偽書・銀河英雄伝説   作:隠居おっさん

61 / 79
 お話と言うか七九九年初頭時における自由惑星同盟軍現状説明。


第四章
No.58 年は始まり、戦も始まる


 

「・・・という事で今年中に我々対策室はその機能を縮小し、各部門から預かっている権限などは返還される。部署としての役目が変わる事で現人員も役目に合った人材との交代などが行われるだろう。君たちの中でも多くが異動になるのでいつその時が来ても良いように日頃の職務の再把握、引継ぎの事前準備など抜かりなく行うように。最後に・・・・・」

 

 そこまで言うと訓示を行っていた副室長アレックス・キャゼルヌ少将がその後方で他人事のようにのほほんと立っている男を睨みつける。

 

「・・・すこしは喋れ」

 

 "自分?"と何故か意外そうに自身を指差す室長ヤン・ウェンリー中将に副室長を"先輩"に改めたキャゼルヌがずがずかと歩み寄り背中を"パーン"と引っぱだいてヤンを前に出す。恨めしそうな"後輩"の視線など気にしない。全てを見て聞いている室員達も気にしない。年単位で同じルームにいればいったい誰が"実質的最高権力者"なのかは周知の事実なのだ。

 

「え~~・・」

 

 (仕方なく)口を開くヤンであるがやはりなんも考えていなかったのだろう、目があらぬ方向に向かい明らかに"考え中"のストップモーションになる。一瞬の静寂の後、なんとか続きの言葉が出始める。

 

「皆さんのご協力で作り上げた計画は帝国軍との交戦がなかった事もあってこの二年、順調に進行しています。今年は流石にこのままとはいかないでしょうが五年計画の二年で良い結果になった事はこれからの三年にプラスになる事はあれどマイナスになる事はありません。今後については副室長の言った通りです。元の部署、新しい部署へ異動する人もいると思いますがここでの経験や情報を求められてのことになるでしょう。私や副室長の異動もあるかもしれないので何時まで一緒に働けるか判りませんが今年もよろしくお願いします」

 

 

「その"今日一日のエネルギー使い切りました"という顔はやめろ」

 

 仕事始めの挨拶も終わり各々席に戻った後、"疲れた~"という顔になっているヤンを見てキャゼルヌが呆れ顔で突っ込む。

 

「それならあんな"振り"しなくてもいいのに」

 

 ぼやきつつもデスクの上に用意されていた各所からの報告資料をめくっていく。紙の活字好きで鍛えられているのかのほほんとした時も査読速度はやたら早い。

 

「ま、そういう話は置いといてだ。ここからの仕事だが俺は特別な事が発生しない限り"次"に向けた整理と準備に労力を割くがそれでいいか?」

 

「・・・もう内示、貰ってるんですか?」

 

 見ていた書類から目を離し、視線を向ける。

 

「正式なものは数日内に来るがな、内々示的なものは去年末ぎりぎりで聞いている。想定通りの席で想定通りの仕事だ」

 

 後方勤務本部次長として対策室が引き受けていた仕事の持ち帰り、既に再編済みとなっている後方勤務本部と合流させ最終調整整備を行う。つまりはこれからの後方勤務本部を作り上げる最終工程を取り仕切る事となる。次期後方勤務本部長最有力候補にふさわしい仕事だ。

 

「ロックウェル大将(後方勤務本部長)もそれがあるから先輩を丸二年手放す事を我慢している感がありましたからね。ご自身は一番上(統合作戦本部長)を目指してますから次期本部長候補である先輩を味方に引き込む接点が欲しいんだと思いますよ」

 

「あの椅子は何時か頂くが仲間になるつもりはさらさらない。という事で俺がここにいるのもあと数か月だが問題は・・・・」

 

 ふぅ、と一息ついてキャゼルヌがおもむろに口に出す。

 

「ユリアンと俺が離れるとお前の(怠け)ストッパーがいなくなる。そこはまぁ公私共々大尉にお願いする事になる。頼むよ」

 

 傍らに控えるグリーンヒル大尉(七九九年年初、昇進)に語りかける。既にユリアンからは紅茶の入れ方を教わり、紅茶担当と私生活監視などなどを拝命している。この度の任命も自分がやるべき事として認識しているのか静かに頷くのみである。

 

「そこまで信用無いものですかねぇ」

 

「無い」

 

 苦情はあっさりと打ち捨てられる。

 

「お前の次の仕事(ヤンへの参謀長打診については聞いている)を考えれば気を抜けるのはそこまでだ。ならばそれまでは最低限を維持しよう、などと考える事は一目瞭然。せめて後片付けだけはきっちりやってもらわないとな」

 

「それは流石にやりますよ。その程度の時間も義務感もあります。帝国軍も来始めると思いますがそれは計算のうちですから」

 

 帝国軍、と言う言葉に眉を顰める。

 

「事情があったとはいえ間が空きすぎている。どう来るかがさっぱり判らんな」

 

「こればっかりは相手の気持ち次第でしょう。こちらとしては考えるだけ考えて備えるだけです。想像を絶する奇手でも撃たれない限り、いきなり危機にはならない、と信じたいものです」

 

「だな。さてと、俺も仕事始めといきますか」

 

 キャゼルヌが立ち上がり、自分のデスクに戻る。対策室の七九九年は特に緊張する事のない普通の一日でスタートした。

 

 

「おはようございます。今年もよろしくお願いします。あ、これ新年の挨拶という事で姉上からです」

 

 午後のおやつ時、十五時になってラインハルト・フォン・ミューゼル大佐が出勤(?)してきた。挨拶するや否やおもむろにクッキーの入った袋を取り出す。これ幸いにと目線で"おやつにしよう"と訴えるヤンをじと目で見つつフレデリカが飲み物を用意する。

 

「それで、そっちのスタートはどうだったのかな?確か第三独立分艦隊だっけ?」

 

 遠慮なくクッキーをむさぼりつつヤンが尋ねる。

 

「はい。といっても中身は古巣と変わりません。政治の都合による看板差し替えなので」

 

 こちらも口に放り込みつつラインハルトが応える。

 

「予定より順調とは言え、独立だけじゃなくて直属も立てたから忙しいだろうね」

 

「直属については御存じで?」

 

「役職柄、一応はね。順調すぎて前線基地の拡張がまだなんだ。だから独立三つ創って余った分をどうしようってなって中途半端な状態にしておくよりかは創れるものは創ってしまえばいいのでは?という話にはなっていた」

 

「足りないではなくて余るというのは嬉しい悲鳴というやつですね」

 

「そのせいで駐留施設管理部門は涙目の悲鳴になってるけどね」

 

 

 七九九年初頭において自由惑星同盟軍宇宙艦隊は総兵力を約一一万隻まで回復させていた。あの帝国領侵攻作戦後の再編開始時と比べ約二万隻の増であり正規艦隊(第六まで)の充足を満たし、予定していた分艦隊・直属部隊を全部揃えても十分に足りる数である(※1)。独立分艦隊については今年から全部揃えるのは予定通りなのだが丸一年分の増強予定量が前倒しで集まってしまった為、統合作戦本部長と艦隊司令長官の直属部隊も前倒して同時編成された。そして、

 

「形としては去年末で既存独立分艦隊は解散、今年から新しい形で再編成。私の所属する独立第三分艦隊は序列としては本部長や長官直属を含め一番下、司令官も全員こちら(正式に独立第三分艦隊司令官になったアイゼンフート少将)より先任。他部隊が亡命者司令官の指揮下にならないようにとはいえここまでやるか、と言った感じですね」

 

 という政治的都合により旧独立第一分艦隊は解散し、第三として生まれ変わった。エリック・ハリス少将に変わりアイゼンフートが正式な分艦隊司令になれたのは"まぁこの人は大丈夫だろう"という程度の信頼を得られたのと純粋に経験値のある分艦隊司令官がいないので他の分艦隊に移動したからである。(おまけながら要サポートではあるがアイゼンフートが同盟語での会話を出来るようになったという事もあるらしい)

 

 

「その前線基地拡張ですが増設程度なら初動と同じようにこちら(バーラド星域)にある余剰施設を持って行けばよいだけでは?」

 

「金が無い」

 

 話を聞いていたのかキャゼルヌが乱入しおやつに手を伸ばす。

 

「維持費を除いた施設関係の予算は去年まではその前線駐留施設の半個艦隊分移設と本国正規艦隊分施設の再編成で使い切って今年はイゼルローン関係の支援施設建造でほぼ占められている。追加半個艦隊分は来年の予算で処理し再来年(八〇一年)頭から運用開始の予定だった」

 

「だった、という事は?」

 

 師弟の視線を受けたキャゼルヌがうんざりしたような顔で溜息をつく。

 

「俺が今、後方勤務本部から依頼されている。それ(追加分)を半年巻いてスタート出来るようなアイデアは無いか?と拝まれた。といっても金が無いから後方勤務本部の全事業を見直して先送り可能案件を探すのが精一杯だがな」

 

「ご苦労様です」

 

 後輩が頭を下げる仕草を見せるが顔は"よし、自分には関係ない"と安堵している様子が伺える。こういう人なのである。

 

「それにしてもイゼルローン関係の施設ですか・・・・。まだ造っていなかったんだ、という気もしますが」

 

 ラインハルトが首をかしげる。

 

「汎用資材などは既存の工場などで作れる。最悪、フェザーンを使って帝国製を手に入れる事も出来る。しかしだな・・・」

 

 キャゼルヌの説明に耳を傾ける。

 

「それ固有の代物である要塞外周の液体金属成分分析と自然消耗量計測、そして浮遊砲台のリバースエンジニアリングからの試作・試験。それらが去年やっと終わって必要な施設内容と規模が計算出来た。今年建造して来年稼働だ。つまりは今、イゼルローンが襲われてそれらを大量損耗した場合、来年にならないと補充出来ないという事だ。今年からドンパチが再開するだろうからこれ以上先送りには出来ん」

 

 自己完結型の要塞といっても結局は最前線の基地である。本来後方が行う事まで全部を賄えるわけではない。現に一万はあると言われている浮遊砲台は自然故障などの損耗で要塞内に残っていた補修部品がかなり食いつぶされており、底が見え始めている。

 

「本当に限界まで自己完結させたければ兵員以外の居住区など造らずに艦艇造船所や浮遊砲台工場と資材格納庫で埋めてしまえばいい。けどそれは"最前線"に用意するものじゃないだろ。せいぜい修理組立工廠とミサイルなどの消耗品製造くらいだ」

 

 という事である。

 

「前線任務専門でやっていると当たり前のように存在する"モノ"を維持するのがどれだけ苦労するものなのか忘れがちになる。お前達がそれを軽視するはずはないとは判っているが周囲にそれがいないという保障はない。注意する事だ」

 

 恐らく今の自由惑星同盟軍の専門家としては最高峰の人の忠告である。二人はただ頷くしかない。

 

 

「帝国は何時頃来るのでしょうか?」

 

 今後の展望となるとどうしてもこの話になる。

 

「そもそも"何をしに来るか"だね」

 

 その回答を聞くと考え込むしかなくなってしまう。

 

「正攻法は無理。損害を無視した物量作戦を行える情勢にはなっていません。搦め手での攻略も思いつく限りは事前対策は練られているはずですし・・・」

 

 正攻法以外への対応、いわゆるヤンが攻略した時の様な詭計の類であるがその本人が防衛策構築主担当として年単位で徹底した対策マニュアルを作成し、現地での訓練(※2)もされている。

 

「建造当初から用意されているブラックボックスのバックドアがあったらお手上げだけどそれ以外ならなんとかなるんじゃないかな」

 

「流石に要塞の全システム解析は無理ですか」

 

「吸い取れたソフトウェアは全部中央の解析コンピューターに入れた、と言う話は聞いたけどね。解析出来た=理解したにはならないし、それなら入られても取り返せるシステムを作って組み込んでしまった方が早い」

 

 要するにこちらがバックドアを用意するという事だ。完全に防ぐことが出来ないのなら防げない事を前提にした方が対応は楽になる。

 

「だとしたら・・・・」

 

 ラインハルトが考え込む。現状、帝国側でも"落とせない"とは判っている。それでも来るのなら、帝国らしい答えを考えるならこれになる。

 

「面子の問題、になってしまいますね」

 

 同盟と帝国におけるイゼルローン要塞攻略の差といえばこの部分が大きいだろうと同盟軍首脳部は考えている。同盟軍にとって帝国が保持するイゼルローン要塞は同盟領侵攻への拠点であり帝国領を守る防波堤となる。このままだとジリ損となるのが見えている同盟にとって断たねばならぬ根であり、幾度も行われた攻略戦においてはいわゆる"平行追撃戦"・"D線上のワルツ"・"無人艦突入作戦"などの策を用意して挑んできた。だが、現状の同盟が保持するイゼルローン要塞は防波堤ではあるが侵攻の拠点としての比重は低い。帝国からしたらもう暫くの間、内乱などで低下して戦力が量・質共に十分に回復するまで放置しても大規模侵攻を受ける可能性は低い。それでも手を出してくるとすればそれは"奪われたまま長期放置している"という現実から来る各所からの突き上げなりそれこそ軍の面子、プライドの問題となる。

 

「長い間放置はできない。でも不毛な戦闘で戦力を消耗したくない。困っているだろうね、あちらの指導者も。こちらとしては来ないのが一番だけど」

 

 最後に身も蓋も無い事を言ってしまうが自由惑星同盟の政府・軍共に本音はこれである。

 

「やりたくないに決まっているがやらないといけない時に出来ないと困る。だからやるつもりで準備する。使わずに無駄になる事を祈って用意する。それが国防ってやつなんじゃないかな」

 

 "無駄になって欲しいから一生懸命準備する"、それがヤン・ウェンリーの考える国防。その一つの姿なのだ。

 

 

 

「アッテンボロー」

 

「はい」

 

 イゼルローン要塞司令部。総司令官席に座るウランフ大将の元に、呼ばれた駐留艦隊分艦隊司令官ダスティ・アッテンボロー少将が歩を進める。

 

「お前の用意した訓練計画は承認だ。このままお前が仕切って準備しろ」

 

「また私がですかぁ」

 

 口だけではなく目線でも"それは副司令官なりの仕事でしょう"と訴えるがウランフは意に介さない。

 

「訓練内容が内容だ。回廊出口付近での艦隊規模同士遭遇、要塞影響位置までの"撤収戦"。逃げる事に関してはお世辞抜きに俺を含めてもお前が一番上手いからな。信頼の証だと思っておけ」

 

 周囲の含み笑いを受けつつ一応は"承知いたしました"と完璧な敬礼で応え、アッテンボローが席に戻る。近年のアッテンボローは万事が万事、こんな調子に仕事を振られる。愚痴の通り、本来は副司令官がやるべき事も少なからず任されている。完全に今後の艦隊司令官人事競争における"イゼルローン総司令部推薦枠"としての扱いである。このそばかす顔の青年は現在二九歳と少し。准将少将への昇進年齢はあのヤン・ウェンリーとほぼ同じ乃至若干早い、同盟軍二〇代将官出世頭の一人であり(性格はともかく)実力で将来の幹部候補となっている人物である。故にこういう贔屓扱いも許されている。

 

「訓練、訓練、また訓練、と」

 

 席に戻るなりぼやきながら関連書類を纏め、端末に向かい合う。そのぼやきの通りイゼルローン駐留艦隊は軍首脳部による精鋭維持方針を受け、限りある予算の中でも訓練に関しては希望満額が通っている。交代してくる兵にしても本国艦隊で一定の訓練を受けてから来るので初等訓練をカットして質の高い訓練に没頭できる。この一年は大規模な交戦もなかったのでさらに状況は良くなっている。軍と言うのは基本、人が動かないとしても有事より平時の方が練度は高くなるものなのだ。

 

 そしてその訓練の成果を出す機会は嫌々且つ突然にやってくるものである。

 

 

「哨戒ポイントD8にて敵部隊感知。艦隊規模です」

 

 

「全艦隊出撃準備!本国に第一報を飛ばせ!第四艦隊に即戦待機指示!"早馬"も準備しろ!!」

 

 七九九年一月三一日、帝国軍と同盟軍はその戦闘を再開した。

 

 




 原作では細かすぎて語られてないだけだと思いますがイゼルローン要塞を恒久利用しようとなるとそういう後方施設は必須だと思うのです。そしてゲームじゃないんだから浮遊砲台みたいな汎用じゃない代物が短期で作れるようになるはずもない。設定として浮遊砲台製造工場は要塞外にしたんですけど実際はどうなんでしょうかね?実際には要塞にあったほうがいいかもしれませんが奪われた時の影響を考えると切り離すってのも一つの考え方だと思うので。


※1:七九九年一月時点での同盟軍編成

イゼルローン駐留艦隊:一五〇〇〇+二四〇〇
首都星防衛艦隊:一五〇〇〇
第一・三・五艦隊:一二六〇〇×3
第二・四・六艦隊:七八〇〇×3
独立第一・二・三分艦隊:二四〇〇×3
統合作戦本部長・艦隊司令長官直属:三〇〇〇×2

合計:一〇六八〇〇+未所属(数千)

備考1
再編開始時(七九六年一〇月):九〇六〇〇

備考2
本作品同時期の帝国軍正規艦隊総数一九二〇〇〇隻(一五艦隊)
一五〇〇〇×2、一四〇〇〇×1、一三〇〇〇×4、一二〇〇〇×8
七九八年初頭比:+二二〇〇〇隻(+二個艦隊)

備考3
正史七九九年一月:神々の黄昏作戦中 一月:イゼルローン要塞放棄 二月:ランテマリオ星域会戦 四~五月:バーミリオン星域会戦

 正史だとアムリッツァ後~ランテマリオまでの間の新造艦が見当たらないんですよね・・・・・
 一四&一五艦隊の二万隻にしてもそれまでの損耗・補充ペースを考えれば建造ペース落としていなければかなりが準備できるはず・・・・・ 練度は考えない事とするw

※2:イゼルローン防衛対策訓練
 不用意に怪しい者を近づけない、入れない、話を聞かない の三箇条を原則としており一般社会における企業などの非通知セキュリティ訓練(手続き不足で中に入れたらアウト)のようなものを随時行っている。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。