俺のヒーローアカデミア エネルギッシュ! 作:すぱーくしーど
第4話
遂に4月、雄英高校に始めて生徒として登校している。電車に揺られ、これからの高校生活を想像しながら、楽しみと不安、ワクワクが感情に入り混じる。
俺が進学したのはヒーロ科で、そのヒーロー科にはA組とB組の2つのクラスがあるようだ。俺は、A組に所属している。
昨日も、エネルギーの総量を増やすため、限界までエネルギーを使った。しかし、最近は家で出来る個性訓練では、現在のエネルギー総量を使い切ることは出来なくなってきている。
小学生の頃から訓練をしていて、最初は体の一部だけしかエネルギーを纏えなかったし、エネルギー弾を1発撃って限界だったのに、今では体全体に纏えて、エネルギー弾も、質にもよるけど、100発くらいは撃てるんじゃないだろうか?
とにかく、雄英高校でヒーローとしてのイロハを学び、将来のために頑張ろう。あと、勉学も頑張らないとな。雄英といっても高校であることには変わらない。学生は勉強が仕事だ。
そんなことを考えていたらいつの間にか寝てしまった。雄英高校の最寄り駅まで、残り二駅の所まで来ている。流石に入学初日に遅刻は不味い。入学式の最中に遅れてやってくるなんて、どこの不良漫画の主人公だろう。
雄英高校が見えてきた。校門をくぐると、その壮大な大きさに改めて感動する。まだ、このスケールに慣れないようだ。
登校している生徒達がちらほらいるが、その中に以前見かけた鳥頭の少年がいた。少し挨拶したいなと思って声を掛ける。
「おはよう、入試以来だね。君も雄英高校合格したんだね!一緒に頑張ろう!」
「あぁ、おはよう。そうか、あの時の……。そういえば、名前は?」
「俺の名前は絵音。エネ ルギアだよ。よろしくね。君の名前は?」
「俺は常闇。常闇踏陰(とこやみふみかげ)だ。これから、よろしく頼む。エネよ」
話をしてみると、常闇も俺と一緒のヒーロー科A組所属になったらしい。雄英での初めての友人が出来たので、素直に嬉しい。
常闇と一緒に、A組の教室までやってきた。扉が大きい。個性のあれこれを考えているのだろうか?軽く3mはある。
教室には、ちらほらと人がいて、赤髪のツンツンヘアーの男の子や、髪型がボリューミーな女の子。眼鏡を掛けたキリッとした子に、耳たぶがイヤホンジャックになってる女の子。
その他にも人がいるが、どの子も凄い個性的だった。流石雄英。個性が強いな。そう思っていると扉が開いた音がした。扉が開くと、つい見ちゃうんだよね。入ってきたのは、ツンツン、いや爆発みたいな髪型の男の子だ。
そういえば、実技のとき爆発しながら空飛んでた子がいたな。この人だった気がする。見すぎてしまったからだろうか。彼が視線に気付き、こちらに向かってくる。
「おい!何ジロジロ見てやがる?何か付いてるか?」
「ごめんごめん、実技で凄い動きしてた人だと思ってね。それに、扉が開くとそっち見ちゃうんだよ」
「そうか。あんまジロジロ見んな」
彼はそう言うと自分の席に座る。機嫌が悪いのだろうか?それとも常に不機嫌なのか。結構威圧を感じた。苦手な人もいるだろうなぁ、あの感じ。
人気投票1位の人と初コミュニケーションです!
本作の主人公と会話したとき、彼は少し喜びつつも当然だろ!という優越感と自負心を覚えてます。
あと、見下してた同級生の事を考え、少し不機嫌です。