偽書・銀河英雄伝説   作:隠居おっさん

63 / 79
 お互いが"やりたくねぇ"と思っている要塞籠城戦などこうなってしまいますよ、という史上稀にみるgdgd攻防戦。


No.60 消極的vs消極的

 

「そのまま突っ込んでる???・・・・・ひとまずあっち(旗艦)の方が近いからそっちで打ち合わせる。情報を回しておいてくれ」

 

 司令部から艦隊駐留エリアへの移動中にそれを聞いたウランフは少し考えるとそのように返答した。総司令官と駐留艦隊司令官が同一だと移動大変ですねぇと冗談で言われていたし演習でも判っていた事だが実戦でもこのような状況になると何らかの手を打って置いた方が良かったのではないか?と思ってしまう。だがこの体制もあと少しなのでこのままになるだろう、と移動しつつ考える。

 

「情報を教えてくれ」

 

 イゼルローン駐留艦隊旗艦バン・グゥに到着するや否やウランフが尋ねる。といっても本来情報のまとめ役になるべき幕僚達も一緒に移動しているので代わりにまとめていた艦長が要点を伝える。

 

「回廊進入は二個艦隊推定二五〇〇〇から三〇〇〇〇、他にも回廊外に反応が見えつつあり、か。こっちは掃除担当だろうな・・・」

 

「これは・・・・ここ(イゼルローン)を落とす気はあるのでしょうか?」

 

「それだな」

 

 参謀長チェン少将の指摘にウランフが頷く。正攻法で落ちない事は帝国軍が一番理解しているはずだ。相手が撃ち合ってくれるなら、という前提はあるが浮遊砲台を磨り潰し覚悟で使えば艦艇を繰り出さずに壊滅させる事だって可能である。

 

「だが、落とす気が無いとするのなら何しにここに来た?となる」

 

 ウランフが考え込み始める。そして各分艦隊からの"出撃準備完了"の連絡が入る頃に大まかな方針を出す。

 

「今回の襲来は"大規模な威力偵察"だと仮定する。よって可能な限りこちらの手の内は見せずに事を進める。艦隊出撃は一旦中止して待機。第四艦隊への即戦待機指示は継続。詭計の類は防がねばならんから支援隊からの"網"は予定通り出す。最後に"早馬"は出発準備、最終的な文面は今から俺がしたためる」

 

 指示を出すだけ出して司令官席に座り込み、周囲は各々の仕事を開始する。駐留艦隊支援分艦隊から"網"と呼ばれる部隊が出撃する。任務は二つ、要塞の裏・死角になり得る位置を中心に単艦で配置され、敵を探る目となると共に接敵後は通信妨害の濃度を確認する作業も行う。各艦には通信妨害時に備え、情報伝達役としての強行偵察型スパルタニアンが搭載されている。詭計にしろ何にしろとにかく敵を見失いたくないという訳である。見つける事さえできればその後の詭計対応は自国の(某魔術師の)実績を元に日頃から訓練は行っているのでそれを信じるしかない。

 

「よし、文面を用意した。"早馬"も出してくれ」

 

 その言葉を聞いて情報参謀が動き、要塞から二隻の大型連絡艇が出撃する。通称"早馬"と呼ばれているそれは通信妨害影響下における後方(本国・後方駐留基地待機艦隊)とのやり取りを目的としたものであり要塞周辺に展開される通信妨害領域の外、具体的には回廊の同盟領側の出口より少し先に用意されている監視所(※2)まで全力で突っ走り、そこから後方への通信が行われる。逆に本国等からの情報の持ち帰りも行うので監視所側にも専用の大型連絡艇が準備されている。往復で丸一日近い時間を要するが要塞が大規模通信妨害に覆われると数日以上、連絡不通が継続する事は演習で判明している(※3)ので少なくとも一日あれば情報のやり取りが出来る仕組みを用意する事でその影響を和らげようという事だ。今はまだ敵艦隊が到着していないので通信妨害は発生していないが運用試験という事で最初の襲来時はとりあえず出してみる、と決めていた。実際の運用時は通信妨害要塞~監視所の経路状況は"網"が見張る事で安全性を確保する。

 

「あとは来るまで待つしかないな」

 

 回廊出口から要塞まで急いでも一〇時間程度かかる。出口で感知して即出撃しようと動いたら待機、となると結構待つ羽目になる。かといって戻るか、となるとこれもまた・・・。これは改善点を探す必要があるな、と考えつつイゼルローンはその時まで沈黙を守る事となった。

 

 

 

「ふむ、艦隊による出迎えは無しか。確かあちらは要塞総司令が艦隊司令を兼ねているからな、余計な喧嘩はおきんだろう」

 

 正面に見えつつあるイゼルローン要塞を眺め、ファーレンハイトが呟く。帝国所有の時はあの有名な要塞・艦隊司令官の不和のお陰で艦隊は特別な事情が無い限り出撃していた。引きこもっていたら要塞司令からどんな嫌味を言われるかわかったものではないからだ。つまりはただの意地からくる競争意識である。

 

「では、最初の挨拶をするとしよう」

 

 艦隊が所定の位置に着く。同盟軍で言う所のいわゆる"D線"と呼ばれる要塞主砲危険域となるライン。実際の所、線の手前・後ろで損害ががらっと変わるわけではなく要塞主砲はここまで届く。だが、要塞主砲の発射シーケンス感知から着弾までの時間で全力後退と対ビーム障壁(いわゆるバリア)の過負荷稼働を行った場合、被害が極小となるラインがここというだけである。そのラインでファーレンハイトが軽く手を挙げ、そして振り落とす。

 

「撃て」

 

 その合図で二七〇〇〇隻の艦艇から光の束が放たれる。要塞主砲の範囲外なので当然ながら艦艇の交戦距離とはかけ離れており狙って打つレベルではない。しかし直径六〇kmの要塞が狙いとなるとその中心を目標とすればそれなりの数が当たってくれる、のだが・・・・

 

「思った通りとはいえ揺るぎもしませんな」

 

 参謀長ブクステフーデ少将の呟きにファーレンハイトも頷く。そもそもこれだけの遠距離で放たれたビームであれば減衰影響もあり、標準的な障壁を展開させた艦艇なら大抵無傷である。キロ単位の厚さがある流体金属を押しのけて外壁への到達などできるはずもない。結果の判りきったただの挨拶である。

 

「判りきっていた事だからな。では次といこう。例の部隊を前進、メルカッツ提督にも伝えよ」

 

 その指示が発せられると両艦隊から最大でも数十隻程度の小部隊が巣から飛び立つ蜂のように広がり、躊躇いなく"線上"を越えていく。

 

「これで艦隊が出るか出ないかで相手の腹もある程度は探れると思うのだが・・・・・。こちらにしてみれば対要塞で出来る"ネタ"には限りがあるんだ。艦隊が出て来てくれた方がありがたい」

 

 このボヤキには理由がある。この遠征前、メルカッツ、ファーレンハイト両名に宇宙艦隊司令部は赤毛の高級副官を派遣して謝罪を行った。

 

「申し訳ありませんが現在司令部にて検討している"アイデア"を提供する事は出来ません。メルカッツ提督のおかれましてはその内容を御知りの立場ですが封印したうえで指揮を取っていただければと」

 

 本当に申し訳なさそうに頭を下げられた。宇宙艦隊司令部としてはどれだけあっても足りない対要塞攻撃方法をこのような威力偵察で使いたくはないというのが本音だ。なのでこのアイデア出しもファーレンハイトが音頭を取って行っているのだがはっきり言って妙手はない。艦隊が出て来てくれた方がそっちを相手に出来る分、まだやりようがある。

 

「部隊配置完了。メルカッツ艦隊も同様です」

 

「了解。爆撃・・・開始!!」

 

 その合図とともに踏み込んだその小部隊から一点に向けてレーザー水爆が連射される。斉射ではない、収容限界まで押し込んで持ってきたそれがミサイル搭載量の多い艦艇中心に編成した突入隊から放たれる。加速度の差もあり、それなりの時差が発生した後にそれはピンポイントとはいかないまでも比較的近距離に集中して着弾を開始する。レーザー水爆の爆発は一〇〇メートル単位で液体金属層を吹き飛ばし、そこまで高くない外壁表面重力に軽くくっついている程度の液体金属がその凹みを埋め直すより早く次の爆発が層を掘り進む。そして、掘り進んだ先の外装への乱打が始まる。

 

 

「どれだけの規模であっても要塞は所詮動く事が出来ん建物に過ぎんという事だ。艦隊を出すぞ。要塞砲以外の対応については要塞司令官に一任する。それと第四艦隊に移動指示、入口付近の見つからん所まで来るように伝えておけ」

 

 レーザー水爆の着弾開始とほぼ同じタイミングでウランフが艦隊の出撃を命じる。艦隊駐留エリアに"注水済"の液体金属帯を艦艇が進み始め、発艦ゲートが開かれる。外に出るまでは液体金属の海を渡る様なものなので外部を直接目視する事は出来ない。各艦の移動も自動プログラムで行われる(※4)。幸いにして要塞の"向き"は調整してあるので出撃ハッチに敵が来ることはないし構造上外に出始めるまで感知も不可能である。

 

「今から第四艦隊出撃ですか。本艦隊の出撃を含め、後手後手では?」

 

「言うな。自覚はしている」

 

 参謀長の言葉に苦虫を噛み潰したような顔で応える。自覚はしている。軍幹部として今後の予定を聞いており、半年後には艦隊司令の席を譲り要塞総司令官専任、来年には中央に戻る予定という身の上である。元々自分が即司令長官とならずここに配されたのは今後の為に色々と問題になりそうな所を洗い出しておくという任務もあった。だから先手先手で快勝となっても少々困ったことになってしまうのだ。かと言って後手後手になりすぎて一回の戦闘で想定している損害を上回ってしまうのも問題。任期的に次も自分が指揮を取れるかは不明。非常に困った頃合いなのである。

 

「敵ミサイル群、外装に到達。迎撃中の砲台に対し、敵艦隊が攻撃中」

 

 情報が入ってくるが艦隊が外に出ない限りどうにもならないので入っている情報を元に状況の把握、そして"反省"を開始する。

 

(まず、艦隊を出さずに何とかならないかと考えた事そのものを失点とせねばならない。現に我々が攻めた時は必ず敵艦隊は出撃していた。要塞砲は確かに強力だ。しかし今、敵が行っているように小部隊を広く分散させてきた場合、射程に入り込まれても撃てん。撃ったとしても精々一〇〇かそこらを落せればと言った所だ、割に合わん。そして浮遊砲台は火力は艦艇より強力だがあくまでも艦艇レベル。この要塞砲と浮遊砲台の射程差、この間に入り込んだ細かい敵を適切に叩けるのはやはり艦隊をもって行うしかない・・・・・)

 

「艦隊を出しても出さなくても問題は発生する。困ったものだ」

 

 艦隊の出撃が完了(要塞外で初期陣形形成完了)する頃には爆撃は終了していた。

 

「絶え間なく撃たねば外壁への道がすぐ埋まるからな。本来はよほどの好機しかやらん連射をし続ければ即弾切れになって当然だ」

 

 終わってしまった状況の事を後に引いてもどうにもならない。一個分艦隊と支援分艦隊から抽出したのを足して三〇〇〇隻、これを裏側に予備として待機させ一二六〇〇隻編成とした艦隊は予定威通り外壁沿いに移動しながら敵の正面まで移動する。その頃には進入してきた敵部隊も後退し、D線内から敵の姿は消えている。今頃補給の整列でもしているのだろう。

 

「こちらは一個艦隊、あちらは二つ。第四艦隊が来るまでは我慢比べの第二ラウンドと言った所か」

 

 敵が襲来した時点で外壁直近層から人員は退避させており穴は開いたが人的損害はほぼ皆無と言っていい(※5)。ある意味ここからが防衛戦の本番開始というべきだろう。

 

 

「出て来たか。が、これまた嫌な位置取りを・・・・・」

 

 かなり要塞寄りに存在するイゼルローン艦隊の位置取りを確認しファーレンハイトが思わず舌打ちを打つ。

 

(お互いの懐事情の差と言った所か)

 

 帝国と同盟の国力差、それは軍事衝突における損耗への考えの差に繋がっている。国力に勝る帝国は痛み分けを"それはそれで良し"と判断する事が出来る。しかし同盟にとって痛み分けとは"負け"である。帝国のイゼルローン艦隊だったらもう一歩踏み出す。少なくとも線上ぎりぎりに位置する同盟艦隊に遠距離砲撃戦ができる所までは出る。その位置で都合の良い位置取りをしつつねちねちと砲撃戦を繰り返し"痛み分け"をしつつ時間を稼ぐ。大抵の場合、この状況から同盟軍がなんとかして"秘蔵のネタ"を展開し一泡吹かせるが決定打にならず追い散らかされて終結する。そんな感じだ。しかし、この敵艦隊は引いている。先程のように少し踏み込んだ所には即反撃できる位置ではある。言い換えると踏み込まないとまともに撃ち合えない。そしてこちらが危険を冒さずにやれる遠距離攻撃には十分な対応が出来る。国状的にそうなのだろう、"とにかく損耗したくない"という鉄の意志を感じる。こちらの数は倍ではあるがいつ突っ込んで来るか判らない故に一個艦隊は貼り付けせないといけない。残りの一個艦隊で別側面からと考えても目の前の敵艦隊は事前情報より一回り少ない。それなりの予備兵力が裏にでも隠れているのだろう。それと要塞砲・浮遊砲台を合わせれば一個艦隊で出来る事などたかが知れている。つまりは・・・

 

「まいったぞ、出来る事がない」

 

 そもそも二七〇〇〇隻vs要塞+一七四〇〇隻(※6)で勝負できるはずもなかろう!! ただの艦隊戦ですら不覚をとりかねない程度の差なのだぞ!!

 

 その後もなんとか潰し合いが出来ないかと位置取り合戦が続き、短時間ならが線を乗り越えたりして見るもののイゼルローン艦隊は嘲り笑うかのようにぎりぎりの所ですっと引く。敵将ウランフは攻撃型の闘将と聞くがとにかく逃げるのが上手い。本人の才能なのかよほど逃げが上手い幕僚・副司令官格を抱えているのか・・・・。挙句の果てに引くついでにさっと艦隊が左右に分裂し、開いたその裏からいつの間にか要塞砲システムが露出して狙いを定めている時すらある(充填はしていない)。平行追撃戦を狙って無理矢理突っ込んだらこうなりますよ、という意志表示だ。これでは我々は体の良い実戦型練習相手になってしまう。

 

 

「申し訳ありません。打つ手がありません。お知恵をお貸し頂けないでしょうか?」

 

 ファーレンハイトがメルカッツに実質上の"ギブアップ宣言"を発したのはそれから一週間ほど経過した時であった。その間、位置取り合戦を繰り返し、半分やけになって線上から敵艦隊に超遠距離集中攻撃を行ってみたり(一応少しの効果はあったようである)、何かないかと小部隊を回り込ませようとして案の定いた別動隊に追い払われたり。手を尽くしてみたが効果がない。流石にここまでの穴熊を決め込まれるとは思ってもみなかった。微量とはいえ損害は敵の方が多いのである。少しはそれを取り戻そうと動くかと思えど動かず。駄目なものは駄目、と素直に言える事もまた良将の条件である。

 

「私も要塞艦隊司令を拝命した事があるのでわかるが・・・あそこまで引っ込まれると如何とも」

 

 画面の先のメルカッツも苦笑いを浮かべている。

 

「しかし・・・」

 

「しかし?」

 

 その妙な反応に対反応してしまう。

 

「一つ、手を用意してしては・・いる。いわゆる対イゼルローン用の手法の一つではあるが見せても対策されるというものではないので試験運用として実施しても良いと内諾はもらっている」

 

「それを実行しても良い、と」

 

「うむ。俗な話になるが帰還した後の戦果報告に困る場合に備えて、というものだ。さて、今でも総指揮権は卿に預けているつもりだ。行っても良いかな?」

 

「お願いします」

 

 ぼやいてもどうにもならないので即答する。

 

「では、その事前行動として・・・・」

 

(結局はおんぶにだっこといった所か。自己採点評価としては最悪だな)

 

 自己嫌悪感に蝕まれながらメルカッツの説明に耳を傾ける。要塞と対峙して一〇日程が経過しているが双方の損失は合計しても一〇〇〇に満たないという未だかつてない低調な要塞戦、変化が起きるかどうかはこの先の手法次第であった。




 ある程度前に出る帝国軍イゼルローン艦隊と比べてとにかく損害が低ければいい、で引きこもった同盟軍イゼルローン艦隊ではこれくらい差が出てしまいますよ、と言う話。帝国にとって今回の出兵が嫌々行う威力偵察であり要塞落とす気無いし損害出すのも馬鹿馬鹿しいとなるとなおさらである。
 そもそも帝国時代は駐留艦隊が殴り合えるところまで出る事が基本路線になっている。けど同盟は原作だと要塞対要塞時はヤン不在で艦隊初動無し、ロイエンタールの時は要塞破棄&艦隊戦力温存が頭にあったヤンによって徹底した艦隊使用制限、ヤン最終戦時は戦略目的(ラインハルトにテーブルに出てもらう)の為の戦術目標(殴り合いで勝ち続ける)の為に要塞未使用艦隊戦主軸、と多分帝国がイゼルローンを建造した際の運用想定通りに使ってないと思われる。

 イゼルローン艦隊 と イゼルローン駐留艦隊 がごちゃまぜになっているので後日整理しよう。


※1:司令部と艦隊駐留エリア
 最重要区画である司令部と当然だが最外周にある艦隊駐留エリアは直線距離で数十キロ離れているので移動だけでも大変。
 万が一侵入された時に逆走されると大変なので直通ルートを作る訳にもいかないのでさらに大変。

※2:監視所
 無傷で徴収できた帝国軍哨戒拠点の転用。日頃は回廊出口周辺の監視(交通整備など)を行う警備隊が使っている。

※3:通信妨害
 同盟軍が攻めていた時も当然行っていたが実際に要塞からの連絡がどうだったかは流石に判らなかったので奪取後にその時と同じレベルの通信妨害を行い、実情を確認していた。

※4:要塞からの出撃
 液体金属設定のイゼルローンで頭をひねったのはこの"要塞へのIN・OUT"
 出撃の為に外壁開けて液体金属が流れ込まないのはおかしいし、流れ込まないだけの硬度があったらあったらで浮遊砲台が自由に動けない代物になる。という事で「注水→OPEN→発進」という我々の世界にもある流れで行っていると設定した。だが液体金属は透明とは思えないので外が見えなくなるという事で自動プログラム制御で行っているという事にする。同盟にしろ帝国にしろ万単位の艦艇の同時出撃はやっている訳で、そんなものを手動でやるはずもなく本拠地への帰還・出撃は制御プログラムあるだろうって事でそういうシステムを使っていると思ってくれればいい。
 ちなみにイゼルローンには少数の艦艇orスパルタニアン(ワルキューレ)部隊の出入りを流体金属に潜らずに行えるように層の外まで伸びる出入口(ストローみたいなもの)も用意されている、という俺設定。

※5:要塞外壁直近層
 基本的に自動化された物資貯蔵庫なり物資生産ラインなりの層となっておりどうしても必要な最低限の人員を除いて退避させればキロ平方メートルあたり片手で数えるくらいの人しかいなくなる。だが、0ではないので"ほぼ皆無"となる。そして数百万人の人員(軍人・民間全て含む)の預かる最前線基地の総司令官としてはその"ほぼ皆無"の事で心を痛めてもいいが行動に影響があってはいけない。

※6:イゼルローン艦隊総数
 帝国は自由惑星同盟らしい"情報公開"のお陰で各艦隊配備定数などは簡単に知る事が出来る。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。