来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

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第四十四話っぽい感じ!!

 

 

停学初日、帰宅後、縁側の方でごろりと横になりつつダラダラと過ごす。

 

『ギャウ?』

 

セリーは何故に俺がこの時間帯にいるのか気になるみてぇですな。

 

「停学くらったからな~、まぁ簡単に言やぁ学校来ないで家で反省してろ~ってことな」

 

『ギャウ!!』

 

「全然、全くもって反省なんざしてねぇよ?」

 

ええ、まぁ停学自体はしゃぁねぇたぁ思ってるが、反省も後悔もしてねぇですからな。

 

 

『ギャウ、ギャウ~?』

 

「まぁ停学は慣れてっからな、彩南でくらったんは初だけどな?」

 

『ギャウ?』

 

「ナッハハハ!! 中坊時代と前ン学校じゃ停学キングだったからな」

 

まぁ自慢するようなこっちゃねぇけどな。

『ギャウ、ギャウ?』

 

「ハッキリ言うね~セリー君は、まぁ確かにそうなんだけどな? 特に中ニの後半辺りまではな、先生どころか学校全体の嫌われ者だったかんな」

 

『ギャウッ!! ギャウッ!!』

 

「セリーは優しい子だね~、マサさん嬉しくて泣けてくらぁ~、まっ俺ンダチら皆、優しいんだけどな、いやはやマサさんは幸せ者ですわい」

 

ホント良いヤツらばっかだしな、っと。

 

「ぼちぼち昼メシだな、弁当食うかね~セリーはメシ温めっか?」

 

『ギャウ♪』

 

「おうッ! ちぃと待ってろ」

 

とセリーのメシを温めてからのんびりと弁当を食いました、たまにはこういうのもいいやな。

 

 

と、思うこたぁ思うんだが・・・。

 

「やっぱしヒマだわなぁ」

 

まぁセリーがいるから大分マシなんだけんど・・・ヒマはヒマ。

 

今日から三日だよな・・・ふむ・・・おっ!! そだ。

 

『ピ・ポ・パ』

 

中々に良い事を思いついたんで、電話を掛ける、相手は・・・。

 

『マサナリ様!! どうなされましたか! もしやララ様との結婚を』

 

「違ぇからな? ザスティン、オマエ定期的に、とっつぁんぼうやと連絡取ってるつったよな」

 

『はい、そうですが、それが・・・ハッ!! やはりララ様』

 

「だから違ぇつうに、とりあえず、とっつぁんぼうやに用があってな、で、連絡取りたいんだわ、今ザスティンは才培のオッチャンのとこか?」

 

『いえ、今日はアパートにおります』

 

「そか、じゃあ向かうわ」

 

『はっはい』

 

携帯を切り、着替えやらなんやらをスポーツバックに詰め込み準備を済ませ、ザスティンの住んでるアパートに向かうことに、停学中とかはこの際スルーで。

 

っとその前に。

 

『三日程、留守にする マサより』

 

と書き置き、でセリーにも。

 

「じゃ俺ァ出かけてくらぁ三日くらいしたら帰える予定だから、そう言っててくれや、留守頼んだぜい?」

 

『ギャウ!!』

 

伝言を頼んで、ザスティンの住んでるアパートへ。

 

特にトラブるもなく、あっちゅう間に到着・・・。

 

はい、嘘です、二、三回程、絡まれたり、更にはしつけぇナンパ・・・つうかアウト気味なそれに困ってたっぽい人がいたんで、絡んでたヤツをぶっ飛ばしたりとかしてました。

 

そういやあのナンパされてたン春菜に似てたような気がすっが・・・まぁいいさね。

 

まぁそんなこんながありながらも到着し。

ピンポン鳴らしたら速攻でザスティンが出てきた、部下の黒服ン二人は今日はいねぇみてぇですな。

 

まぁそれは置いといてっと、早速だけんど、とっつぁんぼうや、と繋ぎを取ってもらう。

 

連絡する方法はテレビ電話的な通信機を使うらしい、ザスティンいわく、ララも持ってるとか言ってた。

 

そうこう考えてる間にも、とっつぁんぼうやの顔が映る。

 

「よぉ久々だなぁ」

 

『そうだな息子よ』

 

「息子じゃねぇつうに」

 

『何れはそうなるじゃないかハッハッハ!!』

 

こういう所が実にララの親父だと思う、まぁメンドイから今はスルーして。

 

「とっつぁんぼうやさぁ、『ソルゲム』つうクソ共ン事、知ってんべ?」

 

『フン、あの目障りな犯罪組織(マフィア)か・・・それがどうした?』

 

「あぁ実はちぃと前になカクカクシカジカって事があったんだわ・・・まぁ今回のヤツらは潰しといたけどよ、後からまた似たようなボケ共が来られてもうぜぇからよ・・・いっそ今ンうち、キッチリ潰しとこかなぁってな?」

 

『なぬ!? 本気かマサナリ?』

 

「おう!! 停学くらって三日程ヒマだしな? まっ半分くれぇはヒマ潰しだ」

 

ってなんかコレ思考がクソジジイっぽいような・・・いやさスルーで。

 

『ククク・・・アハハハハ!! ヒマ潰しかァ、ハハハ!! ヒマ潰しに『ソルゲム』を潰すか・・・いいぞォ流石は我が息子だ、ワハハハハ!!』

 

なんかツボってるな、つうか息子じゃねぇからなっと。

 

「でだ・・・連絡したんは他でもねぇ」

 

『フッ・・・皆まで言うな・・・わかっている、最近、体も鈍っていた所だ一暴れするとするか?』

 

話せるねぇ。

 

『じゃあ今から迎えに行くから待っていろフハハ、この銀河に我ら親子の力を』

 

『プツン』

 

なんか言ってたが途中で切った。

 

「つうわけで、ちょっくら暴れてくっから、俺が留守ン間、なんかあったら頼んだぜザスティン?」

 

「私もお供したいのですが・・・そうおっしゃられるのであれば、マサナリ様の留守の間はこのザスティンにお任せ下さい!!」

 

うむうむ。

『バンッ!!』

 

「行くぞ息子よッ!!」

 

「早ッ!! つか息子じゃねぇつうに!!」

ツッコミ入れつつも、とっつぁんぼうや、の宇宙船で俺、宇宙デビュー。

 

宇宙船の窓から地球を見つつ。

 

「ホントに青いんでやんの?」

 

思いの他、青い地球にビックリですわ、ってそういや。

 

「宇宙って無重力なんじゃねェの?」

 

「大概の宇宙船には重力をコントロールする装置くらいはついてるぞ、地球の技術ではそんな装置はまだ無いようだがな」

 

ほう、流石は宇宙科学だな、ン? ってこたぁ、某・龍球のアレみたく重力何倍みてぇな修業部屋みたいんがあんのかね? あったら、やってみてぇな、どれ聞いてみよ。

 

つうわけで、とっつぁんぼうやに聞いてみたら、やっぱし、あるらしい、それどころか不思議リストバンド(霊界探偵ヨロシクなアレみたいなん)まだあるんだと。

 

かなり興味がそそられたんで。

 

「くれ!!」

 

「ない」

 

なかった・・・正確には今は持ってないんだと、チクソウ・・・。

 

「というかマサナリ、オマエは十分強いだろ、俺より強いんだ、つまり銀河一だぞ、それ以上強くなってどうする?」

 

「フッ・・・何れ、クソジジイをぶっ飛ばす為にな? 言いたかねぇがこんくれぇじゃ手も足も・・・出るこたぁ出るが話にもならんのよ」

 

「ブッ!? 何だと!? マジか?」

 

「マジ、そうね・・・俺と、とっつぁんぼうやが一緒に掛かったとしても片手であしらわれんじゃね?」

 

更に言えば、肋骨は確実に持ってかれんだろうし、腕やら顎やらも持ってかれそうだな。

 

「俺の宇宙ランク下がりっぱなしだな」

 

「気にすんなアレは別枠だかんな」

 

バケモノと書いて、ジジイと読むくれえだからな。

 

「オマエも似たようなもんだろ」

 

呆れ顔でツッコまれました、まぁ確かにバグはバグなんだけんどね? アレの前じゃ霞みますわ。

 

っと、ジジイの話題はこんくれぇにして。

「で、ソルゲムのヤサは何処にあっか知ってんの?」

 

「それに関しては・・・そろそろ情報が入ってくるはずだが」

 

『ブォン』

『お父様、ソルゲムの居場所を突き止めました』

 

おう?

 

「そうかよくやったぞモモ、データを転送しておいてくれ」

 

『はい』

 

ふむ、画面に映ってんのはララに似てる女の子、で、とっつぁんぼうやの事を、お父様・・・。

 

「ララの姉妹か?」

 

「ララの妹だ、丁度いい、モモ、こいつが何れオマエの夫になる」

 

「勝手に決めんなっつうに」

 

「いいだろう、三人纏めて面倒見てもらうつもりなんだぞ」

 

知らんがな。

 

「あぁ~モモつったか? とっつぁんぼうやの戯言はスルーしていいからな」

 

『えっとアナタは・・・もしかしてマサナリさんですか?』

 

おう? どうやら俺ン事を知ってるっぽい。

 

「正解、鬼島 政成ってんだヨロシクな」

 

『あっ、私はデビルーク第3王女、モモ・ベリア・デビルークです、よろしくお願いします、あっちょっと待ってて下さいね? ナナ~~ナナ~~~』

 

はて? ナナ? ってモモ第3王女つってたな、ララが第1として・・・もう一人ララの妹がいるってことか。

 

『ンだよモモ~?』

 

『ほら、あの人がマサナリさんですよ』

 

『何ッ!! 父上を倒したっていうアイツか・・・うわっ目つき悪ッ!!』

 

初っ端から失礼なやっちゃな、つうか。

 

「オマエもな」

 

『何だと~~~私のどこが目つき悪いんだ~~~!!』

 

「鏡を見ろ、そこに答えはあるからな」

 

『腹立つ~~~アイツ腹立つ~~~~』

 

うむうむ、いやぁコイツからかいがいがあるな。

 

「マサナリ、ナナで遊ぶな」

 

「面白かったもんでついつい」

 

隙を見てからかおうと心に決めた。

 

『ナナ、ちゃんと自己紹介しないと』

 

『あぁ~~わかったよ、デビルーク星、第2王女、ナナ・アスタ・デビルーク」

 

ほう、第2・・・ってこたぁ次女ってことだよな。

 

『私達、双子なんです』

 

双子とな・・・ふむ、そのわりには・・・モモとナナの胸を見比べる。

 

『んだよ、その目は・・・』

 

「乳製品を沢山取れ」

 

『私がペタンコって言いたいのかァァァ!!』

 

「いんや、寧ろ、ペッタンコ?」

 

『小っさい『ッ』をつけんなァァァ! 余計小さく聞こえんだろォォォ!!』

 

あぁ・・・スッゴい楽しい。

 

「マサナリ、オマエSだな」

 

オフェンス思考だからね。

 

『クスクス・・・マサナリさん余りナナをからかわないで下さいね、ナナ気にしてるんですから』

 

「うむ、前向きに善処する」

 

政治家的な発言、まぁぶっちゃけ、弄る気満々だけどな。

 

『姉上はこんなヤツのどこがいいんだか・・・』

 

『あら、結構ステキな方だと思うけど?』

 

よせやい照れらぁ。

 

「で、マサナリどっちが好みだ?」

 

ってオイ、とっつぁんぼうや、いきなり意味のわからん質問を・・・まぁどっちが好みつわれりゃ・・・ふむ。

 

「ナナ」

 

『ッ!! おっおま・・・ちょっ・・・』

 

「非常にからかいがいがあるからな」

 

実に弄りやすいしな。

 

『そんな理由かよッ!! やっぱ腹立つアイツ~~~~~!!』

 

うむうむ、ナナ君、すんげぇいい感じ。

 

「楽しすぎる」

 

『Sですね~』

 

「Sだな~」

 

オフェンス思考だからね。

 

で暫くナナをからかって遊びました、ひそかにモモもナナを弄ってたな、どうやらモモもオフェンス思考。

 

まぁナナがモモに。

 

『外ヅラがいいんだよな腹黒め・・・』

 

とか言ったら、おっとり風味だったモモがヤク○ヨロシクな感じに豹変し。

 

『ギチギチギチ』

 

『だ・れ・が、腹黒いのかしら~?』

 

とスリーパーしてました。

 

「おお~いナナが顔色が青から白に変わりかけてるから止めれ~」

 

『あっ・・・オホホホ・・・すいません、はしたないマネを』

 

うむ、モモも一癖ある子ですな、まぁ面白えけど。

 

 

 

「マサナリ、コレを飲め」

 

とっつぁんぼうやにカプセルを渡された。

「何コレ?」

 

「オマエ一応地球人だろ、生身で宇宙に放り出されたら・・・どうなんだ?」

 

生身ねぇ・・・ふむ。

 

「死ぬな多分、流石のマサさんも生身で宇宙遊泳は厳しい気がする」

 

まぁ試してみねぇとわからんけど、試すわけにもイカンしな。

 

「コレを飲んでれば宇宙空間でも死にはせん」

 

ほう、そいつぁまたご都合・・・ゲフンゲフン、便利なこって。

 

ゴクリとカプセルを飲む、特に変化はねぇけど。

 

「大丈夫なん?」

 

「問題ない」

 

ならよしっと。

 

「そろそろソルゲムのアジトだ用意はいいか?」

 

おっ? 結構早かったな。

 

『オマエ、ホントに行く気かよ?』

 

「当然だろ、ダッハハ!! いやぁこういうんも久々だわい、おもっくそ暴れたらァ」

 

『ゴキゴキン』

 

クビを回しながら指を鳴らす。

 

『戦う男の背中・・・ステキですね・・・ポッ』

 

別に背中は見せてねぇですが・・・つうか何故に赤くなるモモよ、そしてニヤニヤすんな、とっつぁんぼうや。

 

「じゃ通信を切るぞ」

 

『父上ケガをしないでくれよな・・・オマエはケガしろ』

 

『コラッ、ナナそういうこと言わないの、マサナリさんも頑張って下さいね~』

 

『ヴォン』

 

ナナめ・・・会う機会があったら、めっさ弄くりましてやる。

 

「さて・・・じゃあどうする?」

 

「この宇宙船頑丈か?」

 

「当たり前だ、俺の船だぞ」

 

ふむ・・・ならば。

 

「このままドーン突っ込もうぜぃ、派手にいこうや派手に」

 

「クックク・・・いいなぁ・・・喧嘩は派手にいかないとなぁ」

 

そういうこってすよ。

 

「突っ込むぞッ!!」

 

とっつぁんぼうやの掛け声でグンッと速度を上げる宇宙船、そのままん速度でソルゲムんヤサ・・・なんかデカイ・・・ガン○ムとかで出てきそうなコロニーみたいなんの横っ腹に。

 

『ズガァァァン』

 

突っ込んだ。

 

『ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!!』

 

サイレンが鳴り響く。

 

「さぁて開戦だ・・・行くぞ息子よ」

 

「息子じゃねぇつうの、とっつぁんぼうや!!」

 

『ガコン』

 

宇宙船のハッチが開き、軽口をたたき合いながら飛び出す。

 

目の前には俺ら(侵入者)を排除しようと出てきた、機械の軍団、前ぶっ飛ばしたヤツらと同じ恰好のグラサンズ。

 

『ドンドンドンッ!!』

 

そいつらが持つ銃から光の弾が乱射される。

 

「フンッ!」

 

「オラよッ!」

 

撃たれた弾をとっつぁんぼうやは尻尾で、俺は拳で弾き返し、弾かれた弾が機械軍団やらグラサンズに命中。

 

ドサドサと倒れるヤツら・・・。

 

「も・・・脆ッ・・・」

 

「普通のヤツらはアレで撃たれたら、ああなるわ」

 

いやさ、まぁそうかも知らんが・・・脆すぎだろ。

『ジャキッ!!』

 

銃がダメなら剣ならどうよ? とばかりに剣を構え斬りかかってきやがるヤツの剣をとっつぁんぼうやが、やはり尻尾で弾き飛ばし、そいつに軽い、押し出す感じの蹴りをくれる。

 

蹴り出されたヤツは俺の正面に、それをすかさず。

 

『ゴッ!!』

 

裏拳。

 

それを喰らったヤツは壁に激突し、ズルズルと崩れ落ちた。

 

それを合図にしたように、一斉に襲い掛かってくるソルゲムのアホ共。

 

1番近い位置にいた機械君のドタマをガシッと引っつかみ。

 

『ブチンッ!』

 

収穫!! クビがもがれた機械君はバチバチと火花を散らし沈黙。

 

収穫したクビをぶん投げて何人かをぶっ飛ばす。

 

『ギュイーン!!』

 

「おっドリル?」

 

手がドリルの機械君がそのドリルで俺を串刺しにしようと手を振り下ろす、それをガッチリキャッチすっと、ドリル君、己のドリルの回転力で体がバッタバッタと回転しだす。

 

その回転に巻き込まれてぶっ飛んでくソルゲムのアホ達。

 

「マサナリ、そいつを何時まで持ってるつもりだ? バタバタと欝陶しいぞ」

 

確かに欝陶しいッスね、ってなわけで援軍に来たであろうソルゲムのアホ共に投擲。

 

『ドォーン』

 

はい撃破。

 

「手応えねぇなぁ」

 

「まぁ俺とオマエだからな・・・さて次に行くか?」

 

ドンドンと襲い掛かってくるソルゲムのヤツらをぶっ飛ばしつつ、ガンガン進む、で一際立派な扉の前。

 

『ウィーン』

 

「フッ・・・よくここまで来た」

 

なんか偉そうな態度が鼻についたんで有無をいわさずにボッコボコにしました。

 

「最後まで言わせてやれよそこは」

 

知らんがな、ってもしや。

 

「コイツがボスか?」

 

顔面がいい感じに整形されたヤツを指差しつつ聞いてみる。

 

「ふむ・・・どうだろうな? 影武者の可能性もあるが、ここの警備の具合なども考えてそう考えるが妥当じゃないか?」

 

はぁ・・・コイツが・・・ねぇ・・・。

 

「死ぬ程、盛り上がらねぇボス戦だったな」

 

「いいんじゃないか、どんなに偉そうにしててもザコはザコだ、さて、じゃココを爆破して帰るか」

 

「ういうい」

 

なんかアッサリし過ぎな気がすっけど。

 

とこうしてソルゲムのヤサを潰し、停学一日目は終了・・・つうか一日も経ってねぇよ。

 

 

「どうしたもんか・・・」

 

ズドンズドンと爆発してるソルゲムのヤサを背にし宇宙船で呟く。

 

「何がだ?」

 

「いやね、まだ一日くれぇしか経ってねえべ? 俺、三日程留守にするって書き置きしてきたんよ? で直ぐに帰んのもなぁと」

 

帰りたくないわけじゃねぇんだけど、なんつうか・・・ほら、わかるだろ? こう微妙に照れる感じってやつ。

 

「別に気にすることじゃないだろ」

 

「まぁそう言われりゃそうなんだけどな? 」

 

つうわけで気にせず帰宅っと。

 

地球に着いた頃には辺りはスッカリ夜中になっとりました。

 

「じゃあな~、モモナナの二人にもヨロシクつっといてくれ」

 

「うむ、中々いい運動になった・・・ではな息子よ」

 

せやから息子やないっつうに。

 

とか思いつつ、とっつぁんぼうやを見送り家へ。

 

『ガチャ』

 

「はい、ただいま~」

 

「マサ!? おまっどこ行ってたんだ!!」

「そうだよマサ心配したんだよ!!」

 

うおっ!! 熱烈な歓迎。

 

「悪い悪いヒマだったんで、ちぃと出掛けてたんだわ」

 

頭をポンポンしつつ謝る。

 

「マサさん・・・この書き置き・・・」

 

「あ~三日の予定だったんだけどな、思いの他、早く片付いてな?」

 

もそっと手応えあってもよかったんだけどな。

 

「マサナリ・・・何処で何をしてたんですか?」

 

「だからヒマ潰しだっつうに」

 

あんまりヒマは潰れなかったけど、まぁ一日は潰れたんでよしとしよう。

 

とりあえず。

 

「腹減ったからなんか食うか? オマエらメシは?」

 

と聞いてみたら、一応は食ったらしい、でも夜中まで起きてたんで小腹が空いたって事で、俺はテケトーに親子丼を作り、他はタイヤキとかの軽いお菓子。

 

でむしゃむしゃ食べてたら。

 

「学校大変なことになったぞ?」

 

何かしらあったらしい。

 

「ほら、マサが停学になったろ? で籾岡と沢田がそれにキレて、賛同した、うちのクラスで暴動になりかけたぞ?いや俺もムカついてるけどさ」

 

なぬ!? そいつぁまた。

 

「マジか?」

 

「ああ・・・なんとか一応は収まったけど・・・明日になったらまた爆発しそうな感じだった」

 

「アタ~~・・・唯は止めなかったん?」

 

「古手川か・・・古手川も怒ってたからな・・・形だけは止めてたけど」

 

あ~~~どうしたもんかねぇ。

 

「ララは?」

 

「私はもちろんマサの味方だもん!!」

 

ありがたいっちゃありがたいが・・・。

 

「まぁ今は大人しくしてなされ明日、俺も学校行くからよ?」

 

「停学中だろ?」

 

フッ・・・甘いぞリト君。

 

「停学喰らったんは学生としての俺だけど用務員のマサさんは喰らってねえからな、用務員として学校に行けばよかろ?」

 

まっ今、思いついたんだけど、ちなみに警備員でも可。

 

「そうですね、用務の方もマサナリがいないと困ると言っていましたし、私も・・・困り・・・いえ違います仕事の効率の事です」

 

ヤミっ子は何を微妙に慌ててんのやら。

 

「ハァ~~~マサさん鈍いよ・・・まぁそれがマサさんだけど」

 

美柑にため息をつかれた・・・俺ションボリ。

 

 

とそんなこんなで夜は過ぎていき、停学一日目は終了したのでありました。

 

さて、明日は・・・どうすっかねぇ~。

 

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