得だわ」

 

うむうむ、納得してくれてよかったわい。

「スゥ~スゥ~」

 

ン?

 

「ララ静かにしてんなぁって思ったら寝てたんかい?」

 

いつの間にやらララさん寝息を立てておりました

 

「疲れてたのかな?気持ちよさそう・・・ちょっと羨ましいかも?」

 

疲れてたねぇ・・・まぁそういうこともあらぁな、俺が岬ん着いた時、めっさ泣いてたし、泣き疲れってやつかね?

 

にしても美柑君、羨ましいとは、やっぱしおんぶ希望だったみたいね?

 

「美柑にゃぁ後でやったげっから今は我慢な?」

 

「えっ・・・うっうん」

 

うむうむ、美柑は素直な良い子ですな。

 

「ジーーー」

 

「ヤミっ子もな?」

 

「仕方がありませんね、そこまで言うのであれば背負われてあげましょう」

 

いやなんで上から目線?どんだけ負けず嫌いなんだ?

 

まぁ人んこたぁ言えんけど。

 

とこんな感じで話しをしながら帰宅しました。

 

そしてララを布団に寝かせてテレビをつけたら

 

『今日未明、突如台風が消滅するという事件がありました、情報によると岬の方で巨大なウチワのような物を・・・』

 

『プツン』

 

「マサ・・・今・・・」

 

「気にすんな!大丈夫大丈夫!」

 

うんきっと、大体、んな話し誰が信じるんだっつうの?

 

「マサさんを知ってる人なら」

 

「容易にマサナリに辿り着くでしょうね?」

 

うむ・・・その可能性は否定できんな?まぁ

 

「アレは・・・風神様の仕業ってことでココは一つ」

 

そういうことにしといて!

 

あっちなみに『風神丸』は・・・

 

【ララ様のデダイヤルにしまっておきますので】

 

とのペケ君の言葉により、なんかララん携帯みたいなやつにしまってあるんで大丈夫です。

ちょっとしたオマケ

 

唯視点

 

 

「明日は中止かしら・・・でも今は風もないわね?」

 

ココアを飲みながら、そう呟き天気予報をみる為にテレビをつけた

 

 

台風が近づいてきてたから明日の臨海学校は中止になるかもしれないって考えてたけど突然、風も雨も止んで、天気予報を見るためにテレビをつけたら

 

『今日未明、突如台風が消滅するという事件がありました、話しによると岬の方で巨大なウチワのような物を』

 

「ブフーー!!」

 

ニュース速報を見て思わず、ココアを吹き出してしまった、慌てて口元をハンカチで拭いつつ、思い浮かぶ一人の人物。

 

「マサ君ね・・・」

 

こんな非常識なことを仕出かす人はマサ君くらいよ・・・

 

改めてマサ君の非常識っぷりを垣間見た気がするわ・・・

春菜視点

 

 

明日の天気は心配だけど準備だけはシッカリとしてるそしたらお姉ちゃんが

 

「ねえ春菜、ニュースで面白いことやってるわよ?」

 

って声をかけてきた

 

「面白いこと?」

 

「そっ・・・ほら」

 

テレビでは

 

『今日未明、突如台風が消滅するという事件がありました、話しによると岬の方で巨大なウチワのような物を』

 

という内容が流れてる、うん間違いない

 

「マサ君だ・・・」

 

「えっ?誰?」

 

思わずもれたマサ君の名前、この後、ごまかすの苦労したよ・・・マサ君・・・無茶苦茶すぎるよ・・・

涼子視点

 

『今日未明、突如台風が消滅するという事件がありました、話しによると岬の方で巨大なウチワのような物を』

 

「ガクラン君、凄いわねぇ、解剖させてくれないかしら?」

 

【いやッス!NO解剖!】

 

むっ?独り言なのにキッチリ否定された気がするわ、流石ねガクラン君。

 

「それにしても、ホントに不思議な子よね?」

 

彼は私があった人物の中でもダントツで変わってる子、その身体能力もだけど、むしろ彼の考え方が不思議というか変わってるというか

 

「まっだから気にいってるんだけど」

 

明日からの臨海学校、彼の回りではどんなことがあるのかしら楽しみね?

 

まぁきっと私もいつの間にか巻き込まれてるでしょうけど・・・フフ

 

沙姫視点

 

『今日未明、突如台風が消滅するという事件がありました、話しによると岬の方で巨大なウチワのような物を』

 

 

「間違いなく政成ですね」

 

凜いくら政成さんとはいえ

 

「流石にそれは・・・」

 

そのまま無いといいきれませんわ、政成さんなら十分に考えられますわね、何せ鉄の球を斬ってしまう程のお人ですもの

 

あぁ・・・アノ時の政成さんは・・・かっかっこ・・・うぅコレで逆ですわ・・・でも・・・

 

「ポーー」

 

凜視点

 

沙姫様、何やら思い出しているようだ、察するにアノ鉄の球を斬った時の政成の様子を思い出したのだろう。

 

確かにアノ時の政成は普段の政成とは違った雰囲気を放ち格好よかったと言えるな、が普段と違うと言えばやはりアレだな

 

アノ不埒者に向けたアノ目、アノ目は・・・

 

「ポーー」

 

マサ視点

 

「なんか二人・・・いややっぱ一人か?取り返しがつかんことになっとる気が」

 

風呂に入ってたらフとそんな予感が過ぎりました。

 

どうしてでしょうね?不思議なこって・・・

 

『ガラッ!』

 

「マサーー!!」

 

「今は俺が入っとるから後から入れ!つうか女の子なら慎みを持てつの!!」

 

起きたと思ったら即効で襲撃してきおってからに

 

つうか普通逆だろ!!

 

「「チラ・・・チラ・・・」」

 

「オマエらもじゃい!ゲンコされたなかったら出てけ!!」

 

美柑にヤミっ子もセットで覗きやがってからに、つうかキミらはララを止めなきゃダメじゃろがい!

 

ちなみに美柑のヤミは服を着てます、ララはスッパだけどね、俺?俺はタオル巻いてんぞ一応な!

 

「「「ええ~」」」

 

ほう・・・反抗的だなオイ!

 

『ガツン!』

 

「イタッ!」

 

『ゴツン!』

 

「あうっ!!」

 

『ゴチン!』

 

「ッ!!」

 

ゲンコ三連かまして叩き出しました・・・・

 

何度も言うが普通逆!!

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。