「おは~」
三日ぶりとは言え何時も通りに教室に入ります。
「マサ君!?ちょアナタ大丈夫だったの?全治三ヶ月って聞いたわよ!」
おう?唯?どうやら知ってたようで心配してくれたっぽい。
「元気も元気!今日も朝メシが美味かったでござる!」
ノイズが走るとか呼吸が乱れるとか全然ないしね、つかアレだからこんくらいのケガは日常茶飯事だったし。
「確かに元気そうね?全く・・・心配したわよ」
「サンキューな?唯?今度なんか奢るわ?」
頭をポンポンしながら礼をいいます。
でその後ルンが抱き着いてこようとしたんで何時もの如く『リトガード』続いてララ『リト&ルンガード』をしておきました。
「いや~マサ君私も心配したよ?」
「悪いな恭子も?」
「まっ元気そうでよかったよ?」
まっ元気は元気ですからね?まだ顔にバンソウコウは貼ってあっけど。
『キーンコンカーンコーン』
おっと授業授業。
「歴史だったらいいね~」
「数学よ?」
「うげっ!?用務の仕事入らんかねぇ?」
「我慢なさい!もう」
数学も苦手でござるからな。
大体数学なのに何故にアルファベットが入ってくれんだ?意味がわからん。
『ガラッ』
ぬっ?ティーチャーが来ましたなぁ?寝ないように頑張ろう。
・
・
・
・
『キーンコンカーンコーン』
やっとこ終わった。
「マサ大丈夫?」
「大丈夫とは言えん?コレならとっつぁんぼうやと喧嘩してる方がまだ楽だわい」
「ダメだよ~またケガしちゃうよ?」
「慣れだ慣れ?意外と慣れるもんだ」
痛えこたぁ痛えけんど。
「そう言えばマサ君のケガって喧嘩でしたケガなの?」
「まぁよ?あそこまでハデに喧嘩したなぁ久々だったわい、たまにはおもっくそ暴れるんもいいもんだスカッとすんぞ?」
「限度があるわよ限度が!全治三ヶ月の重傷をおうまでするもんじゃないわよ!」
まぁええやん?唯さんや?三日で完治したんだし。
とか思いつつもそろそろ
「で恭子君?オマエなんでいんの?しかもうちの学校の制服着て?趣味か?」
「遅ッ!時間差!?って趣味じゃないってば?見ての通り転入してきたのだ~~~」
ほう!やっぱしか。
「じゃ今日からクラスメイツか?」
「正確には一昨日からだけどね?」
一昨日か?一昨日はまだ俺は寝てますたしな治療的な意味で。
「騒ぎにならんかったとや?」
「意外と大丈夫だったよ?っていうかマサ君がいない間ララちゃんもこのクラスも元気なかったし」
なんと!?
「そっそクラス・・・寧ろ学校一の名物のマサマサが三日も居なかったからね~」
「うんうん私達も心配したよ~」
里沙に未央・・・なんともコレは。
「ありがてぇこって? って俺、前に臨時スタッフで休んだことあんべさ?」
「それとこれとは話は別だって? なんせあのマサマサが全治三ヶ月って聞いたんだよ? 」
「心配もするって? 」
まっ確かに言われてみりゃあそうだわな。
「あっ! そうだマサ君 臨時スタッフで思い出したよ」
ン? 恭子。
「なんぞや? マネージャーはやらんぞ? 」
「わかってるってば? 残念だけどさ? えっとマサ君さ・・・テレビ出てみない? 」
ふむ・・・ホワッツ? 恭子、今なんつった? 聞き間違いか?
「ワンモア」
耳をホジホジして確認。
「テ・レ・ビ・に出てみない? 」
聞き間違いじゃないらしい。
「何故に? なんだアレか実録暴走する若者みたいなアレかコラ? 確かにアレだよ俺アレだよ中学ん時から数えて相当な回数職質されたり停学くらったりしたよ? けどさ若気の致りじゃん?
うっかり他校の校舎半壊させたりしてジャンジャンパトカーが来たよでもそれも若気の致りじゃん?
ヤク〇な人と揉めてうっかり事務所を潰したりもしたよでもそれもコレもみんな若気の致りじゃん? ってあら? 」
「うわ~・・・もうなんていうか・・・うわ~」
アレもしや俺余計なことを言った? なんか恭子始めクラスの殆どの皆さんドン引きしてるし。
まぁルンは。
「マサナリ君ワイルド!!」
ってなんか目をキラキラさせてましたけど。
「冗談だぞ? 冗談? 」
「マサマサ・・・遅いって?」
急いで冗談ということにしようとしたけど後の祭りでした。
「怖いものだな・・・若さ故の過ちは・・・」
「マサ君・・・アナタお爺さんのこととやかく言えないわよ」
グッサリ!!
「カハッ!!」
唯さん・・・それは言われたくなかったッス。
「マサ? 大丈夫?」
心配して声をかけてくれたララの優しさが身に染みました。
「マサ・・・そのころから無茶苦茶だったんだな」
だから若気の致りだつってんだろリト。
「っていうかマサマサ今も似たようことやってそうだよね~」
ギクリッ!!
「そそそそんなことないよ? ホント! マサさん紳士だもの!」
((((絶対やってる~~~~~))))
アレなんだろ? なんかクラスメイツの心の声が。
「まっええやん? そのことはその辺に置いておいて! 恭子君やテレビとはコレいかに?」
とりあえず話題転換の術。
「詳細は気になるけどなんか詳しく聞くのは怖いからわかったよ、えとテレビっていうのはね? 私が出てる『マジカル・キョーコ』に」
はっ?
「マジで言ってんの? 恭子君? アレ一応子供向け番組だよね? そんなんに俺みたいな人相が悪いのが出て大丈夫なん?」
あっ不細工ではないよ? でも人相が悪いのは認めとるんです。
「大丈夫! ほら私と初めて会った日、マサ君が初めて臨時スタッフで来た日ね? の時にクレーン車片手で持ち上げてたじゃん? で監督が怪力のキャラとしてどうかなぁって? 監督もスタッフもマサマサのこと気にいってるんだよ」
まっ確かにちょくちょく臨時スタッフしにいってスタッフさんとか監督さんとかたぁ仲良くなったけんど。
「わぁマサ! 『マジカル・キョーコ』に出るの?」
いやいやララさんや。
「あっ顔はねなんか仮面着けさせるって? 鬼の?えと『鬼面童子』ってキャラみたい」
ふむ。
「なんじゃそりゃ? 合わなくね? 『マジカル・キョーコ』と微妙に合わなくね?」
「問題ないさ~~」
ないんかい。
「じゃいいぜい! 面白そうだし? 学(がく)んオッチャンや監督さんにも世話になっとるし?」
給料イロつけてもらっとるしね。
「おお~~~~じゃっ早速監督に伝えてくるよ~~~」
恭子君電話をしに教室を出ていきました。
その後クラスメイツやんややんやの盛り上がり。
「今からマサマサのサイン貰ってたらプレミアつくかな? 」
「無理だべ? 仮面つけてんだぜ? 多分一発キャラだべさ?」
「あぁ~最後あたりにお約束的に爆発みたいな?」
多分そんな感じっしょ。
「えぇ~マサ爆発しちゃうの?」
「テレビ的な意味だからなララ? 流石のマサさんも爆発はせんよ?」
爆弾程度じゃケガはしねえけど。
『ガラッ!』
「マサ君~今度の休みからだって~」
恭子が帰ってきた。
ふむ今度の休みからか、まっもうちょい先だな。
「おけ! じゃ恭子の『お願い』は聞いたからな?」
あっお願いってのはアレね? 彩南祭のアレね。
「・・・・・・」
おう? 恭子? どうしたんだ。
「しまったァァァァァァ!!私のバカァァァ! もっと別のこと聞いて貰うはずだったのにィィィ! 私のバカァァァァァァ!!」
恭子君?
「ねえキョーコちゃんどうしたのかな?」
「さあ? 発作じゃね? ってララにクラスメイツよ今は恭子に近付くなよ? 発火するから」
「発作でもないし発火もしないよ!!」
でしょうね? 言ってみただけだし。
「ン? マサ君? もしかして霧崎さん」
「キョーコでいいよ~唯にゃん?」
「唯にゃん!!アナタまで!?」
どうやら恭子君、唯のあだ名つうかそんな感じのを里沙未央コンビから聞いてたらしい。
「まっまぁいいわ・・・キョーコさんね? キョーコさんって・・・」
「うむ唯君察しの通り!星の」
「フレイム星人と地球人のハーフだよ!!マサ君、危険な発言はやめようね!?」
すんません、ついつい。
「そうだったんだ、結構多いんだね宇宙人って」
「そうだよ春菜ちゃん、あっ一応内緒ね?」
まっこのクラスつうか学校んヤツらは宇宙ん人の存在を認識しとりますけどね。
「あっそうだマサマサ! オカルトっていうか不思議つながりで思い出したんだけど最近旧校舎で幽霊が出るんだってさ」
おう? 幽霊?
「ひうっ!?里沙~~~やめてよ~~~」
春菜やっぱし盛大に反応してますな。
「マサナリ君怖~~い!」
「リトガードっと」
抱き着こうとしたルンにリトを差し出しつつ。
「幽霊ね~? アレじゃね? 泥棒的なヤツらなんじゃね? つか幽霊でもよくね? 別段迷惑してるわけじゃ」
『ガラッ!』
「ガクラン君~~」
「マサナリいますか?」
おう保健さん&ヤミっ子?
「指令よ~」
指令? 保健さんがヒラヒラさせてた紙を受け取る。
「何々・・・『旧校舎の幽霊騒ぎを調べよ、なおこの指令書は読みしだい破棄されたし』 何処の秘密組織だっつうの? まっいいさね? 恭子~」
ポイッと指令書を投げて。
「ハイハ~イ」
『ボッ!!』
恭子に焼却処分してもらいました。
で
「ようするに警備のアレってことッスか保健さん?」
「そういうことね? 面白がって夜に旧校舎に忍び込む生徒がいたりするから早めに対応をするんですって」
なるほどねぇ? つか一応俺も生徒なんだが・・・まっいまさらだな。
「了解~~じゃ今日中に何とかしますわ? ヤミも保健さんと一緒に来たってこたァ手伝ってくれんだべ? 」
「ええ私も学校側から要請されましたので」
あっ言ってなかったけんどヤミっ子、生徒ではないけんど他は俺と似たようなボジになっとります。
「じゃ早速」
「ダメよ? 今から授業でしょ? 放課後になさい」
残念まっいいけどね。
『クイクイ』
ン?
「あっ・・・あのマサ君・・・わ・・私も参加しないと」
「春菜はいいわ? 苦手だべ?」
また春菜無双ってことになったら大変だしね? リトが。
「ダメダメ! 春菜も一緒に行こうよ」
「そうそう! 面白そうじゃん?」
ってオイ! 里沙未央。
「オマエら来る気か?」
「「もちろん!!」」
来る気満々だな。
「私ももちろん行くよ~」
「風紀委員として私も見過ごすわけにはいかないわね」
「幽霊→驚く→抱き着くチャーンス!!マサナリ君、私も!」
「むむ・・・その手があったか!マ~サ君? 私も行きたいな~? 」
ララ、唯、ルン、恭子も参加表明。
「うぅ~~~イヤだな~~」
春菜無理せんでもよかのに。
「リト春菜は任せた」
「えっあっうんわっわかった」
春菜が来るってことはリトも来るってことになるのです。
「それじゃガクラン君お願いね~」
「あっマサナリ次の休み時間に用務の仕事もありますので」
保健さんとヤミっ子がそう言って出ていったとこでチャイムが鳴って授業と相成りました。
ちなみに物理・・・グフッ。
「ほらシャキッとなさい」
「体育はまだか~~~」
「今日はないわよ」
チクソウ・・・
で苦行を終えて用務の仕事へ。
「なぁヤミっ子」
「なんですかマサナリ」
二人で屋上の補修中この前とっつぁんぼうやがヒビだらけにした場所です。
「どうせだったら作業着作ろうと思ってんだがどうよ? 黒いツナギなんだけど?」
前々から作ろうとは思ってたんよね? 別に制服でも問題はねぇんだけど、やっぱしこういう作業にはツナギだべ。
「それは私も着るんですか?」
「うむ俺とオソロ、なんかロゴも入れようかなぁと思ってんだけど『M・Y』なんちゃらみてえな?」
なんちゃらの部分はまだ決めてねえけど。
「・・・総合サービスはどうでしょう」
「おっ! それいいな? 確かに色々やってんし『M・Y・S・S』にしよう! 」
S・Sは総合サービスの略ね。
「じゃコレが終わったら早速作るか? 実は持って来てんだよな素材。」
「はい・・・フフ・・・お揃いですか」
ン? ヤミっ子・・・微妙に嬉しそう。
以外とお揃いとか好きなのかしら?
まっでも可愛いッス。
で屋上の補修を終わらせオッチャンに日当貰って何時もの如く保健さんとこへ。
あっ既に授業は始まっとりますコレもいつものことね。
サクサクと保健さんとヤミにホットケーキとコーヒーを提供して俺はチクチク作業着を作成中。
「ホントに器用よねガクラン君ってきっといいお嫁さんになるわね?」
「保健さん? 俺一応つか完全に漢だから? 主夫やオカンにはなれても嫁にはなれんですっと」
「じゃ私の主夫に」
「お断りしま~す・・・っと出来た!」
うむうむ中々のデキ。
「ほれヤミっ子? 着てみ? アッチのカーテンとこで」
出来立てホヤホヤの作業着をヤミっ子に渡します。
「はい」
素直に向かうヤミっ子です。
「あら素直ね・・・フフ」
ヤミっ子は結構素直なとこありますよ保健さんや? つか何その意味深な笑い? まっいいさね? ヤミが着替えてる間、俺の仕上げちまおう。
チクチクっと。
『シャッ』
ン? 着替え終わったみたいね。
チラッと顔を上げて見てみる。
「ッ~~~~~~!?」
ふむ・・・
「まだ着替え終わっとらんやん? つか何してんの保健さん? 針グッサリ飛ばされたい?」
ええ『シャッ』したの保健さんでした、ヤミっ子まだ着替え途中真っ赤になっとります。
まっそれはともかくチ~クチクっと。
「少しくらい反応があるかと思ったんだけど・・・なんかごめんなさいヤミさん」
「あやまらないで下さい・・・ドクター・ミカド、グスン」
『シャッ』
反応って言われてもねえ困りますがな何故かシクシク泣いてるヤミっ子がカーテンを『シャッ』してる音を聞きながらチクチクを続けます。
で
『シャッ』
「おっ丈は合ってるっぽいな?」
今度はちゃんと着替え終わっとります。
「ええ・・・ピッタリです」
うむ。
「結構似合ってる・・・のか? 俺的には似合ってたぁ思うけど」
「そうね? 女の子がツナギの作業着ってどうかなって思ったけど結構似合ってるわ」
おっ保健さんのお墨付き。
「そうですか・・・あっマサナリ中々動きやすいです」
ちょっと赤くなりながらヤミっ子動きやすさの報告。
まっ作業着だからな動きにくかったらアレだしなそこら辺も追求しとります。
「あっ後結構頑丈よ? 俺が普段着てる服並には?」
「なるほど・・・それは戦闘用にも使えそうですね」
まっ破れ辛いってなぁ暴れるには最適だけどな。
「いつも着てるバトルドレスだっけ? アレも頑丈にしたろか?」
「お願いします」
サッとさっきまで着てた服を俺に渡すヤミっ子。
って素材が・・・まっ足りるか?
「おけ!まかせれ~さ~てチクチクっと」
早速チクチク開始。
「フフ・・・ヤミさん大胆ね~脱ぎたての服ガクラン君に渡すなんて?」
「あっ・・・ッ~~~~~~~!!まっマサナリやはり後に」
「無理もうやっとる、つか既に中盤」
その後チクチクやってる間、真っ赤な顔でう~う~唸るヤミっ子でした。
ホント表情豊かになってきたよな。
あっ一応俺も自分の作業着に袖を通しましたよ。
その時。
「覗いちゃや~よ? 覗いたら昼のオヤツは無しになります」
「卑怯よガクラン君」
「私だけ見られて不公平です」
というようなやり取りがありました。
つか卑怯って何だっつうの? ヤミっ子もオマエえっちぃのは嫌いじゃなかったんかい。
「それはそれコレはコレです」
ホント便利だよなその言葉、考えたヤツは天才だと思う。
で着替えて見せてみたら
「似合うわね~」
「ええかなり似合ってます」
との有り難きお言葉をいただきました、自分で言うのもアレだけんどなんかしらんけど作業着とかもめっさ似合うのです。
あっちなみにヤミっ子は上までキッチリ着てるけど俺は上は着ないで腰の辺りで結んでます。
で両手首に篭手・・・あっリストバンドみたいなヤツね? を装備。
コレもひそかに作ってたんですな。
あっ上はちゃんと着けてねぇつったけどシャツは着てるからセミヌードではないんでその辺はあしからず。
それと『M・Y・S・S』のロゴは背中と腕んとこに書いてます白文字で。
「じゃ次から仕事ん時はコレを着るってことで?」
「わかりました」
まっ今日の放課後からになるでしょうけどな。
『キーンコーンカーンコーン』
キリよくチャイムが鳴りましたな、つうわけでサッとガクランに着替えて。
「じゃ教室に戻りますわ?」
と保健室から教室にスッタラスッタラ、途中。
「マサナリさん!?」
「政成!!」
「えっ? ホントです!」
沙姫、凛、綾に遭遇。
「よっ!元気か? 」
「元気ってマサナリさんこそ大丈夫なんですの!」
「そうだぞ三ヶ月の重傷と聞いていたんだぞ!」
「心配しましたよ~」
軽く手を上げてアイサツしたらめっさ心配されてました。
でもう大丈夫だということを伝えたら凛が。
「なるほどな・・・あの体のキズは伊達ではないということだな」
と言ってきたんで頷きながら。
「まぁよ? そういうこ・・・って待て? 何故知ってる?」
おかしい・・・この三人学年が違うから知らないはず・・・まっ半袖とか着てたら腕のキズとか見えるけど、凛は『体』つったよな? いやさ隠すことでもねえんだが・・・まさか。
「オマエら・・・里沙未央から」
「なっな・・・なんのことですの? 一枚千円とか知りませんわよ」
「そっそうだぞ政成? 全然知らないぞ」
すんげー動揺してんのがアリアリと伝わってくるわけですが。
「アハハ~」
曖昧に笑う綾さん。キミは買ってないよな? そんな思いを込めて見てみたら。
「ごっごめんなさい政成君・・・三枚ほど」
買っとるし!?
「まぁいいけどね・・・ホントはよくねぇけど・・・」
「わっ私は知りませんわよ? 今だに裏ルートで取引されてるなんて知りませんわよ!」
「沙姫様! 喋りすぎです!」
なるはどね・・・なるほど・・・里沙未央・・・オマエらの運命は決まった。
「里沙ァ?未央ォ?・・・まだ遊び足りないようだなァ?フッハハハ・・・・ハッハッハァ!悪い子はいねえがァァァ!!」
『スッダダダダ!!』
「アレ私・・・もしかしてマズイこといいました?」
「沙姫様、今はあの二人の冥福を祈りましょう」
「死にはしない・・・はず・・・しかし・・・やはりアノ目・・・アノ目は・・・ゾクゾク」
なんか三人組が言ってるが気にせず特に凛のアレは全力でスルーして教室へ。
『ガラッ!』
教室に入り周りを見渡す。
いねぇな。
「春菜ァ? 里沙と未央知らねぇ?」
「まっまままマサ君? ちょッちょッとわからないかな~?」
「リトォ?」
「わっ悪いわかんねぇ」
ふむ。
「唯ィ唯は知ってるよなァ? 」
「しっしし知らないわ」
その後ララにも恭子にもルンにもクラスメイツ全員に聞いたが反ってきた答えはかわらず知らないの一点張り。
なるほど・・・
「そっかァ・・・そっかそっかァ・・・なるほどなァ・・・オマエらもグルだったのかァ? そっかそっかァ俺とそんなに遊びてェかァ?」
「「「「掃除用具入れの中です!!」」」」
ビッとクラスメイツ全員掃除用具入れを指指す。
瞬間ガタッと揺れる用具入れ。
『ガチャ・・・ギィ・・・』
「見ィつゥけたァ?」
「「ヒィ~~~~」」
用具入れには抱き合ってブルブル震える里沙未央(エサ)。
「さぁてかくれんぼは終わりだ? 次は鬼ごっこだァ? 30秒やる全力で逃げろ? 全力でなァ?」
それこそ命の限りなァ。
『キーンコンカーンコーン』
「あっマサマサ! 授業! 授業始まっちゃったよ!」
「うんうん先生も来たし!ねっ? ねっ?」
ふむ・・・
「先生ェェ? 俺らちょっと次の授業、鬼ごっこしててイイッスかァ?」
「き・・・鬼島君・・・・しかしじゅ授業が」
「先生もスル?」
「どうぞどうぞ!! 存分に心ゆくまで!!」
「「クラスに引き続き先生にまで見捨てられたァァァ!!」」
オイオイ里沙未央ォ。
「暢気に話してる場合かァ? 30!」
「カウント始まったァァァ!に逃げるよ未央!」
「うん地の果てまで!」
『ガラッ!』
教室を飛び出す里沙未央。
「ハッハッハァ! 地の果てかァ? そんな程度じゃ逃がさねェよ? 24・・・23・・・・」
「こっ怖~~~」
20・・・19・・・18。
「マサ怖いよ~~」
17・・・16・・・15。
「里沙・・・未央・・・逃げ延びてね? 無理だと思うけど」
14・・・13・・・12。
「春菜ちゃん俺もそう思う」
11・・・10・・・9。
「まっマサ君・・・やり過ぎは」
8・・・7・・・6。
「知ってるか唯? 恐怖で人は・・・」
5・・・4・・・3・・・2・・・1。
「死なないよォ? ハッハァ! 狩りだァァァ! 悪い子はいねぇがァァァァ!!」
『ガラッ!』
「ハッハッハッハッハッハァァァァァァ!」
『ズダダダダ!』
さぁどこまで逃げてくれるか楽しみたなァ。
・
・
・
・
・
・
「「いっ・・・イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」」
学校中に里沙と未央の断末魔の叫びが響き渡った。