来る世界(とこ)間違えてね?   作:元・配達人

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ひっそりと、更新です。


第六十七話っぽい感じ!

 

 

ナナ視点

 

 

「はぁ・・・」

 

クソぅ・・・アイツら、いっつも、いっつもバカにしやがって・・・。

 

公園のベンチに座りさっきのコトを思い出しながらため息。

 

「ナナちゃん、どうしたの?」

 

そんな私に声をかける人。

 

俯いてた顔を上げて確認。

 

「春菜! お静!」

 

そういえば今日って休みだったんだっけ?

 

そうだ、二人に相談してみよう。

 

「実は、さっき・・・」

 

ほわわ~ん・・・あっ回想な。

 

私が漫画を読みながら部屋でのんびりしてた時だった。

 

地球の漫画ってスゲェ面白えよな。

 

バカナリとは趣味が合うから、よくアイツから漫画借りて読んでる。

って、そんな話じゃなかった。

 

バカナリから借りた漫画を読んでた時に、モモが下着姿で。

 

「見て見てナナ! こんな下着買ってみたの、ステキでしょう!!」

 

って見せびらかしに来たんだけど。

 

なんて、いうか、こうつい、モモのヤツの胸に目がいっちゃって。

 

「・・・・・・」

 

って微妙な顔をしたみたいでさ。

 

「あら、どうしたの、その表情?」

 

って言われてさ、まっココまでだったら別にいいんだよ、ちょっと腹立つけど。

 

でもその後モモのヤツが・・・。

 

「まっ! ゴメンなさい私とした事が・・・ナナにはブラなんて縁の無い物だったわね」

 

『ピキッ!!』

 

「!!」

 

「ーーーってワケなんだよ! モモのヤツ、ちょっと胸が大きいと思って!!」

 

「あ~~~・・・」

 

あの勝ち誇った表情、ムカつく~~~~~~。

 

 

「よし決めた! 何としても胸を大きくしてモモを見返してやる!! 後ついでにバカナリも!!」

 

いっつも、いっつもペッタンコって言いやがってェ~~~。

 

見てろよ~~~~!!

 

直ぐにバインバインになって。

 

『ぷるん』

 

『フフ~ン、どうだバカナリ』

 

『うおっ!? オマエそんな色っぽかったか?』

 

『隠れてた実力が出たってヤツ?』

 

『まっ・・・参ったぜ・・・ナナ、いやナナ様!!』

 

『アッハハハ~~~この、ぷるんぷるんなナナ様にひざまずけバカナリ~~~アッハハハ!!』

 

 

「ーーーって言わせてやる~~~~見てろ~~~」

 

「そっそんな青写真を・・・」

 

「マサナリさん、そんなこと言わないと思いますけど~」

 

うっ・・・確かに、お静の言う通りかも・・・でも、見返してやるって決めたんだ!!

 

 

「春菜とお静も協力してくれっ!!」

 

「ちょっとナナちゃん!?」

 

「どっ、どこ行くんですか~~~~っ!?」

 

 

 

春菜とお静っていう心強い味方を得た私は、おっぱいを大きくするっていう目標の為に・・・。

 

「ただいま~」

 

向かった場所は家。

 

「おかえりぃナナさん、あっ春菜さんに、お静さんも」

 

「こんにちは!!」

 

家に帰ると美柑が出迎えてくれる。

 

「なんつーか、珍しい組み合わせだな、よっ春菜、静!!」

 

ついでにマサナリも。

 

「あっマサ君、こんにちわ」

 

「マサナリさん、どうもです~~あっ、そういえば御門先生が今度また薬草の調達に協力してほしいって言ってましたよ~」

 

「ふむ・・・おけ、ヒマな時ならつっといてくれや」

 

 

 

そういやバカナリって、ドクター・ミカドが使う薬草集めを手伝ってるって言ってたな。

 

 

モモも自分の庭園で育ててるのをたまに分けてるみたいだし。

 

ドクター・ミカドが地球に住んでるって知った時はちょっと驚いた。

 

 

 

 

金色の闇のこともだけど。

 

 

まさか金色の闇に狙われて生きてるどころか一緒に住んでるなんてなぁ~。

 

 

私も一緒に住んでるけど。

 

 

バカナリって実はスゴいヤツなのか?

 

 

父上にも勝ったって聞いたし・・・。

 

 

「アン? どしたんナナ、人のツラ、じろじろ見てからに、ハッ!? さては昼メシのオムライスにケチャップでペッタンコって書こうとしたのがバレたか!!」

 

 

『ピキッ!!』

 

 

「やっぱオマエなんてバカナリだバーカッ!! 今に見てろー春菜、お静、美柑も行くぞ!!」

 

 

「えっ、あっ、うっうん」

 

「はい!!」

 

「ちょっ、わっ私も!! っていうか何するのっ!?」

 

 

勢いで美柑も誘ってみたけど、チラッと美柑のある一部分を見て。

 

 

うん、きっと美柑も仲間!!

 

 

「アレ? なんだろ・・・スゴくなんかスゴくこうモヤモヤする」

 

 

「いいから行くぞ!! 見てろよバカナリ!! 直ぐにぷるんぷるんになってやるからなっ!!」

 

 

そう宣言して春菜と静、美柑と一緒に自分の部屋へと行く。

 

美柑はちょっと引きずりながらだったけど。

 

 

 

 

って・・・。

 

 

「バカナリ、オマエはついてくんなっ!!」

 

 

「何故に!?」

 

 

「なんでもだっ!! とにかくついてくんな!!」

 

 

「ぬぅ今日はみんな出かけちまったからヒマなんだよ~俺も混ぜろよ~」

 

 

「絶対ダメ!! 覗いたりすんなよ!!」

 

『ウィーン』

 

 

そう言ってドアを閉める。

 

 

「マサさん、ちょっと可哀想かも?」

 

 

「いいんだよ、アイツが居たら出来ない話だし」

 

 

バカナリとは言え男の前でする話じゃないもんな、おっぱい大きくする話なんて。

 

 

 

 

「マサさんが居たら出来ない話?」

 

 

あっ、そうだった引っ張って来たけどまだ美柑には今日の目的を言ってなかったっけ?

 

 

「それは・・・名付けて『おっぱい大作戦』だっ!!」

 

 

『バァーン!!』

 

 

手をグーにして高く突き上げて宣言!!

 

目指すはぷるんぷるんだ!!

 

 

「おっ、おっぱい大作戦?」

 

 

「そっ、そういうネーミングなんだ・・・」

 

 

「おお~なんかスゴそうです!!」

 

 

ふふ~ん、そうだろお静、咄嗟に考えたにして良いネーミングだと思う。

 

『大』の部分なんかおっぱいを大きくするっていう意味もがあるんだぜ。

 

美柑と春菜の反応がちょっと微妙だけど。

 

 

 

「そ、それで、その名前で何をするかは大体分かったけど具体的には何を?」

 

「そうなんだ良いとこに気付いた美柑、そこなんだよなぁ~」

 

 

牛乳は飲んでるんだけど効果は・・・きっと、そのうちに出る!!

 

 

今は即効性重視。

 

 

「う~ん・・・どうすれば良いかか・・・私も日頃、色々やってるけど、あまり効果ないんだよね、腕立てとか・・・」

 

春菜、腕立てやってるのか腕立て・・・聞いたことあるな。

 

ン? アレ?

 

 

「春菜は普通に胸あるじゃん?」

 

 

今、気付いたけど少なくとも私達の中では一番あるし。

 

 

次がお静。

 

で、その次が・・・。

 

 

むむぅ・・・。

 

 

「えっ? ナナさん、その目は何?」

 

 

「なぁ美柑、美柑って、どれくらいなんだ?」

 

 

パッと見は私と変わらないくらいだから余計に気になった。

 

「うっ・・・えっえっとゴニョゴニョ」

 

私にだけ聞こえるよう耳打ち。

 

 

「ヨシッ!!」

 

美柑にはサイズは勝ってたギリギリだったけど。

 

 

「ちょっナナさんヨシッて何!? ヨシッて!!」

 

 

「ふふ~ん、美柑よりワンランク上の女だったからさ」

 

 

「なっ、わっ私はまだ将来があるし!! まだまだ先があるからっ!!」

 

 

「それは私もだって」

 

 

まだまだ成長するはずだしな。

 

「えっと~、こういうのって・・・あっ思い出しました!! ドングリの背比べですね!!」

 

『ズーン!!』

 

 

おっ、お静!!

 

 

ガックリ肩を落とす私と美柑。

 

 

「おっ、お静ちゃん、それはちょっと言っちゃダメだよ」

 

 

「美柑・・・絶対に大きくなろうな」

 

 

「うん絶対に!!」

 

今ので美柑とスゴく仲良くなれた気がする。

 

 

 

ヤミ視点

 

 

 

本日私はドクター・ミカドの診療所で検診をしてもらっています。

 

 

何故かと言うとドクター・ミカドにトランスの力は身体に負担も掛かるので検診を受けておいた方が良いと言われたからです。

 

 

私、自身もその自覚はありましたのでコレまでも定期的に受けていますが。

 

 

今日の検診では身体のデータを取るために身長や体重などを計っていました。

 

 

次は胸囲ですね。

 

 

「トランスはしたらダメよ」

 

 

「うっ・・・わっわかりましたドクター・ミカド」

 

 

コッソリとトランスを使ったのが見破られてしまいました・・・。

 

仕方がありませんので、大人しく受けました。

 

 

 

「あら? 前に計って時より少し大きくなってるわね」

 

 

「ほっ、本当ですか、ドクター・ミカド!!」

 

 

「ええ本当よ」

 

 

やっやりました・・・トランスを使わなくても大きくなっていました。

 

 

フフ・・・美柑とセカンド・プリンセスには悪いですが、コレからはワンランク上のヤミちゃんです。

 

 

もしくはヤミっ子です。 あっ、でもヤミっ子と言って良いのはマサナリだけですので、その辺りは・・・。

 

 

「次はウエストね」

 

考えごとをしていたらいつの間にかドクター・ミカドが密着する格好になっています。

 

 

私のウエストを計る為ですね。

 

 

『ふにょん』

 

 

!?

 

 

何故でしょう・・・先程まで、とても気分が良かったのですが急に気持ちが下降しました・・・。

 

 

ですがまだまだ私だって大きくなります、なるはずですトランスを使わずとも絶対に。

 

 

 

ナナ 視点

 

 

「そうだよねヤミさん」

 

 

「み、美柑、急にどうしたんだよ?」

 

 

「えっ? あっ、なんか急にヤミさんのことが浮かんで・・・なんでだろ?」

 

? 意味がわかんないと思ったけど、何故か私も思い浮かんだんだよな・・・。

 

まっヤミも仲間だしなっ!!

 

 

今日は出かけてるみたいだけど今度はヤミにも参加してもらおう。

 

 

うん、それが良い。

 

っとと・・・えっと、そういや大分、話がズレたけど何の話してたんだっけ?

 

 

う~~~ん、あっ、そうだった!!

 

 

思い出した、思い出した。

 

 

春菜は胸、普通にあるって話だったよな。

 

 

そのことをもう一回春菜に言ってみたら春菜は、ちょっと涙目になりながら。

 

 

「・・・そう? でもララさんや唯さんとか周りの人見てるとなんか・・・ね、お姉ちゃんも私より全然大きいし・・・」

 

「あ~~~確かに、あの二人は特に大きいですしね・・・っていうかリコも普通大きいし・・・」

 

だよな・・・姉上にムカつくけどモモ、リコのヤツも大きいし・・・。

 

 

うぅ~~なんで姉妹なのに私だけ・・・。

 

 

 

 

「あの~気になったんですけど」

 

 

お静?

 

 

「何が?」

 

 

「えっと、私、長年死んでたから、よくわからないんですけど、なんで皆さん胸を大きくしたがるんですか? 飢饉に備えて、栄養のたくわえとか?」

 

 

「えっ?」

 

「飢饉に備えてって、流石は昔の人」

 

 

あっ、そう言えば、お静ってずっと幽霊ってヤツをしてたんだったっけ?

 

 

 

なら、お静に教えてやらないとなっ。

 

 

「そうじゃないぞ、お静! その方が大人っぽいからだっ!!」

 

またグーにした手を突き上げながら言う。

 

 

「ふぇ? 大人っぽい・・・ですか?」

 

 

「そうだ!! 私の経験だけどモモは周りから結構大人扱いされるのに、私はいっつも子供扱い!! 双子なのに! きっとこれは体型のせいだっ!!」

 

 

まぁそんなモモもバカナリには子供扱いされてたりするけど。

 

 

「「あーーー」」

 

 

「なるほど~つまりナナさんは大人の女性になりたいワケですね!!」

 

 

 

 

ついでに言うならバカナリを膝まづかさせたい!!

 

 

「そう言えば胸をがとても大きい御門先生もスゴく大人っぽいですもんね」

 

 

「だろ?」

 

 

あの人、スゲー大人っぽいし。

 

 

それもきっと胸だ!!

 

 

胸がポイントなんだ。

 

 

「あっそういえば、こんな話を聞いたことがあります!! 胸を大きくするには誰かにモミモミされるのが良いと!!」

 

 

「そ、そううなのか!?」

 

 

そうだったんだ、知らなかった・・・。

 

「うっ、なっなんかイヤな予感が・・・」

 

 

「わっ、私も・・・」

 

 

 

春菜に美柑、せっかく具体的な方法が分かったのに、なんでそんな微妙な顔してるんだよ。

 

 

「どうします? 早速、実践してみては?」

 

 

「そうだな!!」

 

 

「えっ、ちょっナナちゃん!?」

 

 

「それは止めた方が良いと・・・」

 

 

「なんだよ二人とも、胸が大きくなりたくないのか? 私はやるぞ絶対に、ぷるんぷるんになってやるんだ!!」

 

「わぁ~スゴい気合いです!! なら私も念力で、さぽーとしますね!」

 

 

え゛

 

なっなにを・・・。

 

「えいっ!!」

 

 

『ピキッ!!』

 

 

「おわっ!?」

 

 

て、手が勝手に。

 

 

「それっ!!」

 

 

『ぺたっ』

 

 

「あ・・・ン、ちょっナナさ・・・ん」

 

「あわわっ、わっ悪い美柑、でも手が」

 

私の意志とは関係なく勝手に手が美柑の胸に。

 

 

「それ春菜さんも~~♪」

 

 

『ピッ!!』

 

 

「えっ、え~~お静ちゃっ」

 

 

『ぺたっ!!』

 

 

「へっ!?」

 

 

こっ今度は私!?

 

春菜の手が私の胸に。

 

 

「お次は~美柑さんです~♪」

 

 

「はっ・・・あ!! お、お静さ・・・た、楽しんで・・・な、ン・・・」

 

 

「それ~~♪」

 

 

『ピッ!!』

 

 

『ムニッ!!』

 

 

「あっ・・・み、美柑ちゃん」

 

 

「ごっゴメン春菜さ・・・ヤっ、ナナさん、くすぐっ」

 

 

「そ、そんなこと言ったっ・・・わ・・・私だっ・・・あふ・・・」

 

 

 

 

「み、美柑ちゃん、摘まんじゃ!!」

 

 

「それそれ~~~~♪」

 

 

『モミモミ・・・』

 

「「「も、もうやめてーーーッ!!」」」

 

 

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

 

「こ・・・これ・・・ホントに効果あるのか?」

 

 

「あっ・・・あんまりない気がするんだけど・・・」

 

 

なんかスゲー怪しいんだけど。

 

 

「あれ~? そうですか?」

 

 

お、お静、アレだけやっときながら・・・。

 

 

「お静ちゃん、この話、誰から聞いたの?」

 

 

「里沙さんです!!」

 

 

「あっ・・・やっぱり・・・」

 

 

里沙って確かに春菜の友達の?

 

 

私も会ったことあるけど・・・。

 

 

「うぅ~、臨海学校の時もだったけど・・・結構危険かも里沙さんって・・・」

 

そ、そうなんだ、今のもだけど私も次、会った時は気をつけよう。

 

 

 

 

「はぁ~なんか妙に疲れた、っていうかお腹空いてきたな」

 

「そういえば、そろそろお昼だね」

 

 

「あっホントです!! 春菜さんどうしましょう?」

 

 

「どうしよっか?」

 

「あっそれじゃ春菜さんもお静さんも一緒にどう? 多分マサさん二人の分も作ってくれてると思うし」

 

 

美柑の言う通りカナリだったら、作ってるだろうな。

 

 

「そうしようぜ!! 昼からもまだ続きしたいし!!」

 

 

「えっ? お昼もモミモミするんですか?」

 

 

「それ以外の方法でだっ!!」

 

 

アレは効果あるかわかんないし、スゴい疲れる。

 

 

「うん私もアレはちょっと遠慮したいかなぁ~」

 

 

「残念です~」

 

 

「残念って、お静ちゃん、やっぱり楽しんでたの?」

 

 

ジト目でお静を見る春菜。

 

 

春菜だけじゃなくて私に美柑もだけど。

 

「アハハ、ちょっと楽しくなっちゃいました」

 

 

全然悪びれてないし、お静、モモと違って黒くない分、逆にタチが悪い。

 

 

「完全に里沙と未央の影響受けてる・・・」

 

 

「後でマサさんにゲンコツしてもらおう」

 

 

「はぅ!? 美柑さん、それは許して下さい~、マサナリさんのゲンコツ何故か霊体まで響くんですよ~」

 

 

急に涙目でペコペコしだしたし。

 

 

確かにアイツのゲンコツは痛いからな~。

 

 

 

 

まっいいや、とにかく、お腹空いたし。

 

「とりあえず下に行こうぜ」

 

 

三人に声をかけて下へと降りる。

 

 

おっ良い匂い。

 

 

そういや今日はオムライスって言ってたっけ。

 

 

結構楽しみだな~。

 

「お~いバカナリ昼ご飯出来てるか~」

 

『ガチャ』

 

 

バカナリに声をかけながら居間のドアを開けたらバカナリの姿が見えなかった。

 

おっかしいな~。

 

 

「バカナリのヤツ出かけたのか?」

 

 

「う~ん出かけるんなら出かけるで一声くらいかけると思うけど、まっまぁあの時に声をかけられたらスゴい困ったけど・・・」

 

 

確かに。

 

 

じゃどこに・・・。

 

「あっアレ・・・」

 

「あっマサナリさんです!!」

 

 

なんだ、やっぱ居たんじゃん。

 

「お~い、バカナ・・・うっ!?」

 

 

バカナリを呼ぼうと春菜が指差した方を見ながら声をかけようとしたら途中で声が詰まった。

 

 

だってバカナリのヤツ・・・。

 

 

『ジャラ~ン』

 

 

「ファ~○ト~♪ 戦○キミの○を~戦〇ない○らは笑うだ〇~♪ ファ~イ○~」

 

「な、中島さん家の有名な歌、歌ってる・・・」

 

 

「す、スゴい悲しい後ろ姿だね」

 

 

「何故か涙が出そうです~」

 

 

うっうん。

 

 

確かに見てて胸がズキズキする・・・。

 

 

 

ど、どうする。

 

 

とりあえず、もう一度誘ってみるか?

 

 

そうだな、そうしよう。

 

 

流石にほったかしに出来ないし・・・。

 

そう決めてバカナリに近づき肩に手を置きながら。

 

 

「ば、バカナリ、ご飯、食おうぜ?」

 

 

そう声をかけた。

 

そしたらバカナリのヤツは若干潤んだ目で。

 

 

「ホ、ホントか? 仲間外れにしないか? 一緒に食べて良いのか?」

 

 

「しない、しないから、なっ?」

 

 

罪悪感もスゴかったけど、なんかカワイイと思って、気付いたら頭を撫でてた。

 

 

「よし!! なら食おう春菜に静の分もあっからな、じゃんじゃん食え、デザートだってあるからな!!」

 

 

急に目をキラキラさせながら立ち上がり嬉しそうに昼ご飯の準備をしだすバカナリを見て。

 

 

やっぱりカワイイかもしれないと思った。

 

 

「マサさんやっぱり寂しかったんだ」

 

 

「だね、今スッゴい笑顔だし」

 

 

「嬉しそうです」

 

 

 

まぁそれでも春菜と静の分を作ってる辺り変なとこで律義だよなバカナリのヤツ。

 

 

 

 

バカナリが作ったオムライスは美味かった。

 

 

デザートのゼリーも。

 

 

で昼ご飯の後はどうしようかって思ってたら。

 

 

いや、ほら、またあんな感じで悲しい後ろ姿されても困るし。

 

 

だけど食べ終わる時くらいにバカナリの電話が鳴って。

 

 

「あいあい、あン? まっ空いてるちゃ、空いてる・・・おけ、わぁった、まかせろい!!」

 

 

『プッ』

 

 

「つうわけで俺ぁ昼からチクッと出るわ、遅くなっかも知らんから晩メシは先に食っててくれや」

 

 

「えっと、マサさんまた、どっかから手伝ってって電話?」

 

「まぁな、つうわけで晩はヨロシクな」

 

 

って感じでバカナリのヤツは出かけるらしい。

 

 

バカナリたまにこんな感じで休みの日に手伝っいに出るんだよな。

 

 

やっぱバカナリ、バカだけど面倒見が良いな。

 

 

 

 

バカだけど。

 

 

「ナナ君や、なんか念入りにバカにされた気がするんだが」

 

あっヤバイ、結構鋭い。

 

 

「こ、細かいことは、気にすんな男だろ」

 

 

「むっ仕方あるめぇマサさん漢だから気にしないでおいてやらぁ」

 

 

簡単なヤツ。

 

 

それからバカナリのヤツが出かけた後、また私の部屋に集まって『おっぱい大作戦』第二部。

 

とは言っても・・・。

 

 

「う~ん・・・なんか良い方法ないかな?」

 

 

バカナリのヤツが帰ってきたら驚くくらいに効果あるヤツ。

 

「やっぱりモミモミします?」

 

 

「お静ちゃん、それはちょっと・・・」

 

「やっぱりマサさんにゲンコツしてもらえば良かったかも」

 

「はわっ!! 冗談ですよ冗談!!」

 

 

目が本気だったクセに・・・。

 

 

まっお静の案はほって置いて。

 

 

「あっ、そうだ!!」

 

 

方法じゃないけど思いついた。

 

 

「ナナさん、何か思いついたの?」

 

 

「直接な方法じゃないけどな」

 

 

「それって?」

 

 

「とりあえず方法がわかんないんだから銀河ネットで、いい方法があるか探してみようって思ってさ」

 

 

うんうん流石は私!!

 

 

良いとこに気づいた。

 

 

優秀~!!

 

 

「さっ最初からそれやってれば午前中あんな目にあわずにすんだのに・・・」

 

 

うっ・・・美柑、そういうこと言うなよ、あの時は思いつかなかったんだかし。

 

「まぁまぁ、美柑ちゃん、それにしてもネットって宇宙にもあるんだね」

 

 

「まぁね、私はこーゆーの苦手だから、あんまりやりないけど」

 

 

慣れないながらもネットで胸を大きくする方法を検索する。

 

『カチッ』

 

 

おっ出た。

 

 

 

「ん~~~~? キューオクトパスを使った手軽なバストアップ法・・・」

 

 

手軽か、簡単に出来るってことか。

 

 

だったら丁度よいかもしんない。

 

 

「ねぇねぇナナさんキューオクトパスって?」

 

 

あっ、そうだった流石にわかんないよな。

 

 

「キューオクトパスっていうのはハッチ星の陸上生活型のタコのことだよ」

 

 

「タコですか?」

 

 

「うん、友達だからデダイヤルで呼んでみる」

 

 

『パカッ』

 

 

美柑の質問に答えながらデダイヤルを弄る。

 

 

あっ一応説明しとくと。

 

 

 

 

情報入力した物をいつでも呼び出せる姉上が発明した伝送システムのこと。

 

 

私はいろんな星で友達になった動物を。

 

モモは植物。

 

 

姉上は発明品とかを入力してる。

 

 

いつでも呼び出せるからスゲー便利なんだぜ。

 

 

ってなんだろ、なんかスゴい、いまさら感が・・・。

 

 

まっまぁいいや。

 

 

『ピッ』

 

 

入力完了!!

 

 

『ブンッ!!』

 

 

『チュミーン』

 

 

『ウニョウニョ』

 

 

「キューオクトパスのオクちゃんだ!!」

 

「わ~~~カワイイ!!」

 

 

「そうだろお静!!」

 

あのつぶらな目がカワイイんだよなコイツ。

 

 

「うっう~ん・・・なんか頭のトゲが」

 

「そこはかとなく不安」

 

 

それも含めてカワイイのに。

 

「それで、それでナナさん、このコでどうするんですか?」

 

あっそうだったまだ方法は見てなかった。

 

 

「え~と・・・カワイイ吸盤でバストを吸引・・・?」

 

 

「へっ吸引?」

 

 

「なんかイヤな予感が・・・」

 

 

わ、私も・・・。

 

 

『チュミミーン(OK ご主人!!)』

 

 

あっ嘘、何張り切ってんだオクちゃん!!

 

『ビュルルッ!!』

 

「うひゃあ!!」

 

 

オクちゃんの足がお静の身体に巻き付く。

 

 

まさかさっき呟いた一言で命令と勘違いしちゃったのか!?

 

『キュポン!!』

 

 

「あ~~~ッ!!」

 

 

やっぱり!!

 

お静の胸に吸盤をつけてるし。

 

 

『チュウゥゥゥ!!』

 

 

「!!?」

 

 

そして吸ってるし!!

 

 

「ひぁあぁっ・・・とっ、とれちゃいます~~~~!!」

 

 

 

 

と、とれるのか!?

 

やっヤバイ。

 

 

「助けないとッ!! オクちゃ」

 

 

「待ってナナさん!!」

 

 

へっ?

 

 

「ちょっ美柑なんだよ早く、お静を」

 

 

「ナナちゃん、午前中のこと覚えてる?」

 

 

春菜まで、そりゃついさっきのことだし、あんな目にあったんだし覚えてるけど、こんな時に何を?

 

 

「お静ちゃんには、いいクスリだよ」

 

 

「そうだよ、ねっナナさん」

 

 

・・・うん、確かにそうだな。

 

 

さっきはお静に、好き勝手やられたし。

 

「オクちゃん、続行!!」

 

 

グッと親指を立てながらオクちゃんに命令。

 

 

『チュミミーン(任務了解 続行する!!)』

 

 

「はわわ~~~薄情です~~~あっ、やっ、ホントにとれちゃう~~~~!!」

 

聞こえな~い♪

 

 

ふっふ~ん、スッゴい楽しい!!

 

 

暫くの間放置。

 

 

お静のタマシイ? ってヤツが身体から抜け出た辺りでオクちゃんを送り返した。

 

 

「うぅ~~~ヒドイ目にあいました・・・と、とれてませんよね? とれてませんよね!?」

 

 

「とれてないって」

 

とれてたら怖いことになるからっ!!

 

 

それこそホラーに。

 

ってお静って元々が幽霊ってヤツだからホラーなんだっけ?

 

漫画とか映画とかと違って全然怖くないけど。

 

「アハハ・・・まぁとりあえずさナナちゃん胸の話はゆっくり頑張ろう」

 

 

「うん春菜さんの言う通り地味に頑張るのが一番だよ」

 

 

「だな、これ以上やってもロクなことにならなそうだし」

 

 

「あぅ・・・それじゃ結局、私は吸われ損で・・・ン、アレ?」

 

 

「どうしたんだよ、お静?」

 

 

途中で言葉止めて。

 

「いえ、あの、なんか胸元がさっきよりキツくなってるような?」

 

 

「「「えっ!?」」」

 

 

やっやっぱ効果あったんだアレ!!

 

 

どうしよう?

 

 

もう一度オクちゃんを・・・でも、あんな目にあいたくないし・・・。

 

 

でも、ぷるんぷるんになりたし・・・。

 

 

「あぁ~~~~もう、どうしよ~~~」

 

頭を抱えながら床にゴロゴロと転がり私に・・・。

 

 

「うぅ~~~大きくなりたいけど~~~」

 

美柑に。

 

 

 

「す、吸われるのは~~~」

 

 

春菜の三人で姉上達が帰ってくるまでの間ずっと転がり続け。

 

 

その理由を聞かれて、危うくお静が話とこだったけど慌てて止めた。

 

 

その後のモモの勝ち誇ったような顔がスゲー腹が立った。

 

 

 

 

クソーーー!!

 

 

きっと、ぷるんぷるんになって見返してやるからな!!

 

 

 

 

 

 

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