俺のヒーローアカデミア エネルギッシュ!   作:すぱーくしーど

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第13話

 

 

 屋内対人戦闘訓練が終わった。それぞれの個性を活かして、全員奮闘していたと思う。訓練が終わり、すぐに保健室へ向かったが、リカバリーガールの説教の声が聞こえてきたため、大人しく教室へ戻った。

 

 訓練の時から、爆豪には声を掛けておきたいと思っていた。理由はもちろん、エネルギー譲渡の個性影響についてだ。爆破、個性に影響しているかどうか、本人含め分かりやすいと思ったから。

 

 荷物を纏めて、帰ろうとする爆豪へ声を掛ける。

 

「なぁ、爆豪。少しいいか?」

「ア!?何のようだふぬけ面」

「ふぬけ面って……。まぁいいや。俺は絵音。俺の個性の検証を手伝ってもらいたい。協力してくれ!」

「はぁ?お前の個性検証で、俺に何のメリットがある?」

 

 爆豪は、席を立ち、リュックを背負って立ち上がった。しかし、ここで協力してもらはないと、検証が進まない!

 

「お前にとってのメリット、それは、個性能力の引き上げだ」

「は?」

「もちろん、まだ予測、仮定の段階ではあるけどな!だから、是非協力してもらいたい」

「……。それ、センコーから許可得てんのか。個性の無許可使用は禁止じゃねぇか?」

「それについても、相澤先生から許可は得ている。申請すれば、個性も場所も使えるはずだ」

「……能力向上か。嘘だったら爆殺するからな」

「こわいこわい。仮定が外れたら、ストレス発散も兼ねて、軽い個性訓練でもするか!」

「けっ……」

「じゃあ、職員室行こうぜ」

「……」

 

 返事はないが、着いてきてくれているのが分かったので、そのまま職員室へ向かい、無事申請が許可されたグラウンドへ向かった。

 

 

「おい、ふぬけ面。テメーの個性検証で、俺の個性の能力が引き上がる可能性があるのは分かった。やり方はどーやんだ?」

「それはね、カクカクシカジカ」

「エネルギーか……そういやあの氷野郎に撃ってたなあれか」

「そうだね。あれはエネルギーを攻撃に転化させたもので、今回のはエネルギーそのままを譲渡するイメージ。痛覚現象や疲労回復などが実際確認された効果だよ」

「……、なんでそん時個性の影響も確認しなかったんだ?」

「それは、彼の個性が安全じゃなかったからね。下手したら大怪我しちゃうかもだったから」

「……そうか」

「じゃあ着いたし、早速やってみよう!」

 

 グラウンドに着き、爆豪に準備を頼む。爆豪は荷物を端に置き、こちらへ声を掛けた。

 

「準備できてる、早くしろ」

「どうして、そう口調が……まぁいいや。いくぞ!」

 

 エネルギーを譲渡する。前回緑谷に渡した時より少し多めに送った。その後すぐに、爆豪が両手を確認する。

 

「……!これは、確かに疲労が取れてる感じがするな、個性使うぞ」

「いつでもどうぞ」

「死ねぇぇぇ!」

 

 爆豪が右手を上げて爆破を行う。個性把握テストのときもそうだったが、掛け声がいちいち物騒なのはなんとかならないのだろうか?

 

「確かに、いつもより楽に個性が使える。それに、威力も少し高ぇかもな。おい、ふぬけ面離れてろ。威力強めでやってみる」

「あぁ、わかったよ。譲渡」

「クタバレぇぇぇぇぇ!!」

 

 こちらまで、爆風がやってきて少し飛ばされそうになってしまった。あの籠手がなくてもこれほどの威力が出せるのか……強い個性だ……

 

「てめぇの事を疑ってたが、これは、マジに個性への影響はあるな」

「お、マジ?ならこれからもちょくちょく協力してくれよ。他の人にも手伝ってもらうけどさ」

「あぁ、俺も少し個性の伸びしろを感じたし、成長できることがわかったからな、検証するときは俺も呼べ。予定がなければ、俺も手伝う。それに!!」

 

 

 BOMB!!!!!!!

 

 

 爆豪が個性を使った。いきなりすぎて少し驚いている。なんなんだろうか?

 

「個性を自由に使うってのはなかなか出来ねぇしな」

 

 

 こいつ、クレバーなのかクレイジーなのかわからない奴だ。しかし、個性検証の協力者が1人から2人に増えた!この調子で頑張ろう!……次の訓練では負けないように、譲渡以外も練習しておこう。

 

 

 




そろそろ、USJ……
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