ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
「どけどけどけどけ!!!素材よこせ!!!」
ベルは街中に出ていたモンスターを狩っていた。コボルトやゴブリン、あと剣の様な角が生えた鹿のモンスターなど、それと同時にモンスターと戦っていたガネーシャファミリアの団員達の傷の手当てなども行なっていた。
「この傷薬があれば回復するので」
「ああ、助かる」
「凄いな、お前」
そうしていると、
ボッゴォォ!!!
「凄い音だ。何かあるのかな?よし」
遠くから地響きの音が聞こえ、ベルは袋から土ブロックを取り出し、
「ほっ、ほっ、ほっ」
土の塔を作り、ビルダーアイテムの一つ風のマントを広げ、音のした方角に飛んでいった。
「やっほいぃ!!!」
「「・・・・・」」
2人の団員はベルの行動に呆然としていた。場面が変わり、ある広間にロキファミリアの幹部、アイズ、ティアナ、ティオネの3人が地面から出現した食人花と呼ばれるモンスターと戦っていた。だが、食人花は打撃攻撃が効かず、斬撃が有効であるのだが、3人は武器を持っておらず、素手で応戦しているが無意味である。もう1人の準幹部のレフィーヤと呼ばれる魔術師は食人花の蔓により脇腹をやられてしまった。その場にいたギルドの受付嬢のエイナとミィシャの2人に支えられていた。その時であった。空に一つの影が現れた。何だあれは?鳥か?コンドルか?いや違う、破壊と創造を司るビルダー。ベル・クラネルだ!!ベルは風のマントをしまい、飛んでいた速度で食人花に飛び蹴りを喰らわせた。
「ダイナミックエントリーー!!!」
『ギシャァ!?』
食人花にはあまりダメージは入っては無いが、飛び蹴りの衝撃で大きくのけ反った。
「おお!!見た事ないモンスター!!とアイズさん達!!」
「ベル!?」
「あの子って」
「あの時の子だ!?」
降りて来たベルにアイズ達は驚いていた。食人花はベルの出現により戸惑っていた。ベルは辺りを見渡し、レフィーヤが傷ついている事に気付き、
「取り敢えず、僕はあの人を治しますので、アイズさん達これ使ってください!!」
ベルは袋から炎の剣を3本取り出し、アイズ達に渡していた。
「僕が作った剣です。多分効くと思います」
「分かった!!有り難く使わせてもらうよ!!」
「武器さえあればいけるわ!!」
「ありがとう。ベル」
アイズ達は炎の剣を持ち、食人花と戦い始めた。そしてベルはレフィーヤの治療をしていた。
「ダメージを受けた時にはこれだよね」
「(・・・・だ・・・誰が・・・たすけn)フッグ!?」
「な、何してるんですか!?」
「ベル君何してるの!?」
ベルは意識が朦朧としていたレフィーヤの口に薬草を詰め込んだ。と言うより無理矢理食べさせていた。その行動にエイナとミィシャは突っ込んでいた。
「薬草で回復させていますよ」
「や、薬草?ポ、ポーションは使わないの?」
「ポーション?薬草の方が傷が治りやすいんですよ」
薬草により食人花に攻撃で血が出ていた部分が治っていた。
「まぁ、死んでいなければどんな傷もダメージも薬草で治せますからね」
そうしてレフィーヤを治しているとアイズ達は食人花を倒していた。その後、ベルは炎の剣をあげて、モンスターによって壊れた家などの修復を行なっていた。一方その頃、ダンジョンの中層にてとある3匹のモンスターが生まれていた。
「「「・・・キュウ?」」」