来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

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物凄く久しぶりに更新です、いや、ほんとスンマセン。


第六十五話っぽい感じ!

 

 

 

春休みはアッという間に終わり、今日から始まる新学期、とうとう俺達も二年生へとなりました。

 

 

これを機に髪型を変えようかとか考えたけど結構この髪型も気にいってるんでこのままでGO。

 

しかしなんだな・・・なんつうか二年生の時期、特に17になった後からは色んなことが起こりそうな気がする、こう別世界に行ったり帰ってきたり・・・。

 

いやさ、その辺りは気にせずいこう、みんなもその辺りのことは余り触れないようお願いします。

 

特に時期とかに関してはねっ!!

 

大事な注意事項でした。

 

っとメタは置いておいて、いやある意味重要だけど。

 

まっとにかく今日から二年ってことで気合いを入れてこう。

 

まずは朝メシだな。

 

つうわけで、何時も通りに美柑と朝メシ作り。

 

「フフ・・・」

 

「どった美柑?」

 

「今じゃもうスッカリ習慣化しちゃったけど、こうしてマサさんと一緒に朝ご飯を作るのってもうそろそろ一年になるんだなぁって」

 

ふむ・・・そういやそうな、まっ一年にはまだちぃとだけ届かねえけど。

 

 

 

「コレからもヨロシクね? マサさん」

 

「おうよ!!」

 

なんか改めて言われっと若干照れる気がせんでもねえけどコレからも世話になる気満々なんで。

 

(出来れば、ず~~~っとだったらいいな)

 

むっ小声過ぎて聞き取れん。

 

「マサナリ、日課です」

 

「はいよ、じゃ美柑、後よろ~」

 

何を言ったか聞こうと思ってたらばヤミっ子が何時もの日課を誘ってきたんで庭へGO。

 

『ヒュン、ヒュン、ヒュン!!』

 

『ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ!!』

 

結果は言わずもがなです。

 

 

「おはよ~マサ!! 今日から二年生だね、なんかワクワクしちゃう♪」

 

おっララ今日も元気だな。

 

うむうむ良いこった。

 

「ふぁ~~おはよう」

 

「リト、オマエ顔くらい洗ってこいって」

 

「うるせーリコ、ふぁ~~~」

 

リトリコも登場。

 

しかしリト眠そうだな、つかリトって朝は大概眠そうだよな、リコはそうでもねえのに、いや不思議。

 

ちなみに学校がある日の朝のメンツはコレで全部。

 

ナナモモの二人はまだ寝てたりする、まっ俺達が出る少し前くらいにはモモは起きてくっけど。

 

 

「「「「いただきます」」」」

 

で、朝メシ。

 

うむ、今日も美味い。

 

「今日から新学期だな、クラスとかの割り振りはどうなんのかな?」

 

「一緒だぜ、俺らA組は多分そのまま繰り上げだな」

 

「そうなのマサ~?」

 

そうなんです、そこら辺は上手く教頭に頼んでっからな。

 

例によってパシャられたけど安いモンです。

 

「よかったなリト、春菜ちゃんと一緒で」

 

「うっ・・・ゲホ、ゴホッ!? リコ、おまっ」

 

やるなリコ成長したもんだ。

 

リトにとっては災難やも知らんけど。

 

 

そんなこんなでコチャコチャありつつ、朝メシは終了し学校へGO。

 

 

家を出る時にモモが起きてきたんでアイサツをしてからだったけど。

 

でスッタラスッタラ通学路を歩きます。

 

「そういえば美柑も六年生だね」

 

「うんララさん」

 

六年生か、来年には小学校を卒業か・・・クッ・・・なんか美柑の卒業式の日は泣いてしまいそうな気がする。

 

いやさ、まだ先だけども。

 

寧ろ、こっからが長そうだけど、一年の間に夏を複数回迎えそうだけど。

 

っとメタってる間に分かれ道で美柑は小学校へ。

 

 

そして俺達も学校へと歩っていき到着、でクラスの確認。

 

みんな揃ってキッチリと2ーAだった。

 

「ホントに同じだったな・・・っていうかそのまま繰り上がった感じか?」

 

「だな」

 

「だから言ったべさ」

 

「やったねマサ!!」

 

「おう!!」

 

それもこれも教頭先生のお蔭ですな。

 

ナイス教頭、俺も撮られたかいがあったってなもんだ。

 

クラスを確認しヤミは保健さんとこへ、俺達は教室へ。

 

「よっ唯また一年ヨロシクな?」

 

「えっええ・・・っていうかマサ君、全員同じ顔ぶれなのって」

 

「まぁいいがな細かいこっちゃよ?」

 

「細かい・・・って二年生になっても全然変わらないわねマサ君は」

 

「ハッハッハ」

 

「褒めてないわよ」

 

むっ先手を討たれた残念。

 

流石に付き合いが長いだけはあるな、まぁ結構序盤から先手を討たれてた気がせんこともねえけど。

 

 

そんな感じで唯と会話してる中リトはリコに引っ張られつつも春菜にアイサツ。

 

再び同じクラスになれた事に春菜も嬉しそうっぽい。

 

うむうむ、頑張れリト。

 

 

「マ~~サ君」

 

「マサナリく~ん」

 

「「マッサマサ~~~」」

 

その後、恭子にルン、里沙未央や他のクラスメイツにアイサツをし。

 

 

『キーンコンカーンコーン』

 

『ガラッ』

 

「おふぁようございまふ」

 

鐘が鳴りSHR。

 

ちなみに今回の担任ティーチャーも爺ちゃん先生。

 

そのSHRの時に例によって呼出しがあり今学期の仕事始めな用務仕事。

 

 

ヤミもメキメキと実力上昇中。

 

「相棒ですから」

 

だってよ、益々頼りになりますわい。

 

で、何時ものように。

 

「保健さ~~~ん」

 

『ガラッ!』

 

コーヒータイム。

 

「うん、久々に飲むとやっぱり美味しいわね」

 

「三日前に飲んでたやん」

 

春休み中、薬草の調達やら静の幽霊相談やらでそれなりの頻度で保健さん家に足を運んでたんですわい。

 

たまにホントにコーヒーやらホットケーキやらが食いたいってな理由だけで呼び出されたこともあっけど。

ちなみにヤミっ子も定期検診的な感じで行っとります。

 

「学校で飲むのは久々だもの」

 

「まぁそういやそうですな」

 

つっても春休み中も何度か学校に顔出してんだけどな俺とヤミっ子は、用務的な意味で。

 

「それにしても、新学期になって二年生に進級してもガクラン君は変わらないわねえ」

 

 

「いや髪型変えようかとは思ったんだけどやっぱし断念したんですわ、気にいってるし」

 

「そうですねマサナリはその髪型が合ってます」

 

「そうね、ガクラン君に合ってるわね」

 

「だろ?」

 

ヤミっ子&保健さんからもお墨付きをいただいたぜ。

 

 

『キーンコンカーンコーン!!』

 

おっと、授業終了。

 

「じゃ戻りますわ」

 

「ええ今年度もヨロシク頼むわよガクラン君」

 

「あいあい」

 

保健さんの言葉に返事をしつつ保健室を出ます。

 

今回は俺だけじゃなくヤミっ子も一緒。

 

「図書室に行きますので」

 

って事らしいッス。

 

新年度だし新刊も入ってっから気になんだろな、読書好きとしては。

 

ただたまに本気で意味のわからん本を読んでる時があんだよな。

 

前なんて『世界のネジ百科』つうの見てたし。

 

ンなのが図書室にあんのも驚きだけどな。

 

「マサナリまた後で」

 

「おう、なんか面白えのが入ってたら教えてな、冒険活劇系なら特に」

 

「わかりました」

 

活字も読みます。

 

ヤミっ子と別れ教室へ入ります。

 

「リトぉ次はなんだ体育?」

 

「次はLHRクラス委員を決めるんだってさ」

 

クラス委員なぁ・・・ふむ。

 

「ねえねえマサ、私ね委員長に立候補しようと思うのマサも一緒にしよ!!」

 

「やだ、つか委員長と言や唯だべ? こういうんはビシッとしたのがしねえと俺とララに任せてみろや三日で学級崩壊しちまうぞ」

 

寧ろ三日もったらいい方だと思う、それになにより。

 

「ガラじゃねえしな、ココはやっぱ前クラスに引き続き、男子は、あげる、女子は唯だろ? まぁ無理にたぁ言わんけど」

 

あっ、あげるってのは、前のクラスで委員長してた的目 あげるってヤツな?

 

微妙に雑なデザインながらしっかり者なナイスガイだ。

 

実に頼りになる人物です。

 

 

 

「そっかぁ~~うん、そう言われたらそうだね」

 

うむうむララ君、納得してくれたようですな。

 

で、そんな俺達の声が聞いてた、あげるもスチャとメガネのズレを直しつつ。

 

「マサナリ君の期待にひいてはクラスの期待に応えられるよう頑張るよ、まぁボクが選ばれたらだけどね」

 

うむ、かっけぇな・・・流石は切り札的存在。

 

まぁ初登場なんだけど。

 

「っていうかマサ君、一年生の時のクラス委員は私じゃなくて春菜さんだったわよ」

 

「うん、まぁ唯さんがクラスに来てから唯さんに手伝ってもらってばっかりだったし、お陰で部活に集中できたんだけどね」

 

唯の言葉に若干申し訳なさそうながら感謝の気持ちが出てる春菜。

 

つか・・・前のクラスの女子のクラス委員って春菜だったんか、ふむ、確かに春菜も向いてるような気がするな言われてみりゃ。

 

 

どうも委員長イコール唯と思い込んでたな。

 

「ンじゃ今学期は唯か?」

 

「私は・・・別に構わないけど」

 

「うん私も唯さんが良いと思う、責任感もあるしシッカリしてるから」

 

「唯~私も少しは手伝うから頑張ろ~~~!!」

 

「唯にゃんは委員長キャラだしね~、私も唯にゃん押すよ」

 

あれよあれよと唯の流れに。

 

と、こうしてココに2ーAのクラス委員が誕生したのであった。

 

男子・・・的目 あげる。

 

女子・・・古手川 唯。

 

 

この新体制で今年度も駆け抜けるぜA組!!

 

 

「っていうか休み時間の間にクラス委員決めてよかったのか?」

 

 

「「「「あっ!?」」」」

 

2ーAのスタートはフライングスタートだった。

 

『キーンコンカーンコーン』

 

微妙な空気ながら二限目。

 

クラス委員が既に決まっちまってるんで何すんべぇ~という感じになった。

 

爺ちゃん先生は自由にして構わん、ただ余り騒ぐのはダメっていうスタンス。

 

普通なココで親睦を深める為に自己紹介やらなんやらかんやらがあったりすんだが、そこはA組、そのまま繰り上げ状態なんで見知ってます。

 

 

つうわけで各自雑談タイム。

 

騒がしくなってくっと唯にコラッてされるんである程度は抑えてっけど。

 

「そういや身体測定っていつだ?」

 

新学期の恒例行事つったらコレがあるよな。

 

「次の時間よ、今日は新学期の初日だから普通の授業はないわね」

 

ってこたぁ体育はないか残念、数学とかないのは嬉しいけんど。

 

さてさて。

 

「今日こそ180の大台に乗せてえなぁ」

 

多分きっとちょっとは伸びてるはず身長。

 

 

「マサって身長179センチだったっけ?」

 

「おう前に測定した時はな、アレから約一年、伸びてろよ俺!!」

 

「そんなに180センチまで身長が欲しいのか?」

 

「うむ、179センチと180センチでは差としては1センチしか変わらんが、その1センチが凄まじくデカイのだよ」

 

わかる人にはわかるはず。

 

と期待に胸を膨らませつつ迎えた身体測定。

 

とりあえず男子からってことで測った結果。

 

「179、8センチね」

 

「何故に届かねえーーーチクショーーー!!」

 

無情に告げる保健さん結局2ミリ足りなかった、クソっやはり伸び伸び体操をするべきだったか・・・。

 

チクソウ・・・後2ミリ、後2ミリだというのに・・・。

 

来年、来年に期待するしかねえ。

 

あっちなみに体重は74キロな。

 

「あっガクラン君、次は女子なんだけど女子の時は覗きとかある可能性があるからヤミさんと警備をお願いね」

 

「あいよ了解」

 

リトにも手伝ってもらおうか迷ったがリトがカンベンしてくれって言ったんで今回はリトは不参加。

 

 

で男子が終わったんで続いて女子。

 

保健さんの心配した通りに覗き発生、犯人は校長(変態)を筆頭に、いつぞやのイケメン君(ハレンチ)エテ山など他数名。

 

処分は屋上からの逆さ吊り。

 

ヤミっ子が細切れに刻もうかと言った時、思わず頷きそうになったけんど流石に自重。

 

校長(変態)辺りは刻んでも再生しやがりそうだけど。

 

 

あっ後、吊したメンツの中にリトの中学のサッカー部の後輩君がいたらしい。

 

「立花・・・無茶しやがって・・・」

 

吊されてる後輩君を見ながらのリトの感想です。

 

リコは吊されて当然みたいな顔してたけど。

 

ちなみに学校が終わるまで吊しました、今日は半チャンだけど、仮にフルでも学校終わるまで吊しますが。

 

 

 

とまぁこんな感じで新学期初日は終了したのでありました。

 

 

まだだ、まだ終わらんよっ!!

 

つうわけで実はもうちょいだけ続きます。

このパターンも何度もやってるっから実はも何もない気がすっけど、それはアッチ辺りに、そぉーい!! して。

 

家に帰ったら、見慣れないクツがあった。

 

「ン? このクツ・・・お客さんか?」

 

リトがそう漏らすと同時くらいにドタドタと美柑が玄関まで飛び出してきた。

 

「どった美柑? 妙に慌ててからに」

 

「大変だよ、みんな早く来て!!」

 

と手を急かされながら居間に行くと、ソファーに座りコーヒー飲んでる頭にグラサンが乗っけた女ん人。

 

はて・・・どこな~リト、リコ、美柑の兄妹に似てるが・・・。

 

「「か、母さん!!」」

 

リトリコの揃ったリアクション。

 

どうやら母ちゃんらしい・・・どうりで似てるわけだわな。

 

 

「あら、お帰りィ」

 

「いつ帰って来たの!?」

 

「ついさっき、ちょっと日本に仕事があってね~あまりゆっくりはしてられないけど」

 

「お・・・親父に連絡は?」

 

「それが急な事だったからパパには連絡できなかったの、それにパパも忙しいだろうしね?」

 

確かに才培のおっちゃんは忙しいわな、ぼちぼち締め切り近えし。

 

とリトリコ美柑の後ろで頷いてると。

 

「それよりリト、それにリコでいいわよね?」

 

「あっああ」

 

「まさか娘が二人になるなんて思ってなかったわね、アッハハ」

 

「私も思ってなかったよ」

 

リトが電話で連絡した時もアッサリ受け入れたけんど、結構豪快さんだな。

 

「っとと、美柑からも電話で聞いてたけど一気に家の住人が増えたんだって?」

 

むっ俺らんこったな、ではでは。

 

バッと手を挙げ。

 

「居候二号!! 鬼島 政成、マサかマサナリでヨロシクどうぞ」

 

 

「一号のララで~すリトママ初めまして~」

 

「三号ですヤミです」

 

うむうむ見事に繋いだな、ってそういや・・・。

 

「四号と五号は?」

 

四号ナナ、五号モモね。

 

「あっ二人は出掛けてるみたいだよ」

 

シッカリ美柑に通じました、お出かけ中だったか、じゃ紹介は今度ってことになるか。

 

「なるほど、なるほど~、えっと確か男の子は異世界人で女の子は宇宙人だったかしら? あっ一応、私も自己紹介しなきゃね、リトに美柑、それにリコの母で林檎よヨロシクね」

 

 

ふむ林檎な・・・リンさんでいいか? 凛と被っけど。

 

 

 

そんな感じに俺が呼び名を考えてたら。

 

「ム!?」

 

『ギラッ』

 

何やらリンさんの目が獲物を狩る目になり。

 

『ムニュ』

 

「へ・・・!?」

 

『モミモミ』

 

「ちょっとリトママ!?」

 

とララの胸やら尻やら腰やらを触り始めた・・・・とりあえず。

 

「ふーむ・・・B89、W57、ヒッ・・・」

 

『ヒョイ』

 

クビ根っこを引っつかんで引きはがしときます、ゲンコと迷ったけどな。

 

「ユー何しちゃってんの?」

 

「アハハ、ついつい仕事モードになっちゃって・・・っていうかネコ持ちは止めて欲しいな~」

 

「マサ、ホント誰でも容赦ないよな」

 

「うん、母さんがネコ持ちされる光景なんて滅多に見れないよね」

 

「無理に見たいモンじゃないけどな」

 

そりゃそうだわな、大分レアな光景だと思うぞ。

 

よし、下ろし前に。

 

「写真撮っとくか記念に?」

 

「いやホント、写真は許して、お願い、っていうかそろそろ下ろそう私を」

 

仕方ないんで写真撮影はなしにしました、でリンさんを下ろします。

 

 

「ホント、話に聞いてた通りアグレッシブな男の子ね」

 

恐悦至極。

 

「ン? あら・・・よく見ると、そこのコも・・・」

 

『ギラッ』

 

今度はヤミっ子に狙いを定めたっぽい、その視線を感じてかヤミっ子。

 

『ササッ』

 

っと俺の背中に隠れます。

 

「ムッ・・・ねえヤミちゃんだっけ? ちょーと出て来て欲しいんだけど、ほらお菓子上げるから」

 

「・・・いりません、後でマサナリにタイヤキを作ってもらいますので」

 

そんな約束をした覚えはねえけどな。

 

まっ別にタイヤキくらい作っけど、つか・・・。

 

「完全に拉致目的な犯罪者の手口だなオイ、コレ通報したほうがいいか?」

 

「アハハ母さん、ファッションデザイナーだけどモデルのプロデュースもやってるから、仕事モードに入るとこうなっちゃうんだよね?」

 

ほう・・・なるほろな。

 

「ねっ? ねっ? というわけで、ちょーとどいて・・・ムッ!?」

 

『ギラッ!!』

 

何がどういうわけなんだっつうの、と思ったが、リンさんまたまた目がギラッとなっとる。

 

「コレは・・・良いボディだわ・・・女の子ばかりプロデュースしてたけど・・・フフ」

 

アレ? なんかターゲットが俺になってねえかコレ?

 

 

完全に俺を見てるし。

 

「ちょっとよく見せてーーー!!」

 

「イヤじゃボケェェェ!!」

 

リンさんが飛び掛かってきたのを皮切りにリンさん、美柑、リコにララヤミの女子連合VS俺独立軍の服と俺の中の何かしらを護る為の戦いが幕を開けた。

 

 

そして現在。

 

例によって女子連合ゲンコツしてから正座のコンボ。

 

ちなみにリト君、俺には加勢してくんなかった。

 

「いや巻き込まれたくなかったし」

 

だとさ、気持ちはわからんでもないけど、後で何かしら報復はする。

 

「ンで申し開きは?」

 

「ほらつい仕事モードに入っちゃって・・・ねっ? 足崩していい? この年になって正座させられるのは大人として辛いものが・・・」

 

 

「後10分」

 

「うぅ~~~厳しいわ、この子・・・」

 

意外とね。

 

厳しいとこは厳しいんです。

 

「あっ、リンさんは10分つったけどララ達は後30分だからな」

 

「「「「ええ~~~~」」」」

 

リンさんは、仕事モードつう理由になるかは謎だが、まぁそういうアレだったつうことでちっとだけ情状酌量の余地があったが便乗して脱がしにかかったララ達には酌量の余地はねえんです。

 

 

そして10分経過し、リンさんの正座は解除。

 

「イタタ・・・まだちょっと痺れてるわ」

 

足をさすさすしてるリンさんにコーヒーを出す。

 

「完璧に台所は把握してるみたいね」

 

「家の台所は美柑とマサでもってるしな」

 

約一年だからな、そりゃ把握だってしますわい。

 

初日で大体は把握したけど。

 

「あっそうだ、今日は久々に私がお昼作るわ」

 

「ン、忙しいんちゃうんリンさん」

 

「さっきまで正座させてたマサ君が言うことじゃないわね、まっ時間はまだ余裕あるし大丈夫よ」

 

ということらしいんでリンさんが昼メシを作る運びに。

 

ちなみに俺がリンさんと呼ぶのは了解、得とりますよ。

 

リンさんが昼メシを作ってる間にララ達の正座時間も終了。

 

俺は手伝いを申し出たんだけど。

 

「まぁまぁココは結城家のママさんに任せなさい!!」

 

って言われて断れらた。

 

美柑も同様に。

 

「たまにしか作らないんだから美柑も座ってまってなさい」

 

断られて待機。

 

 

「はい完成!!」

 

メニューはメインがコロッケとカラアゲ、それと小鉢に小肉じゃが。

 

「美味え・・・」

 

なんかすげえ美味く感じた、こう味もだけどこう・・・上手くは言えんが、なんか美味かった。

 

 

「フフ、これが母の味ってやつね、ほら、おかわりもあるわよ」

 

 

なるほどと思ったこの味は俺にはどうあがいても出せねえな・・・。

 

ガッツリおかわりした。

 

リト、リコ、美柑も久々に食べたからか、美味そうに食ってた。

 

「ママか・・・元気かな~?」

 

ララは自分の母ちゃんを思い出したのか、こんな感じ。

 

そんな感じのララにリンさんは。

 

「ララちゃん、地球でのママは私ってことで甘えちゃいなさい、マサ君にヤミちゃんもねっ?」

 

そう言って頭を順に撫でられた。

 

ふむ・・・流石はリト、リコ、美柑の母ちゃん、めっさ良い人だわホント。

 

「もしかしたらマサ君はホントに息子になったりしてね?」

 

「「ッ~~~~母さん!!」」

 

リンさんの言葉に何故か激しく反応する、リコ、美柑。

 

ふむ・・・養子縁組つうことか?

 

「マサ多分、考えてることは意味が違うぞ?」

 

 

どうやら違うっぽい。

 

「コレは鈍いわね~~~あっと、そろそろ出発しなきゃ」

 

脳内コチャってるとリンさんチラリと時計を見ながら、そう言う。

 

ホントに忙しいんだな・・・。

 

で、空港まで見送り。

 

最後に女の子組に耳打ちして、手を振って去って行った。

 

「大変なぁホント」

 

「だな、まぁコッチはコッチで大変そうだけど」

 

耳打ちされた女の子組はグッと気合いを入れとりました。

 

はて? なして? 気合い?

 

クビを捻る俺だった。

 

 

林檎 視点

 

飛行機のシートに座りながら今日の出来事を思い出す。

 

美柑から電話で聞いてたけど、マサ君を始め、みんな良い子達だったわね・・・。

 

後二人いるみたいだけど、その子達に会えなかったのは少し残念だったかしら。

 

それにしても・・・マサ君はホントに息子になるのかしらね?

 

美柑からの電話でかなり話に出てたから気になってたけど案の定、美柑はマサ君が好きみたいだし、というか美柑だけじゃなかったみたいだけど。

 

当の本人はもの凄く鈍いみたいだけど・・・。

 

だから、みんなと別れる前に。

 

「頑張ってね!!」

 

と美柑にリコ、ララちゃんにヤミちゃんの女の子達を応援する言葉を言った、個人的には美柑とリコに頑張ってもらいたいけど。

 

みんな良い子達だっから、ついララちゃんにヤミちゃんの二人にも頑張ってもらいたいって思っちゃうわ。

 

フフ・・・。

 

「誰が彼のハートを射止めるのかしらね、先は長そう」

 

そう独り言をもらし、目を閉じたのだった。

 

 

 




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