ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
ヘスティアとベルはボロボロの教会の地下室に移動した。
「さあ、今からベル君に恩恵を刻むから服を脱ぐんだ!!」
「脱ぐんですか?」
「勿論。因みに上だけで良いよ。恩恵は背中に刻まないといけないからね」
とヘスティアから説明を受けてベルは上半身裸になってベッドにうつ伏せになった。
「おお!!意外とガッシリと鍛え上げられた身体なんだな」
「そりゃあ、魔物から素材を集める為、戦っていましたから。自然と身体も鍛えられますよ」
「へぇ、成る程」
そしてヘスティアは指を少し切り、ベルの背中を触った。するベルの背中から数字と文字が浮かび上がった。
「へ?」
そしてヘスティアはベルの数値を見た。
ベル・クラネル
Level:1(+99)
力:I0
耐久:I0
器用:I0
俊敏:I0
魔力:I 0
体力:I0 (+419)
スタミナ:I0 (+200)
《魔法》
【 】
《スキル》
【
・早熟する。
・物創りの懸想が続く限り効果は持続する。
・懸想の丈で効果は向上する。
・ドロップアイテム率向上。
【
・物創りにより経験値獲得。
・物創りの内容や豪華さにより経験値獲得向上。
【そざい島】
・1日1回、そざい島に行ける。
【精霊ルビスの祝福】
・再生能力超向上。
・幸運値超向上。
・奇跡が起きやすい。
【破壊神の友】
・攻撃力超向上。
・破壊能力向上。
【魔物&怪物使い】
・魔物&怪物が仲間になりやすくなる。
・仲間として連れて行ける。
色々とぶっ飛んでいた。
「は?・・・へ?ゑ!!??」
ヘスティアは何度も何度も見直したが、見えるのはベルのぶっ飛んだステイタスだけだった。
「終わりましたか神様?・・・神様?」
ヘスティアは5分ぐらい固まっていて、それからベルに話始めた。
「こ、これが別世界を救った人間のステイタスなのか・・・」
「へぇー。ステイタスってこんな感じなんですね。取り敢えずこの【
「・・・まあ良いけど」
「なら、最初は教会を建て直ししますね!!」
そう言ってベルは地下室を出た。
「・・・ビルダーの力を確認してみるか」
ヘスティアが地下室を出るとそこには、
「ほっほっほっほっ!!」
ボッゴン!!ボッゴン!!ボッゴン!!
「ほい!!ほい!!ほい!!」
ドッス、ドッス、ドッス
「・・・」
壊れた壁を楽々に破壊しながら、新たなる壁を建てていたベルであった。それはまるで早送りされているかの如く滑らかかつ、丁寧な仕事をかなりのスピードで動いていたのであった。因みに使っているのは大理石である。
「よし、壁はこんな物だな。次は内装だ」
ベルはそう言ってからっぽ島作業台を取り出し置いた。だが、流石にヘスティアが突っ込んだ。
「待て、待て、待て、待て」
「どうかしましたか?」
「どうかしたじゃないよ!!その大きな作業台、どっから取り出したんだい!?」
「どっからって袋からに決まっているじゃないですか」
「いや、何当たり前の様に言っているんだベル君!?」
「袋ってだいたいこんな感じですよ」
「知らないよ!!」
そんなこんなでベルはベンチ、祭壇、女神像、壁掛け松明、ステンドグラスなどを創り、内装を凝った。次にベルは屋根を新しく創り、そして最後に入り口に鉄の扉を置いた。
「よし出来た。我ながらシンプルでいい出来だ」(*´ω`*)
何という事でしょう。ボロボロだった教会が新品同様の綺麗な教会になったのだ。内装はベンチが等間隔に置かれて、奥には祭壇、女神像、十字架が置かれて見事な教会になっていた。そして掛かった時間何と30分!!
「・・・・・」( ゚д゚)
ヘスティアはポカッと口が開いたままだった。
「さて経験値はどれぐらいになったんだろ?神様お願いします」
「・・・・ああ、そうだったね」
そしてステイタスを更新した。
ベル・クラネル
Level:1(+99)
力:I0→I85
耐久:I0→I78
器用:I0→I95
俊敏:I0→I87
魔力:I 0
体力:I0→I1(+419)
スタミナ:I0→I1(+200)
「ファ!!??アビリティ300オーバー!!?嘘だろ!!??」
「・・・それって凄い事なんですか?」
「・・・当たり前だろう!!!!!!」
深夜にヘスティアの叫びがこだました。