魔法少女まどか☆マギカ 交わる世界   作:レイブラスト

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今回で最後です。どうぞ。


最終話 勝ち得た平穏、そして……

あれから数日……

 

 

 

 

 

まどか

「おはようほむらちゃん、さやかちゃん、仁美ちゃん!」

 

ほむら

「おはようまどか」

 

さやか

「おはよう!」

 

仁美

「おはようございます」

 

鹿目まどか達は今平和な日々を送っていた。……ここに至るまで色々あったが。

あの時のインキュベーターの姿は他の人達にも見えており、一時パニックになって今でも情報が飛び交っている(一応は、仮面ライダーとガンダムのみで倒したことになっている)。ミラーモンスターはいなくなったがたまにドーパントが暴れているので北岡達ミラーライダーはその退治に忙しい。マミも変わらず北岡のサポートをしてるそうだ。魔女も新しく生まれなくなっただけでいることはいるので、完全にいなくなるまで倒さないといけない。その為にまどか達魔法少女が居る。

 

杏子

「お、いたいた。おはようさやか、まどか、ほむら、それから……仁美」

 

まどか・さやか・ほむら

「「「おはよう」」」

 

仁美

「ええ、おはようございます杏子さん」

 

あの戦いが終わった後、杏子は付属中学に転入してきた。何でも、浅倉に行くように進められ、最初は断ったが行く決意を固めたらしい。案外打ち解けるのは早く、すぐに友達を作ることができ、さやか達も安心していた。

 

さやか

「そう言えば聞いた? 吉井先輩と坂本先輩、また西村先生に追いかけられたって」

 

杏子

「それ確か、何かをぶっ壊したって聞いたような……何だったっけ?」

 

ほむら

「兵藤先輩が言うには、「深く関わらない方がいい。自分ですら困惑してる」だそうよ」

 

さやか

「それ相当だよね……この間学園長先生に金一封貰ったばかりだってのに……」

 

まどか

「あ、あはは……」

 

戦闘中は頼もしかった明久と雄二も、今は少しお茶目(?)な問題児としてまどか達の中で定着している。この前は、霧島翔子が釘の刺さったバットを振り回しながら追いかけてたが……犯罪すれすれだと思う。

 

仁美

「ところで、先日のニュースはご覧になりましたか?」

 

さやか

「あ! 例の探査船エウロパの破片が地上に落下したって奴だよね」

 

杏子

「この辺には落ちてないみたいだが、物騒だな」

 

さやか

「……中に宇宙人でも入ってたりして!」

 

ほむら

「やめときなさい。……キュゥべぇみたいなのが入ってたらどうするのよ(ボソッ」

 

まどか

(気にするのやっぱりそこなんだ……でも、悪い宇宙人ばかりいるって訳じゃないよね?)

 

宇宙は広い。端がどこにあるのかさえわからない程に。だから、宇宙人が全て悪者なわけはない。最初は誤解やすれ違いなどがあるかもしれない。だがきっと仲良くなれるとまどかは信じているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

善吉

「ふぅ、ようやく仕事が終わったぜ」

 

蒼那

「久しぶりに疲れましたね……」

 

球磨川

『お疲れ、2人とも』

 

生徒会室では、徹夜で書類を片付けていた善吉と蒼那を球磨川が労っていた。

 

善吉

「各種復興支援にこの前の怪物騒ぎにその他諸々……死ぬかと思った」

 

球磨川

『コアはともかく、アイツは魔女ですらなくなったんだから、見えるのは当然だよね』

 

善吉

「めだかちゃんもどっか行っちまったって言うし……こっちの仕事も手伝ってくれればいいのに」

 

球磨川

『退学してるから無理じゃない?』

 

蒼那

「無理ですね」

 

善吉

「わかってたよちくしょー……」

 

がっくりと項垂れる善吉であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤堂

「そうかい……彼らも頑張ってるんだね」

 

神崎

『ああ』

 

学園長室では、学園長が神崎士郎と電話越しに会話していた。

 

藤堂

「で、当のライダー達はどうしてる?」

 

神崎

『それなんだが、今さっき見滝原に行きたいと言い出してな。今後ろにいるが、こんな感じだ』

 

慎司

『えっと、とりあえず取材道具一式を』

 

美穂

『もう。こんな時くらい仕事のことなんていいじゃない。……折角ので、デートなんだし(ボソッ』

 

『恵理も連れて行くか。女心のわからないバカに感づいてもらう為に』

 

慎司

『誰がバカだよ!?』

 

須藤

『そうやってムキになるところがそうじゃないんですか?』

 

東條

『あ、交通費諸々は佐野君のお金で賄えるから安心していいよ』

 

『ラッキー! 新作ゲームに金使っちゃって、ピンチだったんだよね』

 

佐野

『えっ!? ちょ、東條! 勝手に決めないで!!』

 

手塚

『今日のお前の運気は悪いな』

 

高見沢

『やっぱ俺が払おうか?』

 

藤堂

「……随分カオスだね」

 

騒ぎ立てるミラーライダー達に半ば呆れてしまう学園長であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔太郞

「……依頼、ないな」

 

フィリップ

「ないね」

 

亜樹子

「ないわねぇ……」

 

探偵事務所でぐでーっとしながら言う翔太郞達(フィリップは読書をしている)。

 

亜樹子

「この前貰った大量の依頼金があるとしても、こうもないのは不安を煽るわよ!」

 

翔太郞

「その内照井か誰かが持って来るだろ……」

 

丁度その時、事務所のドアを誰かがノックした。

 

翔太郞

「っ、来たぁあああああああああああああああああああああああ!!」

 

歓喜して出迎えの準備をする。そして現れたのは―――

 

映司

「あ、こんにちは」

 

翔太郞

「って映司か……何か用か?」

 

映司

「いえ、用があるのは俺じゃなくてこの人です」

 

そう言うと、映司は自分の後ろにいる青年を指した。

 

青年

「どうも……実は僕、ある依頼をしたくて来たんですが……」

 

翔太郞

「ナイスだ映司! さあ、こちらへどうぞ!」

 

今日も探偵事務所は平和であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、プトレマイオス2改では。

 

刹那

「…………」

 

ティエリア

「どうした、刹那?」

 

ドモン

「また考え事か?」

 

刹那

「ああ……気になることがあってな」

 

ティエリア

「エウロパの件か……」

 

刹那

「嫌な予感がしてならないんだ」

 

ドモン

「心配するな。地上に送ってもらったら俺が破片を吹っ飛ばしてやる」

 

ティエリア

「そんなことをしたら各国が黙っていないと思うが……」

 

刹那

「ともかく、できる限りクアンタの完成を急いでくれ」

 

ティエリア

「わかった。任せておいてくれ」

 

彼はただ単に嫌な予感と言っていたが、果たしてそれが杞憂で済むのか、後々本当に起きるのかは定かではない。

 

 

 

 

 

 

しかし、それでも世界は回っていく。痛み、悲しみ、喜び、怒り。それらを抱えて。だからこそ対話が必要なのかもしれない。来るべき、対話が―――




半ば強引に劇場版ガンダム00のストーリーに繋げました。改めて考えるとELSとインキュベーターは似てるところがありますね。個という概念がないとか、色々。
ですがELSは最終的に人類を理解し、共存の道を選んでくれました。そこが最大の違いですね。
何はともあれ、無事(?)最後を迎えられました。上手く纏められたかどうかわかりませんが、まずはここまで読んでくれた方々に感謝したいです。ありがとうございました!
今度はリリなの、もしくはISを書こうと思ってます。どちらを先に書くかはわかりませんが、とにかく完結できるよう頑張りたいです。
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