ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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お待たせいたしました。ちょっとスランプから抜けました。またちょくちょく出します。


第11話 ベルと神酒(ソーマ)

 

「ここだよね」

 

「そ、そうですけど・・・本当にソーマ様に会うんですか!?」

 

「でも、そうしないと脱退出来ないんだよね?」

 

「そうですが・・・」

 

今ベルとリリはソーマファミリアの本拠地の前にいる。どうして来ているのかと言うと、ダンジョンの帰りにリリはベルの本拠地に誘われ、着いて行き、温かい料理を食べながら、ベルとヘスティアと楽しんでいた。それはリリが数年間しばらく感じていなかった人の優しさと暖かさであった。その優しさ、暖かさにリリは泣いてしまったのだ。2人は突然泣き出したリリにアワアワしていた。そして落ち着いたリリは2人に自分の生い立ちとファミリアの待遇を言った。その内容に2人は怒りを露わにしていた。そして話を付けるべくソーマファミリアの本拠地にいるのである。

 

「穏便に話が出来れば良いんだけどね」

 

「無理だと思います」

 

即答であった。そしてベルは門番に話しかけた。

 

「すみません」

 

「あ?何だお前」

 

門番は機嫌が悪い様子でベルの方を向いた。

 

「夜分に申し訳ありませんが、ソーマ様に会いに来たので、入れてくれませんか?」

 

「はぁ?入れるわけねえだろ!!だが、10万ヴァリスくれたら話を来ていてくれるかどうか聞いてやるよ」

 

と悪い顔をして言った。それに対してベルは

 

「あっなんか後ろに?」

 

「あん?何だ?」

 

ボッゴッゥ!!!

 

「よし!!これでしばらくは気絶してるから大丈夫」

 

「あのベル様!!本当に大丈夫なのですか!?」

 

後頭部を殴られた門番は顔面が地面にめり込み、後頭部には漫画の様なでかいたんこぶが出来ていた。

 

「絶妙な加減で殴ったから死んではいないよ」

 

「その割にはえげつない音が出ていたのですが・・・」

 

リリは少し引いていた。

 

「まあ、先の音でバレちゃったし、こうなったらこれを使う!!」

 

そう言ってベルは袋から魔法の大砲を取り出した。

 

「あ、あのベル様は何をするおつもりで!?」

 

「取り敢えず大砲で一網打尽にしようかなと。取り敢えずポッチとな」

 

ドッゴォォォォォン!!!!

 

『『『ギャァァァァ!!!!!??』』』

 

ソーマファミリアの門が破壊され、その近くにいた団員達も巻き添えを喰らいボロボロになっていた。

 

「よし!!」

 

「全く良しではありません!!?」

 

リリはベルにツッコミを入れる事しか出来なかった。

 

「え?でも相手は敵だし、躊躇なんかしてたらこっちがやられてしまうし、こっちの方が効率いいし・・・ね?」

 

「ね?じゃあありませんよ!!倫理観を持って下さい!!倫理観!!」

 

「でも、リリを辞めさせないブラックファミリアだよ。それにリリは今いい顔になってるよ」

 

そうリリは少し笑顔になっていたのだ。

 

「確かにざまあー見ろと思っていますが、これはこれ、それはそれです」

 

「めちゃくちゃだね」

 

「ベル様には言われたくありません」

 

2人はソーマファミリアの敷地内に進んだ。

 

 

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