「彩南高校のみなさん、遠い所よくぞ、いらっしゃいました~」
リトへの八つ当たりも終わったので今日とまる旅館の入口まで来たら、早速、旅館の女将さんとやら中居さんやらが出向かえてくれました。
「いやぁ正直、ここまでガチの旅館たぁ思わんかったぜい」
「だな?結構立派な旅館だよな?」
リトもベックラしとりますな、ぶっちゃけ、今にも潰れそうな勢いん場所かと思っとったんだけんどな?
「おっ美人女将!」
エテ山、盛るなつ・・・あっ!
『バッ!』
「高美ちゃ~ん!会いたかったよぉ」
変態(校長)が女将さんにル〇ンダイブしとる いつんまに縄抜けしやがった、あの変態(校長)は
『ヒュッ!ガシッ!』
捕まえて
「テメェは地面に刺さってろッ!!」
『ザスンッッ!!』
入り口ん前に挿しときました。
「マサってホント、校長に遠慮ないよな」
むっ?リト君や?キミは勘違いしとるぞ?
「加減はしてるぞ?生きてんじゃん?」
俺がその気になったらマジに即パーンだぞ?
「生きてるってマサさん・・・過激だよ」
「そうでしょうか?」
むう、美柑には刺激が強いか、ヤミは寧ろコッチ側みたいだけんど
「校長先生、減点です!」
「唯さん多分、聞こえてないと思うよ?」
唯は唯で校長を減点して、春菜にツッコまれとりまんな?
「マサ!私、アレ知ってるよ!アレって一輪挿しって言うんでしょ?」
おっララ上手えこと言うな
「確かに一輪挿しだわな?この旅館ん名物に・・・ならんな?アレじゃ客はドン引きしてまう」
地面に頭が刺さった変態なんぞ誰も見たがらんしな。
「あっ!先程のことはお気になさらず、今日はよろしくお願いします。」
おっ、気付いたら保健さんが変態(校長)の代わりんアイサツしとるし
「いえいえ、どちらにせよ私が手を下してましたから、それにしても元気な生徒さんですね?」
元気が売りですからな!にしても女将さん結構デキる?カラカラと笑いながらも自ら手を下すって
「あっそうそう、生徒さんの中に鬼島 政成君って子がいません?」
おう?
「マサ、アノ女将さんと知り合いなのか?」
「いんや?全く、はて?」
思わずクビを捻りまする、はて何なんでしょ?
「ガクラン君?御呼びみたいよ?」
っとイカンイカン
「あいあい」
と女将さんとこに行きまする
「あら、さっきの元気な生徒さんが鬼島君だったんですねぇ?」
ちょっくら驚き顔の女将さんに
「どうも、元気が売りの 鬼島 政成ッス、あっ後、呼ぶ時ぁマサかマサナリで!」
と自己紹介、したら女将さん
「フフ・・・聞いてた通りねぇ確か・・・マサ坊だったかしら?」
と砕けた口調になってマサ坊呼ばわり、まぁ堅い口調よかはコッチん方が楽でいいやね?にしてもマサ坊って俺んことを呼ぶってこたぁ
「もしや、用務んおっちゃんの知り合いッスか?」
今ん所、俺ん事をそう呼ぶんは『コッチ』じゃおっちゃんだけだしな?
「そうよ、ウチの旅館の補修とかを頼んでるもの、そ・れ・で!マサ坊が来たらコキ使ってやれですって、頼むわよ?」
ふぅ~ん、縁は異なもって言うが、全くその通りだねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よし!一応確認!一応な!
「マジで?」
「ええマジよ?ほらほら、やることは沢山あるわよ?あっ、ちゃんとお給料は払いますからね?」
マジらしい・・・
「まっいいか?おっちゃんにゃ世話んなってっし?よしゃ!サクッと仕事、終わらせて遊ぶぜい!」
「そっそ!若いんだからその意気よ?というわけでコノ子借りますねェ、みなさんはゆっくりくつろいでいって下さいねェ?」
となんやかんやで、旅館に来て何故か臨時用務員的な仕事をすることになりもうしたのでした。
っと
「じゃ諸君!なんか仕事すっことになったからまた後でなぁ~ヤミは・・・今回は遊びなさい、美柑ヤミんこと、よろ~」
とみんなにアイサツして仕事に向かいました。
・
・
・
・
唯視点
「まさか臨海学校に来てまで働くなんてね?」
今日からお世話になる旅館の女将さんの後をついていくマサ君の背中を見ながらポツリと呟く、ララさんの方を見ると
「むぅ・・・折角、マサと一杯遊べると思ったのに・・・」
とララさんが頬を膨らませている、そんなララさんをヤミさんが
「プリンセス、マサナリのことですからどうせ直ぐに仕事は終わらせてしまうでしょう気を落とさないで下さい。」
元気づける言葉を言う、そういえばヤミさんも用務の仕事の手伝いをしてるのよね?
「ねぇヤミさん、マサさんってお仕事、早いの?」
「かなり優秀みたいですね、一日掛かる仕事を一~ニ時間で熟すと用務の方も言っていましたし、私から見ても非常に効率がいいです、マサナリ自身も半日あれば一軒家を建築できると言っていました」
美柑さんの質問にヤミさんはそう答える
どうやら優秀みたいね?けど半日で一軒家って・・・
「非常識だけど・・・マサ君が絡むと何故か可能な気がするわ」
「マサ君だもんね。」
「マサだしな。」
ホント、不思議な人よね?非常識なことでも彼が絡むと納得してしまうというかなんていうか。
少し前の私だったら頭から全否定してたわよね?
「はいはい!ガクラン君は頑張って仕事をしてるみたいだけど、みんなは各自の部屋に行って荷物を置いてきなさい、部屋に着いたら班長の人は点呼をとって私の所に報告に来るように」
っといけない!御門先生の言うように部屋にいかなきゃ。
「それじゃ行きましょう。」
私と同じ部屋になる人に声をかけて今日泊まる部屋へと向かうことに、ちなみにララさん、春菜さん、諸岡さん、沢田さんが同じ部屋だ。
「「「「は~い」」」」
返事はいいんだけど、ララさんと諸岡さんには注意をしとかないといけないわよね?
「あの・・・御門先生、私達は何処の部屋に行けば?」
私がそう考えながら部屋に向かおうとしたら美柑さんがヤミさんを連れて御門先生にそう尋ねてる、すると御門先生は少しだけ考えて私達の方を見ると
「う~ん、ガクラン君と同じ部屋でもいいんだけど流石にねぇ~古手川さん、そちらの部屋に入れてくれないかしら?」
やっぱり・・・まぁ知らない中じゃないしいいかしら?
「私は構いませんけど?みんなは?」
一応、部屋の人達にも確認。
「もちろん!」
「うん、大丈夫だよ」
「え~と、ヤミヤミと結城の妹でしょ?全然いいよ、人数多い方が楽しいし」
「そうそう」
みんなも、大丈夫みたいね?
「それじゃあ、ヤミさん美柑さん、部屋に行きましょう」
「はい、ありがとうございます。」
「ヨロシクお願いします。」
と予定より二人増えたけど部屋へと向かうことにした。
そして男子の部屋との境目くらいで
「古手川、美柑のこと頼むな」
と結城君に言われ
「ええ、わかったわ、結城君は、マサ君のことお願いね」
頷きつつも、そう返すと結城君は渋顔で
「スマン、無理かも・・・マサ、朝からかなりはしゃいでたから・・・」
ですって・・・ハァ~~今回の臨海学校無事ですむかしらね?
「女将さ~ん!次は?」
「そうねェ、屋根の補修お願いしていいかしら?」
「あいよ~」
『ヒュバ!』
チラっと外を見てみたら沢山の工具を持ちながら屋根へと跳び上がるマサ君の姿。
「頑張ってるみたいねェ」
「みたいだな」
「「ハァ~~~」」
ハッキリ言って無理そうだと思った、でもホントの事を言うと、少しだけ楽しくなりそうって思ってるのよね?
あっ少しだけよ!!・
・
・
・
里沙視点
フフフ・・・来た!とうとう私にスポットライトが当たる日が来た!
予想外?予想外でしょ!私も予想外だったけど。
「里沙何やってるの?」
「未央、アナタにも何れ分かるわ!」
そのうち、未央にもスポットが当たる日が来るはずよ、うんうん。
「それじゃ点呼を取るわね?」
おっと、浸ってたら古手川さんが点呼を取り出したわね?
「ララさん」
「はいは~い」
「春菜さん」
「はい」
「諸岡さん」
ン~~~
「ねぇ古手川さん、私のことは里沙でいいから?私も古手川さんのこと唯にゃんって呼んでいい?」
前から、ちょっとだけ気になってたんだよね?唯にゃん(仮)って違うクラスだった時に聞いてた話しより、全然親しみやすいし?
まっマサマサの影響だけどね?
「ちょっと唯にゃんって!諸岡さ」
「里沙でいいよ、唯にゃん」
こういう時は強引に!これぞマサマサ流。
「ハァ~~わかったわよ、コレからは里沙さんって呼ばせてもらうから」
フフフ・・・流石はマサマサ流!効果は抜群ね?
「あっ!私も未央でいいよ、唯にゃん」
「沢田さんまで!!」
おっ?未央もノッてきたね?
「あぁわかったわ・・・未央さんね・・・ハァ・・・絶対、このクラス、マサ君の影響受けてるわよ・・・」
うん、それは否定しない!でも
「一番影響受けてるのって唯にゃんだと思うけどね?」
「ウッ・・・そっそんなことは・・・ないとは言い切れないわね」
でしょ?それと
「春菜もだけどね?」
「わっ私?そう言えばそうかも?」
自覚はあったんだ?ン?結城の妹も、うんうん、って頷いてるね?
「美柑ちゃんでいいかな?あっ私の事は里沙でいいからね?頷いてるけど美柑ちゃんもなの?」
「えっはい、そうですね?私も結構影響受けてるかも?前の私はなんていうか冷静っていうか冷めてるって感じだったんですけど、今は・・・楽しいものは楽しい!みたいな感じに・・・アハハ~、ヤミさんもだよね?」
およ?ヤミヤミもなんだ?
「私がですか?」
「うん、最初に会った時より表情が柔らかくなったかなぁって?」
「そうでしょうか?」
「うん、私は今のヤミさんも好きだよ?」
「・・・そうですか?」
おっ?ヤミヤミ、照れてる?可愛い~
『ギュッ!』
「むっ?何故、抱き着くんですか?」
「だって可愛いんだもん!」
もうメチャメチャ可愛いよ。
「マサナリみたいなことを・・・」
えっ?
「マサマサも抱き着いたりするの?」
「いえ、マサナリの場合は頭を撫でたがります。」
あっ、そういえば
「マサマサって可愛い!って言って、よくララちぃも撫でてるよね?」
「うん!マサに撫でてもらうとすっごく嬉しくなるよ?」
おぉ!ララちぃ、すっごい笑顔!
「うんうん、マサさん結構、頭を撫でたがるよね?」
美柑ちゃんも、撫でてもらったことあるんだ、むむ・・・
「アハハ~実は私も・・・」
「私も・・・あるわね・・・」
なにィィィ!春菜に唯にゃんまで!!ってことはこの部屋で少数派は
「私と未央だけ?」
チラッと未央に視線を向ける
『スッ』
逸らされた!!えっ嘘?まさか
「未央もあるの?」
「えっと前にバイトに行った時にバイト先に行く前に偶然会って、エライなぁ~ってアハハ~結構、嬉しかったかも?」
むむぅ・・・なんてこと、私だけ仲間外れ?ガッカリだ・・・
「里沙さん、マサさんなら頼んだら撫でてくれますよ?肩を落とさないで」
美柑ちゃん、優しいね・・・それにしてもマサマサって・・・
「実はプレイボーイ?」
「プレイボーイって何?」
あっララちぃ、留学生だったっけ?う~ん
「女ったらし?」
「アハハ・・・多分マサ君にはそういうつもりはないと思うけどな?」
ってことは天然?マサマサ・・・恐ろしい子!
「里沙、何か顔が劇画タッチになってるよ?」
ならざる得なかったのよ。
「マサ君にプレイボーイとか女ったらしとかハレンチなイメージは合わないわね・・・・っていけない!えとヤミさんに美柑さん」
「「はい」」
「よし!点呼終わりね、それじゃ、御門先生に報告してくるわ」
唯にゃんはそう言い残して部屋から出ていった。
まぁ確かに
「マサマサのイメージには合わないかな?やっぱし変人とか、おもしろ人間とかの方がシックリくるわね」
コレに関してはみんなの意見は一致したね。
・
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・
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マサ視点
「それじゃあコレで最後ね、温泉の掃除お願いね?」
はい、なんやかんやでサクサクと仕事を片付けて最後ん仕事を承りまする。
「うぃッス!ピッカピカにしてやんぜい!」
気合い十分さ、温泉は好きなのだ!だからこそ手は抜かん!
まぁ仕事に手は抜かねぇけどな。
「ホント頼もしいわね?文さんもイイ子を紹介してくれたわァ、ねえ卒業したらココを継がない?」
なんかスカウトされた、あっちなみに文さんってなぁ、用務んおっちゃんのことな?
「うぅむ・・・あんまし先んこたぁ考てねぇッスからねぇ、強いて言えば、なんでも屋とかにでもなろうとか思っとるんですが?」
後はトレジャーハンターとか、探偵とか?なんか面白そうだろ?
「普段は旅館の主人は仮の姿ね!ロマンだわァ~」
おお!それも捨て難い。
「まぁ先んことはわからんですわい、今を楽しむ全力で!がモットーですから」
「フフ、そうねェ今しかない時を楽しむのが青春よねェ、少し羨ましいわ」
むむ?青春とな?
「楽しいことには青春なんて言葉は邪魔ですよい、女将さんだって全力で楽しむこたぁできるでござる」
「フフ・・・そうかしら?っといけない、それじゃあ温泉の掃除任せたわよォ、あっマサ坊君は特別に一番風呂に入っていいわよ?」
おっしゃ!一番風呂ゲットォォ
「フフフ・・・ゆっくり楽しんでね?」
『キラン!!』
ン?なんか女将さんの目が怪しく光った気がしたが、はて?
まっいいさね?じゃ早速、掃除始めますかねぇ
と掃除道具と海パンを持って、温泉へ、ちなみに荷物は既に部屋に置いとります。
ン?何故に海パンとな?知らん、なんか持ってけと指示が出た能内で!
とコチャコチャ考えながらも海パンを着用して温泉へ
『ガラッ!』
「おぉ!リッパな温泉でござるな!」
入るんが実に楽しみでだ、よしサクッと終わらせんべか?
「オラオラオラ!」
『ゴシゴシゴシ!』
デッキブラシで擦りまくる!
「そらそらそらァァァ!」
『ゴシゴシゴシ!』
隅々まで綺麗に!
「よしゃ終わりィィィ!次は男風呂だな?」
と反対側の男風呂へ、ちなみに入り口は別だけんど中は繋がってますねん、あっ混浴じゃねぇよ?
岩ん仕切が着いてんし?
と軽く説明しつつも男風呂に渡り掃除を開始!
「シャララララッ!!」
『ゴシゴシゴシ!』
はい終了!で道具をかたして、体を洗って。
「一番風呂いただきま~す!」
『ザブン』
「ふぃ~~~~最高ですか?最高でぇ~す」
いやぁ実によい湯加減、マジに最高だぜぃ。
素晴らしきかな日本の温泉、と温泉を楽しんでると
『ガラッ』
ン?誰か入ってきたのう?そういやボチボチ、リト達も入る時間だしな?
「えぇ~ララちぃ肝試し知らないの?』
と聞いたことんある女の子の声・・・ふむ・・・里沙か?
ふむ・・・は?アレ?えっ?ココ男湯?アレ?
「アレ?もう誰か入ってるよ?」
はい、その誰かことマサさんですよ美柑君。
よし、ここは冷静に冷静に・・・
「キャアァァ!覗きィィィ!」
悲鳴を上げてみた。
「「「「「なんでマサ(君)(マサ)(さん)が!」」」」
いや、寧ろ
「オマエらがいる方がおかしいわ!ココは男湯じゃろがい!!」
ったく訴えんぞコラ!
「マサ~ここ、女湯だよ~?」
はっ?そんな馬鹿な・・・んなはずは・・・
『キラン』
あぁ~女将さんのアノ目の光りはそういうことね?なるほど、なるほど・・・
「女将に嵌められた!やられた・・・アノ目はアレだろ、俺を嵌める前のジジイの目とソックリだったじゃん!なんで気付かないの!バカなの?俺!!チクショォォォ!女将ィィィ!後でゲンコしてやる!!」
許すまじ、女将!っとイカンイカン
「じゃ俺、男湯に戻るから、キミらはユックリ暖まりなさい」
そう言い残して男湯に
「えぇマサ~折角だから一緒に入ろ!いいでしょ~」
行こうとしたらララに止められた、ちなみにララさん始めみんなスッパにです、俺は海パン着用してっけど。
「残念ながら混浴じゃありませんので、却下な?」
全く!ララ君、女の子でしょ!ちったぁ恥じらいとかをだなぁ
「ねえマサマサ、リアクション薄すぎない?」
「う~~~やっぱり薄いよ・・・」
「おっ女の子としてのプライドが・・・」
何故か肩を落としてる春菜と里沙、未央、寧ろ悲鳴上げたの俺だしね!!まぁネタだけど。
「まっマサ君!ハレンチよ!早く出ていきなさい!」
おっ!ようやくまともな反応!流石は唯だ。
「出て行くっつうに!」
で再度出て行こうとする、でもその前に、近くにあった桶を拾って
「オラァァァ!」
『ヒュン!』
投擲!
『ゴスン』
「アウチッ!」
いつの間にやら復活した変態(校長)の処分、うむうむ、ナイスコントロール!で更にそっから
「ポイっと!」
外にほうり出しました。コレでよし!
「じゃ改めて、また後でな~、あっ美柑、そっちん脱衣所に俺ん服があっから後で持って来てくんね?」
「えっ・・・うっうん・・・わかった・・・ぐすん」
素直に頷いてはくれたが何故に泣く?
「美柑気持ちはわかります、余りにも反応が薄すぎます・・・『ジワッ』」
何故かヤミも涙目でした、しかしおかしいえっちぃのは嫌いとか言って斬りかかってくるとか思ったんだが?でもまぁスゲェ可愛いッス。
撫でたくなったが流石にガマンした。エライぞマサ!
とか能内コチャコチャしながらも男湯へとスッタラスッタラ移動・・・
「ってコラ!ララ!ついてくんな!」
「えぇ~」
文句を言うなっつうの!えぇい!
「唯、ララ取っ捕まえといてな?」
唯にララを取り押さえといてもらいました
「わかったから早く出ていきなさい!ララさんもコッチ!」
『ガシッズルズル・・・』
「うぅ~折角一緒に入れると思ったのに~」
「ガマンなさい!というかハレンチよ!!」
はいララさんハレンチいただきましたぁ・・・
で男湯に戻る途中の岩陰で
「何してんだ、リトにエテ山?もしや覗きか?ゲンコ喰らうか?」
とリトとエテ山を発見。
「うっ・・・さっ猿山に無理矢理・・・」
まぁだろうな?リトは自ら覗きとかするタイプじゃねぇし?
「うっ羨ましすぎるぞ!オマエ!マサがいいんだったら俺だって!!」
バカが女湯に特攻を仕掛けた・・・
「マサ・・・止めなくてよかったのか?」
「あっ・・・イカン・・・あんましバカだったんでスルーしてまった」
また女湯に逆戻りかよ・・・
「キャァァァ!覗きィィィ」
「ハレンチよォォ!」
「イヤァァァ!」
「えっちぃのは嫌いですッ!!」
『ズド!バギ!ドガッ!グシャッ!』
「ギャアァァァ!」
必要なかった・・・うむ
「まぁ自業自得だな?」
「ハハハ・・・猿山生きてるかな?」
生きてんじゃね?多分?
「なっなんで俺だけェェェ」
旅館中にエテ山の断末魔の悲鳴が響き渡った。
アバヨ・・・クリ・・・ゲフンゲフン、エテ山。
「じゃ温泉に入りなおすべ?温泉!温泉」
「切り替えはやッ!」
それが自慢だからね!それに、温泉とエテ山だったら温泉ん方が遥かに価値があるしな。
と再び俺は温泉を楽しむことにしました。温泉最高!
・
・
・
・
春菜視点
少しドタバダがあったけどようやく温泉に浸かることができた。
それにしても
「ハァ~」
自然とため息が出てしまう
「春菜どうしたの?マサマサのリアクションが薄すぎた?」
里沙がそう話しかけてきた、確かにそれも少しはあるんだけど、今日の夜からする肝試しが・・・うぅ~私オバケとか苦手なのに~
「ねぇねぇキモダメシって何?」
そう言えばララさん、宇宙人だったっけ?身近にもっと変な人がいるから忘れてたな。
「ララちぃ海外生まれだもんね?えっと肝試しって言うのは、わかりやく説明すると男女ペアで暗い夜道を歩いて目的地を目指すゲームみたいなもんだよ?」
ララさんの質問に未央が答えるとヤミさんが
「夜道を歩くだけですか?カンタンすぎます」
うぅ~ヤミさんわかってないよ・・・
「ヤミさん、えっとね肝試しはただ夜道を歩くだけじゃなくて、幽霊が脅かしてきたりするからカンタンにはいかないようになってるんだよ」
美柑ちゃんの言う通りだよ。
「そうそう!こうやって、うらめしや~ってね!」
『ビクッ!』
うぅ~里沙、脅かさないでよ・・・
「下らないわね?どうせオバケ役の人が脅かしてるだけよ?オバケとか幽霊とか非常識なこと有り得ないわ」
唯さん・・・心強いよ!
「非常識の塊のマサマサがいるのに?」
「うっ・・・そっそう言われると・・・」
流石の唯さんでも、マサ君の名前が出てきたら否定出来ないみたい。
「あっそうそう!知ってる?ここの肝試しのジンクス?この臨海学校の肝試しで最後まで行った勇気あるペアはその後にカップルになっちゃうんだって」
未央が肝試しのジンクスを話してるけど・・・それよりも肝試しが心配で頭に入ってこない・・・
「別にカップルとかは興味ないわね?」
「え?唯にゃん、マサマサと仲いいじゃん?」
「ッッッ!!そんなことないわよ!ただの友達よ!!」
あっ唯さん真っ赤になってる
「まさか・・・唯さん・・・ララさんライバル出現?」
「えっ?そうなの?うぅ~ん!負けないよ!」
「だから違うわよ!それを言い出したら美柑さんにヤミさんだって仲がいいじゃない!春菜さんもだけど」
唯さんが反撃してる、マサ君かぁ友達としては仲がいいとは思うけど。
「ッッ!えっと私は・・・うぅ・・・マサさんといると確かに楽しいし・・・うぅ」
「マサナリは私のターゲットですが・・・しかし・・・嫌いでは・・・」
二人とも赤くなってる・・・
「わぉ~お!マサマサ、モテモテだね?確かにマサマサ、いい男だしね?攻略難易度はすっごく高そうだけど」
「確かに、マサマサ、鈍いっていうかアレはもう病気のレベルだよね?」
うん、それには同意するかも。
「むむぅ・・・頑張るもん!」
ララさん、真っ直ぐだな?
「肝試し、ペアはどうなるかなァ?新たな楽しみが増えたかも?」
里沙、スッカリ楽しんでるな・・・ハァ・・・
「そうだね!キモダメシ楽しみだねぇ」
ララさん気楽でいいな・・・私は楽しみじゃないよ
「ハァ~~~」
少し長めのため息が漏れた。
・
・
・
・
そして
「アン?俺ぁ裏方だぞ?」
「「「「「えぇ~~~~~」」」」」
マサ君、意評を尽きすぎ!