ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
遅くなりました。
それから1週間後ベルはダンジョンには行かず、周りを更地にしたり、新しい建物や畑などを創り、自由気ままに楽しんでいたが、
「そろそろ、ダンジョンに行ってみたら、ベル君?」
「ダンジョンですか?」
ヘスティアにそう言われた。
「いや、そろそろ冒険したらどうかなって思って、ほらステイタスもこんな感じだし」
ベル・クラネル
Level:1(+99)
力:I85→B 780
耐久:I78→B 710
器用:I95→S 999
俊敏:I87→B 790
魔力:I 0
体力:I1→I 67(+419)
スタミナ:I1→I 58(+200)
とんでもない事になっていた。
「もう既にステイタス平均Bだね」
「そう言えば、ランクアップってどうやったら出来るのですか?」
「高いアビリティと偉業を達成した時にランクアップ出来るんだ」
「へーーぇ。偉業って何をしたら良いんですか?」
ベルはヘスティアに質問した。
「確か、自分よりも強いモンスターと戦い勝つとそれが偉業になるらしいよ」
「成る程。それじゃあ冒険者登録行ってきますね」
そう言ってベルはギルドに向かって行った。ゲキトツバイクに乗って颯爽と。
「・・・そういえばベル君はどっからあんな大きな物を出しているのだろうか?」
ますます疑問が生まれていた。そんなこんなでベルは周りの人達に不思議な物を見られるのような視線を感じながらギルドに着いた。ベルは中に入り、受け付けに行った。
「すみません。冒険者登録したいのですが」
「登録ですか?では、所属のファミリアとお名前、年齢を記入してください」
受け付けの人はベルに紙を渡した。それを受け取りベルはささっと記入して渡した。
「はい。少々お待ちください。・・・・・はい確認出来ました。冒険者登録おめでとうございます。これより私、エイナ・チュールがベル・クラネルさんの攻略アドバイザーとして担当することになります。よろしくお願いします」
「はい」
そしてベルはアドバイザーのエイナから数時間、ダンジョンや冒険者の一般知識を教えられた。
「大体こんな感じかな?」
「は、はい・・・」
ベルは講習で少し疲れていた。それからエイナのテストがおこなわれた。
「ど、どうでしょうか?」
ベルは提出してドキドキしながらエイナの反応を待っていた。
「大体いいかな。はい合格」
「そ、それじゃあ。ダンジョンに行ってもいいんですか?」
「良いけど。今日は一層までの探索しか許さないからね」
こうしてベルはエイナからダンジョン探索の許可を貰った。早速ベルはダンジョンに向かった。
「怪我しないと良いけど」
それからしてベルはダンジョンの入り口であるバベルの塔の下に着いた。
「すごい建築物。いつか僕もこれくらいデカいの作ってみようかな」
と呟いてベルはダンジョン内に進んだ。第一階層は洞窟になっており、所々には電球の様な物が所々に壁から出ていた。
「へーこんな風になってるんだ」
その時であった。ベルの近くの壁が崩れてその中からモンスターであるゴブリンが出て来た。
『グギャ!!』
「これがこの世界の魔物もといモンスター・・・」
ベルは挨拶変わりに鉄の剣でゴブリンの胴体を斬りつけた。ゴブリンは黒い霧になって消えた。そしてゴブリンがいた場所には魔石とゴブリンの牙が落ちていた。
「魔石とゴブリンの牙か。お金になるし、見つけたら倒そう。じゃあ取り敢えず!!」
ベルはハンマーで近くの壁を壊した。ビルダーはモンスターと戦うよりまず、素材を手に入れる事が第一目標である。
「『ダンジョンの壁:上層』か。何かに使えるかな?」
そう言ってベルはダンジョンの壁をどんどん壊して行った。これが後に大変な事になるとは知らずに。