俺のヒーローアカデミア エネルギッシュ! 作:すぱーくしーど
第24話
ヴィラン襲撃から、2日が経った。相澤先生がミイラ姿で教壇前に立っている。この人は本当、トンデモナイ人だと改めて理解できた。
「あー、お前らも知ってるだろうが5月には雄英体育祭がある」
「「高校生っぽいイベント来た!!!」」
「でも、大丈夫なのかな、ヴィランの襲撃があったばかりなのに……」
「確かに……」
「確かに、雄英高校がヴィランに襲撃され、死者こそ出なかったものの負傷者が出てる……だが雄英高校としては、体育祭を開催し世間に対して堂々とした姿勢を見せるつもりだ。体育祭ではヴィランなんて侵入させない。今まで以上に厳重な警戒態勢で臨む。もちろん、万が一ということがあるかもしれないため、プロヒーロー達にも警戒の依頼をしてる。USJみたいに、大人が足りないなんて事態にはならない」
「そんなに対策してるなら大丈夫かな……」
「次はぶっ殺す……」
「セリフがヴィランだよ…」
「こん中にヴィランいるってマジ?」
「ヴィランよりヴィランの性格してるわ」
「なんだとぉ!!俺は敵を倒し、平和を作っていく…"勝つヒーロー"になるんだ!雑魚は黙ってろ!!」
「勝己だけに勝気なヒーローだなw」
「つまんねぇよ」
「爆豪ちゃんに同意だわ、面白くないの」
「確かに、くだらないダジャレだけど、そんなに言わなくても…」
「緑谷フォローありがとな、けど1番心に来るかも…」
「お前ら!静かにしろ!!」
途端に場が静まる。
「よし、じゃあ委員長号令を」
体育祭の開催を告げたHRが終わった。
時刻は昼休み。俺は飯田や緑谷、麗日と食堂へやってきた。
今日は何を食べようかな〜っと。親子丼にしよ。食券を購入し、職員に渡す。
「先、机取っとくな〜」
「ありがとう、絵音くん」
「よろしく頼む!」
「よろしくね〜」
ちょうど4人席があったので、椅子に制服を掛け着席する。ここの学食、本当に美味いんだよなぁ。持ってきた水を口に運びながら、これから食す親子丼に想いを馳せる。
3人が来てから口をつけようと思っていると、ちょうどこちらにやってくる。
「「ありがと〜」」
「どいたま、んじゃ食いますか」
「「いただきます」」
親子丼を食べながら、皆と会話する。ほとんど、いや、全部雑談だ。
「雄英体育祭な〜、テレビでしか見たことなかったから、それに自分も出場するなんて信じられねぇよ」
「そうだね……。憧れに近づくんだ……」
「デクくん、憧れ?何が?」
「子供の頃から、ずっとオールマイトが憧れなんだ。いつかオールマイトみたいなヒーローにって……」
「いいじゃん!」
「良いと思うぞ。それに、君の個性はオールマイトに似たようなパワー型の個性だろう?なら師事するにもいいのかもしれないな」
「お、いいじゃん。オールマイトの弟子みたいな!?」
「う…うん…そ…そだね〜」
「急にどした?」
「No.1の弟子を想像したんじゃないか?スゴいことだぞ、No.1」
「そ…そうだ!飯田くんのコスチュームさ、インゲニウムに似てるよね!?なんで?」
「よく聞いてくれた、緑谷くん!それは、インゲニウムはぼ…俺の兄だからさ!」
「すごい自慢げそう…」
「兄ちゃんもヒーローなんだな、凄いな!」
「だろう?だろう!?ぼ…俺の兄、いやインゲニウムは素晴らしいヒーローなのさ!」
「さっきから、ぼくって言おうとしてない?ぼくでいいのに」
「ぼくだと、坊っちゃんみたいだろ?」
「別に俺でも坊っちゃんぽいけど」
「絵音くん!!」
「そっ…そうか…」
「ショック受けちゃったじゃん」
「ごめーん!」
談笑しつつ、お昼休みは終わりを迎えた。
また、漫画、アニメみて流れを復習せんとなぁ…