俺のヒーローアカデミア エネルギッシュ! 作:すぱーくしーど
結果は4位だった。なんとも……。21人の内、4位はかなり高い順位だ。しかし、4か……。なんとも微妙な……。
切り替えていこう。緑谷がソフトボール投げで指がとんでもないことになっていたため、付き添いで保健室へ共に向かった。
「緑谷の個性はすごいなぁ。かなりピーキーじゃないか?俺MAXでもお邪魔ロボット1発は厳しいよ。それにその指……。痛いだろ?」
「アハハ……。まだ力の制御が上手く効かないんだ。この個性だしあんまり試せなくて……。それに、付き添い来てくれてありがとう。エネ君だよね?個性はエナジー、エネルギーを駆使して様々な用途で使えるんだよね。非常に万能な個性だと思う。これから更に鍛えれば、万能の幅が広がるんじゃないかな。それこそ、空を飛んだりもできるかもしれないし、それを考えたら、他人に対してエネルギーを纏わせて飛ばすことが出来る可能性もあるのか……。ブツブツブツブツ」
「おーい、緑谷?どうしたー?」
自分の世界?すごい早口で呟いている。俺の個性の話をしていたため、恐らくだが、俺の個性について、自分の見解等を考えているのだろうか?これは……。緑谷は、俺の個性について、俺以上に考えられている……。個性オタクなんだろうか?
「おい!緑谷!」
「っ!ごめん!エネ君、つい自分の世界に……」
「それは全然大丈夫なんだけどさ、いや、実は緑谷に付き添ったのには訳があるんだよ」
「へぇ、そうなんだね。どんな訳なの?」
「俺の個性エナジーなんだが、相手にエネルギーを譲渡する事も出来るんだよ。それで、保健室の先生は、治癒系の個性だと聞いているから、そういった話を聞きたくて……」
「エネルギーを譲渡すると、怪我を治癒するってこと!?回復系個性はかなり貴重だよ!?もしそうなら、ただでさえ万能な個性なのに、すごいね!!」
「あ、チョット待ってくれ。回復するかは分からないんだよ。ただ、他の人に譲渡出来ることと、譲渡した場合、体力がちょっと回復することは分かってるんだ。だから、緑谷。お前が良ければ、俺のエネルギーを受け取ってみてくれないか?」
「もちろん!!エネルギーを受け取ることで、体力が回復することが分かっていて、もし、怪我も治癒するってんなら、戦闘においてこれほど有用なことはないよ!それに、保健室には治癒系の個性の先生もいる!!うん!僕で良ければ喜んでエネルギーを受け取るよ!」
「ハハ、ありがとう緑谷。本当に凄いやつだよ。指パンパンに腫れてんのに(笑)」
「それを今から治してもらいに行くんじゃないか(笑)」
しばらく談笑していると、すぐに保健室に着いた。
保健室に入ると、おばあちゃん先生が座っていた。
「失礼します、緑谷です。相澤先生からこれを……」
「失礼します、エネです。緑谷の付き添いで来ました。」
「はーい、分かったよ。早速、傷を見ようかねぇ。ありゃ、これまたこんな怪我して……。本当に個性が体に馴染んでないねぇ。じゃあ、治癒するよ。」
「先生!待ってください。実はカクカクシカジカ……」
「なるほど、エネルギーの個性で、それを他人へ渡す……。そうさね……。私の個性と相性がいいさね。もしものために、一応相澤先生を呼んでおこう。」
しばらくすると、相澤先生がやってくる。
「お待たせしました。うちの生徒がなにかやらかしましたか!?」
「違うよ、少し治癒をするだけさ。ただ、少し特殊な方法でやるから、念の為、来てもらったんだよ。」
「なるほど、個性関係ですね」
「そうさね。早速だけど、やるよ。ほら早く怪我したところ出して。君は個性使う準備はいい?」
「「はい!お願いします!」」
「俺はいつでも問題ありません」
「それじゃあ、いくよ!」
もう少しだけ続くんじゃあ