俺のヒーローアカデミア エネルギッシュ! 作:すぱーくしーど
オールマイトが来た!正直、ヴィランの数がいくらいようが、オールマイトがいれば問題はないだろう。
今も、6~8人のヴィランを戦闘不能にし、相澤先生を救出。間髪入れずに化け物と手野郎に攻撃し、緑谷達を救出した。
さすが、No.1ヒーローだ!しかし、物事はそう上手くいかないようで……
よく見ると化け物にはあまり、攻撃が効いていない様に見える。それに、黒い霧もまだいるし、思ったより油断ならない状況に変わりはない。
「なぁ、轟。緑谷たちの方へ向かわないか?何かあったとき、あいつらのサポートがしたい。それに重症の相澤先生もいるんだ」
「確かに……、オールマイトもいるこの状況なら……そうだな、そうしよう」
轟と俺は、広場にいる緑谷たちの方向へ走る。数分で合流することが出来た。
「緑谷!大丈夫……ではなさそうだな!?指また折れてるな!?」
「エネ君!うん……折れたけどなんとか大丈夫だよ。それに、相澤先生が……」
「そうだな、相澤先生を守らないとな」
「なら、蛙吹だっけか。先生頼めるか?この中ではお前が1番適任だと思う」
「分かったわ」
「蛙吹だけじゃねぇ!オイラも守るぜ!」
「……。あー、頼んだ」
「峰田!助かるよ!ありがとう」
蛙吹と峰田が相澤先生を守り、俺と轟、緑谷はそれを守るような役割だ。まず、緑谷のグロテスク指をなんとかしなくちゃな。怪我は治せなくても、痛覚を和らげるくらいなら……
「緑谷、譲渡だ。指、少しでも楽になるように」
「ありがとう!だいぶ痛みが引いたよ!……この個性ブツブツ」
「どうした?緑谷、他にどこか痛むのか?」
「あー、これは癖。大丈夫だと思うぜ」
オールマイトが化け物と本格的に闘い始めた。オールマイトのいち挙動が、ここまで風を運んでくる。本当にとんでもないパワーだ。……!?あれは……。
「霧野郎……、あんな使い方も出来るのか……」
「おいおい、オールマイト大丈夫だよな?もう大丈夫なんだよな!?」
「落ち着いて、峰田ちゃん。オールマイトで駄目ならもう皆終わりよ」
「そんなこと言われて落ち着いてられるかよ!!!」
「まぁ、落ち着」
俺も反応が少し遅れた。少し意識を逸らした内に、ブツブツと聞こえていたひとり言が聞こえなくなっており、当の本人は化け物に対して、既に向かっていた。そのスピードもあり、反応が遅れてしまったのだ。
「オールマイトのフォロワー、1人死亡」
「攻撃はさせませんよ」
手野郎の腕に黒い霧が掛かっており、手野郎の掌の先は、緑谷の顔の前に来ていた。
あ……、緑谷……
友達が一人死ぬ。その光景がスローモーションのように流れていた。
BOOOOOOOMB!!
「クソ霧は俺がぶっ殺す!!」
声と爆破の主、爆豪がそこに現れた。