来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

49 / 71
第四十七話っぽい感じ!!

 

 

 

「この森を抜ければ次の町だってさ」

 

と美柑の言う通り、次の町に向かう為に森を通っております。

 

まっ森っつっても獣道ってわけじゃなくて人が通れるようにある程度は舗装されてんだけどな。

 

 

「大魔王ってなぁどんなヤツかねぇ、とっつぁんぼうや、みてぇなヤツかな?」

 

「いや、あんなの出てこられたらマサ以外対抗出来ねーから」

 

まぁそう言われればそんなような気がするが。

 

「マサ君? えっと・・・そのマサ君が言ってる人って誰なの?」

 

あ~~~そういや、唯は知らねぇんだったか?

 

「ララの親父、銀河最強の魔王さんだと? かなり強えぞ~? 下手すりゃ負けてたからな~俺ン中での強さランキング2位だな」

 

1位はむろんジジイ、1位と2位は、そうとうなバケモンでもねぇ限りは代わらんだろうな。

 

「っていうかそれに勝ったマサ君って・・・」

 

「実質、銀河最強?」

 

ふむ・・・言われてみりゃ・・・でもなぁ、上に一人いるのを身をもって知ってっから、そんな気は全然しねえわな。

 

「だから職業設定できなかったんじゃないか? ほら最強キャラって足枷とかつく場合ってあるだろ? レベルが極端に上がりにくいとか」

 

「そうなの?」

 

「いやさ、俺に聞かれてもなぁ? コレ製作したヤツじゃねぇとなぁ?」

 

やっぱしララか? でもなぁ・・・さっき(前回)も言ったけんどララじゃない気が・・・ふむ・・・。

 

「大魔王って・・・ララさんかな?」

 

「う~ん・・・ララさんならありえるけど・・・どうかしらね?」

 

「どうせだったら俺が大魔王に」

 

「やめなさいって、このゲームクリア出来なくなるでしょ」

 

残念で~・・・ッ!!

 

「唯ッ!!」

 

「ヘっ?」

 

『グイッ!』

 

唯の手を引き。

 

『ベロンッ!!』

 

唯の背後にいた毛むくじゃら君、の舌を回避。

 

「残念!!」

 

『ズドンッ』

 

更にそいつに蹴りッ!!

 

【敵があらわれた】

 

「表示遅えつうのッ!! っと唯、大丈夫だよな?」

 

「あ・・・うん、ありがとう」

 

「お気になさらずっと・・・コレ、俺が倒す? キミら頑張る?」

 

パッと見、たいしたことなさそうなんで経験を積ませてみようと思います。

 

残りの数の三匹だし・・・。

 

『ギャォォォオ!!』

 

う~む・・・空から何やら・・・。

 

「どどど・・・ドラゴン!!」

 

「嘘でしょ序盤だよッ!!」

 

慌てまくりの結城兄妹、確かに上を見たらでかいトカゲ・・・まぁ完全にドラゴンですね。

 

よしゃッ!!

 

「俺はアレ貰うから、キミら、そっちね?」

 

『ダンッ!!』

 

そう言って近くの木の上に跳ぶ!!

 

フッ・・・マサさんが空中戦をこなせないと思うなよ!!

 

 

美柑 視点

 

「俺はアレ貰うから、キミら、そっちね?」

 

そう言い残してマサさんジャンプして木の上に、相変わらず凄いジャンプ力だな~。

 

「っていうかマサあんなヤツ相手に一人で大丈夫・・・そうだな、マサだし」

 

「そうだね、マサさんだし」

 

リコの言葉に頷いて応える、なんせ銀河最強だもんね。

 

『グワァ!!』

 

「きゃあっ!!」

 

あっ唯さん・・・しまった・・・コッチにも敵が居たんだった、ドラゴンのインパクトが強すぎて忘れちゃってた!!

 

唯さんはモンスターに手を掴まれてしまってる、どうにかしな・・・。

 

「イヤーーーッ!!」

 

『バキャッ!!』

 

い・・・え?

 

【ベロモンBを倒した!】

 

「おおっ!! 流石、武闘家!!」

 

うん、リトと言う通り、キック一発で唯さんはモンスターをやっつけてた。

 

そういえば職業にあわせた身体能力になるって言ってたっけ?

 

「よーーし俺もッ!!」

 

リトがジョウロを構え、モンスターに水をかける。

 

【リトはジョウロを使った・・・しかし効果はなかった!!】

 

「そりゃそうだろッ、つか何故、水をかけるッ!! 殴るとかしろよッ!!」

 

【リコはリトにツッコミを放った!!】

 

「一々表示するなッ!!」

 

ハハ・・・なんだろうコレ? まぁリコの言う事はわかるけど・・・っていうかリトもなんで水をかけたんだろ?

 

『ガァァア!!』

 

「「うわぁぁあ!!」」

 

あっ・・・やばっリトとリコが。

 

「リト君リコさん!!」

 

春菜さん!!

 

二人とモンスターの間に春菜が飛び出して持ってた剣を横に振る。

 

「えいっ!!」

 

『ザンッ!!』

 

【ベロモンCを倒した!!】

 

凄い・・・。

 

「春菜ちゃん!テニス部仕込みの剣技!!」

 

「いや、リト・・・テニス部で剣技は教えないと思う」

 

私もそう思う、まぁ確かに何故か春菜さんが剣を振る時、テニスのラケットがダブって見えたけど・・・。

 

「うっ・・・まっまぁとにかく後一匹だ美柑、魔法で倒せッ!!」

 

「うん!」

 

リトの指示に従って魔法を・・・って今はどんな魔法が使えるんだろ? 持ってる魔法書を見てみる。

 

えーと・・・今のレベルで使える魔法は・・・。

 

「とりあえずコレでいいや!!」

 

適当な呪文を選んで。

 

「ププリン!!」

 

唱えてみる。

 

『カッ!!』

 

すると魔法書が小さく光った、うん魔法っぽい・・・でも・・・。

 

「どうな魔法だ?」

 

リトがそう言うけど効果は書いてないからどんな魔法かはわからないんだよね?

 

う~ん・・・。

 

『パラッスルッ』

 

ン・・・? って・・・えっ?

 

「へっ? ちょ嘘!!」

 

リコのエプロンが外れ、何故か上着がずり落ちて胸が・・・丸出しに・・・ってリコ・・・大きい・・・元、男なのに!!

 

『ボンッ!』

 

【ベロモンDはうっとりしている】

 

リトはそんなリコを見て何時ものようにフリーズ、何故かモンスターは見とれてる・・・うん、リコ大きいしね・・・元、男なのに!!

 

「み・・・見るなリトォォォ!!」

 

『バゴォ!!』

 

「グハッ!!」

 

『グォォ!!』

 

【ベロモンDを倒した!!】

 

リコは胸を隠しながらリトを巻き込んでモンスターも一緒に倒す。

 

うん、すっかり立派な女の子だねリコ、胸とかリアクションとか胸とかねッ!!

 

「うぅ~~~美柑・・・オマエ? なんて事するんだよ~~~~」

 

涙目で訴えてくるリコ・・・うん、不覚にも可愛いと思ってしまった。

 

でも、やっぱり胸が・・・。

 

「ジーーー・・・いいなぁリコさん・・・」

 

わかる、とてもわかるよ春菜さん。

 

「よ・・・よかった私じゃなくて・・・」

 

「古手川・・・薄情だぞ」

 

「あっご・・・ごめんリコさん!!」

 

ブツブツと恨み言を言うリコ・・・横にはリコの一撃で気絶中のリト。

 

コレ・・・どうしよ?

 

とりあえず、リコに謝っておいてリトは春菜さんに任せる事にした。

 

 

「マサ君は?」

 

唯さんの言葉で思い出し上を見てみたら・・・。

 

「次は回転だッ!!」

 

『ギャォォオ!』

 

楽しそうにドラゴンに跨がって遊んでた・・・。

 

「アレって・・・どういう状況?」

 

唯さんの呟きにどう答えていいかわからない私だった・・・。

 

マサさん・・・予想外過ぎるよ。

 

 

 

マサ 視点

 

「よっとッ! じゃ~な~あんまし人を襲うなよ~」

 

『ギャオッ!!』

 

ドラゴン君から下りて、手を振って見送る。

 

中々に人懐っこいヤツでしたなぁ。

 

「マサさん・・・何がどうしたらドラゴンに跨がる事になったの?」

 

「さぁ? なんか懐かれた、つか寧ろリトに何があった? ってあの毛むくじゃら共か・・・よし、絶滅させて・・・」

 

とか考えたたら、申し訳なさげに、そーっとリコが手を上げる・・・ってオイ。

 

「リコかよッ!! なんでやねん?」

 

「ハハ・・・ちょっとな・・・詳しくは聞くな」

 

虚ろな目のリコ、気にはなったが聞かない事にした、それが優しさだ。

 

まぁリトも春菜に介抱されてっし、それはそれで役得・・・と思ってくれてるだろうと信じてるぞ。

 

「で・・・どうよ戦えそうか?」

 

モンスターを撃退できたってこたぁ戦えるんだろうけど一応は確認。

 

「えっええ、なんとか・・・」

 

「うん、私も」

 

「私はまだ呪文がわからないから・・・さっきのはアレだったし・・・」

 

唯と春菜は大丈夫っぽい、美柑は、微妙に目を逸らしてんな・・・もしや・・・。

 

「リトがああなったんて・・・」

 

「うっ・・・アハハ~~」

 

美柑が一枚噛んでるらしい、果たして何があったのやら?

 

「リトとリコはどうだったよ?」

 

グッタリ中のリトとガックリ中のリコではなくて、唯に確認。

 

「結城君は・・・ちょっとわからないわ、でもリコさんは大丈夫じゃないかしら? まぁ半分くらいはアレのせいだけど」

 

アレって何さアレって・・・さっきは聞かないようにしようと思ったが、非常に気になるじゃろ。

 

で、結局聞き出してみたら。

 

「えっと呪文で・・・ププリンって呪文があったから」

 

『カッ!』

 

『ピン、ピンッ!!』

 

「えっ!?」

 

ン・・・? って・・・あっ!!

 

唯の服が・・・。

 

「は・・・ハレンチよッ!!」

 

唯が胸を隠しつつ殴りかかってきた、とりあえず避けて。

 

「なるほどね~つかはよボタンしめなされ」

 

つっといた、したら慌ててボタンをしめとりました。

 

で、そんな唯に美柑が。

 

「ご・・・ゴメンなさい唯さん、まさかアレで発動するとは思わなくって!!」

 

と謝ってました。

 

「うぅ~~~見られた・・・また・・・見られちゃった・・・責任を・・・」

 

「それはダメ!!」

 

コチャコチャやってる唯と美柑は置いといて。

 

「ゴールド回収すっか」

 

ゴールドを回収しときました。

 

その間に何とかリト、リコ、唯が立ち直ったんで。

 

「じゃ先に行きますか~」

 

森を進むことに、町までどれくれぇでつくかねぇ~。

 

 

 

??? 視点

 

「流石ですね~ドラゴンを手なずけるなんて」

 

「っていうかあの時点で、あんな強力なヤツ出ないよう設定したんじゃねぇのかよ?」

 

「フフ・・・そっちの方が刺激があって面白いじゃない?」

 

うわっ・・・楽しそうだな、やっぱコイツ腹黒・・・そう思った瞬間。

 

『ビュッ! ギチギチギチ』

 

クビにアイツの手が絡まってきた。

 

「ぐぎぎ・・・死ぬ~~死ぬ~~~~」

 

「よ・け・い、な事を考えるからよ?」

 

必死でタップしてなんとか離してもらったけど、マジで死ぬかと思った・・・。

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・殺す気かって」

 

「大丈夫よ、それくらいじゃ死なないわ!!」

 

悪びれる様子もなく笑顔で言う・・・本気でコイツ怖え~~~よ。

 

「フフ・・・捕われの姫を助けに来る勇者・・・ステキなシチュエーションよね」

 

「いや勇者はアイツの仲間だろ、アイツ無職じゃん」

 

「もう、夢がないわね」

 

事実を言っただけだって、それにしてもアイツ・・・ホントに強えんだな・・・。

 

最初の町につくまでのモンスターとの戦い・・・圧倒的に強かった。

 

っていうか強すぎだろ?

 

『ジジッ・・・』

 

ン・・・何だ? 何か見られてるような・・・。

 

『ブーン』

 

気のせいか・・・。

 

 

 

マサ 視点

 

『バシッ!!』

 

【モンスターを倒した、リトはレベルがあがった!!】

 

「ふ~~~~けっこうやっつけたな」

 

【リト:レベル4 HP 18/32】

 

 

「そうだね、呪文も少しずつわかってきたよ」

 

【みかん:レベル4 HP 20/28】

 

「ゲームだけあって攻撃受けてもあまり痛くはないけど、流石に疲れるね・・・」

 

【はるな:レベル5 HP20/28】

 

「ところで気になってるんだけど、このHP(エイチピー)ってのは何なの?」

 

【ゆい:レベル5 HP25/30】

 

「ああそれはHP(ヒットポイント)っつって、なんて言えばいいかな・・・あっゲームん中の命のポイントみたいなもんだよ」

 

【りこ:レベル5 HP24/31】

 

 

「なぁ・・・」

 

『サッ』

 

唯が明らかに目を逸らした。

 

「な・・・ななくなると、どうなるの?」

 

「なぁ・・・」

 

『サッ』

 

リトがやっぱり目を逸らた。

 

「たた多分・・・せせ戦闘不能であーなると思う」

 

リトが指差す先にはズルズルと棺桶を引きずって歩く戦士っぽいオッサン・・・まぁそれは別にいいんだ・・・。

 

「そろそろ俺から目を逸らすのをやめろッ!!」

 

【まさ:レベル@ HP£#&#@/#☆*#+#】

 

うん、なんかね俺のステ表示だけ明らかにバグってるんスよ、そしてレベルも上がんないんスよ・・・。

 

つうかレベル@ってなんだ@って聞いたことねえよ!!

 

確かに俺、バグキャラつってるけどさ、そこまでバグにしなくてもいいと思うんですけど!!

 

「マサ・・・どんまい!!」

 

「気にするわッ!! 何イジメなの? 転職できないわ、ステ表示はおかしいわ、完全にイジメじゃん!? アレか俺みたいなもんはアレか? ゲームの世界でも通用しませんよってか? そこまで社会不適合者かコラッ!! よし、もういい、もう決めた俺が大魔王に成り代わったらァァァ!!」

 

この世界に恐怖を振り撒いてやらァァァァ!!

 

「おっ落ち着いてマサさん、ねっ? ねっ?」

 

「そうよマサ君!! 大丈夫、大丈夫だから」

 

「フハハハ!! まずはあの町から破壊しつくしてやるわッ!!」

 

大魔王マサの降臨じゃァァァ。

 

「「「「「やめろーーーーッ!!」」」」」

 

結局パーチー全員の説得により大魔王マサの降臨は防がれた。

 

だが人々よ・・・覚えておくがいい・・・。

 

「俺が覚醒(八つ当たり)するのは時間の問題だということを・・・」

 

「イヤなフラグを立てるなッ!!」

 

そら立てたくもなるっつうの・・・なんで俺だけこんなんなんだチクソウ・・・。

 

 

 

 

「まっ・・まぁとりあえず暗くなってきたし、そろそろ宿屋で休もうよ、町もあるし」

 

若干モヤモヤが残りながらも美柑の言う通り町に行って宿屋に泊まることに・・・だがその前に。

 

「道具屋に行きてぇミ〇ミ〇がもうない」

 

「売ってるのか?」

 

「売ってなかったらマジで一暴れしてしまうやもしらん」

 

「やめなさいって・・・」

 

「マサ君、ホントに暴れそう・・・売ってることを祈ろう」

 

 

はい、町へと到着。

 

「クク・・・旅人とは珍しいな・・・ここはヘボンの村だぜい」

 

んなこたぁどうでもいい。

 

「道具は何処だ!!」

 

「クク・・・旅人とは珍しいな・・・ここはヘボンの村だぜい」

 

フッ・・・。

 

「道具屋は何処にあるか聞いてんだボケェェェ!! しゃきしゃき答えんかいィ!!」

「わぁーーマサさん落ち着いて落ち着いて!!」

 

はっ!! イカンイカン大分ささくれ立ってる・・・。

 

「すまん、もうね、なんかね、色々とね、限界なんです・・・ミ〇ミ〇が飲みたいミ〇ミ〇が飲みたい・・・飲みたいよ~~」

 

つい膝を抱えてまいました・・・ミ〇ミ〇が飲みたい・・・。

 

「うっ・・・可愛い・・・」

 

「ああ・・・可愛いな・・・」

 

「言ってる場合じゃないだろ!! マサ、今古手川が道具屋を見にいってくれてるからな、もう少し我慢しろよ? 暴れるなよ?」

頑張るッス・・・でも無かったら・・・。

『タッタタタ』

 

「マサ君、ほらあったわよ」

 

「唯、大好き!!」

 

『バッ!!』

 

唯が持つ、ミ〇ミ〇を見て、つい感極まって抱き着いてまいました。

 

「「アア~~~~!!」」

 

「ッッッ!! まままマサ君!?」

 

なんかてんやわんやになってるが今はミ〇ミ〇優先。

 

ミ〇ミ〇美味ぇ~~~~~。

 

「だ・・・抱き着かれた・・・マサ君に・・・抱き着いた・・・マサ君に・・・」

 

「わ・・・私が買ってくればよかった・・・」

 

「次は・・・うん・・・」

 

「アハハ・・何か大変な事になっちゃってるし」

 

「マサ・・・かなり追い詰められてたんだな」

 

リミットブレイク寸前だったからな・・・今は大分落ち着いたけど。

 

っと・・・。

 

「いや~~すまんな唯、色々とテンパってた」

 

「べ・・・別に・・・は・・・ハレンチだけど・・・その・・・うぅ~~~」

 

ものっそい赤くなってた、流石に反省、以後気をつけよう。

 

 

 

まぁ同じ状況になったら再びああなる気がするが・・・。

 

とか脳内コチャコチャしつつも宿屋へGO。

 

「いらっしゃい、6名様一泊食事付きで180ラブルになりまーす」

 

ゴールドの単位はラブルらしい・・・っと。

 

「おっちゃん、二部屋だぞ?」

 

「お値段は倍になりますが?」

 

「よかよか、金・・・ラブルか? はそこそこあっから」

 

結構モンスター狩りましたしな。

 

「では、360ラブルです、2階へどーぞ」

 

チャリーンとラブルを払って2階へ。

 

「俺とリトが同じ部屋な?」

 

「そりゃそうだろ」

 

「えっ? 私同じでもいいけど?」

 

ふむ・・・まぁ確かに美柑はしょっちゅう俺の布団に潜り込んで来てるが・・・。

 

「だ、ダメよ同じ部屋なんてハレンチだわッ!!」

 

「と、委員長が申しておられるんで別部屋で」

 

「う~ん、仕方ないっか・・・あっシャワーあるんだ、結構汚れたし浴びてこよっと」

 

ペタペタとスリッパの音を響かせて美柑はシャワーを浴びに。

 

「欲を言えば風呂がありゃよかったんだけどな~シャワーはどうにも・・・いっそ作るか?」

 

「勝手に作るのはダメだよマサ君」

 

ですよね~。

 

しょーんなか、今日はシャワーで我慢すっか。

 

「じゃ俺らは部屋に行くから」

 

「何かあったら呼べよ」

 

とリトと二人で部屋へ。

 

「さって・・・トランプとかありゃあな~」

 

「二人でやっても詰まらないだろ?」

 

「寝るまでの間は、みんな呼べばええやん」

 

「あ~~~そう言われたら・・・でも、みんな疲れてるだろうし」

 

ふむ・・・そう言われりゃそうだわな~俺ァめっさ元気なんだけどな。

 

『ガチャ』

 

おう?

 

「マサ、私達は全員シャワー浴びたからオマエらも浴びてこいよ」

 

どうやら女子組が浴び終わったらしい。

 

「じゃリトからでいいぜ、俺ァ最後でいいからよ」

 

「ああ、サンキュー、じゃ浴びてくるよ」

 

リトを送り出し、今は部屋にリコと二人。

「待ってる間ヒマだろ、私達の部屋に来るか?」

 

「お~行く行く」

 

リコに誘われてリコ達の部屋へ、あっ一応、リトには書き置きは残しといたぞ。

 

で、リトがシャワーを浴びてくるまでの間はリコ達の部屋に何故かあったトランプをして過ごす。

 

ちなみにババ抜き、中々に白熱中。

 

美柑は結構ポーカーフェイスで強い、春菜も若干表情に出るが、感がいいのかジョーカーを上手く避けてる。

 

で唯は・・・。

 

「コレね・・・うッ!!」

 

「顔に出過ぎだろ?」

 

めっさわかりやすいッス、リコも言わずもがな。

 

俺? 俺は・・・。

 

「ほい、コレ・・・うしッと!!」

 

サケサクと手持ちのトランプを減らしてますよい。

 

こういうのはそこそこ強いッス。

 

『ガチャ』

 

「マサ?」

 

おっと、リトがシャワーから上がったか。

「リト、タッチ」

 

「えっあっ、ああ」

 

リトに勝負を託し、俺はシャワーを浴びに・・・っと。

 

「覗いちゃや~よ? 特に美柑!!」

 

「名指し!!」

 

いやさ、毎度毎度プレデターの目で見られりゃ名指しにもなるだろうに。

 

とか思いつつ部屋を出てシャワー室へGO。

 

サクッと服を脱いでシャワーを浴び・・・。

 

「ジーーーッ」

 

浴び・・・。

 

「ジーーーッ」

 

浴び・・・。

 

「脱がないのですか?」

 

「オマエが見てなければな、ヤミっ子」

 

はい、二階にも関わらず窓から視線を感じそっちを見て見れば何故かヤミっ子がプレデターの目でコッチを見てやがりました。

 

「気にしないで下さい・・・私は通りすがりのウサギさんです・・・ピョン」

 

いやさピョンとか言われても・・・確かにバニーの恰好だけど。

 

【やみ:遊び人 レベル1】

 

どうやらヤミっ子は遊び人に転職したらしい・・・。

 

まぁ正直・・・。

 

「バニーは無理があるだろ?」

 

色んな意味で?

 

『ピキッ』

 

「うさぎさんは傷付きました・・・斬ります」

 

中に乗り込んで来て斬りかかってきたんで『素手バリア』で防いでからたたき出しました。

 

いや、可愛いっちゃ可愛いかったんだけどな、やっぱり無理があった感は否めなかんたンで。

 

反省も後悔もしてねぇッス。

 

今だにシャワー室の外で、わーわー言ってるけど。

 

「入ってきたら、ゲンコだからな」

 

つったらようやく大人しくなりました、まぁ後でタイヤキを作る事になりそうだけど。

 

何故にシャワーに入るのにこんな苦労せないかんねん。

 

 

そう思いながらシャワーを浴びる俺で・・・。

 

「「そーーー」」

 

「バレてるからなッ!!」

 

『ガスッ!!』

 

「痛ッ!!」

 

『ガンッ!!』

 

「痛いです・・・」

 

美柑とヤミが覗きにきやがりました・・・つか唯も抑え・・・。

 

「やっぱり・・・凄い・・・って何やってるの私ハレンチだわッ!!」

 

フッ・・・唯・・・リコに春菜も居やがるし。

 

「出てけバカタレ共がァァァ!!」

 

『ガスッ! ガスッ!! ガスン!!!』

 

前にも言ったが普通は逆!!

 

 

 

ちょこっと??? 視点

 

「もう湯気が邪魔で大事なとこが見えない」

 

「おい・・・ちょっと変態っぽいから」

 

「何言ってるのアナタだって最初興奮してたでしょ?」

 

「うっ・・・」

 

確かにちょっとだけしたけど・・・、いやだってあんなに凄いとは思わなかったし・・・。

 

「ああ~~~~湯気邪魔~~~~!!」

 

アレはちょっと・・・な~~~。

 

さっきのミ〇ミ〇だっけ? がなくなってた時のアイツを見ての反応もやばかったし。

 

「ゾクゾク・・・もうちょっと追い詰めてみたい・・・ポッ」

 

だぜ?

 

コイツ、どんだけだよ・・・。

 

「もう少し、もう少し~~~~!!」

 

コイツ、マジでヤバイんじゃねぇかなっと思った私は悪くない。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。