来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

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第四十八話っぽい感じ!!

 

 

シャワーを浴びた後、ヤミも仲間に加わったって事で寝るまでの間、軽く作戦・・・つうか方針? 会議。

 

「あ・・・あのマサさん、私達、何時まで正座してれば」

 

「アァン?」

 

「・・・なっなんでもないです」

 

はい、俺とリト以外は全員正座させとります、ゲンコはしたが、まぁ一応って事で。

 

「マサナリ・・・足がしびれてきました」

 

「後10分じゃッ!! なんだったらソロバンの上でさせてやろーか、ア~ン?」

 

地味に痛ぇぞ~。

 

「マサ・・・まぁ気持ちはわかるけど・・・ほら、もうそろそろさ? 話もはかどらないし」

 

ふむ・・・まぁ確かにリトの言う通りっちゃ言う通りだわな。

 

「よ~し、足崩していいぞ、リトに感謝するように」

 

仕方ないんで正座解除をしてから、話をすることに。

 

 

「ヤミはなんか情報ねえの?」

 

今まで一人で行動をしてたんで何かしら俺らが知らない情報を持ってるやもと、思い聞いてみる。

 

ヤミは軽く手を顎にあて思案のポーズ。

 

「そうですね・・・ここから一つ先の町のカジノにあるスロットは右から二番目が当たりが出やすいらしいです」

 

ほうほう、ならその台をブン回すってことで・・・。

 

「ヤミさんヤミさん、いくら遊び人だからってカジノの情報はちょっと・・・」

 

ハッ!! イカンイカン・・・ナイス美柑、危うく情報に躍らされるとこだったわい。

 

にしてもヤミっ子・・・キッチリ遊び人してんだな・・・まぁやっぱしバニーは無理があると・・・。

 

『ジャキン』

 

ヤミの頭のうさミミは刃物になるらしい、思っくそ喉元に突き付けられました、まぁ・・・それでも。

 

「あえて無理があると俺は言う!!」

 

「斬ります!!」

 

避けまくりました。

 

その後、部屋で暴れるなと唯に怒られたりとかあったが。

 

めぼしい情報はなしってだったんで本日は就寝。

 

情報収集も明日に回すって事に。

 

ちなみに、むろんヤミも女子組の部屋だぞ。

 

まぁベットが三つしかないってんで俺らの部屋にあったベットを一つ持って来たが。

 

それでも一個足りねえけど美柑とヤミが同じベットで寝るってことで落ち着きました。

 

で部屋に戻った後、やっぱり疲れてたんかリトは即効でグッスリ。

 

俺も寝るかと思ってたら、コンコンと窓を叩く音。

 

はて・・・と目を向けっと、何やら派手な柄のトリが窓をクチバシで突いとりました。

 

「なんぞ?」

 

とりあえず窓を開けてトリに接触。

 

『クァークァー!!』

 

ふむ・・・。

 

「はぁ? つか姫って誰よ姫って?」

 

『クァ!!』

 

「はい? マジか?」

 

『クァークァークァー!』

 

マジらしい・・・。

 

あっ一応、通訳いるわな、簡単に言うなら大魔王の城に捕われの姫さんが居るらしい。

 

で、その姫さんってのがララ、もし助けたくば、我が主、大魔王様を倒してみよ~~。

 

『クァーーークァクァクァ!!』

 

「うるせーつうの、焼鳥にしちまうぞ」

 

高笑いまでつけやがってからに。

 

にしても・・・ふむ・・・やっぱりララが噛んでたつうことか?

 

な~んか俺の感からして違う気がすんだよな~、かといって・・・このゲームん世界・・・どうにも温い気がするしな。

 

恨みを買った覚えはありまくるが・・・わざわざこんな温い事するわきゃねえし・・・。

 

愉快犯・・・か?

 

まっいいさね。

 

『クァークァクァ!!』

 

っと・・・まだいたんだな派手ドリ・・・って何?

 

『クァッ!!』

 

何やら不穏な事を言い残して派手ドリは飛び去っていった・・・。

 

あっ、不穏な事って何かって? ふむ・・・それは・・・。

『ズシン・・・ズシン・・・』

 

置き土産があるんですと・・・。

 

チラッと窓から外を見る、外には宿屋よかデカイおっさん・・・がコッチを覗いてやがりました、やっぱアノ派手ドリ、焼鳥にしちまぇばよかった・・・。

 

【大魔王の刺客 ゴーリキがあらわれた!!】

 

いや、だから遅ぇーつうに、ってヤベッ!! おもっくそこん棒振りかぶってやがるし!!

 

リトは・・・。

 

「グゥ~~~春菜ちゃ~~ん・・・」

 

良い夢見てるっぽいな、起こすのも可哀相か。

 

『グッ!!』

 

窓に足をかけて振りかぶってる、こん棒に向かい跳び・・・。

 

『ガァァァァァア!!』

 

「だらっしゃ!!」

 

右足で蹴るッ!!

 

『バゴォン!!』

 

 

よしっと武器破壊成功。

 

そしてスタッと宿屋の外に着地。

 

『グォオオオオ!!』

 

武器を失いながらも、俺を踏み潰そうと足を持ち上げる、ゴーリキ君。

 

つか・・・。

 

「夜中だっつうに・・・近所迷惑だろうが・・・この・・・」

 

それを、ヒョイッとかわし・・・再び跳びヤツの頭上へ!!

 

そして右足を振り上げ。

 

「デカブツがァァァア!!」

 

『ギャゴンッ!!』

 

脳天へと叩き落とす。

 

『ボウンッ!!』

 

はい、終了っと。

 

 

「マサ!?」

 

「マサさん何があったの?」

 

あれま、結局リト達が起きてきちまったか、まっそら起きるわな・・・。

 

「ちぃとデカブツ退治をしてただけ」

 

「戦闘があったのですか?」

 

「そっそ、まっサクッと終わらしたから問題ねぇよ・・・あっ・・と一応情報ゲットしたから・・・まっ明日の朝に話すから今日は寝るべ~」

 

寝れる時に寝とかんとアレだしな。

 

「えっ・・・でも・・・」

 

「はいはい、寝不足は美容の天敵ですよ、明日、明日!!」

 

唯が食い下がってきたけど、そう言って寝かせました。

 

そして翌日。

 

「カクカクシカジカってわけでララは魔王城にいるんだと? まっやるこたぁ大きく変わんねぇ大魔王撃破ってな?」

 

朝ミ〇ミ〇をしつつ話します。

 

「ってオイ!! マサなんでそんなに落ち着いてんだよララが掠われてるってことだろ!?」

 

「もしかしたらララさんがグルだって考えてるの?」

 

「どっちも外れな気がするわ、ホントにリトの言う通りだったら手口が温すぎる、俺ァ恨まれてる自信はあっけど・・・

リトリコに美柑、唯、春菜は、恨まれるってヤツらじゃねぇ、ヤミは・・・まっ暗殺者やってた都合上、多少はあっかもしんねぇけど」

 

「一応まだ廃業はしてませんが・・・確かに多少はあるかもしれません」

 

因果な稼業だしな、つうか、まだ廃業してねぇーんだ? まっ上に一応ってついてるぶんマシか。

 

「さらに言えば、もし俺らをこのゲームん世界に閉じ込めんのが目的だとしたら、わざわざクリアしたら出れますよ~って言うか?」

 

俺だったら放置するね。

 

「「「「「あっ・・・!!」」」」」

 

ヤミ以外が、言われてみりゃって顔してる。

 

「まっ半分くれぇは勘だけどな? ララが一枚噛んでるつうのも、俺の勘じゃ外れな気がする」

 

「私もそう思います」

 

おっヤミもか?

 

 

 

「つうわけで、 会議終わり、まぁそのうちに色々とわかってくんだろ? サクッと次の町に行くべ~」

 

多少、無理矢理感はあっけど、そうしめて次の町へGOする・・・前に。

 

「ってヤミっ子、それ何よ?」

 

フと気付いたらヤミっ子が宝箱を抱えておりました。

 

あっ最初に気付くべきだろ? とかそういうのは無しの方向で。

 

「昨日、マサナリが戦闘をした場所に落ちていました」

 

ふむ・・・ようするに戦利品って事か?

 

「何が入ってんだろ、開けてみようぜ」

 

「危なくないの? 罠かもしれないわよ?」

唯、中々によいとこついてるな、たまに宝箱って罠とかある場合もあるしな。

 

でも、まっ・・・。

 

「大丈夫じゃね? 勘だけど」

 

そこまでイヤな予感はしねぇし。

 

「勘って・・・それで大丈夫なのマサ君?」

 

「意外と勘は働くんですよい、こういう場合は直感に従うのが吉と出る」

 

まぁたまに大凶とか出るけどな。

 

大凶だったら大凶だった時って事で。

 

「では開けます」

 

「待て待て待て、一応は俺が開けるわ、仮に爆弾的なもんだったらアレだしな」

 

俺だったら多少、服が焦げるくらいで済むし。

 

つうわけで、一応はパーチーのメンツには少し離れてもらい宝箱をオープン。

 

【魔王城への道】

 

というアイテムが入っとりました、見た目はなんかペンダントっぽい。

 

それを手に取り。

 

「爆弾じゃねーみてぇ・・・ン?」

 

そう言った瞬間・・・ペンダントが光り・・・。

 

『カッ!!』

 

危ないと思ったんで。

 

「そぉーいッ!!」

 

『ヴォォン!!』

 

空に向かって、そぉーい、しました、いや~危なかった。

 

「今の光って何だったの!?」

 

「わかんね? やっぱ爆弾の類だったんかねぇ~」

 

罠じゃねぇと思ったんだけどな、まぁ勘が外れる事もあるわなぁ。

 

「あ・・・あのマサさん」

 

残念と思ってたら微妙に顔が引き攣ってる美柑に話しかけられた・・・何か手に紙、メモみたいなんを持っているが・・・はて?

 

「アレ・・・爆弾じゃないみたい、ほら」

 

ン・・・美柑が差し出したメモを見てみる・・・。

 

「何々、アイテム『魔王城への道』はワープアイテム!!

一気に魔王城へと乗り込みたいアグレッシブなアナタにピッタリ、コレを使えば魔王城へひとっとびだ!!

か・・・ふむ・・・やっちゃったぜッ!!」

 

グッとナイススマイルでサムズしてみた。

 

「アホーーーー!! マサ、おまっ、なにしてんのッ!?」

 

「やっちゃったぜ!! じゃないわよ!!」

 

だってさぁ、そんなん言われても・・・。

 

 

「後の祭なんだぜッ!!」

 

 

またまたナイススマイルでサムズってみた。

 

「アハハ・・・最短ルートが・・・」

 

「あ~~~どうすんだよ」

 

「過去は振り返えらないんだぜッ!!」

 

と、魔王城への最短ルートを自ら、そぉーい!! した俺達パーチーであった。

 

まぁ、そぉーい、したの俺だけどね!!

 

 

 

??? 視点

 

「あっ・・・アホ過ぎる・・・」

 

アイツは私の予想よりアホだった・・・っていうか折角、コッチがお膳立てしてやったってのに。

 

「なんで放り投げるかなぁーーー!! マジ、アイツ有り得ねーよ? もう気遣い台なしじゃねーかよッ!!」

 

さっきはちょっとは頭回るんだって関心してやったつーのに・・・。

 

アイツやっぱただのアホだ・・・。

 

「なぁ、どうする? もう一回、送るか?」

「う~ん・・・また放り投げられるかもしれないわよ?」

 

だよな~~~、いや・・・流石のアイツでも。

 

「二度は無ぇーだろ?」

 

「そうね、あっ!! それだったら一応イベントとして事前にどういうアイテムが手に入るって前置きをしてから渡しましょうか」

 

ああ~~~、それだったら大丈夫だよな、元々どんなアイテムがわからなかったってのも原因の一つだし。

 

「それじゃあ私は少し設定を弄ってくるわね?」

 

「ああ、わかった」

 

そう言って部屋を出ていくアイツ、ってン? あの横に見えるのは・・・。

 

『プ~ン・・・』

 

あっ・・・飛んでっちまった・・・まっいっか。

 

アイツが戻ってくるころには姉上も目を覚ますだろーし・・・コッチはコッチで軽く準備しとかねーとな。

 

 

 

マサ 視点

 

 

 

『ビュオン!!』

 

クマっぽいモンスターから振り下ろされる爪をかわしながら懐に入り、腹に蹴り。

 

ガクンと腰を落としたモンスターに鼻っぱしら反対の足で跳び膝を叩きこむ。

 

さらにその肩の部分足をかけて跳び上がり後ろに控えてたトカゲ男の顔面にバッター蹴り。

 

『ズザーーー』

 

軽く滑りながら着地、同時に近くにいる馬ツラにダッシュ。

 

ガッと顔を掴み・・・。

 

「ッラァ!!」

 

『ゴシャン!!』

 

地面へと叩きつけた。

 

さって・・・次は・・・。

 

『ヒュッ!! シャコン!!』

 

「話になりません」

 

『バララ・・・』

 

ヤミが片付けてくれたみたいね。

 

【てきを倒した!!】

 

「お疲れヤミっ子」

 

「疲れてませんが」

 

軽く手をたたき合う俺とヤミっ子、確かに疲れてはいないわなぁ。

 

「っていうかいまさらだけど二人共ゲームバランス無視しまっくてるよな」

 

「まぁ、頼りになるけど」

 

ハッハッハ、唯さん照れますがな。

 

「マサさんは、まぁアレだけど・・・ヤミさんが倒しても経験値入らないんだ?」

 

それは俺も思った、さっきからヤミっ子、レベル1のまんまなんですわ。

 

俺は相変わらずレベル@っつう、わけのわからんレベル。

 

「なんでやろ?」

 

「ゲームの設定を無視してるかだろ?」

 

むむ・・・そういや変身(トランス)して斬撃でぶっ倒してるもんな。

 

「些細な事です」

 

「それもそうな、別段困ってるわけじゃ、ねぇし」

 

キッチリ、ラブルは出るしな。

 

個人的にはレベルは上がってもらいてぇけど・・・つか。

 

「@マークの次のレベルってなんなんだろうな?」

 

実に謎ですわい。

 

まぁどちらにせよ上がらないもんは上がんねーですけどねッ!!

 

っとイカンイカン・・・このままでは大魔王になってしまう。

 

ミ〇ミ〇して落ち着く。

 

「次の町って・・・確かカジノがあるだったか?」

 

「そんなことしてる場合じゃないでしょ」

 

むっ・・・ぶっちゃけ、ちょっとカジノで遊ぼうかと画策してたんだが唯にコラッてされた。

 

委員長にガキ大将は逆らえないのだ、まぁたまに逆らうけど。

 

「あっ・・・見て看板がある」

 

ン・・・おっ確かに春菜の指差した先には看板が。

 

何々・・・。

 

【ココから先、東カジノ 西 港町】

 

か・・・。

 

「個人的には東に」

 

「ダメよ西!!」

 

やっぱしね、つうわけでカジノは諦めて港町へと向かいます。

 

で、襲ってくるモンスター達を、主に俺とヤミで倒しつつ、港町へと到着。

 

意外と近かったッス。

 

 

 

『パンパンパーン!!』

 

って、うおッ!?

 

「なんだぁ?」

 

町に入った瞬間、何故か派手な出迎え。

 

「おめでとうございます!! アナタ達はこの町に来た10000組目の旅人です!!」

 

ほうほう、よくあるアレってことか? つまりコレはイベントですな、つかコイツなんか秘書っぽいなメガネだし。

 

「ではでは記念すべき10000組目の旅人のアナタ方には・・・この町の秘宝、町長が偶然拾ったアイテム、コレがあれば魔王城へ、ひとっとび『魔王城への道』を差し上げたいと思います」

 

おう!? それって・・・。

 

「マサ君が放り投げたアイテムね」

 

唯よ、確かそうなんだが、そんなジト目で見るのはやめれ。

 

「まぁまぁ唯さん、でもラッキーだね、 コレで直ぐにでも魔王城に辿り着けるよ」

 

美柑の言う通りだわな。

 

「っていうか偶然、拾ったアイテムが町の秘宝って・・・しかも、それマサが放り投げたヤツじゃ・・・」

 

「リコ君それは言わない約束だ」

 

まぁ正直、俺もそう思ったけどな、まぁなんにしても、そのアイテムが手に入るんだから結果オーライってこと・・・。

 

「でもでもでも・・・流石にコノ町の秘宝をタダで差し上げるわけにはいきません・・・ですので・・・」

 

にはならないようだ・・・。

 

キラッと秘書っぽい人のメガネが光る。

 

「私達が用意した課題!! コレをクリアーしていただきます、どうですか~やりますか~?」

 

課題・・・ねぇ?

 

当然、俺はやる気だが・・・はて、皆はどうじだろ? 一応は確認。

 

「私はやってもいいと思う」

 

「そうですね、私も参加して損はないと思います」

 

「だな、春菜ちゃんは?」

 

「いいんじゃないかな? ねっ唯さん?」

 

「そうね、早くクリア出来るのに、こしたことはないし」

 

「ってわけでマサ」

 

全員賛成って事により。

 

「課題でもなんでも持ってこいやッ!!」

 

一度、そぉーい、したアイテム『魔王城への道』を手に入れる為のイベントに挑戦することになりました。

 

 

つか・・・リコじゃねぇけど・・・なんか非常に損をしてる気が・・・まっいいさね。

 

とにかくチャッチャと課題とやらをクリアーしますかね。

 

 

「お見事でした!! では約束通り『魔王城への道』を差し上げます」

 

ン? えっ何? いつの間に課題が終わったんだって? まぁそれはアレだ、なんか気付いたら終わってた。

 

いや別にアレだから課題考えるのがアレだったとかそんなんじゃないから。

 

ホントそういうことにしといて下さい、皆もあまり触れたりするなよ? マサさんとの約束だ。

 

「課題・・・どんな課題だったのでしょうか?」

 

「触れるなっつーに!!」

 

ヤミっ子め、デリケートな部分だっつうのに。

 

「アハハ・・・まぁとりあえず、アイテムも手に入った事だし使ってみよ」

 

うむ、ナイスフォロー美柑。

 

ってなわけで、甲が乙して何した結果、手に入れた『魔王城への道』を使ってみる事に。

 

 

『カッ!!』

 

っと光り始める『魔王城への道』 一瞬、また、そぉーい!! しようかと思ったが流石にやめといた。

 

 

偉いぞ俺!!

 

とか考えてる間にも・・・。

 

『ヴンッ!!』

 

移動・・・ワープか? 終了したらしい・・・つか・・・うん。

 

「コレ落ちるな」

 

はい、ワープした地点は地上から若干、離れた空中でした。

 

『バサッ!!』

 

ヤミはトランスで羽を生やして浮き、更に髪もトランスして近くの美柑と春菜、リコを掴む。

 

俺は俺でリトと唯を回収。

 

「よっと」

 

スタッと着地。

 

ヤミもユックリと降りてくる。

 

「マサ、サンキュー助かった」

 

「ありがとうマサ君」

 

「お気になさらず」

 

二人に礼を言われたんで、そう返し。

 

「ヤミもナーイス!!」

 

「お気になさらず」

 

俺のマネをしたらしい、若干、得意気な顔が可愛いッス。

 

「み・・・見ろ、アレが・・・」

 

「大魔王さんの城ってか? つか崖の上って・・・立地条件としてどうよ?」

 

土砂が起きたら一発でアウツだぞ。

 

「いや・・・その感想ってどうなの?」

 

俺の感想に呆れ顔の唯さんです。

 

『皆さーーーんッ!!』

 

ホワッツ? 今の声って・・・。

 

「ペケ!!」

 

はい、なんか半泣きで走ってきてるペケでした。

 

「よぉペケ、オマエさんもコッチに来てたんだな?」

 

『ハイ、ララ様が招待状とやらを受け取って私も一緒に・・・ララ様はずっと眠っておられるし・・・それで私はなんとか助けを呼ぼうと城から抜け出して来たんです』

 

ほうほう・・・。

 

「ララはここに居るつうことで間違いなさそうね・・・つか寝てるって・・・ネボスケめ・・・」

 

叩き起こしてやらにゃあイカンわな~。

 

『ネボスケってマサナリ殿・・・と・・・とにかく私がララ様の所までご案内します、早く!!』

 

ってなわけでペケの案内で魔王城へと侵入。

 

 

「ねえ、ペケ、コレってララさんの仕業なの? ココって別の惑星?」

 

城の中を進みながら、美柑がペケにその事を聞く。

 

『いえ、違います、よく調べてみないとわかりませんが歪曲空間を利用して作られた電脳世界だと思われます』

 

「電脳世界?」

 

「まんまゲームの世界つうこったろ? でララの仕業なのか? 違うっぽい気がすんだが」

 

『それも違います、ただ・・・この空間、どういうわけか構成パターンが以前ララ様が作りかけてやめた3D体感ゲームに似ています』

 

なるほど・・・間接的には噛んでるってことになるんかねぇ。

 

もしくは・・・その作りかけの3D体感ゲームってのをパクッた?

 

どうやって・・・だ?

 

簡単にパクれるもんなのか・・・。

 

「マサ君!!」

 

アン? どった唯・・・って考え事してるヒマはねぇっぽいな。

 

【てきがあわれた!!】

 

「ってアレ勝てるのかよ!!」

 

「私達、まだ低いままじゃん!!」

 

流石は魔王城ってだけあって、中々に凶暴そうなのが、どっちゃり出てきやがった。

 

まっ・・・。

 

「邪魔ーーーッ!!」

 

「邪魔です」

 

『ズドッ!! ガキャ!! ズバン!!!』

 

瞬殺。

 

 

「悪いな、降り懸かってくる火の粉はってヤツだ」

 

「相手が悪かったですね、では行きましょう」

 

ラブルは・・・まっどうせ直ぐにクリアっすからいいか?

 

と、思ったが何故が回収しないと怒られる気がしたんで回収。

 

 

「やっぱこの二人って・・」

 

「バランス無視だよな・・・」

 

黙りゃんリトリコ、無事に進めるんだからいいじゃねぇか。

 

「まっララがこの城に居なかったら城ブッ壊してんだけどな」

 

「それって色々どうかなーって思うよマサ君」

 

残念。

 

まっ半分は冗談だけどな。

 

「オーホホホ!! お待ちなさい!!」

 

むっ・・・今の高笑いは・・・。

 

【てきがあらわれた!】

 

あっ・・・敵なんだ・・・。

 

「沙姫達・・・敵だったんかよ?」

 

はい、敵としてあらわれたのは沙姫達でした。

 

ちなみに凛は・・・忍者っぽい恰好、背中に剣を背負ってる、うん、まだ解る。

 

綾・・・魔法使いっぽい恰好、杖装備、おけ、全然大丈夫。

 

だが・・・。

 

「沙姫!! オマエはダメだ!! 何その恰好?」

 

「そっそうよハレンチよッ!!」

 

はい、沙姫の恰好は大分アレな感じです、オマエどごぞの女王様だっつう感じのボンテージ衣装、やっぱり鞭装備。

 

「だ・・・だ、ダメって、マサナリさん、コレは女王(クイーン)に相応しい恰好ですわよ!!」

 

いやさ、まぁそう言われりゃあそうなんだが・・・。

 

「凛・・・オマエも止めようよ、ある意味クイーンだけど違うクイーンだろうに」

 

「すまない、沙姫様が気にいっていたのでな」

 

気にいってんだ? まぁ趣味は千差万別だしな。

 

「ほどほどに・・・な?」

 

「ななななんですの、その優しい目は、何かとっても悲しいですわッ!!」

 

お気に召さなかったようだ、っと・・・イカンイカン、沙姫で遊んでる場合ではござらん。

 

「ほいで・・・沙姫達・・・敵なワケ?」

 

「うっ・・・それは・・・」

 

ン? どったんでしょ? 何か葛藤してるっぽい。

 

「大魔王に協力したら元の世界に戻れると聞いていたのでな・・・まさか相手が政成達だとは思わなかったのだ」

 

ふ~~~ん・・・ン?

 

「なぁつうこたぁ大魔王とやらを見たのか?」

 

「大魔王かはわからないですけどフードで顔を隠した人達にそう頼まれましたよ」

 

ほうほう・・・人『達』 複数か・・・ソイツらが黒幕ってことだわな。

 

「何人居た?」

 

「二人だ」

 

二人か・・・二人?

 

「男、女?」

 

「女だ」

 

ふむふむ・・・二人組、女・・・ねぇ・・・で、こんな事が出来るヤツ・・・やっぱ宇宙からお越しだろう・・・。

 

 

ン・・・二人組・・・女・・・宇宙からお越し・・・むむ・・・な~~~んか覚えが・・・しかも最近・・・やっぱアイツらかね~。

 

「どうしたんだマサ?」

 

「何か考え事してるみたいだけど?」

 

「ン? ちぃとな、黒幕が誰かわかっちまったかも」

 

うんうん、まぁ勘の部分が多いけど多分アイツらだと思う。

 

「「「えっ!?」」」

 

俺の一言に一斉に驚く皆さん。

 

「まっ確信は持てねーけど・・・先に進みゃあ、わかるわい、沙姫、凛、綾、どうする着いてくっか? それとも・・・喧嘩するか?」

 

ニィっと笑いながら沙姫達を見る。

 

「しししませんわ、マサナリさんと一緒に行きますわよ」

 

「ですね~勝てそうにないですし~」

 

うむうむ、よし沙姫と綾が仲間になったっぽい。

 

って凛は・・・。

 

 

「やっぱり、その目・・・もっと睨んで欲しい・・・」

 

なんかヤバイ感じになってるッス。

 

とりあえず、スルーしといた。

 

にしても・・・俺、リト、リコ、美柑、唯、春菜、ヤミの七人プラス沙姫、凛、綾の三人で十人か・・・。

 

大分大所帯・・・。

 

 

「うわッルンちゃん、まだ追っかけてくるよ!!」

 

「しつこ~~~い!! もうなんなのあの変態!!」

 

なんか更に増えそう・・・。

 

今のって、恭子にルンだよな。

 

「うっひょ~~~~ルンちゃ~~~ん、キョーコちゃ~ん、ステキな恰好~~~チューして~~~~」

 

ハァ~~~~~。

 

「テメーは柱とキスしてろッ!!!!」

 

『ゴガンッ!!』

 

二人を追っかけ回してた校長(変態)を柱に突き刺しときました。

 

つ~か、なんでコイツ、オオカミの恰好なんだっつうの。

 

オオカミに失礼すぎるわ!!

 

「マサナリく~~~ん、ありがと~~~」

 

「助かったよマサ君~~~~!!」

 

 

よっぽどアレだったのか、校長(変態)を壁に刺したら二人が飛び付いてきた。

 

むろん。

 

「リトガード!!」

 

しときました。

 

話を聞いたらこの二人も大魔王側に雇われたらしい。

 

で、結局、この二人も一緒に行く事になり、総勢十二人の大所帯で先を進む事になりました。

 

マジで多いなオイ。

 

「チーム分けした方がいいんじゃね?」

 

と思ったが、このままGOすることに。

 

捌ききれないだろうけどねッ!!

 

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