ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
ダンジョン「何だこいつ?好き勝手にどんどん壊しやがって、明らかに悪意があるなこいつ」
ベル「素材、素材、素材」
それはベルが一階層の10分の1の壁を壊していた時の事だった。
「んーーー。中々鉱石が見つからないな。流石に一階層じゃあ、無いか。魔石もアイテムもだいぶ溜まったし。今日はこれぐらいにしようかな」
ベルはそう言って帰ろうとすると近くの壁にヒビが入った。それと同時に大きなプレッシャーを感じた。
「!?な、何だこのプレッシャーは!!まるで幹部クラス!!」
ベルは直ぐ様距離を取り、装備を鋼の剣、鋼の盾、鋼の鎧に変えた。
「何が出て来るんだ?」
そしてヒビから出て来たのは高さ3m、全長4mを超える骨で出来た竜の様なモンスターであった。
『クロロロロロロロロ・・・・』
「何だこのモンスター?エイナさんにも教えられていないモンスター?」
骨のモンスターは凄まじい速さでベルの背後に移動した。
「は、速tグッェ!!!」
ベルは背後から爪で攻撃されて吹っ飛ばされた。そして一方その頃ギルドの奥にあるとある祭壇にて、一柱の神が焦ったを顔していた。ギルドを作った神ウラノスである。
「まずい!!奴が現れたか!!」
それに反応したのはウラノスの眷属であるフェルズだった。
「奴?何を言っているウラノス!!」
「繰り返されるのか!?またあの時の惨劇が!!」
ウラノスは酷く怯えている様子であった。
「だから何の話だ!!答えろウラノス」
「厄災が復活した」
そしてフェルズはウラノスから説明を受けた。
「つまり度の過ぎた破壊によって生まれるモンスター・・・」
「ああ、ダンジョンの再生ではなく原因の排除にかかる、ダンジョンの防衛本能。私の祈祷さえ届かない程」
「そ、そこまで危険すぎるモンスターなのか」
フェルズはウラノスにそう言った。
「誰も知らないダンジョンのタブー。破壊者の名はジャガーノート。あらゆる冒険者を殺戮する破壊者」
そして場面は一階層に戻る。ジャガーノートはベルを殺したと思った。
「痛てて。中々強い、だいたい50ぐらい減らされた。・・・燃えて来た。素材・・・・素材置いてけぇぇぇぇぇぇ!!」
ベルはピンピンしていて薬草を食べながら剣を抜いてジャガーノートに向かった。ジャガーノートは奇声を上げて攻撃して来たベルに恐怖を感じた。こうして
「速すぎる!!攻撃が当たらない!!ならこれならどうだ!!」
ベルは剣に力を溜めて全体攻撃の回転斬りを放ったが
「硬い!!あんまりダメージが入って無い!!剣じゃだめか・・・・ハンマーなら」
ベルは剣からハンマーに持ち替えて集中した。そしてギリギリでジャガーノートの攻撃を避け、ハンマーの一撃を顔面に与えた。
『クロロロロロ!!?』
するとジャガーノートの顔面の半分が砕けちった。
「ん?ハンマーの方がダメージが大きい?・・・もしかしてこいつ防御力低い?そうか・・・お前の弱点が分かればこっちのもんだ!!」
ダメージを喰らって戸惑っているジャガーノートにベルは容赦なく残った顔面を思いっきりフルスイングして粉々にした。
「よし!!って顔を失ったのにまだ生きている!?」
何と顔を失ったジャガーノートの体はまだ動いていた。しかし顔を失っているが故、ベルを見つける事が出来ず、彼方此方の壁に激突していた。するとベルは
「今!!ほい!!」
ボッゴゥ!!!
『!?』
ジャガーノートの進む所にメルキドシールドを置き、そこにぶつかって止まった所を攻撃しまくった。
「しぶといなこいつ」
残った尻尾も陸に上がったばかりの魚の様にビチビチと跳ねている。それもハンマーで粉々にしてジャガーノートを倒した。
「よし!!さてと、ドロップアイテムはと」
ベルは粉々になって無いまだ原形の残っているジャガーノートの骨を集めていた。
「『破壊者の骨』か。これが15本。これで何か作れるだろうか。んーーーーーーお!!思い付いた!!」
ベルは直ぐさまノートを取り出して思い付いたレシピを書いた。
「『ダンジョンの玉』のレシピが出来た!!」
『ダンジョンの玉』
・オリハルコン×2
・ブルーメタル×4
・金のインゴット×2
・破壊者の骨×5
《設置した場所にワープする事が出来る不思議な玉。》
「よし。今度こそ帰るか。ん?」
すると粉々になったジャガーノートの骨が集まりジャガーノートのが復活した。しかし、
『クロロロロ・・・』
「仲間になりたそうな目をしている・・・」
ベルは迷わず魔物の餌をジャガーノートに与えて仲間にした。
「そうだな・・・今日から君の名前は・・・取り敢えずほね吉にしておく」
『クロロロロ・・・』(´・ω・`)
ほね吉が仲間になった。だが、ほね吉は名前に不満を持っている様だ。