ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第16話 ビルダーと弟子?

 

次の日、ベルはリリと一緒に中層へと向かう事にした。

 

「よし、今日は中層へ向かうよ」

 

「分かりましたベル様!!」

 

2人は気合いを入れてさくさくと上層を降りていき、中層の入り口、13階層へと着いた。

 

「よし、ここが中層の入り口・・・ここからは危険だと言う事をエイナさんから聞いたから、リリには炎の弾丸と氷の弾丸を渡しておくね」

 

ベルはそれぞれ30個ずつリリに渡した。

 

「改良してリリのボウガンにも付けれる様に作ってあるから」

 

「へぇ、凄いですね。全力でサポートとさせていただきます!!」

 

リリは早速、ボウガンの矢を抜き、炎の弾丸と氷の弾丸をそれぞれ3個づつセットしていた。そして歩いていると早速モンスターと出会った。放火魔(バスカビル)と呼ばれる犬型のモンスター『ヘルハウンド』である。特徴としては口から火の玉を放出して相手に攻撃する。ヘルハウンドはベル達を見た瞬間、炎を出そうとしたが、

 

「それ!!」

 

『バゥッ!?』

 

リリがすかさずヘルハウンドの口の中に氷の弾丸を発射し、ヘルハウンドにダメージを与えつつ、攻撃を防いでいた。そしてその一瞬の隙をつき、

 

「とりぁ!!」

 

『バゥゥゥゥゥ!!!!?』

 

鉄の剣でヘルハウンドの首を斬り落とした。ベルは魔石とヘルハウンドの体毛を手に入れた。

 

「やりましたね、ベル様!!」

 

「うん。この調子で行こう!!」

 

暫く、ヘルハウンドを倒していると、不思議な光景を見た。

 

「ん?あれは・・・」

 

『『『バゥゥゥゥゥ!!!』』』

 

『『『キュゥゥゥ!!!』』』

 

「「「キュゥ・・・・」」」

 

それは異質であった。モンスターがモンスターに襲われていたのだ。ヘルハウンドとアルミラージの群れが3匹のアルミラージを囲んでいた。

 

「な、なんですかあれ?」

 

「・・・・リリ、援護お願いね」

 

「ベル様!?」

 

ベルはハンマーと鉄の剣を持ち、群れに突っ込んだ。

 

「ドリャァァァ!!回転斬り!!!」

 

『『『バゥゥゥゥゥ!!!??』』』

 

『『『キュゥゥゥ!!!??』』』

 

襲い掛かって来たベルにモンスター達は驚いていた。ベルはチャンスとばかり、モンスター達をハンマーで殴り、剣で切り裂いたり

 

「グェェ!!!」

 

たまにモンスター達にボコボコにされたり、薬草を食いながらモンスター達を倒したりして、群れを全滅させた。

 

「僕の勝ちじゃぁ!!!」

 

モンスターの群れを倒し終えたベルは3匹のアルミラージ達に手を差し伸べていた。

 

「大丈夫?」

 

「「「・・・・キュウ!!!」」」

 

アルミラージ達はベルに頭を下げていた。

 

「良かった・・・うん?」

 

「「「・・・・」」」ジーーー

 

なんとアルミラージ達はベルの仲間になりたそうに見ていた。

 

「よし、今日から君達の名前はレッド、ブルー、イエローね」

 

「「「キュー!!!!」」」

 

ベルは新たなるモンスターを仲間にした。だがベルは気付かなかった。ベルが仲間にしたモンスターは異端児(ゼノス)と呼ばれる特別なモンスターである。

 

 

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