魔法少女まどか☆マギカ 交わる世界   作:レイブラスト

16 / 19
ついにワルプルギスの夜との戦いが……始まる前に『何か』が現れます。


第14話 蘇るC/始まる最終決戦

ワルプルギスの夜が訪れるという日の前日、ほむら達は集まり対策を練っていた。

 

ほむら

「ワルプルギスの夜は結界を張らない。つまり、被害が住宅街にも出るということよ」

 

北岡

「そういうのに限ってなんでまた……あれか? 自分の強さに絶対の自信があるとか」

 

ほむら

「おそらくは。過去のループでは、ワルプルギスの夜はまどかでしか倒せてなかったわ」

 

明久

「ゲームとかでありがちな展開だね。特定のキャラでしか倒せないとか。まあ大抵は裏技とかチート使えばクリアできるけど」

 

一誠

「俺等が裏技でありチートであるってことになるな。ゲームみたいにゃいかないだろうが」

 

浅倉

「で、どうやって戦うんだ? どうしようもないほど強いんだろ?」

 

史上最強の魔女と呼ばれるワルプルギスの夜は、ほむら達が生まれるずっと前から存在しており、それらの時代に生きていた魔法少女達が手も足も出なかった程強大な力を秘めている。

 

ほむら

「全員の力を結集して、最大の攻撃を放つ……それしかないわ」

 

雄二

「要するに正面突破かつごり押しか。ま、嫌いじゃないがな。そういう作戦も」

 

ドモン

「任せろ。石破天驚拳の一撃でソイツを粉々にしてやる」

 

杏子

「ホントにできそうな気がしてくるのは何故だ……」

 

マミ

「な、生身でモビルスーツを破壊できる人だから……」

 

震え声で言うマミ。

 

ドモン

「流派東方不敗にとってそんなことは朝飯前だ」

 

一誠

「その通り」

 

さやか

「どんだけ凄いの……流派東方不敗って」

 

さも当然のように言い放つドモンとそれに頷く一誠を見て、さやかは凄さの基準がわからなくなりかけていた。

 

パトリック

「気にしたら負けって奴だ」

 

グラハム

「かつての戦いではデビルガンダムに文字通り愛の力で勝利したのだからな。フフ、何度思い出しても憧れる」

 

まどか

「そう言えば、結局音沙汰なしでしたね。デビルガンダム」

 

まどかが言うように、ドモン達が探していたデビルガンダムは一度も姿を見せておらず、手がかりすら見つけられなかった。

 

刹那

「今は気にしても仕方ない。まずはワルプルギスの夜を倒すことに専念するんだ」

 

明久

「案外、戦ってる時に出てきたりして」

 

杏子

「あの、そういう不吉なこと言うのやめてくんない?」

 

翔太郞

「さすがに両方相手にできる自信はないぞ」

 

明久

「ご、ごめん」

 

軽率な発言だったと申し訳なさそうに明久は謝る。

 

フィリップ

「2人ぐらいなら抜けてもいいんだろうけど、かなり人員を割きそうだし」

 

映司

「まあ出る方が確率低いですって。今まで出て来なかったんですし」

 

リアス

「そうね。デビルガンダムのことは後で考えましょう。明日の戦いでは、下手をしたら私の必殺技を使うことになるかもしれないし」

 

北岡

「え、どんな技なんだ?」

 

アーシア

「文字通りの必殺技です」

 

ほむら

「俗に言う、相手は死ぬって奴?」

 

一誠

「うん、それ」

 

リアスの必殺技の凄さと恐ろしさを思い出したのか、若干身震いする一誠とアーシア。下手をしたら相手どころか全てを消し去る程の威力だからだ。

 

グラハム

「これは期待してもいいのだろうか?」

 

リアス

「技は強力だけどスピードが遅いから、相手が素早いと避けられるわ。これはあくまで最終手段として、まずはみんなの全力を叩き込みましょう」

 

さやか

「ようし、やってやろうじゃん!」

 

マミ

「それで、今日はこの後どうします? 前みたいに英気を養いますか?」

 

リアス

「そうね。食事を取ったら地下の大浴場に行きましょう」

 

映司

「あ、いいなそれ!」

 

浅倉

「そうと決まればさっさと食べるか」

 

雄二

「食費が浮いて助かるぜ(本当はお袋の飯を食べたくないだけだが)」

 

翔太郞

「……地下室があってその上大浴場まであるのが毎度おかしいと思うのは俺だけか?」

 

パトリック

「安心しろ。俺もそう思う」

 

一誠

「家主の俺でさえそう思う時がよくあります……」

 

改めて兵藤家のとんでもさを感じる3人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その翌日。まどかは家族と共に避難所に来ていた。ワルプルギスの夜は世間一般的には自然現象として扱われるらしく、今回もスーパーセルの接近と報じられている。

 

まどか

「みんな……大丈夫かな?」

 

今一つ不安が拭えずにいるまどかであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ほむら達は既に戦闘準備が完了しており、翔太郞と映司はWサイクロンジョーカーとオーズ・タトバコンボに変身している他、例の如く一誠は鎧を纏い、明久は金色の腕輪の最後の一回を使用した(同時に腕輪は消滅した)。更にガンダムパイロット達は機体を最高の状態にして乗ってきている。

やがて準備万端の彼らの目の前にワルプルギスの夜が出現する。

 

さやか

「うわ、思ってたよりデカイ」

 

杏子

「何だよ、ビビったのか?」

 

さやか

「誰が!」

 

WCJ

「その意気があれば大丈夫だな」

 

一誠

「でかいのは確かだけど」

 

マミ

「ええ…そうですね」

 

武器を構え、微笑みながら返すマミ。ほむらは盾を何度か確認している。

 

リアス

「さて、それじゃあ行き―――」

 

キュゥべぇ

「ちょっと待った」

 

行きましょうと続けようとした時、彼らの前にキュゥべぇが現れた。

 

一誠

「おい……二度とお前を見たくねぇって言ったよな?」

 

王蛇

「食ってやろうか?」

 

パトリック

「腹壊すんじゃね?」

 

明久

「むしろ生き地獄を味わわせるとか」

 

雄二

「任せろ。翔子直伝の技を見せてやる」

 

マミ

「手伝いましょうか?」

 

キュゥべぇ

「相変わらず、君達はせっかちでいけないな」

 

相変わらず無表情で言葉を並べるキュゥべぇ。が、何故か余裕があるように見える。

 

ゾルダ

「何で余裕綽々なのかは知らないけど、用がないなら帰ってくんない?」

 

キュゥべぇ

「用はあるよ。悪いけど、君達に勝たせる訳にはいかない。何としても鹿目まどかと契約しなければいけないからね」

 

ドモン

「随分と言うな。まさか貴様が戦うのか? ならこの場で踏みつぶしてやろう」

 

キュゥべぇ

「まさか。僕は用意するだけさ。戦う相手をね」

 

そう言うと、器用に耳(?)を使って三枚の黒いコアメダルと緑色のガイアメモリを取り出した。

 

WCJ

『っ!? アレはメモリーメモリとコアメダル!?』

 

オーズTC

「何でお前が!?」

 

キュゥべぇ

「どうもイレギュラーが多いみたいだったから、保険として集めさせてもらったんだ。苦労したよ。ミュージアムは崩壊してるんでメモリは既存品を漁るしかなかったし、人造コアメダルの研究施設も随分探し回らなければいけなかったからね。……でも、やっと報われたよ」

 

『MEMORY!』

 

メモリーメモリのスイッチを押し、コアメダルと共に空中に放り投げる。

 

キュゥべぇ

「さあ出るんだ! 仮面ライダーコア!!」

 

キュゥべぇの叫びとほぼ同時にコアメモリとメモリーメモリが重なり、「変身!」と低い声が響き渡った。その瞬間、全身を炎で包まれた巨人、仮面ライダーコアが出現した。

 

パトリック

「おいおいおいおい、何じゃありゃあ!?」

 

グラハム

「以前資料で読んだことがある。史上最も巨大な仮面ライダーで、風都の全てを焼き尽くそうとしたと」

 

刹那

「倒された筈だと聞いたが……蘇ったのか!」

 

コア

「その通りだ、人間共よ。前の我のような醜態は晒さんぞ!」

 

ゾルダ

「どうかな? 再生怪人は弱いってお約束があるぜ」

 

王蛇

「んじゃ、弱体化してるかもな」

 

WCJ

『だが油断は禁物だ。ここはエクストリームで行こう』

 

オーズTC

「出し惜しみしてる場合じゃないか!」

 

Wの元にエクストリームメモリが飛来し、ダブルドライバーにそれをセットし展開する。オーズはコアメダルを赤で統一し、オースキャナーでスキャンした。

 

『『XTREME!』』

 

『タカ! クジャク! コンドル! タ~ジャ~ドル~!!』

 

そしてサイクロンジョーカーエクストリームと仮面ライダーオーズ・タジャドルコンボにフォームチェンジした。

 

WCJX

「あのライダーは俺達が倒す!」

 

オーズTJC

「みんなはワルプルギスを!」

 

王蛇

「おっと、俺も参加させてもらうぜ。こんな機会二度とないだろうからな」

 

ゾルダ

「相変わらず派手好きだな、お前は」

 

コアの前に、4人の仮面ライダーが対峙することになる。

 

リアス

「……さて、少し予定が狂ってしまったけど、あっちはあっちで任せて、私達はあの魔女を倒すわよ!」

 

ほむら

「ええ!」

 

リアスによる戦闘開始の合図と共に、ほむら達はワルプルギスの夜を睨み付けた。




復活した仮面ライダーコア。ネタバレすると、彼はラスボスではありません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。