俺のヒーローアカデミア エネルギッシュ!   作:すぱーくしーど

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屋内対人戦闘訓練編
第9話


個性把握テストから1日が経った。昼休みが終わり、それまでは普通に英語や他の科目を授業として受けた。

 

 普通だった……。昨日の個性把握テストの衝撃で、普通の授業がビックリするぐらい普通に感じた……。

 

 しかし、お昼ごはんは非常に美味しかった。なんと、食堂にもプロヒーローが常勤しているらしく、毎日美味しいご飯が学食として提供されるのだ。これは嬉しい誤算だった。

 

 お腹も膨らみ、少し眠くなるような時間帯に、ヒーロー基礎学はやってくる。どのような授業をするのだろうか……。

 

「わーたーしーがー!!」

「来っ」

「普通にドアから来た!!!」

 

 高笑いしながら現れたのは、誰もが知っているNo.1ヒーロー、オールマイトその人だった。

 

「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくるために様々な訓練を行う科目だ!!早速だが今日はこれ!!戦闘訓練!!!」

「戦闘……訓練!」

 

 ポージングしながらカードを前に掲げるオールマイト。カードには「BATTLE」の文字。

 

「そいつに伴って、こちら!入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえた……」

 

「「戦闘服(コスチューム)!!!おおお!!!」」

 

 おお、手元にコスチュームだ……。これはワクワクせざるをえない……!

 

「着替えたら順次グラウンドβ(ベータ)に集まるんだ!」

「「はーい!」」

 

 着替えが終わり、グラウンドへ出る。不思議とタイミングが重なり、ほぼ全員が横並びの状態となっていた。

 

「格好から入るってのも大切なことさ、少年少女!自覚しろ!!今日から自分は……ヒーローなのだと!!!さあ!始めようか有精卵ども!!戦闘訓練のお時間だ!!!」

 

 緑谷と麗日が話をしている。仲が良さそうでなによりだ。ロボットのようなコスチュームの生徒が手を挙げて質問をしている。声を聞くまで飯田だと分からなかった。カッチョいいコスチュームだぜ。

 

 先生が吹き出してる……。何か面白いことでもあったのだろうか?しかし、俺からは何も分からなかった。

 

「先生、ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか?」

「いいや!もう二歩先へ踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計だと、屋内のほうが凶悪なヴィランの出現率は高いんだ」

 

 知らなかった……。結構外でバチバチやり合うイメージが強かったから、屋内のほうが凶悪なのか……。

 

「監禁、裏商売……。このヒーロー飽和社会において、真に賢しいヴィランは屋内にひそむ!!君らにはこれからヴィラン組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!」

「基礎訓練もなしに?」

「その基礎を知るためさ!」

「いいかい!?状況設定は核兵器を保有するヴィランが建物にいて、ヒーロー組はその核兵器を処理するのが目的だ!ヴィラン組は制限時間を過ぎるか、ヒーロー側を捕縛しても勝利。反対にヒーローは核兵器の回収か、ヴィランの捕縛が勝利条件だ!そして、肝心のチームはクジだ!」

「適当なのですか!?」

「でも、プロヒーローは任務によってほか事務所のヒーローと急造チームを組むこともあるから……」

「なるほど!先を見据えた取組……。感服しました!」

「じゃあ!チームはこうだ!!」

 

 俺は……。尾白と透明の……、葉隠とのチームCだ。クラスは21人だから2人組が9個と3人組が1つ出来ることになる。3人組の俺たちが有利な気がするが、どうするのだろうか?

 

「早速行くぞ!まずは、ヒーローはAコンビ!ヴィラン側はDコンビだ!ヴィランチームは先に準備を!ヒーローは5分後に潜入開始だ!」

 

 AとDか……。Aは緑谷、麗日、で、Dは爆豪、飯田か……。

 

 ヴィランが準備開始してから、5分が経過した……。さっそく屋内対人戦闘訓練がスタートする……!

 

 

 

 




入りました!屋内対人対戦編です!
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