西住みほ「究極のメニュー?」   作:轟大吾

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美味しんぼ原作でやったネタをほぼ丸写しした感じです、グルメ知識ゼロなのでそこはお察し下さい

今作は会話中心なので無理設定やキャラ崩壊は少ない筈です…多分

話作りやすいので華を完全ヒロインポジにしました、栗子は作者の犠牲になったのだ…

話作りやすいから続編書く予定です、少なくとも雄山は出したい、栗子は未定です(笑)


第一話 ハムサンド戦争

茨城沖、大洗学園艦埠頭近辺

 

そど子「こら〜、そこの漁船!そこは禁漁区よ!」

 

?「わ〜ってますよ、別の所で漁をしてこれから引きあげる所だよ五月蝿いなぁ」

 

そど子「ムキー、どの道学園艦に接近し過ぎよ、風紀違反よ!」

 

 

元大洗学園風紀委員長のそど子と一隻の漁船が揉めている

 

 

 

麻子「そど子の奴外部の漁船まで取り締まる気か…元気な奴だ」

 

優花里「この時期に漁船とは珍しいですね〜」

 

みほ「というか男の人と揉めてない?大丈夫かな〜?」

 

沙織「男の人?イケメン漁師だったらどうしよう?やだも〜!」

 

華「だとしても沙織さんとは関係ないじゃないですか…ってあら?あの方は…お〜い、士郎兄様〜!」

 

 

華が珍しく大声で漁船上の男に呼びかける

 

 

山岡「あれ?何で華ちゃんがここにいるのさ?」

 

 

 

 

優花里「いや〜、まさか五十鈴殿と山岡殿がお知り合いだとは…世の中狭いでありますな」

 

華「私の母と士郎兄様のお母様が無二の親友でして…その縁で小さい頃兄様には沢山遊んで頂きました」

 

みほ「成程〜、華さんにとって山岡さんは年の離れたお兄さんみたいな存在なんだね!」

 

華「いいえみほさん、兄妹では結婚出来ないじゃないですか、兄様は私の将来の旦那様なのです」

 

麻子「プーッ!!」(ジュース吹き出す)

 

沙織「麻子汚いっ!…てか華ってオジサン好き?」

 

山岡「オジサンとは失礼なっ!…ってか何言ってんのさ華ちゃん!」

 

華「あらっ?私は本気ですわよ兄様?幼き日より私は将来兄様に嫁ぐと決めたのです」

 

沙織「華がこんなに肉食系女子だったなんて…ってあれは河島先輩?」

 

 

沙織がふと目を向けると大洗学園元広報の河島がこちらに向かって来る

 

 

桃「お〜い西住!っとあんこうチームも一緒か、元会長がお呼びだ、応接室に来てくれ」

 

みほ「元会長が私に…何の用だろう?」

 

 

 

大洗学園応接室

 

麻子「…で?何でダージリンがここにいるんだ?」

 

ダージリン「フフフ、英国人は恋愛と戦争に手段は選ばない…今のうちにみほさんとの距離を少しでも縮めようと思いまして」

 

みほ「ふぇぇ?」

 

杏「こらこらあんまり西住ちゃんを困らせない…実は相談したい事があるんだってさ」

 

ダージリン「あら?半分は本気でしたのに…コホン、相談というのは我が校の次期隊長についてですの」

 

沙織「次期隊長?オレンジペコさんがそうじゃないの?」

 

優花里「ペコ殿は確か一年生だった気が…そうなると二年生のルクリリ殿?」

 

麻子「案外ローズヒップが隊長というのも面白いかもな」

 

華「笑い事じゃないですよ麻子さん」

 

ダージリン「いいえ、実は案外それに近い状況でして…実は聖グロは今三つの派閥に分かれてますの」

 

柚子「派閥争い?まるでBC学園みたいね」

 

ダージリン「ええ、はっきり決めておかなかった私達も悪いのですが…」

 

杏「で、ここからが本題なんだけど」

 

ダージリン「来週聖グロで開かれるお茶会で一番素晴らしいハムサンドを作った者を次期隊長にしようと思いますの、みほさん達にはその審査員をお願いしにきましたの」

 

みほ「えぇ〜、そんな大役務まるかなぁ?」

 

山岡「淑女の里でサンドイッチ大会か…面白い、俺も見学しに行って良いかな?」

 

ダージリン「殿方の来場は…あら?東西新聞の方ですの?でしたら宜しいですわ」

 

沙織「えぇっ?山岡さんって東西新聞の人だったの?大企業じゃん!」

 

ダージリン「では皆様改めまして一週間後お待ち申し上げておりますわ」

 

 

 

 

 

 

華「そもそも兄様は何故大洗のしかも漁船なんかに??」

 

山岡「実は仕事の都合で食通ぶったオッサンにフォアグラより旨いモノを食わしてやる事になってね…それで新鮮なアン肝を調達しに来た訳さ」

 

優花里「アン肝がフォアグラより旨いモノでありますか?」

 

杏「山岡さん分かってるね〜、新鮮なアン肝は濃厚かつ臭みの無い最強食材だよ〜、アタシも干し芋の次に好物さ」

 

柚子「でも山岡さんって本当に新聞社の方なんですか?プロからもスカウトが来る腕の杏以上の包丁裁きする方私初めて見ました」

 

華「当然ですよ小山先輩、何せ兄様はあの美…」

 

山岡「華ちゃん!!」

 

華「ごっ…ごめんなさい兄様っ…兄様、兄様はまだ小父様と?」

 

山岡「いくら華ちゃんでもこの事には触れないでくれ」

 

華「…分かりました」

 

みほ「…」

 

優花里「西住殿?」

 

みほ「何故か他人事な気がしない…」

 

麻子「奇遇だな、西住さんもか」

 

沙織「???」

 

 

 

 

 

ダージリン「ようこそ皆様聖グロリアーナへ」

 

ローズヒップ「皆様本日は私の隊長就任式に来て頂いて光栄ですわ〜」

 

ルクリリ「寝言は寝て言えローズヒップ!敬語も禄に使えない奴に聖グロの隊長が務まるか!」

 

ローズヒップ「二度も騙されるルクリリ様よりは務まると思いますわ〜」

 

ルクリリ「何だと!そこに直れっ!」

 

オレンジペコ「…」(この2人には任せられない)

 

アッサム「お客様の前で醜い争いは止めなさい!ともかく審査を始めるわ、先ずはローズヒップのハムサンドを」

 

ローズヒップ「はいですの」

 

 

試食中

 

優花里「このハム旨いであります!」

 

麻子「本当だ、まさに“肉”を食べてる感が凄いな」

 

ローズヒップ「その通り、ハムサンドのハムと言えばプレスハムですがこれはアンツィオに依頼して作って貰った特注の生ハムですの!不味い筈がございませんわ!」

 

山岡「…」

 

みほ「でも何かお肉の味ばっかり気になってサンドイッチ食べてる感じがしないかな」

 

ローズヒップ「うっ!」

 

華「確かに、紅茶のお供にするには強過ぎますわ」

 

ローズヒップ「こっ…これはワザとですの!新しい聖グロはクルセイダー主体でガンガン攻める!強気体制の表れですわ!」

 

ルクリリ「フハハ、見苦しいわよローズヒップ!私が聖グロに相応しいハムサンドを見せてあげる」

 

アッサム「ルクリリのハムサンドを前へ」

 

 

 

試食中

 

沙織「パンが美味しい!」

 

みほ「確かに!このパンは紅茶に合うよ!」

 

ルクリリ「そうでしょ、そうなの、サンドイッチはパンという土台あってこそ、格式ある聖グロの伝統重視を表したのがこのサンドイッチよ!」

 

山岡「…」

 

華「でも…これはハムサンドと言えるでしょうか?」

 

ルクリリ「なっ!」

 

優花里「確かに、ハムの存在感がほぼ無いですね」

 

麻子「正直パンだけで良いな」

 

ルクリリ「ち…畜生!」

 

アッサム「では最後にペコのサンドイッチを」

 

ペコ「畏まりました」

 

 

試食中

 

麻子「流石ペコさんだな、ハムサンドのお手本といった感じだ」

 

みほ「確かに、紅茶とも相性抜群だよ!」

 

沙織「流石ペコさん、デキる女って感じ!」

 

優花里「う〜ん、これはオレンジペコ殿の優勝で決まりですかね」

 

山岡「…」

 

華「兄様?」

 

ダージリン「皆様ありがとう、ですが結果は私の口から発表します」

 

アッサム「ダージリン?」

 

ダージリン「結果は…三人とも失格、聖グロは来期から隊長制を廃止します」

 

一同「!!?」

 

みほ「ふぇ?」

 

沙織「え?どういう事??」

 

優花里「ワケガワカラナイデアリマス」

 

ダージリン「ではご説明しましょう、先ずローズヒップとルクリリは論外、淑女たるものある一方に傾くなど以ての外」

 

麻子「ではペコさんは?」

 

ダージリン「確かにペコのハムサンドは欠点がありません、でもそれだけ、主張が無いという部分では他のニ名より悪いかもしれません」

 

三人「…」(俯き)

 

華「で…でも、それは余りにも厳し過ぎるのでは?」

 

山岡「…ダージリンさん、もう一回ペコさんにハムサンドを作る機会を与えてくれないか?」

 

ダージリン「…?まぁ良いでしょう」

 

ルクリリ「あ、ズルいぞ!」

 

ローズヒップ「私もワンチャン欲しいですわ!」

 

アッサム「貴女達は黙ってなさい、ではペコ、作り直してきなさい」

 

山岡「あ、ペコ君ちょっと」

 

オレンジペコ「…?はぁ、畏まりました」

 

 

再試食

 

沙織「美味し〜、こんな美味しいハムサンド食べた事ない!」

 

優花里「旨いであります、旨いであります!」

 

華「これに比べたら確かにさっきの三つとも失格ですわ」

 

麻子「これ食べたらもう他所でハムサンド食べられないな」

 

みほ「でもどうして急に美味しくなったのかなぁ?」

 

オレンジペコ「それは…」

 

ダージリン「簡単な話ですわ、ローズヒップのハムとルクリリのパンを使ってペコがハムサンドを作った、でしょう?山岡さん?」

 

山岡「ハハハ、バレたか」

 

華「でも何故その様な事を?」

 

山岡「ペコ君の調理は完璧だった、という事は二人の材料を使えば当然素晴らしいハムサンドが出来るのは当然さ」

 

沙織「て事はペコさんが隊長って事?」

 

オレンジペコ「無理です!私にはこんな材料を手に入れる交渉力も積極性もないのだから」

 

ルクリリ「そんな事言ったら私達なんて計画性の欠片もないポンコツよ」

 

ローズヒップ「悔しいけど右に同じですわ」

 

アッサム「さて、ダージリン結論を」

 

ダージリン「ペコを中隊長、ルクリリを右隊長、ローズヒップを左隊長に任命します、三名は同格、協力しあって事に臨みなさい」

 

三人「ははぁっ」

 

沙織「…何か結局ダージリンさんが美味しい所全部持ってっちゃったね」

 

みほ「全部ダージリンさんの計画通りだったのかもね」

 

ダージリン「皆様、こんな…」

 

山岡「こんな話を知ってるかい?矢は一本なら簡単に折れるけど三本だと中々折れない!」

 

オレンジペコ「孫子ですね、毛利元就の方が知られてますが」

 

ダージリン「…山岡さん、おやりになるわね」(悔しい)

 

一同「…」

 

華「っぷっ(笑)」

 

一同「アハハハ(大爆笑)」

 

 

後日 大洗

 

杏「ダージリンがこないだの御礼に茶葉と手紙を送ってきたよ」

 

みほ「そんな、山岡さん以外私達ほぼ何もしてないのに」

 

杏「その山岡さん宛にダージリンが親愛を込めて二つ名を贈るってさ」

 

山岡「グヘヘ、モテる男は辛いねぇ〜」

 

華「兄様?(ギロリ)」

 

杏「えぇと“午後ティー様、貴男を聖グロ終身名誉お茶汲み係に任命します“だってさwww」

 

麻子「プーッ(笑)」

 

優花里「こないだ格言を言う機会を取られた仕返しでありますなwww」

 

山岡「チクショー、英国女なんか信用するんじゃなかった!」

 

みほ「山岡さん、ダージリンさんは生粋の日本人ですよ」

 

山岡以外の一同「アハハハ(爆笑)」

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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