いつの間にか栗子と二木登場してますが悪しからず(笑)
まり子「山岡さ〜ん、助けて欲しいの♡」ぎゅっ
山岡「!?」
荒川「まぁ!」
三谷「んまっ」
ゆう子「ムッ」
山岡「コホン、一体どうしたのさ?」
まり子「実は私の遠縁の娘に今時珍しい和風被れ過ぎるのがいるんだけど今度二木グループで開催するチーズパーティーに参加する事になっちゃって…何とかチーズに馴れさせて欲しいの」
山岡「和風被れ…もしかして知波単の娘かい?」
二木「詳しいわね、まさにその知波単で戦車道の主将をやってるわ」
ゆう子「華さん情報ですね」ギロリ
まり子「んまぁ、山岡さん?」ギロリ
山岡「コホン、でも確かに知波単の時代錯誤は凄いらしいね」
まり子「その娘でまだマシな方でそれ以外の娘達はカレーライスすら食べた事無いらしいの」
山岡「それは本当に現代日本人女子高生なのかい!!?」
ゆう子「中々の難敵ね…」
まり子「お願い山岡さん、何とかしてぇ〜」
山岡「ふぅむ…“彼女達”の力を借りるか…」
一週間後、知波単
まり子「で、何で貴女達がいる訳?」バチバチ
華「偶々知波単と練習試合があったのですわ」バチバチ
ゆう子「まあまあ、大洗の皆さんにも手伝って貰いましょ」バチバチ
三者「」バチバチ
沙織「ひぇ~、あそこで山岡さんを巡る女の戦いが勃発してるよ~」
麻子「渦中の山岡の旦那はどうしたんだ?」
優花里「何やら援軍を連れて来るとか…」
みほ「あの車じゃない?」
山岡「お〜い、“チーズ三銃士”を連れて来たよ」
一同「“チーズ三銃士”!!?」
山岡「フランスと言えばチーズ、チーズと言えばフランス、フレンチのマリー」
マリー「うっす、よろしくですわ」
山岡「チーズの無いピッツァなどピッツァでは無い、イタリアンのアンチョビ」
アンチョビ「がんばります、よろしくだぞ」
山岡「格言オバサン、田尻」
ダージリン「よっす、どうも…じゃないですわ!ツッコミ所が多すぎて消化不良ですわ!!!」
西「おお、田尻さんが来てくれた!」
福田「これで勝つる!であります!!!」
細見、玉田「田尻!田尻!!」(田尻コール)
ダージリン「あ〜、もう訳が分かりませんの!!!」ツッコミ放棄
みほ「山岡さん、こないだの一件であの三人と連絡先交換したんだ…沙織さん級のコミュ力!」
ゆう子「ところで知波単の皆は本当に洋食を殆ど食べた事が無いの?パンとかは?」
福田「朝は銀シャリに塩鮭、これが大和撫子の常識であります!」
細見「何ぃ?塩鮭だと!?贅沢なっ!!!めざしで十分だ!!!」
玉田「否、納豆で十分だ!福田、貴様後程軍法会議にかける!!!」
福田「ひぇぇ、先輩方、どうかお許し下さい!!!」
西「まぁまぁ、福田は成長期だ、許してやれ」
まり子「これは聞きしに勝る…」
ゆう子「時代錯誤っぷり…」
みほ「で…でも先日ピッツァは食べてましたよね?」
細見「おお、あの乳臭いモノが乗った食べ物ですな!アレは中々美味でした…」
麻子「その乳臭いモノがチーズなんだが…」
山岡「ま、まぁピッツァのチーズなら食べられるって事だ、アンチョビさん、頼む」
アンチョビ「任せろ、取り敢えずマルゲリータの…生地を焼いたモノにトマト、バジル、オリーブオイルのソースに…モッツァレラだ!」
山岡「先ずはモッツァレラだけで食べてみてくれ、匂いが気になる人は他の具材と一緒にピッツァ風に食べてくれて構わない」
西「ふむ、先日は気にしなかったのですが他のチーズに比べ大分あっさりしてますな」
福田「これは食べやすいであります!」
玉田「逆にこれだけだとあっさりし過ぎだな…」
ペパロニ「そんな時はさっきのピッツァの具材か…」
カルパッチョ「このバルサミコ酢をつけて下さい」
細見「おぉ!バルサミコ酢の酸味と相まって…これは美味であります!」
山岡「西さんの言う通りモッツァレラはフレッシュチーズの代表格だからチーズに不慣れな人でも食べやすいんだ」
ゆう子「醤油やワサビといった日本の食材にも合うのよ」
沙織「お豆腐みたい」
華「案外似てるかもですね」
マリー「我々も負けてられませんわ、安藤、押田、アレを」
安藤「ハッ、フロマージュチーズと…」
押田「フルーツジャム一式です」
麻子「おぉ、これはまさにチーズケーキの味」ムシャムシャ
沙織「アンタががっついてどうすんの!」
華「そうですよ麻子さん、今日の主役は知波単の皆さんなのですから」ガツガツ
沙織「華も!!」
福田「お恥ずかしながら甘いモノは和洋問わず大好きであります!!!」
他知波単生「同じく!!!」
山岡「フロマージュはチーズケーキ等のデザートにも良く使われるフレッシュチーズだ」
ゆう子「それにしてもやっぱり女の子、甘いモノは大好きなのね」くすり
ダージリン「フレッシュチーズばかりでは能がありません事よ?」
マリー「むっ」
ダージリン「ペコ、アッサム」
ペコ「こちらチェダーチーズと…」
アッサム「お好みで蜂蜜をつけて下さい」
山岡「流石田尻、じゃあステップアップしてハードタイプのチーズに挑戦だ」
ダージリン「だから田尻は止めて下さいまし!!!」
福田「うっ、先程の二品に比べてクセがあるであります」
西「だがこのチーズなら私は食べた事がある、比較的食べやすいし蜂蜜とも合う」
細見「私は逆にフレッシュチーズより好きですね、味の濃さと塩気が気に入りました」
玉田「細見の好みは酒飲みのソレだからな(笑)」
ゆう子「オレンジのチーズとして日本でもメジャーなチーズの一つね」
山岡「万人受けする味だよな、さてそろそろ…」
マリー&アンチョビ「了解」
福田「次はどんなチーズでありますか♪」
西「こらこら福田はしたないぞ♪」
山岡「次は二品同時、カマンベールにゴルゴンゾーラ、白カビと青カビのチーズだ」
福田「」気絶
細見「福田〜!!!」
玉田「カビなど食べられません!!!」
西「正気の沙汰ではありません!!!」
山岡「何言ってんだい、日本人だって納豆やくさやですら食べるだろう?」
ゆう子「意外と昔から日本人にとって菌糸は身近なモノなのよ」
西「むぅ…それでは」パクリ
福田「西隊長〜!!!」
細見「隊長に遅れるな!!!」
玉田「吶喊!!!」
まり子「お味はどうかしら?」
知波単一同「う…美味い!!!」
ゆう子「良かった」
マリー&アンチョビ「うんうん」
西「カマンベールはとろりと官能的な食感ですな」
福田「この外側がしっとりしてそれがまた合うであります」
細見「ゴルゴンゾーラは更に味も塩気も濃く好みであります」
玉田「細見はすっかりチーズ通だな」
山岡「へぇ~、もう皆チーズはバッチリだな」
福田「任せて欲しいであります!」
細見「チーズ恐るに足らず、です」
山岡「恐るに足らず…ねぇ」ニヤッ
マリー「では“アレ”をお持ちして」ニヤッ
押田「あ…安藤君、君に譲るよ!」
安藤「はは、押田君は謙虚だな、この大役は君が相応しい!!」
マリー「早く」ギロリ
押田&安藤「は…はい!!!」
玉田「次はどんなチーズですかな?」
福田「楽しみで…ウッ!」バタッ
西「福田ぁ〜!!!」
細見「く…くしゃい」バタッ
押田「だから嫌だったんだ」鼻摘まみ
安藤「今回だけは同感だ」鼻摘まみ
山岡「このチーズはリバロ、フランスの有名なウォッシュチーズだ」鼻摘まみ
ゆう子「今回の最終試練よ」鼻摘まみ
まり子「流石にパーティーにリバロは出さないわよ…」鼻摘まみ
福田「で…ですがこの匂い何処かで嗅いだ事があります」ムクリ
細見「コレは我が好物のくさやに似た匂い…」ムクリ
山岡「くさやが好きとは渋すぎる女子高生だね〜」
ゆう子「でも確かに作り方とかくさやに似た所もあるのよ」
福田&細見「ならば」パクリ
西「福田ぁ〜、細見ぃ〜!!!」
玉田「二人の魂に敬礼」ピシッ
福田&細見「あ、美味しい」
一同「」ガクッ
西「あ、でも匂いの割に優しい味ですな」
玉田「コレは中々」
細見「寧ろ慣れたらこの匂いが堪らない」
福田「つまりコレにて…」
山岡「あぁ、知波単の皆はすっかりチーズマスターだ!」
後日東西新聞文化部
まり子「絹代もすっかりチーズ好きになってパーティーは大成功、山岡さんのおかげよ♡」ダキッ
山岡「そっそれは良かった」(*´ω`*)
ゆう子「ムッ」
沙織「山岡さ〜ん」
麻子「助けてくれ〜」
山岡「あんこうチームの…どうしたのさ?」
みほ「あの後知波単の皆さんがすっかりリバロに嵌まっちゃって…」
麻子「練習試合の度にリバロパーティーをやる羽目に…」
沙織「華とゆかりんはすっかりリバロの虜になっちゃって…来た!!!」
華「士郎兄様〜♡」
西「おぉ、まり子姉様!新作の“くさやのリバロフォンデュ”を是非!」
優花里「この匂いは革命であります」
山岡「ひぇ~、リバロは懲り懲りだぁ〜!!!」逃走
完