緑の狩人 作:ガロンはよナーフしろ
気分で書くんで、もしかしたらこれで最終回かもしれないです(?)
「どこや此処」
どこや此処。nacitaの帰り道にこんな所無いはずやけど。歩きながら寝てたんか俺。
周りは森ばっか。こんな所俺は知らんぞ?どーゆー事やねんマジで。
「………ん、炭?」
とりあえず散策というか歩き回ったら、空気中に炭が浮かんどる。よくある、“何かが起きる前兆”っぽいな。何があるのやら。
カズさんの言うこと聞いてベルト持ち歩いてたのは正解やったな。もう何も起こらんやろとタカくくってたらダメってことか。
とりあえず走り回ってみるか。というか逃げ回った方が良いのかね。
「たすけて…………!」
「!…………今行くで…………!!」
森の中を走り回ってたら、声が聞こえた。めっちゃちっちゃいけど、確かに助けてと。
急ぐか。ベルトは予め腰に当てとこう。
ちょうどバイクもあるし、
「お、お姉ちゃん………」
異形の怪物に迫られる、妹と2人。前には異形、後ろには木々。もう逃げられない。
なんでこんな事になったのか。真っ先にシェルターに向かったはずなのに。両親が出張中だから、自分が頑張らないといけないのに。頑張ったのに。
ジリジリと迫ってくる異形、【ノイズ】。カラフルな化け物は、まるで恐怖そのもので、死が迫ってくるのがよくわかった。
せめて、妹だけはどうにか。どうにか生きて欲しい。私が囮になれば、妹は逃げられるかもしれない。
「だ、大丈夫………大丈夫だから………」
「お姉ちゃん………!!」
ぎゅうっと背中を掴んで、今にも泣き出しそう。
怖い。囮になれたら、そんな事も出来ない。怖くて体が動かない。
どうすれば、どうすれば…………そんな事を考えてる内にも、ノイズは近づいてくる。もう充分、炭になれる距離。
嫌だ、死にたくない────私もぎゅっと目をつぶってしまった。最後に、ノイズが触手みたいなのを伸ばしてくる、その光景を見て。
「させるかァ!!!」
でもそれは、私たちの体には届かなかった。目を開けると、
なんで触れるのか、この人は誰、とかよりも先に。炭になってしまったという思いが先に頭の中に浮かび上がった。
「おるァ!!」
「■■■■────」
だけど、炭にはなってない。触手を受け止めた左腕は、確かにまだあった。
再度その左手で殴り飛ばした彼は、ノイズを見ながらこっに寄ってくれる。
「立てるか?」
「は、はい…………でも、腕は………?」
「腕?何ともないけど…………もしかして、触ったらアカンやつか?」
「え?だ、だって、ノイズは………」
その続きは言えなかった。さっき殴り飛ばされたノイズが、またこっちに向かってきたから。まるで怒り狂うように走って。
「気持ち悪いな…………!!おい、アンタ!!」
「は、はい!」
「その子連れて隠れるか逃げるかしな、なんか知らんけど、触ったらアカンらしいな?」
「で、でも、それじゃ貴方が…………」
「安心しな、俺には────コイツがある」
そう言って彼は、灰色のボトル?みたいなものを取り出した。
「安心しな────俺にはコイツがある」
変身する余裕はあるっぽいな。
ポケットからボトル────〈ハイエナクラックフルボトル〉を取り出し、フタを回す。
『 デンジャー! 』
ヒビが入ったようなデザインのそれを、いつも通り、〈スクラッシュドライバー〉に装填。
『ハイエナ!』
そのままレバーを引いて。
「変身ッ!」
『割れる!喰われる!砕け散る!ハイエナインハンター!オォォォラァァァ!』
『キャァァァァァァ…………』
変身。ゲンさんとはまた違う、クラックフルボトルのライダー。
仮面ライダーハンター。ここに推参!
「さてさて………一狩り行きますか!」
ツインブレイカーを構えて、俺は走り出した。
どうやって1話終わらすんでしたっけ???