来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

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第二十七話

 

 

『シュババババ』

 

「よっはっほっ!!」

 

今日も今日とて斬撃、かわし中!

 

「クッ・・・やはり当たりません」

 

当然です、そう簡単にゃあ当たらんぜぃ

 

「そろそろみんな起きるからやめた方がいいと思うよ?」

 

おっと美柑がタイムアップ宣言

 

「じゃ今日はコレまでな?」

 

「仕方がないですね、そこまで言うならやめてあげます」

 

相変わらずの負けず嫌いなヤミさんでした。

 

ちなみに、今回は

 

「いっいつもこんな事してるの?」

 

「まぁな?もはや日課ですな?」

 

唯さんが見学に来ております、春菜と里沙、未央は今だに寝てるが、ちなみにリトもな?

 

「日課ってアナタ・・・あんなのが当たったらケガじゃすまないわよ」

 

ふむ・・・どうやら心配してくれとるようだな、けど

 

「当たらんし」

 

『ヒュバッ!』

 

当たらんと言った瞬間にヤミっ子が斬りかかってきたんで

 

『ガキン』

 

と素手バリア!

 

「とこんな感じで当たっても平気だぞ?つうかヤミっ子!もう勝負終わってんだろ」

 

「何を言うかと思えば実戦には時間制限などありません、ということで攻撃を当てたので私の勝ちですね、フフ・・・やりました美柑!」

 

嬉しいそうに美柑に報告するヤミっ子と

 

「ひっ非常識だわ・・・」

 

アングリ顔の唯さんでした。

 

「アハハ、マサさんドンマイ!」

 

「いや負けてないからね!アレはアレだから唯に大丈夫って所を見せただけだから!」

 

「フッ・・・負け惜しみですか?」

 

「ハァァァ?何言ってんの?つうか負けてねぇだろうが!もう一戦やるかコラ!」

 

「見苦しいですよマサナリ?」

 

暫くの間、ヤミとの言い合いは続きました、何度も言うが負けてねえ!!

 

「マサさん可愛い」

 

「どっちも負けず嫌いね・・・確かに可愛いけど」

 

えぇい、可愛いのは美柑にヤミに唯だっつってんだろ!!

 

ってそういや・・・ヤミっ子が笑ったん見たの初めての気がするような?

 

まっいいさね、とにかく!

 

「俺ぁ負けてねぇ!!」

 

「そうですね、負けてませんね、じゃ美柑、古手川 唯、部屋に戻りましょう」

 

颯爽と部屋に戻っていくヤミにイラッとさせられながらも二日目スタートです、コンナロー!!

 

部屋に戻ったら既にリトは起きとりました

 

 

「おは、リト!腫れ引いたな?」

 

「ン?あっあぁなんとか」

 

リトの顔、昨日はかなりボコボコになってたが、今はスッカリ、いつものリトです、保健さんの薬も効いたみたいね?

 

っとそだ

 

「エテ山も起こさんとな?オラッ!」

 

『ガスッ!』

 

「ヘブッ!なっ何が!!」

 

蹴りを入れて起こしました。

 

「マサ、酷くないか?」

 

「いやぁ、チクッと朝にあったもんで八つ当たり」

 

はいヤミっ子との一件です、寝てたんがリトだったら蹴り起こしゃぁしなかったけどね?

 

『ガバッ!』

 

「いっいきなり何すんだよ!!折角イイ夢見てたのに!!」

 

「起こしてやったんだ有り難く思え、朝メシ食いっぱぐれたけりゃあまた寝かしつけてやんが?」

 

やはりエテ山が突っ掛かてきたんでグッと拳をちらつかせたら

 

「いや、うん、ありがとう!朝メシ楽しみだな~」

 

アッサリ引いた。

 

「マサ、猿山にも容赦ないよな?」

 

「だって俺エテ山、嫌いだもん」

 

「ひどッ!!」

 

いやぁなんか知らんけど、何となく気にいらんのよね?まっホントはそこまで嫌ってはいねぇけど、好きか嫌いかでいったら嫌いと答えるけどね!

 

 

とコチャコチャありながらもなんやかんやで朝メシを食い終わり。

 

『ザザァァン』

 

海!!

 

そう海です、臨海学校の醍醐味の海水浴!

「海だっぞォォォォ!!」

 

マサナリ浜辺に立つ。

 

「なぁマサ、一つ聞いていいか?」

 

「何かねリト君?」

 

「あのさ・・・いや・・・古手川に任せよう」

 

むっ?リトが諦めた、まっいいさね、っとあそこに見えるはララ達ではないか?おっ近付いてきた

 

「マサ~~~遊ぼ・・・アレ?」

 

おう?どうしたんだねララ君?

 

「マサさん・・・あの・・・ちょっと、じゃなくて凄く気になるんだけど」

 

はて?美柑君、何が気になると?

 

「私もとても気になります、どういうつもりですか?」

 

いやどういうつもりって言われてもヤミさんや?

 

「あっ・・・アナタねぇ・・・」

 

唯、眉間にシワ寄ってるよ?

 

「アハハ・・・ちょっとそれはどうかなって思うよマサ君?」

 

むむ・・・春菜。

 

「何か問題でも?」

 

「「「なんで肉じゃばん着てるの!!」」」

 

浜辺に美柑、唯、春菜のトリプルツッコミが炸裂しました。

 

はい実は前々から用意してたんはコレだったんですな?

 

「そんなものいつ用意したんですか?」

 

「臨海学校が始まる前からコツコツ作ってたのだよ、どうよコノ完成度?凄くね?」

 

グイッと胸を張ってみた。

 

「アッハッハ~~~ヒィ~~~マサマサ~~~最っ高!!ナイス!」

 

里沙大爆笑でサムズ

 

「だろ?」

 

俺もナイススマイルでサムズ!

 

「マサマサって全力で無駄だよね~?」

 

全力で無駄って未央君、それはヒドイと思うぞ?まっ否定はできんが。

 

「ハァ~~~気持ち悪いからソレ脱ぎなさい」

 

おう唯?

 

「ココで脱げと?ハレンチだぞ唯?」

 

「ッッッ!!違うわよ!!」

 

好奇心を抑えられずにハレンチつったら、めっさ赤くなりながら怒られた、反省!

まっ実は下に着てるからココで脱いでも問題ないんだけどねぇ?

 

つうわけで

 

「よいしょ!」

 

肉じゃばんを脱ぎました。

 

「「「肉の次は骨!!」」」

 

はいまたまた美柑、唯、春菜のツッコミいただきました。

 

今度は骨スーツです!

 

「アッハッハ!!まっマサマサ脱ぎすぎ!アッハッハ!もうダメ~!」

 

またまた大爆笑の里沙さんです。

 

「被せてみたのだ!どうよ?」

 

「しっ・・・死ぬ~~~ヒィヒィ~~~ゲホッゲホッハァハァハァ・・・ププ~~」

 

里沙、笑い過ぎてむせてます、うむうむ、頑張って作ったかいがあったな!

 

「ホントに無駄だよねぇ~ホラ里沙大丈夫?」

 

そんな里沙の背中をさすさす、する優しい未央さんでした。

 

でようやく

 

「はい、もうネタ切れ」

 

と海パン姿になりもうした、ン?前はあんなに躊躇っていたじゃないかと?チッチッチ、わぁってねぇですな?

 

ココは海だぞ?しかも今から海水浴だぞ?だったら躊躇うことはないだろう!

 

プールで泳ぐ場合も同じです。

 

「う~ん、昨日はあんまり見れなかったけどやっぱりマサマサいい体してるねぇ?」

 

「うん、もうヤバイよね~」

 

日々、喧嘩三昧でしたからね?

 

『ペタペタ』

 

「お腹もボコボコだもんね?」

 

「あっ美柑ズルイ私も触る!」

 

美柑とララが腹筋をイジりだした、まっ別にいいけどね?

 

海にきたことによりテンション上がってるから多少のことは目をつぶるのだ!

 

『ペタペタペタペタ』

 

「やはり素晴らしく鍛えてありますね・・・・・」

 

「筋トレとかしてるわけじゃねぇけどなぁ?」

 

「えっ!嘘!コレで?」

 

おう、春菜驚いとる?

 

「うむ、毎日毎日、バケモノジジイと朝、昼、晩、喧嘩しまくってりゃぁこうなる!死にかけるけどね!!」

 

命の保障はありません。

 

「そういえば、生傷だらけだよね」

 

「まぁよ、あのクソジジイ、たまにポン刀持ち出すからな?危うくズンバラリされかっかったわい」

 

素手でも十分に強えくせに、気分によって武器を使うからな、あのクソジジイは!

 

「怖っ!よく生きてたね~」

 

「ハッハッハ!死、必っすればすなわち生く!根性決めればたまには生き残れんですよ?」

どっかの拳法青年が言ってたぜ!

 

「ハッハレンチだわ・・・けど・・・」

 

『ペタ・・・ペタ・・・』

 

ひそかに唯も腹筋をイジりだした、ハレンチだぞ!と言おうか迷ったが、可哀相だからやめといた。

 

「あっそうだった!マサ!この水着、似合う?ねぇ可愛い?」

 

今まで楽しそうに腹筋イジってたララが思い出したかのように水着が似合うかと聞いてきた。

 

ふむ・・・

 

「似合っとる似合っとる!可愛いぞ」

 

「わぁ~い!やった!」

 

うむうむ、ナイススマイル!ちなみにビキニタイプん水着です。

 

「あっマサさん、私はどうかな?」

 

むっ?美柑か・・・ふむ

 

「まだ早え!!んな背伸びせんでも」

 

「ヒドイ!がっ頑張ったのに・・・」

 

美柑の水着はかなり背伸びをしてました、まっ

 

「美柑は元がいいんだから無理すっこたぁねぇと思うぞ?」

 

「あうッ!!そっそうかな?」

 

「そうですよい」

 

美柑が赤くなった、赤美柑!可愛いッス、けど水着は無理してます。

 

 

 

「ジーーー」

 

おう?ヤミ?ふむヤミか・・・そういやヤミがあの黒いん以外着てんの見たこたぁなかったなぁ、まぁ今ん水着も黒いけど。

 

「似合っとるぞ?たまには違う服っつっても水着だけど、も悪かぁねぇだろ?」

 

「・・・そうでしょうか?」

 

「おう!何だったら今度、別ん服、買いに行っか?」

 

ニカッと笑いサムズ付きで、そう言ったら

「私にはアノ戦闘衣(バトルドレス)がありますが・・・かっ・・・考えておきます」

 

と言われました、ふ~んアレって戦闘衣(バトルドレス)ってんだな?とか考えてたら

 

「あぁヤミちゃんだけズルイ!私も私も~」

 

ララが食いついてきた。

 

「まっ別にいいぜぃ、美柑も行くか?」

 

「うっうん!ヤミさん楽しみだね?」

 

もちろん、美柑も誘います。

 

「私は行くとは言っていませんが・・・」

 

フッ・・・無駄無駄、もはやスッカリその気だぜい。

 

『ペタペタ』

 

さてと・・・そろそろイイよな?うん、もうそろそろイイはずだ!

 

「いつまで触ってんだ唯?」

 

『ビクッ!』

 

「えっいや!ちがっ別にコレは!えと」

 

すんごいテンパってんなオイ!

 

「ええい!落ち着け、ただチクッと気になっただけだかんよ、おっそうそう似合ってぜぃ!水着」

 

「ッッッ!!あっありがとう・・・」

 

おやま?意外に素直?

 

「ってジロジロ見ない!ハレンチだわ!」

 

でもなかったねぇ、つか

 

「ハレンチって言われてもねぇ?」

 

「そうそう唯にゃん、マサマサがその手の類、薄いって昨日で気付いたじゃん」

 

はい、里沙さんの言う通りですよ

 

「うん・・・そうなんだよね・・・こう女の子としてさ・・・もう少しくらいは・・・」

 

「春菜さん、落ち込まないで、気持ちはわかりますけど」

 

何故か春菜と美柑

 

「えっちぃのは嫌いですが、流石に反応がなさすぎるのも、腹が立ちます」

 

「だよねヤミヤミ」

 

ヤミと未央が肩を落とした、まぁヤミん場合は半分くらい怒りが混じってるっぽいが。

 

「たっ確かにそうよね・・・ハレンチだけど・・・アレはないわ・・・」

 

唯も続けてダークサイドに入った。

 

つかコイツら

 

「俺があぁなるのがおのぞみか?」

 

ビッとある一点を指差す

 

「ハァハァハァ!ララちゃんもデカイけど、古手川も・・・」

 

犯罪者に片足突っ込んでるエテ山です。

 

「ハッハレンチだわッ!!」

 

「切り刻みましょうか?」

 

頭を抱える唯さんと、殺る気満々なヤミっ子です。

 

「まぁ確かにアレはキツイよね~と言って」

 

「コッチはコッチで・・・ね~」

 

うん、気付いたようだね、里沙君、未央君。

 

「アレ?リト?寝てるの?お~い」

 

『ヒラヒラ』

 

さっきから静かだと思ってたらヒッソリとリトの電源が落ちてました。

 

「ホント、耐久性に問題アリだよな?」

 

「我が兄ながら情けないよリト・・・」

 

まっそれでこそリトだけどな!

 

「リト君、大丈夫かな?」

 

おっ春菜さんは優しいねぇ

 

「まっいつものこった、春菜も水着、似合ってんぜい」

 

「あっありがとうマサ君」

 

いえいえ

 

「「マサマサ!私達は~」」

 

「息ピッタリだと思う!」

 

バツグンのコンビネーションだぜ!

 

「「違う~水着!」」

 

ホラ、今だってピッタリじゃん?まっでも水着は

 

「似合ってないわけがない!」

 

ちょっと捻ってみた

 

「「ッッッ!!」」

 

赤くなった

 

「素の顔で、アッサリ言うなんて・・・」

 

「恐るべしマサマサ」

 

いや何が?普通に似合ってっから似合ってるつっただけじゃん?

 

っておよ?

 

「うぅ~結局、私だけ似合ってるって言われなかった」

 

なんか美柑がガックリなってる

 

「買い物行く時に似合いそうなん買ってやっから元気だせ美柑君」

 

頭に手を置きながらそう言ったら

 

「うっうん!ありがとうマサさん」

 

と元気になった、うむナイススマイル!

 

さて・・・そろそろ

 

「リト?起きれ~」

 

「ハッ!!」

 

リトを起こして遊びますかねぇ

で目を覚ましたリトは春菜を見たらまたもや即効で

 

「プシューー」

 

ってなったりしたが、何とか持ち直し意識を保ちました。

 

コレならなんとかなりそうです。

 

つうわけで!

 

「そろそろ泳ぐか?海に来てんのに話ししかしてねぇぞ?」

 

「うん!行こッ!」

 

うむララさんナイススマイル!じゃ行くか~けどその前に

 

「準備運動をしなさい、俺みたくアイアンボデーじゃない人だっているからねぇ」

 

と準備運動をさせました、まっ俺には正直いらんけど

 

でようやく海へとGO・・・しようかと思ったが

 

「キミらちょい先に行っててくれぃ!肉じゃばんと骨スーツをしまってくる」

 

との名目で先にララ達を海に

 

「うん、わかった!先に泳いでるね」

 

「あっララさん待って」

 

「チラッ・・・なるほど、マサさんらしいな?ヤミさん行こ!気持ちいいよ」

 

「・・・そういうことですか?はい、行きましょう」

 

「あっ未央、ボールお願い」

 

「うん!」

 

「俺も先に行くからな・・・チラッ・・・うぅ大丈夫!大丈夫!」

 

と皆さん海へと向かいました、ちとリトが不安であるが、まぁ大丈夫だろう、多分!

 

さて・・・・

 

「唯君・・・泳げねえん?」

 

「ギクリッ!!なっなんで!!」

 

いやいや、なんでも、なにも・・・

 

「そんだけ大事そうに浮き輪抱えてソワソワ海の方見てたら気付くだろ?」

 

「うっ・・・もしかして他の人達も気付いたかしら?」

 

ふむ・・・

 

「美柑とヤミっ子は気付いてっかもな?春菜も気付きそうなもんだったけど、ララに引っ張られてったしな?他は気付いてねえだろ?」

 

ララ、里沙、未央は海でテンション上がりまくってたし、リトは意識保つんに全力注いでたしな?

 

「うっ・・・べっ別に泳げなくったっていいでしょ!だいたい、人間が浮くなんて非常識なんだから!」

 

いや、そんなに怒られても・・・つか

 

「俺、泳ぐどころか走れますが?」

 

「アナタは逸般人でしょ!私は一般人なのよ!」

 

上手えこといいやがるな?

 

「座布団いるか?」

 

「いらないわよ!どっから取り出したのよ!」

 

俺にもわからんが偶然持ってたのだ、いや不思議?

 

っとアレな話しはさておき

 

「教えたろか?」

 

「えっ?」

 

おう?ビックリ顔になった、ふむ、ではもう一度。

 

「俺、ティーチャー!唯、えっと・・・ス・・・ス・・・なんだっけ?」

 

 

「スチューデント?」

 

おう、流石は唯!

 

「それそれ!いやぁどうも勉強はね?苦手なんですわ」

 

「あのね・・・コレくらいは中学で習うことでしょ?」

 

いやぁ、俺、常に日本語でゴリ押しするタイプだから、結構なんとかなりますしね?

 

っと

 

「まっ昨日バスでもいったけどよ、唯にゃあこんな感じでテスト前とか勉強を教えてもらいてぇわけよ?代わりつったらなんだけどよ、泳ぎは俺が教えっから頼むわ」

 

手を合わせて頼みこみました

 

「・・・クスッ・・・なんでマサ君が頭下げてるのよ・・わかったわ教えてもらっていいかしら?」

 

おっ?よしゃ!

 

「任せれ!あっちゅうまに、トビウオと呼ばせたるぜい!」

 

ニカッと笑いでサムズして答えました。

 

「マサ、やっぱり優しいね?」

 

「そうだね、ララさん」

 

「マサナリらしいと言えばマサナリらしいですが」

 

いやいや

 

「優しいかねぇよ、コレは持ちつ持たれつってんだ・・・・って何故いる!」

 

「もっもしかして聞いてた?」

 

気付いたら、ララ、美柑、ヤミの三人が近くにおりました。

 

「えっと・・・マサと唯が来ないからどうしたのかなって思って」

 

「アハハ、やっぱりちょっと気になっちゃって」

 

「美柑に同じくです。」

 

なるほどねぇ

 

「スマン、唯!バレた!」

 

「べっ別にいいわよ・・・マサ君のせいじゃないし」

 

許してくれた、唯さんも優しい子ですなぁ

「まっとにかく始めますか?」

 

「えっええ」

 

「唯、頑張ってね!応援するよ」

 

「うん、あっマサさん私にも少し教えてね?」

 

「プリンセスと美柑が付き合うのなら私も付き合います」

 

とララ、美柑、ヤミもコチラ側に加わり唯のトビウオ大作戦が・・・

 

「キャァァァ!」

 

「水着がっ!!」

 

「イヤーー!」

 

始まらなかったぜい・・・

 

「ガクラン君!出番よ!」

 

はい招集がかかりました~

 

「悪い唯!教えんなぁ今度な?」

 

ポンと唯の頭に手を置き謝って、現場へGOです!

 

「・・・まぁ仕方ないわよね?」

 

いやマジにスマンな唯!

で保健(司令)さんの元へ馳せ参じ

 

「ガクラン君、コレ!タオル、水着取られた子達に配ってって!」

 

とタオルを渡された、どうやら女子ん水着がパチられてったらしい。

 

「あいよ!」

 

でタオルを受け取り直ぐさま行動。

 

『バシャバシャバシャ!』

 

「ほい!そい!ほれ!」

 

今だに海から出れない女子達にタオルを渡していきます、ただ何故かタオルを渡してった女子の皆さんが

 

「ほぼノーリアクションって」

 

「プ・・・プライドが・・・」

 

「ぐすん・・・」

 

と泣きが入ってたが、そこは許せ!

 

「って里沙に未央もかよ!ホレ巻け!」

 

どうやら里沙未央の二人も被害に有ったらしいッス。

 

「サンキューマサマサ!」

 

「っていうか他の女子、マサマサが水の上、走ってるのスルーなんだ?」

 

「それより、マサマサのノーリアクションがショックだったんでしょ?」

 

はい実は水の上を走ってます、泳ぐよか断然早えし、右が沈み前に左を出せ!それが出来たら、二段ジャンプも空中疾走も目の前だ!

 

ってアレ?

 

「春菜もか!!ホラ!」

 

「ありがとう・・・えっとリト君が・・・」

 

アン?って・・・あっ!

 

「ブクブグブク」

 

電源落ちて沈んでるし・・・

 

「えぇい回収!」

 

『ザバッ!』

 

リトを引き上げ、慌てて浜辺へと戻りました、その後もタッチ&GOでタオルを配りきり、なんとか一息つけました。

 

で海ん家にて。

 

「くそ~~~~うらやまし」

 

「バケの皮が剥がれたなエテ山」

 

『メシッ!』

 

ドタマを掴んで、宙づりにします。

 

「そら吐け、やれ吐け、とっとと吐け!」

 

『メキメキメキッ!!』

 

「アダダダ~違う!俺じゃない俺じゃないから!!」

 

ふむ・・・まっ実は

 

「知ってたけどね~」

 

パッと手を離して解放します、それに、うらやましぃと言いそうになったってこたぁ犯人じゃねぇってことだしな。

 

「ハァハァ・・・わっ割れるかと思った・・・」

 

「割るつもりだったら、一秒かからんわい」

 

「怖いこと言うなよ!!」

 

いや事実だし?けど、少々やり過ぎた感も否めないんで

 

「ほら、ミ〇ミ〇やるからカンベンしてくれ」

 

「あっああ・・・」

 

ミ〇ミ〇渡して、許してもらった。

 

あっちなみにリト君は、今だにOFF中です、至近距離からの春菜んセミヌードはダメージが、でかかったらしい。

 

「にしてもエテ山じゃあねぇってこたぁ・校長(変態)か?」

 

はて?今回は微妙に違う気がする。

 

「ガクラン君、お疲れ様」

 

考えこんでたら保健さんがやってきた、ふむ・・・

 

「さっきも言おうと思ったんスけど、白衣がトレードマークなんは、わかりますが水着に白衣は変ッスよ?」

 

保健さん、セクシィな水着に白衣を着てますねん、水着だけならわかっけど白衣は流石にどうだろう?

 

ってアレ?

 

「ガ・・・ガクラン君に変って言われるなんて・・・奇をてらいすぎたわ・・・」

 

ガックリ手をついて落ち込みだした、相当にショックだったらしい。

 

「虚しい勝利だ・・・」

 

勝つには勝ったが、ちょっぴり虚しかった。

 

とコチャコチャしてたら

 

「ホント、最っ低!」

 

「あの水着高かったのに~」

 

着替えてきた、里沙未央の二人がやってきた、かな~り、ご立腹のようです。

 

「あの御門先生?なんで落ち込んで?」

 

続いて春菜さん、自分も水着を取られたのに保健さんを気遣う優しいさを持った春菜さんは、とっても良い子です。

 

「ガクラン君に白衣に水着は変って言われちゃって・・・」

 

「アハハ・・・確かにちょっと変かな~」

 

「西連寺さんにまで!!」

 

けど厳しさも持ち合わせてました、世知辛え~

 

っと

 

「はいはい保健さん、元気だそうねぇ、後でなんか作ったげるから」

 

「まっまぁそうね、いつまでも落ち込んでる場合じゃないわよね、生徒達の水着が盗まれたんですもの、シッカリしないとね」

 

うむ、なんとか保健さん立ち直りました、よかったよかった。

 

で他の被害にあった女子の方々も次々とやってきます。

まっララ、唯、美柑、ヤミは春菜達ん付き添いでだっただけで被害にはあってねぇですけど。

 

「マサ!犯人捕まえよ!このままじゃ折角の海が台なしだよ!」

 

おっララさん、やる気モードですな?

 

「まっ俺ぁはなっからそんつもりですよ?俺ん役職忘れたか?臨時警備員もやってんだぞ?」

 

「そう言えばそうだったわね」

 

そうだったんですよ唯さん、つうわけで彩南ガーディアンズ、出動です!

 

つっても

 

「犯人は人かどうかは謎だけどな?」

 

「どういうことですかマサナリ?」

 

ふむ・・・どういうことっつわれてもね?よし!

 

「は~い、被害にあった方々に質~問!犯人見たやつ?」

 

被害者にそう聞いてみたら

 

「見てないよマサマサ、いきなりだったし」

 

「うん、急に水着のブラだけが取られたって感じ」

 

「私もいきなりだったからビックリしちゃってよくわからないうちに・・・」

 

ふむ、里沙、未央、春菜は見てないと、で他の方々も影だけは見たけど姿は見てないとの事でした・・・

 

さてさて、結構な数の被害が出てんのに姿が見えない

 

「どんだけすばしっこいんだっつう話しだよな?しかも海ん中で?普通できるか?んな芸当?」

 

「あっ!!言われてみればそうかも!」

 

だろ?美柑君、まぁ

 

「俺なら余裕で出来っけど、んなことしてもな~つか水着集めて何すんの?」

 

「確かにガクラン君なら出来るでしょうけど」

 

「マサは私達と一緒にいたもん」

 

と俺にはアリバイ有り。

 

「それにマサ君はそんなことするタイプじゃないわよね」

 

「うん、ちょっと考えられないかも」

 

「私もマサさんは絶っ対しないと思う」

 

「確かに水着の盗難とマサナリは結び付きません」

 

うむ、どうやら俺、その辺の信用はありそうです。

 

「おっ俺なんて真っ先に疑われたのに・・・」

 

「猿山は前科があるじゃん、具体的には昨日!」

 

「そうそう、マサマサと違って変態オーラが出まくってたじゃん」

 

「ガハッ!そっそれは男なら仕方ないだろ!寧ろアイツがおかしいだろ!」

 

むぅ・・・エテ山よ・・・

 

「おかしいなぁ認めるがオマエに言われんなぁ非常に腹立つ!」

 

『ゴスッ!』

 

「へぶっ!!」

 

喧嘩キックで沈めました加減はした。

 

「さて、とりあえず、犯人は人かはわからんが調査にでますか?」

 

「あっ私も行く!」

 

おう?

 

「ララ?オマエまで水着取られたらどうすんの?」

 

流石に止めようとしたら、ササッと耳元に近付いてきて

 

「エヘヘ・・・大丈夫、実はコレ、ペケに造ってもらったやつだから取られても平気」

 

ほう・・・なるほど!

 

「ってララ?ペケが取られたらアウトじゃね?大丈夫なんペケさんや?」

 

『大丈夫です、ララ様の頭についてる限りは』

 

いやいや

 

「逆に言ったら頭についてるペケが取られたらアウトって言ってるようなもんじゃん!ダメだろ?」

 

「もうマサは心配しすぎだよ!大丈夫って言ったら大丈夫なの!」

 

まぁ確かに、水着狙ってきてんだったらペケは取られっこたぁねぇたぁ思うが・・・ふむ・・・

 

「まっなんかあったら俺が動けばいっか?」

 

結局はそう結論付けて

 

「じゃ俺とララは最初ん現場に行ってくるわ」

 

「まかせといてね!ちゃんと犯人捕まえてくるから!」

 

犯人確保に出ることに

 

「私達も手分けして犯人探そう」

 

「うん!」

 

どうやら、被害にあった女子達も独自に動くことにしたらしい

 

「ヤミ!護衛頼む」

 

「タイヤキで手をうちましょう」

 

「あいよ」

 

心配だったんでヤミっ子を護衛につけました、タイヤキくらいなら軽いもんです。

 

「ケガは・・・マサ君は大丈夫ね?ララさんにケガさせないようにね?」

 

「ハッ!かすり傷一つ付けさしゃしねぇよ!」

 

唯にララんことを頼まれたんで、そう答えたら

 

「ッ~~~エヘヘ~~嬉しい~~マサ~~~」

 

ララが抱き着いてきた、リトが電源OFFってたから

 

『ヒョイ』

 

避けた

 

「わきゃ!」

 

で、ララが転びかけたんで一応支えた、かすり傷一つ付けさせんと言ったばかりだしな!

 

「アハハ・・・ララさんドンマイ!マサさん頑張ってね?」

 

「私も昨日、避けられたな・・・あっララさんも頑張ってね!」

 

「マサマサ!ララちぃ、ファイト~」

 

「オ~!!」

 

「ガクラン君もララさんも気を付けなさいね?」

 

 

と騒がしくも犯人確保に出発しました!

 

で、犯行現場へと到達です。

 

「もう・・・なんで避けるの~」

 

「しゃぁねぇだろ、リトがOFFだったんだから」

 

「そういうことじゃないもん!」

 

「だろうな~」

 

まっララがさっきらずっとブツクサ言ってが、それに関しては何となくとしか言いようがないんスよね?

 

っとイカンイカン!

 

「ララ君!気を引き締めれ!既に戦場だぞ!」

 

「えっ?戦場じゃないよ?」

 

いや、ニュアンスだからね、真っ直ぐに捉えられても困ります。

 

『スゥーーー』

 

っあっ!

 

『ララ様!!』

 

『ザバァ!!』

 

「はい残念!させねぇよ!」

 

『バチャバチャバチャ!』

 

ええ犯人っていうか犯魚?いや魚類じゃねぇよな?

 

まっとにかく

 

「ゲットだぜ!」

 

はい犯人は~~~~

 

「あっ!コレって図鑑で見たことある!イルカだよね?」

 

そうイルカでした、しかも

 

「このサイズは、子供?」

 

「そうみたい、図鑑でもっと大きいって書いてあったもん」

 

 

『バチャバチャバチャ』

 

「あぁ暴れんなっつの、俺に一度ロックされたら外れんぞ?大人しくしてな?なっ?」

 

チビイルカの頭を撫でながらそう話しかけたら大人しくなったんでロックを外します。

 

「わっ凄い!ホントに大人しくなっちゃった」

 

「フッ・・・心から話せば通じます!前にペンギンとも話してたじゃん?」

 

まぁ完全にはわかんないッスけどね?っとさてさて

 

「チビよ、何故に水着をパチっていった?」

 

チビイルカに事情聴取、したらチビイルカ。

 

『グイッグイッ!』

 

と俺ん背中に回って押し始める、ふむ

 

「アッチに何かあんのか?」

 

『バチャバチャ』

 

尾ビレをバチャバチャしだした、どうやら正解のようです。

 

「マサ!行ってみよ?」

 

「おう!」

 

むろん、そのつもりだぜい!

 

「じゃ案内頼むわ・・・あっそだ!チビ?背中に乗っていいか?あっ俺ぁ泳ぐけど」

 

『バチャ』

 

いいらしい、よし!

 

「ララ?チビが背中に乗せてってくれるってよ?」

 

「ホント!わぁ~い!ありがとうチビィ」

 

うむうむ、ララ、ナイススマイル!

 

でチビイルカはララを乗せて

 

『ザザザザ』

 

と進み出す、そんなチビの横に並び俺も泳ぎます。

 

「わぁ~気持ち~」

 

「だとよチビ?」

 

『キュー』

 

おっチビ、鳴けるんかい?ふむふむ・・・

 

「もっと早く泳げるだとよ?」

 

「ホント?イケ~チビィ~」

 

『グンッ!ザザザザッ!』

 

ララん掛け声に合わせてチビイルカ更にスピードアップ!

 

「まっ余裕でついてけますけどね?」

 

とこんな感じでチビイルカの後をついていったら、どこぞの岩場に到着。

 

その先には

 

「なるほどな・・・」

 

「親イルカ・・・チビ・・・助けを呼びたくて」

 

チビイルカの親らしきイルカが岩場近くの浜辺に乗り上げておりました

 

『キュー・・・』

 

「あぁわぁってる、わぁってる!まかせれ!すぅぐに助けてやっから、んな泣きそうなツラすんな」

 

「エヘヘ、うん!私も手伝う!」

 

ぶっちゃけ一人でも余裕っちゃ余裕だったんだが、ララもやる気になってたんで二人で親イルカを救出しました。

 

そして

 

「じゃ~な?次からぁ気ぃつけんだぞ?」

 

親イルカ、かすり傷くらいはあったけんど大丈夫そうです。

 

『キュー!!』

 

「ははっ!お礼言ってらぁ」

 

律儀なイルカよなぁ

 

「・・・親子・・・か・・・」

 

ン?ララ?どったんだ?

 

「デビルーク星のこと思い出しちゃった・・・よかったね・・・イルカさん」

 

ふ~ん、なるほろねぇ・・・ふむ!

 

「よし!今日はララはよく頑張ったんで帰りは俺ん背中に乗せて帰ってやろう!」

 

「ふぇ?いいの?」

 

「乗りたくなきゃ別にいいけどなぁ~」

 

「わぁ~乗る乗るもん!エイッ!」

 

『バッ!』

 

はい、ララが背中に乗りました!

 

「全速前進!」

 

「イケ~~~マサ~~~~」

 

「あいよ船長!」

 

『ザババババッ!』

 

 

とこうして水着盗難事件は幕を閉じたのでありました

 

と見せ掛けて

 

 

元いた浜辺に到着したら

 

「マサナリ、犯人を捕えました」

 

と胸をはるヤミっ子と

 

「ごっ・・・誤解なのに・・・グフッ・・・・」

 

ボッコボコになった校長(変態)がおりました

 

「あのなヤミっ子・・・」

 

でヤミっ子に事情を話したが

 

「あの人はえっちぃので嫌いですから」

 

と全くもって反省はしとりませんでした

 

「まっ校長(変態)だからいいけど」

 

「し・・・しどい・・・でもヤミたんに殴れてワシ、ドキドキし」

 

「「死ね(んで下さい)」」

 

『ガスッ!』

 

「ゲブゥ~~~!!」

 

俺とヤミのダブル踏み付けで黙らせました・・・もうホント、ダメだこいつは・・・

 

 

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