来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

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第五十一話っぽい感じ!!

 

 

 

『パンッ! パパンッ!!』

 

「いいかァァァ! やるからには勝ァァァつ!! 狙うは優勝一点のみッ! 二位以下は負けだァァァ!」

 

「「「「オォォォォッ!!」」」」

 

「ガンホーガンホーガンホー!!」

 

「「「「オォォォォッ!!」」」」

 

うむッ! 実によし、流石は我がクラス実にノリがいいですな、一部は呆れてるのがいるけど。

 

ン? 何が行われてるかとな、ふむ、それは・・・『彩南高 スポーツフェスタッ!』 まぁつまりは体育祭です、あっ体育祭(たいいくさい)じゃなくて体育祭(たいいくまつり)と個人的には読みたい。

 

「マサ君張り切ってるわね・・・まぁ確かに好きそうなだけど・・・ただ・・・」

 

「うん、なぁマサ・・・なんで小さい状態なんだよ?」

 

むむっリトよ中々に良い所に気付いたな。

 

「ハンデだ!! 保健さんの提案により俺ァ小っさなマサさんとして参加することになったのだよ!」

 

ララのビックリドッキリ発明を使ってな、ちなみに今回は体の不調は特になかったぜぃ、改良の成果は上々のようですな。

 

「小さいからとて侮るなかれ!! たとて小っさかろうと校舎を灰燼とすることくれぇたやすいわッ!!」

 

「「「するなッ!!」」」

 

はい、ナイスツッコミ、リト、唯、リコ、まぁ流石にしないけどねぇ。

 

 

直すの俺だしね。

 

「私が抱っこするの~~~」

 

「ララちゃん私だって抱っこしたい」

 

「私もしたい!!」

 

ふむ・・・。

 

「ララ達はさっきから何を言ってんだ?」

 

「マサを誰が抱っこするかだってさ」

 

はぁ・・・抱っこねぇ・・・また抱っこちゃん人形の如くって感じか。

 

「よっとッ!」

 

リトの肩に飛び乗り。

 

「俺ァリトに運んでもらうからいいわ」

 

「ちょッ!! いや運ぶの自体はいいけど俺、めちゃくちゃ睨まれてるから!! 俺以外にしてくれ頼む!!」

 

むむ・・・リト以外ねぇ・・・ふむ。

 

「じゃA&B? どっちか肩借りていいか~?」

 

「「俺達も勘弁して下さい!!」」

 

むっ残念・・・したら誰の肩を借りたらええちゅうんじゃ、まっ無理に誰かん肩ァ借りなくてもいいんだけど・・・チラッ・・・ふむ。

 

「行け!! 風紀ロボ唯!!」

 

「風紀ロボって何!?」

 

わからん何となく。

 

「まっともかく唯君・・・キミに決めた!!」

 

「まっまぁ別に構わないけど・・・」

 

「「「ええ~~~~!!」」」

 

なんか不満の声を上げてますな、ララ、ルン、恭子よ。

 

「何で唯なの~~~私が抱っこしたいのに~~~」

 

「そうだよマサナリ君!」

 

「ブーブー不満だぞ~マサ君!!」

 

「なんかオマエらだったら、もみくちゃにされそうだしな? 唯なら大丈夫そうと判断した」

 

リコでもよかったっちゃよかったんだけど唯の方が位置が近かったしな。

 

『ギュッ』

 

「ってオイ・・・唯よ? オマエまで抱っこちゃん人形扱いかい?」

 

「えっ・・・あっ・・・ほら・・・落ちたら大変だから、たっ他意はないわよ! ホントよ!!」

 

ならば何故に微妙に焦ってんだ・・・まっいいけど。

 

「「「いいな~~~」」」

 

不満タラタラのララ、ルン、恭子でした。

とコチャコチャありながらもグラウンドへ。

 

「まっ・・・マサさん可愛い・・・あっあの唯さん私も抱っこさしてもらいたいなぁ・・・」

 

「美柑もかいッ!!」

 

小っさいマサさん人気だなオイ! おもちゃ的な意味で。

 

 

あっちなみに何故に美柑がいるかっつうと、一般の観覧も可ってことになっとるからです、故に。

 

「ララ様ァァァマサナリ様ァァァこのザスティン全力を持って応援させていだきますぞォォォ!!」

 

なんかますます愉快になったザスティンも来てます、黒服さん二人もな、なんか一人はザスティンを見ながら胃を押さえてるけど。

 

後で保健さんから胃薬を貰ってやろう。

 

「おっ! あそこに見えるは・・・沙姫達だな?」

 

どれアイサツしとくかねぇ・・・なんせこのイベント沙姫が二、三枚噛んでるらしいしな、協賛だし・・・まっそれでなくても声くれぇはかけるんだけどな。

 

「唯! 俺ァちぃと沙姫達にアイサツしてくらぁ?」

 

「あっ・・・ちょっとマサ君!!」

 

スルッと唯の腕から抜け出して、ヒョイヒョイと歩く生徒達をかわしつつ、沙姫達ンとこに到着。

 

「よっ沙姫、凛、綾!!」

 

「ン? 今、マサナリさんのお声が・・・」

「はい確かに政成の声でしたが・・・あっ!! まっ政成!? どっどうしたんだその姿は?」

 

「ほっホントです、お人形さんみたい」

 

あっそういや沙姫達は小っさいマサさんは始めてでしたな。

 

「今日はハンデでコレで出ることになったんだわ、ちなみにコレはララのビックリドッキリ発明の効果な?」

 

ザクッと説明。

 

「そっそうなのか?だっ大丈夫なのかその姿で?」

 

「問題ござらん1ーAの小っさな巨人たァ俺のことよゥ!!」

 

言われたことないけどな、つか普段は小っさくないけどな。

 

「ちょっと凛、マサナリさんはどこにいますの? 声はすれども姿は見えずですわ!」

あっまだ見つけてなかったんだ沙姫。

 

「沙姫~下です下~」

 

「下・・・へっ?」

 

目が点とはこのことだな・・・実にナイスなリアクションだ。

 

「やっほ~~」

 

手を振ってみた。

 

「コレ・・・お人形ですの? ほっ・・・欲しいですわ!!」

 

「人形じゃねぇから本人だから!!」

 

つかこんなアレな人形は欲しいたァ思いません、俺はな!! 我が事だけど。

 

「ララさんの発明らしいですよ?」

 

「あっ・・・ララの・・・納得ですわ」

 

ララよ・・・オマエもなんか色々と浸透してるっぽいぞ、嬉しいかは甚だ疑問だけんど。

 

「マサ君、勝手に動かない!! 踏み潰されたらどうするつもり?」

 

おう? 唯が連れ戻しに来たらしい、美柑も一緒に。

 

「ないない、避けるし、ヒト一人くれぇ軽いもんですわい」

 

「マサさん力持ちだもんね?」

 

うむ、腕力には自信あるからな。

 

「それじゃ次は私が抱っこしますね唯さん!!」

 

「えっ・・・あっ・・・美柑さん、ちょっと、ほらマサ君は私のクラスだし責任を持って私が」

 

責任ってなによ責任って。

 

「ふむ・・・何やら複雑だな・・・仕方あるまい間を取って私が管理しよう」

 

いやさ凛よ、管理って何、管理って。

 

「オーホホ!! マサナリさんがそこまで言うのなら私が」

 

「凛」

 

「うむ・・・」

 

『ピ・ポ』

 

「だからおやめなさい!!」

 

なんか久々にやったなコレ、相変わらず反応早くて面白ぇッスわ。

 

とかありながら、アイサツも済ませたって事でクラスに戻る。

 

戻る時は唯の肩に乗りました、まぁ直ぐに抱っこちゃんされたけど。

 

美柑、沙姫、凛が後ろで。

 

「いいな~」

 

「羨ましいですわ」

 

「むぅ・・・不公平だ」

 

とか言って指を加えてたのがアレだったが。

 

そんなに俺をオモチャにしたいんかい。

 

 

 

でクラスに戻って来たら、沙姫と未央が何やらポスターを持ってキャイキャイはしゃいでました。

 

「GO唯!!」

 

「えっ・・・あっ、うん」

 

唯に指示出しして近付き。

 

「なんぞそのポスター?」

 

「おっマサマサ、コレ見て、この大会の賞品!!」

 

どうやら、賞品があるらしい。

 

「この大会で、優勝したクラスには、なんと!!」

 

「豪華客船の特別(スペシャル)ディナー招待券が全員にもらえるんだって!!」

 

なぬ!?

 

豪華客船・・・だと・・・。

 

「いらね~~~~!!」

 

「「えっ!? なんで!! 豪華客船だよマサマサ!!」」

 

いやさ、そんなん言われてもね・・・こう・・・なんつうか・・・。

 

「俺が乗ったら、ジュッパチ、で沈むからな~、絶対沈むって間違いねぇって。

普通の船ならまだしも、『豪華』客船だぞ? 上に『豪華』って付いてる時点でアレじゃん。

沈むって言ってるようなもんじゃん?」

 

わかるヤツにはわかるんです。

 

今までだって数々の豪華客船が沈んできたしな。

 

「アハハ、マサマサ、映画じゃないんだから」

 

「そうそう、そういうのは映画の中だけだって」

 

里沙、未央の二人はネタだと思ってるらしい。

 

うん、まぁ半分はネタだしな・・・。

 

「まったく、体育祭を賞品の為に頑張るなんて・・・不純だわ」

 

むむ・・・唯・・・。

 

「いい事、言った!! 流石は唯! そうとも、勝利を目差すのは当然だ、がしかし、それは賞品の為じゃねぇ・・・」

 

そう、何の為に勝利を目差すか・・・。

 

「我がクラスが・・・・1ーAが最っ高のクラスだと証明する為よォォォ!! 1ーA最高ォォォォ!!」

 

「「「「ウォォォ!! いいぞマサーーー!!」」」」

 

うむうむ、流石よ・・・。

 

「おお~流石マサマサ、照れるような事を臆面もなく」

 

「うんうん、なんか燃えてくるよ!!」

 

フッ・・・里沙、未央もわかってくれたようだな。

 

 

「まっ、それに豪華客船って、なんかカッチリしてる雰囲気、得意じゃねぇしな」

 

「苦手そうだものね、マサ君」

 

ええ、得意じゃねぇです、ネクタイとか付けないといけなさそうだしな。

 

 

「マサ~~~最初の競技はペアでするんだって、私と一緒に出よーー!!」

 

「おっ、もう始まるんか? おっしゃ!! ザクッと一位を掻っ攫いに行くぞララ!!」

 

「うん!!」

 

「あっ・・・ま・・・マサ君、が頑張ってね、あっ後やり過ぎはダメよ」

 

 

ヒョイッと唯から抜け出してララの肩へ、さてさて、ペアっつってたけど最初の競技はどんなんかね~。

 

唯の応援を受けつつ、最初の競技の確認をしてみれば・・・なんと。

 

「おんぶ競争・・・だと?」

 

「うん! 面白そうだよマサ!!」

 

いやさ、ララよ・・・確かに面白そうやも知らんが・・・。

 

「サイズ的に無理じゃね?」

 

いや、このサイズでもララを持ち上げるこたぁできるよ? 余裕で、でも、それ、おんぶじゃなくね?

 

「私がマサを抱っこして走ろっか?」

 

「いやさ、どっちにしろ、おんぶ、じゃねえやん?」

 

はてはて・・・どうしたもんか。

 

と唸ってたら。

 

「ガクラン君の場合は、おんぶ、じゃなくても可よ」

 

何処からともなく保健さんがあらわれて、そう言ってくれました。

 

つうワケで・・・。

 

「ほいさ!」

 

「わわッ!」

 

ララを持ち上げて競技位置へ。

 

パッと見、ララ浮いてるみたく見えンだろうなコレ。

 

「凄いね~マサ、小っちゃいのに力持ち!!」

 

「よせやい、照れら~」

 

ン・・・およよ。

 

「沙姫に綾も、コレに出るのな?」

 

「まっマサナリさん!?」

 

「マサナリ君も、おんぶ競争に参加なんですね~ っていうか・・・それ、おんぶ、じゃないような・・・」

 

「あっサキにアヤ~~二人も出るんだね、負けないよ~~マサ号は凄いんだから!!」

 

微妙に会話が噛み合ってねぇなオイ。

 

まぁとりあえず。

 

「俺は特例だ特例、サイズの関係でな? つうか、綾が背負う方なのな? 逆のがよくね? 綾、運動苦手なんじゃねぇの?」

 

「「あっ・・・」」

 

二人共、忘れてたらしい。

 

「綾、変わりなさい、私がおんぶして走りますわ!!」

 

「で、でも・・・沙姫様に、おんぶ、なんて・・・あの・・・」

 

「いいんですのよ、得意、不得意がありますもの、さぁ早く」

 

そう言って、沙姫が綾を、おんぶ。

 

うむ・・・。

 

「敵ながらあっぱれな心意気」

 

「うんうん、サキ優し~い」

 

「沙姫様~~~~」

 

沙姫の心意気に綾が感動して泣きそうになっとる。

 

いや~俺も胸を打たれたね。

 

「うっ・・・べ・・・別に当然の事ですわそれに、おんぶクイーンの私が、走るんですもの、いくらマサナリさんとは言え勝ちは譲りませんわよ」

 

「フッ・・・負けてはやらんよ・・・」

 

だからと言って勝ちは譲らんぜぃ、とそうこうしてるうちにも。

 

 

『さーいよいよ始まります、最初の種目は、おんぶ競争! 実況は私、放送部の猿山ケンイチと 特別ゲスト 校長で お送りします』

 

エテ山、見かけねぇと思ってたら、ンな事やっとったんだな。

 

 

『それでは各自 スタートラインへ!!』

 

「マサ! ララ頑張れよ!!」

 

「ララさんファイト!!」

 

「マサ君~~~ララちゃん~~~狙うは一位だ!! 行け~~~~!!」

 

フッ・・・燃えるぜぃ。

 

『よーーい! スタート!!』

 

『パンッ!!』

 

 

「おっしゃァァァ!!」

 

『ズダダダダッ!!』

 

『おぉ~っと、スタートと同時に飛び出したのは明らかに不自然な一組、小さな体にふざけたパワー!! 私が所属するクラス1ーA、核弾頭、バグキャラ、鬼島 政成とララちゃんペア~~~~! ホントにどうなってるんだオマエは~~~~!!』

 

エテ山が言う通りバグなもんでな。

 

『そして・・・おや? 今回、この、スポーツフェスタの協賛をしてくれています、天条院 先輩と藤崎 先輩ペア、非常にゆったりと進んでいます、トラブル発生か? はたまた、それは作戦か!?』

 

むむ、エテ山の実況が気になり、チラッと後方を確認。

 

確かに、沙姫と綾は大分、後ろだな・・・はて・・・。

 

『カチッ』

 

って・・・はい? 今なんか足元でカチッて音が・・・。

 

『ガシャン!!』

 

ゲッ・・・。

 

「トラップかよッ!!」

 

足元から飛び出て来たのは、巨大な(今の俺からしたら)グローブ。

 

それを咄嗟にサイドステップでかわす。

 

『カチッ!』

 

「またかい!!」

 

「わわッ!!」

 

『プシャァァァ!!』

 

今度は水が・・・。

 

「「や~~~ん!!」」

 

俺達は上手くかわしたけど変わりに他のペアの人達が巻き添いに・・・。

 

『うぉ~~~ナイスマサ!! スケスケ、もといビショビショだ~~~~!!』

 

『うーーん、ナイストラップですなぁ』

 

そして興奮する、エテ山と校長(変態)ヤツらには後で指導だな。

 

「あ~~~マサ、沙姫達が!!」

 

「なるほろ・・・沙姫達はコレを見越してのんびり行ってたワケか・・・」

 

しかも、あの動き、あらかじめトラップの位置がわかってるっぽいな・・・。

 

『トラップゾーンを前に、止まってしまったマサララ、ペアを抜いて、ココで一気、天条院先輩、藤崎先輩ペアがトップに踊り出ました!!』

 

 

「マサ、どうするの? 私が尻尾ビームしよっか?」

 

「フッ・・・いらん・・・トラップ上等・・・この程度で俺の前進は止まらんよ」

 

まぁ現在進行系で止まってるちゃ止まってるんだが、その辺りは、雰囲気ってことで。

 

「イクぜッ!! チィとばっかし我慢してな?」

 

「えっ・・・う、うん!!」

 

『お~~~っと、マサララ、ペア! 覚悟ん決めたか、トラップゾーンに飛び込んだーーー! って何ィィィ!!』

 

「よいしょーー!!」

 

『ブォン!』

 

「わきゃーーー!!」

 

『なんとマサ選手、ララ選手を空中へと放り投げたーーー!! 何をする積もりだーーー』

 

『カチッカチッカチッ・・・』

 

ララを空中へ投げ、今から通る予定の場所のトラップをわざと起動させ。

 

「そらッ! うらッ! だらっしゃーー!!」

 

『ドガ! ガシッ!! バキャ!!!』

 

発動したトラップを全て破壊、そして放り投げたララを、キャッチ!!

 

「ダッハハハ・・・俺を止めたけりゃ今の万倍持ってこーーい!!」

 

「わわわ・・・マサカッコイイ~~~~!!」

 

『なんとなんと、マサ選手、ララ選手が空中にいる間にトラップを破壊!! 相変わらず規格外の行動!! このマサ選手の行動に会場のボルテージもヒートアッブ!!』

 

「「「「いいぞマサ~~~~~!!」」」」

 

っしゃッ、いい感じに盛り上がってんな、さぁ~て。

 

「待てや沙姫ィィィ、綾ァァァ一位は俺とララのもんだァァァ!!」

 

「GOマサーーーー!!」

 

現在トップの沙姫、綾ペアをぶっこ抜く為にダッシュ!!

 

「わわ・・・沙姫様、マサナリ君と、ララさんの二人が追い付いてきました」

 

「さ・・・流石はマサナリさんですわ・・・でも、おんぶクイーンの名にかけて一位は譲るワケにはいきませ・・・アッ・・」

 

『コケッ』

 

『お~っと、ココで一位を独走していた、天条院洗濯、藤崎先輩ペア、躓いてバランスを崩したァァァ!!」

 

チャンス・・・と言えばチャンスだが・・・。

 

一気に沙姫達の隣まで、つめより。

 

「ララ! 支えろ!」

 

「えっ? あっ・・・わかった!!」

 

ララに転びかけてた二人を支えてもらう。

 

「なんのつもりですの!! コレは勝負ですのよ!!」

 

「沙姫の心意気に免じて手を貸したまでよ、武士の情けってな? 一位は譲らんけどな!!」

 

それだけ言ってぶっこ抜き・・・。

 

『パンパン!!』

 

 

「シャアァァア! 見たかオラァァァ!!」

「やったーーー!!」

 

見事一位獲得!!

 

で、続いて二位は。

 

「く・・・悔しいですわ・・・でもマサナリさん相手なら仕方ありませんわ」

 

「沙姫様、ご立派です!!」

 

と沙姫達。

 

「あっ・・・マサナリさんララ・・・支えてもらったこと・・・お礼を言いますわ」

 

「フッ・・・アレは沙姫の心意気に打たれてのことだ、まっ実際に支えたんはララだけどな? ララもサンキューな?」

 

「いいよ、だってサキもアヤも友達だもん!!」

 

うんうん、ララ、ナイススマイル。

 

 

ララの言葉に沙姫と綾も照れつつ嬉しそうな顔。

 

「むっ・・・仲間外れは酷いぞ」

 

「おっ凛・・・ってオマエ、何その恰好? スナイパー?」

 

ヒョコッと出てきた凛を見てみたら、体操着じゃなく、ピタッとした黒いボディースーツに何故かライフルを背負ってた。

 

って・・・。

 

「狙撃しようとしてたのオマエかよ!!」

 

ええ、実は、競技の最中、何やら狙われてる気がしてたんです。

 

「フッ・・・気付いていたか?」

 

クールに決める凛。

 

そんな凛を冷めた目で見た俺は悪くない。

「ぞくぞく・・・それはそれでイイ!!」

 

って、凛ビクビクと震え出したんだが・・・。

 

「本格的にアカンわコイツ」

 

「凛・・・何がアナタをそうさせたんですの・・・」

 

もはや完全にアレな凛に、どうしていいかわからない、俺と沙姫。

 

「ねぇねぇアヤ~、リンどうしちゃったのかな~?」

 

「たまにああなるんです、危ないから近付いたらダメですよララさん」

 

ララに注意する、綾でした。

 

ホントに何があった凛?

 

 

 

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