◇ ◇ ◇
自分はあの時からずっと、こんな事しかしてないんだから。
◇ ◇ ◇
「なんだ、アレは……!」
速度はそのまま、軌道を真っ直ぐ捻じ曲げる異常なコーナリング。
それを見たシンボリルドルフは、眉間に皺を寄せて顔をしかめていた。
当たり前だ。あんな曲がり方は、レースで使われた事が無い。使われないという事は、それだけの理由があるという事だ。その理由は、至ってシンプル。
「あの速度であんな曲がり方をして、脚を痛めない筈が無いだろう!」
シンボリルドルフは珍しく声を荒げて叫んだ。
ウマ娘がコーナーで膨らむのは、言うまでも無く速度による慣性が働くからだ。故にコーナーでは全員がローペースとなり、追い抜きが発生し辛い。
緩く弧を描くコーナーですら遠心力の戦いになるのだ。その物理法則に逆らい、たった一歩で軌道を直線から直線へ、鋭角に曲げる。ウマ娘の細い脚が、そんな慣性に耐えられる訳が無い。
「痛める? ははっ、何優しい表現してんだ。普通折れるに決まってんだろ、時速60キロメートルの勢いが一発で足に集中するんだぜ?」
「――ッ!」
へらへらと笑いながらそんな事を
骨折は、ウマ娘のアスリートにとって致命的だ。何度と無く骨折して苦汁を呑んできたトウカイテイオーなど、骨折で著しく競争生命を損なった生徒を数多く見送ってきたシンボリルドルフは、人一倍他のウマ娘の怪我を恐れている。
一度折れれば、長いリハビリを超えても傷跡は残る。全力で走る事で、再度骨折するのではないかという恐怖が付いてくる。元々持っていた速度は失われ、そのまま引退する事もままある。
更に。全力疾走中に脚が完全に折れてしまえば、時速60キロという速度で転倒し、地面に叩き付けられてしまう。その先に待っているのは最早”致命的”ですらない。
「けど、アンタ忘れてないか? アイツは、
「……なっ……」
シンボリルドルフはコースへ目を戻す。そこには、
脚を痛めた顔色は一切無い。足取りには全くの違和感が無く、むしろ楽しそうに最終直線を駆けている。その横顔には、見覚えがある。
シンボリルドルフとの山道勝負。あの時に石壁を駆け上がる時にも見せた、心底楽しそうな笑顔だった。
「普通の脚ならへし折れる。だが、アイツの脚は
◇ ◇ ◇
「――で、さっき言った三つのコーナリングについてだが。現状お前は、外から回るしか出来ない」
「まぁ、そうですね」
トレーナー室での名入のコーナリングについての説明には、続きがあった。
確かにドロップスティアーの答え――コーナーの進路を塞いで、相手にロスを強いるのは解法の一つだ。だが、それにも限界がある。
相手の速度を抑えるには、自分が前に立たなければならない。スタートダッシュで最初のコーナーの内側を取れればそれは出来る。だが、その先は何も出来ない。
「差し追込のスパートは三つ目、最終直線で内から外へと抜けるコーナリングで進路を取りながら加速を始める。しかしお前の走法は、それだと膨らみすぎる。だからっつって、選抜ん時みたいにノロノロ大外に回るのも、前方の展開次第の運任せだ」
「んな事はわかってますよ。さっさと本題入って下さい」
「人が真面目に解説してるってのにこの野郎……」
「自分は野郎じゃなくて女の子ですぅー」
実例を映像で見たドロップスティアーは、確かに自分の走りで同じ事は出来ないだろうと悟っていた。
選抜レースで自分がやったのは、なるべく直進出来る様に予め進路を作る、要は二つ目に教えられた外側を回るだけのコーナリングにあたる。しかしこれは、その進路に他のウマ娘がいては先頭まで届かなかっただろう、博打に等しいやり方だった。
「つーわけで、お前が覚えるのは俺オリジナルの
「……そんなもん、レースで出来るんです?」
「普通無理だな。今んトコ、俺が考えた机上の空論だし」
「うわぁ、不安感爆上がりなんですけど」
どっしりと腕組みをし、胸を張って名入は断言する。ドロップスティアーはジト目を向けて、不安を募らせた。
ドロップスティアーがこの一ヶ月のサッカー練習で点を取った方法は、
実際、これは難問だった。前の人間を避けるだけなら簡単だが、避ける先を読まれればあっさりとボールを取られてしまう。ステップの勢いが余って、保持したボールがすっ飛んでしまう事もあった。
「普通は、つったろ。お前の脚の特性を使えば、このバカげたコーナリングは可能になる」
「……? 特性、ですか?」
「まず、お前の足の鍛え方。お前、山にある石の壁を全速で走って登ってたっつってたよな?」
「まぁ、はい」
「その時点で異常だ。お前、それで怪我とかした事無いんだろ?」
「
さらりと言った一言は、端的にドロップスティアーの異常性を表していた。
ウマ娘の脚はガラスで出来ているとよく比喩される。それは偏に出せる速度に対し、それを引き出す脚が細く小さすぎるからだ。
だが、ドロップスティアーは衝撃に弱い筈の脚で速度を出しながら壁に突撃し、挙句の果てに勢いのまま昇り切る事が出来る。ウマ娘の速度で壁にぶつかる事は、800kg近い運動エネルギーがかかるにも関わらずに、だ。
「鋼鉄で出来た棒だろうが、そんな勢いで壁にぶつかりゃ余裕でひん曲がる。だが当のお前は怪我もしてない、その理由が説明出来るか?」
「へ? ……いや、やれるからやってるだけなんですけど」
「
ドロップスティアーは壁走りを成功させる理由を説明出来ない。やりたくて練習して、実際にやってみて、ちゃんと出来るようになった。そうとしか言いようが無いからだ。
だが、その何も分かっていないという事実こそが答えだった。
「お前はそんなバカげた事を繰り返した結果、無意識の内に限定的な脚の使い方が上手くなった。壁にぶつかった瞬間の、爪先から踵の角度合わせ、変則的な脚の回し方、体幹の連動」
壁走りなどという有り得ない事を成す為には、有り得ないやり方が必要だ。
平地では絶対に養われる事が無いモノ。ウマ娘の肉体を軽々と砕く様な勢いを受け止める為だけに鍛えて磨かれた、異常な技術と感覚。
「更に、足先に集中した筋肉。お前は
平地のレースで速度を出す技術は無い。しかし代わりに、一流のアスリートにすら出来ない全く異種の技術をドロップスティアーは意識せずに体得していた。
普通のウマ娘は速度に繋がる事柄を求める。肉体や技術や思考力を鍛えるのも、レースで前に出る為。だから何度も足を全力で壁にぶつけるなどという、怪我をする事だけしか見込めないトレーニングなどする筈も無い。
しかしそれを反復して極めたドロップスティアーは、足へのどんな衝撃にだろうが反射レベルで反応・対応出来る、特殊な技術が完全に体に染み付いていた。
「次に、お前のやってる極端なピッチ走法。このコーナリングは、ストライド走法じゃ絶対に
「え、なんでです?」
名入の説明に、ドロップスティアーは小首を傾げる。”難しい”ではなく、”不可能”。
レースにおいて、ストライド走法は基本だ。直線で速く走る為に歩幅を広く取り、コーナーで速く走る為に歩幅をなるべく最小限に狭める。最内のコーナーがキツかろうが、ストライド走法はせいぜいミドルピッチ程度までしか歩幅を狭めず、つまり殆どの地点でドロップスティアーより歩幅が広目に取られている。
だからレースの技術とは、原則ストライド走法を軸として習得されるモノなのだ。
「サッカーやってて思わなかったか? 相手を躱そうと一気にドカンと横に動けばボールはコントロール出来ないし、その後も動き辛い」
「ええ、まぁ……動いた先で、凄いボール取られましたね……」
散々罰ゲームで模擬レース場をヘトヘトになるまで走らされた事を思い出し、ドロップスティアーはげんなりした。
ウマ娘の脚で瞬発的に動こうとすれば、一度に勢いが付く。脚を抑えて加減すれば問題無いが、ドロップスティアーは元々サッカーの経験が無く、経験の豊富な社会人サッカーチームのディフェンスを躱すにはどうしても速度が必要だった。
その答えとして、ドロップスティアーは近付く相手を振り切る程速く横へステップし、短い距離だけで抑えてすぐに前へと進路を変える、そんな力業で強引に突破してきた。
「横に速く動くだけなら簡単だ。だが、その後にさらに進路を変えるのは瞬発的に
「……あー……成程」
そこまで言われて、ようやくドロップスティアーは自分のもう一つの得意技を自覚した。
元々ドロップスティアーは、山道のキツく狭いコーナーを曲がる直前に歩幅を狭めていた。急角度のカーブを曲がる前には、脚の回転数を落とさず足踏みする様な極端な動かし方をする。
タイミングを見て前にやってくるプレイヤーを上手いタイミングで躱すにも、それに合わせてボールを保持するにも、そしてその先で軌道を変更するのも。その全てにおいて、細かい歩幅の微調整が必要だ。
つまりサッカーで覚えさせられた技術は、狭い歩幅を
「瞬間的に歩幅を狭めて横に動いて、避けた先でさらに前へと軌道を変える。これをウマ娘のハイスピードでやるにゃ、極端に狭い歩幅と速度を捻じ曲げるパワーが両立してないとムリなんだよ」
「……あのー。サッカーボール使う必要あったんです、それ? 要は、なんとか横に速くステップすれば良いんじゃないです?」
「大アリだ。お前には、歩幅を狭める
ウマ娘の脚力で、速度を出しながら曲げるステップを覚える。だがそれだけであれば、いくらでも別の方法があった。
ドロップスティアーには知らない事だが、クロスオーバーステップの練習には一般的に
サッカー・バスケ・テニス・他多数。横方向へ動く事が重要な球技では、梯子を避ける様に脚を素早く細かく反復交差させる練習によって、ステップの土台を学ぶ。だが、今回それは使われなかった。
それは、
「相手を見て、ボールを自分のタイミングで動かす。お前の走りの
◇ ◇ ◇
《最終コーナー抜けて、三番ドロップスティアー完全に抜け出した! 最後の直線に入った、しかし五番ブルーシュシュ上がってくる!》
コーナーに対して直線的に走るという早仕掛けをし、ドロップスティアーが先頭で最終直線に入る。だが、問題はここからだ。
東京レース場の最終直線は長い。多くの逃げウマが沈み、最後まで脚を溜めたウマ娘が差し切る。それがこの直線の常だ。
その点で言えば、ジュニア級にも関わらず第三コーナーからペースを上げ、最終コーナーから仕掛けたドロップスティアーのスタミナの消費は激しい。いかに序盤で溜めていても、大外から抜いた分だけ脚は使っている。
彼女のピッチ走法は、最後の最後でスタミナが保たず失速する。そういった代物なのだから。
《続いて六番、ジュエルカルサイト!
「……!?」
最後までコーナーの内側に陣取っていた先行バの二人が上がってくる。直線的なコーナリングによって強引に作った、二バ身弱の差。それが、
ドロップスティアーの最高速度は、ピッチの回転数を全開にしても中央では並程度だ。しかしそれに対し、先行集団の後続は追いつけない。むしろ、少しずつ差が付き始めている。
「アイツは選抜レースの追込で、有力候補の差しウマの末脚を抑えて一着を取った。それは単なる速度じゃなく、タイミングの問題が大きかった」
シンボリルドルフが疑問を口に出す前に、先んじて名入は説明し始めた。
選抜レース。ドロップスティアーが強引な大外追込を仕掛け、スタミナの限界まで走り切った事で辛勝した勝負。
その時、脚を溜めていた差しウマは外に出るタイミングを偶然奪われた。そのせいで最終コーナーから出る時にもたつき、コーナーの終わり際でようやく内から外に出た。
しかし実際は、もっと
「野球じゃクロスファイヤーとか呼ばれてる投法がある。打者に対して
「……それは……!」
「レースじゃ見た事が無い角度で、外から内に真っ直ぐ突っ込んでくる。曲がれないだろう程の速度で、もしも当たれば斜行どころじゃ済まない。そう感じちまえば、誰だって
ドロップスティアーの追込は普通の走りと違い、殆どカーブしない直線的なモノだ。選抜ではギリギリまで角度を緩め、大外から内側へ向けてロングスパートをかけた。
差しウマが横を見れば
中央では有り得ない大ロスの、超スピード重視のスパート。コーナー途中で向かってきたドロップスティアーに傍まで迫られたその時の差しウマは、それに驚いたせいで内へ逃げる様にして、脚を鈍らされてしまった。
「スパート前の加速は、最終コーナーで内から外へと飛び出すのが一番スピードが出るし、位置も取れる。だが、仕掛けるタイミングを見て被せちまえば、スピードが出せない内側に抑え込める」
ドロップスティアーの末脚は鈍り出している。しかしそれ以上に、先行集団の方が加速のタイミングが遅い。
早めに前に出てポジションを取ろうとしていた、五番と六番のウマ娘。その二人は、ドロップスティアーの鋭角なコーナリングによって一瞬内側に動かされ、それから再加速させられていた。
コーナーは外を回るのが最も速い。内は最も速度が出し辛い、だから最終コーナーの終わりでインから速度を上げてアウト側へと回ろうとした。
「だからサッカーで、相手の動く瞬間を見極める目と、歩幅を狭めるコーナリング。アレを狙ったタイミングで仕掛けられる勘を鍛えさせたんだよ」
鋭角コーナリングによる、外からの走行ライン潰し。しかしこれを成功させるには、後方の追込の位置から前方にいる対象がラインを外に変えようとする的確なタイミングで、ハイスピードで横に並びかけなければならない。
だからサッカーを――味方含めて二十二人という、レースよりも多くのプレイヤーが動く場での観察眼と、どんなタイミングでディフェンス陣に迫られても運んでいるボールに脚を合わせる、任意の瞬間で歩幅を変えるやり方を学ばせた。
これによりドロップスティアーは、自分の加速力という
「さらに、アイツの走りは
「……それで、全員があんなに動揺していたのか……」
ドロップスティアーにコーナーで並ばれた時、バ群は露骨に横へ振り向き動揺していた。
過剰なパワーの弊害に基づく副産物。スペシャルウィークとの併走の際、大差で離された場所からでも驚かれる程に響いて聞こえた足音。距離感を図るセンサー代わりとして常に動いているウマ娘の耳は、音へ過敏に反応する性質を持つ。
急激に切り込むドロップスティアーのピッチ走法は、近寄るだけで相手の走りを抑圧させる効果があった。
「で、残るはこの長い直線。差されやすい地力勝負のここは一番の問題点だ」
最終コーナーで内側に抑え込み、外へ飛び出すコーナリングの加速を封じた。
横に広がっていたバ群はラインを抑え込まれ、最内にいたウマ娘は完全に埋もれる。比較的外側に居たウマ娘――五番と六番のウマ娘は、前に出たドロップスティアーを差すべく最終直線で加速し始めている。
コーナリングで不自由があっても、直線に出れば関係無い。前を塞ぐバ群の壁も、ラインを阻害する予想外のウマ娘もいない。東京レース場の最後にあるのは、純粋な速度勝負だ。
だから、
《三番ドロップスティアー少し落ちてきたか! 粘るドロップスティアー、外から六番ジュエルカルサイト、五番ブルーシュシュ下がっていく!
最終コーナーを抜けてから後続の先行バ達が加速する。だがそのすぐ先には東京レース場名物、200メートルに及ぶ坂が待ち構えていた。
最初に想定外のローペースで塞がれ、コーナーを外に回らされた。最後に無茶な走りで抜かされ、追いつこうと奮起して加速した。だが、坂を速く登るには助走が要る。十分な加速を得られていない状態で坂を登ろうとすれば、余計に脚を消耗せざるを得ない。
何より。今の先行バには、
「……最初のコーナーと、向正面のインの取り合い。そこでロスしながら、ハイペースにさせられたせいか」
「ついでに言えば、第三コーナーもだな。あそこは向正面で登った後、下りながらコーナーに入る。緩いから曲がりやすいが、横に広がったまま進入すりゃどうしても消耗するだろ?」
ドロップスティアーは第三コーナーからペースを上げた事で、間違いなくスタミナを浪費している。だが、レースの序盤から中盤に受けたロスは、それ以上に他のウマ娘達を疲弊させていた。
東京レース場には最終直線だけでなく、向正面の終盤にも急坂が立っている。しかも登り切った後から第三コーナーの中盤にかけて、谷の様に下らされてしまう。
長い直線でのインの取り合いでハイペースを強いられた後に、さらにペースを底上げさせられるコーナー。そしてそこから、最後尾のウマ娘によるロングスパートの追い上げで急かされる。
コーナーのミス、インの取り合い、坂からのハイペースなコーナー、有り得ない追込によるペースアップ。全てが組み合わさった結果、殆どのウマ娘が
「トドメに、残った差しウマは固まって落ちてくる先行バが壁になる。そして――」
《残り200、ドロップスティアー抜けた! ジュエルカルサイト、届かない!》
「
滂沱の汗を流しながら、しかしそれを拭う事もせずドロップスティアーは駆け抜ける。
跳ねるピッチ走法。前方ではなく、上方へと走る特異な走法。それは平地ではなく、坂を走る為に鍛えられたモノ。
これまで平地の練習場でデメリットにしかならなかった走法は、レース場という本番においてようやく本領が発揮された。
《ドロップスティアー、三番ドロップスティアーが今、ゴールイン!》
コーナーと坂で維持した差をそのままに、ドロップスティアーは二バ身半の差を付けてゴールした。
このレースの上がり三ハロンは、どのメイクデビューよりも遅かった。殆どのウマ娘がガス欠を起こした、泥沼の消耗戦。誰一人としてまともに末脚を発揮する事無く、最終直線で沈んだ。
曲がれないウマ娘は、相手をまともに曲がらせなかった。直線で劣るウマ娘は、直線を速く走らせなかった。
後ろから残った走者がやってくる。前を塞がれて外を回らされた差しウマが二着、それ以外は全て団子状態でもつれ合いながらゴール。最初から最後までレース展開を荒らされた彼女達の顔は、一様に憔悴しきっている。
「――あ、はっ」
そんな中、一着で抜けたドロップスティアーは笑う。ピッチ走法によるスタミナの消耗は激しく、彼女もまた極度の疲労で脚が重い。心臓は酸素を求めて、音が聞こえる程に跳ねている。
呼吸が出来ない。実家の山道を登り切るより、遥かに辛い。視界が白み、今にも倒れてしまいそうだ。
それでも。
「あはっ……ははっ、あはははっ!!」
彼女は空に向かって、掠れた声で無邪気な高笑いを上げた。
Q.全速力で曲がる走りってつまりどういう事?
A.歩幅を狭めた前方への片足スプリットステップで軸足を着地。
超低空のグースステップで横幅を広げず軸足前に逆足を横に向けて着地。
軸足の膝を抜きつつ逆足でクロスオーバーステップして体を横に弾く。
同時に軸足で全身を旋回させ、逆足の力で加速して直進する。
これらの全てを一瞬のワンアクションでやる。
※この呪文はフィクションです。実在の球技や技術などとは関係ありません。
そして実際にやろうとして作者の痛めた脚も関係ありません。