西住みほ「究極のメニュー?」   作:轟大吾

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え〜、今回でプラウダ編も終わり残り一校になりました。次回で第一部最終回です。

カチューシャ編は良い話にする予定だったのでケイとミカには犠牲になって貰いました(笑)だが私は謝らない


第6話

大洗学園応接室

 

カチューシャ「うぇ〜ん、ミホーシャぁ〜」(泣)

 

みほ「ど…どうしたんですかカチューシャさん!?ていうかノンナさんは!!?」

 

杏「あのカチューシャがノンナにおぶわれず泣きながら西住ちゃんに泣きついてくる、これは余程大事だねぇ」

 

みほ「そうです!ノンナさんはどうしたんですか?」

 

カチューシャ「ノンナが…ノンナがカチューシャを庇って…ぴえ〜ん」(泣)

 

みほ「ノンナさんに何かあったんですか!!?」

 

カチューシャ「うぇ〜ん」(泣)

 

クラーラ「カチューシャに代わり私がご説明しましょう」

 

華「クラーラさんっ!!?」

 

クラーラ「あれは一昨日の事…」

 

 

 

一昨日、プラウダ高校女子更衣室

 

カチューシャ「zzz....」

 

ニーナ「ノンナ副隊長に肩車されながら寝るとは相変わらずカチューシャ隊長は良い根性してんな〜」

 

アリーナ「んだ、それを許すノンナ副隊長の寛大さも凄いべ」

 

ノンナ「黙りなさい二人共、カチューシャ程の智将なら時には休息も必要なのです、その無防備な身体を預けて貰える事がどれ程光栄な事か」

 

ニーナ「ノンナ副隊長は何というか…流石だべ」

 

アリーナ「んだ…ん?地震だべ!!!」

 

 

 

突如として起こった結構な揺れ、長いモノではなかったが連結したロッカーが倒れる程のモノだった

 

ニーナ「危ねえっ!!!」

 

アリーナ「潰れ…てねぇ!!?」

 

ノンナ「大丈夫ですか?二人共」

 

 

 

何とカチューシャを肩車した体制のまま渾身の前蹴りで倒れてきたロッカーを止めたノンナ…が、当然彼女の足も無事では済まない

 

ニーナ「そんな!ノンナ副隊長…」

 

アリーナ「足がっ!!!」

 

ノンナ「カチューシャと隊員達に比べたら安いモノです、無事で良かった…」

 

 

 

が、ロッカーの上に置いてあったカチューシャのおやつであるクッキーの缶がズレ落ちてカチューシャの頭に直撃する

 

 

 

カチューシャ「zz…!?!!?!?、痛ぁッッッ!!!」コツン

 

ノンナ「カチューシャッ、大丈夫ですかっ!!!?」

 

カチューシャ「も〜!ノンナが付いていながらこの失態は何!ノンナなんて嫌い!!!」フンッ

 

ノンナ「」

 

アリーナ「カチューシャ隊長!ノンナ副隊長は…」

 

ノンナ「良いのですアリーナ…」

 

そう言うとカチューシャをそっと降ろすノンナ…と、直後、全力で駆け出すノンナ

 

カチューシャ「ちょ、何処行くのよノンナ!!!」

 

ニーナ「カチューシャ隊長…カクカクシカジカ」

 

カチューシャ「」←事の重大さに気付く

 

アリーナ「あ〜あ、ノンナ副隊長泣いてたべ」冷たい目

 

カチューシャ「そんな…ノンナ〜!!!」(泣)

 

 

 

 

麻子「最低だな」キッパリ

 

優花里「最低であります」キッパリ

 

華「弁護の余地もありません」キッパリ

 

沙織「ちょ…三人共…でも確かに酷いかな〜」キッパリ

 

カチューシャ「ウワァーンッッッ!!!」(泣)

 

みほ「カチューシャさん落ち着いて…でもどうすれば…」

 

山岡「誠意を見せるしか無いな」

 

みほ「当たり前の様に入って来ないで下さい山岡さん」

 

杏「アハハ、良い牡蠣が手に入ったから呼んだんだ」

 

クラーラ「こちらは?」

 

華「私のフィアンセの士郎兄様です」キッパリ

 

山岡「ちょ、華ちゃん、俺捕まっちゃうから…ところでノンナさんってロシアの人?」

 

クラーラ「えぇ、プラウダは2名戦車道交換留学生制度を設けており私とノンナは共にモスクワから参りました」

 

山岡「成る程…糸口が見えたかもしれない」

 

一同「!!?」

 

山岡「カチューシャさんには誠意を見せて貰おうか」( ̄ー ̄)ニヤリ

 

カチューシャ「???」

 

 

 

 

翌日、プラウダ付属病院

 

ニーナ「それにしてもノンナ副隊長ってば片足骨折してるのに五百メートル全力疾走するんだもんな〜」

 

ノンナ「私とした事が不覚です…」

 

アリーナ「でも一週間で退院出来るそうで良かったべ」

 

ノンナ「ええ…ところでカチューシャは?」

 

ニーナ「たたた隊長は…来てないべ」

 

ノンナ「そうですか…」しょぼん

 

アリーナ「あれ?カチューシャ隊長の事怒ってんじゃね〜のか?」

 

ノンナ「何故です?」キョトン

 

ニーナ「だってあんなヒデ〜事言われて…」

 

ノンナ「カチューシャの怒りは当然です、全ては私が至らなかったのです」

 

アリーナ「ノンナ副隊長って…」

 

ニーナ「仏様だべ…」

 

クラーラ「どうやら元気そうですねノンナ」

 

ノンナ「クラーラ」

 

クラーラ「病院食も飽きたでしょう、コレ、差し入れです」つ

 

ノンナ「これは…ボルシチ!」

 

クラーラ「ええ、私達のソウルフードです」ニコッ

 

アリーナ「ささっ、スプーンだべ」

 

ニーナ「勿論サワークリームもあるでよ」

 

ノンナ「まぁ!では…頂きます…この味は!!!」

 

クラーラ「ええ、ボルシチにサワークリーム、全部貴女のお母様にメールで教えて頂きました」

 

ノンナ「レシピだけじゃない…具材の一つ一つに味が染み込んでます、母のボルシチと同じです!!!」

 

クラーラ「流石気付きましたね、お母様に教えて頂いたもう一つのポイントが“面取”でした…」

 

ノンナ「面を綺麗に整える事で具材の味染みを良くする…このひと手間が料理の味を格段に変えるのですが…かなり大変だったのでは?」

 

クラーラ「ええ、特に今日のシェフは不器用だったので調理後に疲れてオネンネしてしまいました(笑)」

 

ノンナ「!!!」ガタッ

 

アリーナ「副隊長!松葉杖!!!」

 

ニーナ「全く忙しないべ」

 

クラーラ「ふふっ」

 

 

調理室の片隅で椅子に腰掛けうたた寝をしているカチューシャをノンナが強く抱き締める

 

カチューシャ「zzz…!?!?」

 

ノンナ「カチューシャ…ノンナは、ノンナは世界一の果報者です!!!」

 

カチューシャ「分かったから苦し…あっ」ゴキッ

 

ノンナ「カチューシャァァァ!!!」

 

 

 

 

一週間後

 

杏「で、本日二人仲良く退院と」

 

カチューシャ「ノンナったら力が強過ぎるのよ!」

 

ニーナ「そもそもカチューシャ隊長のせいだべ」

 

アリーナ「んだ」

 

ノンナ「二人共、そもそもカチューシャの偉大さは〜」ウンタラカンタラ

 

クラーラ「ふふ、お似合いの二人ですね」

 

華「これも兄様のアイデアのお陰ですわ」

 

山岡「愛情の籠もった料理は千の言葉より人の心を動かすからね」

 

華「ふふ、海原のオジサマそっくりですわ」

 

山岡「んなっ」

 

みほ「料理は人の心を動かす…」

 

優花里「西住殿〜、母上からお手紙です!」

 

一同「!!!」

 

 

 

 

 

第七話 完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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