天皇賞・秋。サイレンススズカの転倒、及び粉砕骨折の判明。
トゥインクル・シリーズの関係者とファン全員が絶句したこのニュース。その裏でシンボリルドルフは、一つの
ドロップスティアーの救護。限りなくベストタイミングで、
『レース直前にものすっごく嫌な予感がしたので、事故の前にもう体が動いてました』
本人を呼び出して証言を聞いたシンボリルドルフは、
彼女の
彼女は勘だけで動いていたが、傍から見れば確信的な行動。サイレンススズカの粉砕骨折は原因不明の物であり、誰にも予測出来ない事態だったのも余計な憶測を呼びかねない要因であった。
(彼女の行動は正しかった。それを邪推される訳にはいかない)
まだ水面上までは浮上しきっていない、迅速な救護という栄誉の裏にあるこの問題。これをメディアが深掘りすれば、面倒な物議を呼ぶ事になる。
全てにおいて結果良ければ全て良しという訳でも無いし、実際ドロップスティアー本人には『今度からもう少し段階を踏んで動いて欲しい』とも注意した。とはいえ、褒められるべき事をしたのに責められるのもおかしな話だ。
この問題がメディアに追及された場合、どう発表すべきか。本人が下手に嘘をつけない性格である以上、シンボリルドルフはなるべく角の立たない話に仕立てるべきと考えていた――所で。
思わぬ
『ティアちゃんは二度、私の怪我を見抜いています』
グラスワンダー。彼女も天皇賞でのドロップスティアーの不自然な動きに対し、何があったか・何故そう動いたかを推察し、ドロップスティアーがシンボリルドルフにどういった理由で呼び出されたかを察した。
そして追加の証人として自らやってきた彼女の話を、
”友人の怪我を見抜いた時に偶然あった直感のまま、不安によって思わぬ行動に移ってしまった”
全てにおいて嘘が無い理由。根拠も無いまま動いたという根拠。それがグラスワンダーの証言によって補完された。
以前友人が怪我をした事により、あらゆる事に過敏になっていた。思わぬ不安に突き動かされた結果、偶然事態が良い方に噛み合った。そういった限りなく事実に近いシナリオを、シンボリルドルフは調書という形で取り、追求があった場合はコレを使えばいいと手渡しておいた。
そもそもウマ娘は、常識外の感性を持つ者も多い。そういった意味ではドロップスティアーの理屈に依らない行動も、多少珍しいだけとも言える。これにより、今回の裏の問題は先手を打つ形で解決出来た。
――だが。
(サイレンススズカの骨折。……どうする気なんだい、ティア君)
そんな些細な問題を覆い尽くしている、表の大問題。サイレンススズカの競走能力にとって、絶命的とも言える粉砕骨折。
親しい後輩であるスペシャルウィークは深く沈み込み、ドロップスティアーは事前に予防出来なかったという自責の念を抱いている。菊花賞という大一番を前に、二人が受けたショックは大きい。
だが、ドロップスティアーは『上手く行くかはわかりませんが、考えがあります』と言った。普通に考えればどうにもならないこの現状を変える、何らかのアイデアを持っている、と。
再起が限りなく難しいと診断された骨折。それに対し、ただのウマ娘の一人である彼女が何を出来るというのか。
「……
しかし、”ただの”という一点においては、彼女は疑問を抱かせる存在でもあった。
レースをろくに知らない。まともな常識を持っていない。”絶対”を斜め後ろからひっくり返す様に覆してきた、中央では有り得ないウマ娘。
そんな彼女に、実際自分は一度は敗れている。ならば、もう一度彼女が負かす事を期待しよう。
絶対どうしようもないだろう。自分ですらそう決めつけてしまっている、この現実を。
◆ ◆ ◆
「――もう走れない、かもしれない」
手術後に通告された、医師の言葉。目が覚めたサイレンススズカは、独りの部屋で自分が言われた言葉を反芻していた。
ただの骨折――ヒビ割れで済んでいれば、復帰したウマ娘は多い。だが、サイレンススズカの骨折は類を見ない程に重度のものだった。
原因は不明だとか、最良の形で手術は終わったとか、日常生活を送るレベルまでは快復するだろうとか。色々言われたが、サイレンススズカの頭に唯一残ったのは、自分にとって絶望的な宣告だけだった。
「……どうすれば、いいんだろう……」
ギプスと包帯で固定された左脚は、全く動かない。骨折が治るまでに固定されただけと分かっていても、感覚がまるで無いのだ。
このままずっと動かないんじゃ。有り得ない想像が過ぎって、不安が積もっていく。
今まで走る事ばかり考えていた。走る事その物が自分の夢で、最大の楽しみで、生きる意味にも等しかった。それが断たれたと言われても、現実感が無い。
今どうすればいいのか。退院した後どうすればいいのか。治った後――走れなくなったと実感した時、どうすればいいのか。備え付けのテレビを点ける気にもなれず、沈黙した部屋の中でサイレンススズカは呆然と自分の左脚を眺め続けていた。
「――やぁやぁ。失礼するよ、サイレンススズカくん」
「……? どなた、かしら」
そんな時、ノックも無く病室の扉を見知らぬウマ娘が開けてやってきた。
トレセン学園の制服を着ている、肩に大きめのバッグを担いでやってきた、外へ巻き癖のついている栗色の髪のウマ娘。
しかしサイレンススズカは、その訪問者に見覚えが無い。これまで一切面識の無い、完全な初対面のウマ娘だった。
「初めましてだね、アグネスタキオンだ。今回の怪我は、実に残念だったね。私も、心の底から同情しているよ」
「……はぁ」
初めて会うウマ娘、アグネスタキオン。どうにも胡散臭い口調と雰囲気を纏ってやってきた彼女に、サイレンススズカはどう応対すべきかわからなかった。
今のサイレンススズカは半ば放心状態であり、理性はあっても上手く応答出来ないでいる。加えて、目の前のウマ娘――アグネスタキオンは、見舞いと言うにはあまりにも唐突かつ不躾に訪れてきた。
別に怒る気は全く無いのだが、自分と一切接点が無いだろう彼女が訪れた事に対して、サイレンススズカは困惑していた。
「さて、無駄話に時間を費やすのは私の好みでは無い。早々に本題を入らせてもらおう」
「……本題?」
「ああ。率直に言おう、サイレンススズカ君。
「……テ、テスター……?」
そんなサイレンススズカの困惑を、さらに倍増させる話をアグネスタキオンはついと切り出してきた。
『テスターになってほしい』。一体何を言い出すのか、何を言っているのか、何故このタイミングなのか。全てが不明な彼女の”本題”に対し、サイレンススズカはオウム返しで返答するしか出来なかった。
「私はトレセン学園で一つの研究をしていてね。ウマ娘がどれだけ走れるかという可能性。それらを突き詰める探究こそが、私が中央にいる理由と言っても過言では無い」
「……どれだけ、走れるか……」
アグネスタキオンの言葉に、サイレンススズカは顔を曇らせた。
”どれだけ走れるか”という単語を聞いて、”もう走れないかもしれない”という自分の現実が心の中で反響する。アグネスタキオンの言う研究は、今の自分にとって最も縁が遠い言葉だ。
否応なしに現実を再認識させられて、サイレンススズカは俯いてしまう。
「その上で、一つ。
「別の、研究?」
「重度の怪我を負ったウマ娘の再起。つまり、
「!?」
しかし次いで平坦な調子で言われたその言葉に、飛び付くような勢いで顔を上げ直した。
再度視線を向ければ、アグネスタキオンは自分の担いできたバッグから、一つの物を取り出していた。
「これは以前より私の研究の過程で作ってきた物でね。
そう言いながらアグネスタキオンは、バッグの中から
よく見ればその黒いタイツには、うっすらと幾何学的な青い
それは、ある
「このタイツ型トレーニングスーツは、私の知る限り
「……それが、一体……?」
「このスーツを完成させる際に、その協力者からは
「それは……とても、すごいわね」
百万メートル。数字にすると異常極まりない、思わず語彙が吹っ飛ぶ桁違いの数値。
サイレンススズカもこれまでトレーニングで大量に走り込んで、趣味でも走り、何が無くとも走ってきたウマ娘だ。総計で言えば自分もそれ以上に走ってきたかもしれないが、その距離を具体的な数字として累計してはいない。
とんでもなく走るのが好きなウマ娘なのだなぁ。そうサイレンススズカは、この数字を単純に捉えた。
「分かるかい? 一年間のトレーニングで、百万メートルだ」
「……? それは、聞いたけれど」
「明らかなオーバーワークだとは思わないかい? どう考えても、
だが、その数字の
ウマ娘の脚は、出力に比例して乗算的に脆くなる。闇雲に使い過ぎれば疲弊し、筋肉や骨などに異常を来す。にも関わらず、今アグネスタキオンの手元にあるのは、その”異常”を一年間に圧縮して詰め込んだデータによって完成した、そんな代物なのである。
そしてこの”異常”を、
「一年で百万メートルという詰め込みにも程があるトレーニング。これは言い換えれば、最も負担効率の良い走りの追求でもある。……つまり、
「――壊れない、走り」
そのウマ娘は、中央では有り得ないトレーニングを集中して積み重ねてきた。
速く走る為の手段として、最も正しく、効率的なフォームをギリギリまで追求する。その根本には彼女の異端たる頑健さこそあったが、それでも常に
結果。今のアグネスタキオンの手元には、百万メートルに近い
「その結果、実際に彼女はトレーニングにおいて長く、速く走れる様になった。……サイレンススズカ君。君にはこのデータを
「……どういう事?」
「このトレーニングスーツは完成させたのは良いのだが、まだ本格的に運用してなくてね。これを着て実際に走り、データを取るウマ娘が丁度欲しい所だったのだよ。これは君の退院後の
サイレンススズカは競走生命――レース的に復帰が極めて難しい程の大怪我を負った。だが、
骨折という怪我には、ゴールデンアワーと呼ばれる概念が存在する。これは骨折後、時間が経てば経つほど患部周辺の筋肉が硬直し、処置しにくくなる事から言われている、治療までの制限時間の様な物だ。
その上で今回のサイレンススズカは、考えられ得る限り最速の処置が為された。負った怪我は類を見ない程重度な物であったが、それから手術に移るまでの時間もまた類を見ない程短かった。故にサイレンススズカには、未だ
「私の手元には、脚に負担のかからない走り方のデータがある。これと併用して専用の練習をすれば、
「――うそ」
「難しいのは確かだ。だが、嘘を言っているつもりはないよ」
粉砕骨折という重度の怪我を負ったサイレンススズカにとって、元のフォーム・元のスピードに戻す事は限りなく望み薄である。しかし、
脚部負担の少ない走行フォーム。それは百万メートルという異様に集積されたトレーニングのデータとして、実際に
脚の構造も違う以上、そのウマ娘の走法をそのまま模倣は出来ない。だがそのデータを参考にしながら、脚の状態を限り無く細かく精査出来るこのスーツを使い、リハビリをすれば。
怪我を負ったサイレンススズカの脚に合った、新たな走行フォームを見つけられる可能性がある。重傷を負った今のサイレンススズカにも、再起出来る芽があるのだ。
――だが。
「……あなたの見返りは何? どうして、私にそこまでしてくれるの?」
もう一度走りたい。形を変えて、走れるかもしれない。藁にも縋りたい気持ちでいたサイレンススズカにとって、アグネスタキオンの提案は渡りに船どころではない魅力的な話だった。
だが、理由が分からない。トレーニング用品の値段など考えた事もないサイレンススズカですら、今目の前に出されたトレーニング装置が極めて高等な一品物である事は分かる。
アグネスタキオンは全くの初対面のウマ娘であり、赤の他人だ。そんな彼女が、自分に対してこんな希望を与えてくれる動機が何処にあるのか。それが分からなかった。
「私にとって、君の再起を望む理由は三つある。一つは先も言った通り、このスーツのテスターが欲しい事だ。高機能が過ぎて量産が出来ないのでね、現状コレは世界で一つ限りなのだよ」
「尚更、分からないわ。そんな大切な物なら私じゃなく、あなた自身や他のお友達に使えば良いと思うのだけれど……」
「二つ目もまた先言った通りだ。前例に無い程の重傷のウマ娘がどれだけ走りを取り戻せるか、それは私の研究の一環として興味がある」
「……最後の三つ目は?」
清々しいまでに自分本位な理由。単なる同情では無い、ほぼ私欲によるもの。
サイレンススズカは改めて聞かされた二つの理由に、いっそ誠実さすら感じた。あくまで自分が得をする為の行動だと、露悪的にも聞こえる様に堂々と言ってのけている。
だが、それでも赤の他人の事情に頭を突っ込むには、少し根拠としては薄く感じられる。なので未だ口にされていない、最後の理由が気にかかった。
「一番シンプルな理由だよ。私は、
「……依頼?」
「君の再起を手伝って欲しい。先程から言っている私の協力者と、
「ス、スペちゃんから?」
三つ目の理由で、思わぬ人物が浮かび上がる。今年のダービーウマ娘、つまりスペシャルウィーク。それは自分の事情を考えればある意味当然にして、そして今の状況において一番意外な名前だった。
アグネスタキオンなる彼女は、明らかにスペシャルウィークと接点が無さそうなウマ娘である。同じルームメイトとしてサイレンススズカは彼女から、日常的に自分の周辺にあった出来事をほぼ余す所無く聞かされている。
多弁な彼女がこんな癖の強いウマ娘と出会っていたならば、『こんなウマ娘さんと出会ったんですよ』と名前ぐらいは聞かされている筈なのだ。つまり、スペシャルウィークとアグネスタキオンに接点は存在しない。
そして何より、さっきより度々話題に上がっている協力者。そのウマ娘が何故、スペシャルウィークと揃って自分の為に依頼しているのか。それが分からなかった。
「……正直に言うとね、このアイデアは私が考えた物では無いのだよ。これは度々言ってきた私の協力者、ドロップスティアー君から提示されたアイデアなんだ」
「ドロップスティアー……ティア、ちゃん?」
その全ての疑問を繋ぐ、つい最近知ったばかりの人名が出てくる。
ドロップスティアー。スペシャルウィークも友達の一人として何度か話題に上げ、サイレンススズカでも名前だけは聞かされていて、そして天皇賞当日に観客席で初めて顔を合わせたウマ娘だ。
そういえば。医師から言われた絶望的な宣告により耳を通り過ぎていった”色々”の中で、『スペシャルウィークと共に迅速に搬送してくれたウマ娘』としても、その名を聞いた様な気がする。
「私としても困ったよ。何せ彼女、夜にいきなり私の部屋に訪れて、
「え。……えっ?」
「『自分の走行データ全部使って、サイレンススズカさんをまた走れる様にして下さい』。……鬼気迫るとはまさにあの事だね。何せ部屋の床に頭をゴリゴリと擦り付けて、額を真っ赤にした程だったんだよ?」
「な、なんで、そこまで……?」
サイレンススズカは耳を疑い、思わず二度疑問符を浮かべた。
ドロップスティアーとサイレンススズカの接点は限りなくゼロだった。天皇賞の時に初めて自己紹介をした、スペシャルウィークの友達。赤の他人よりは近いというだけで、それこそアグネスタキオン同様に自分を助ける強い理由は無い筈なのだ。
だが、それはサイレンススズカから見てからの話である。
「『
「……スペちゃん、ティアちゃん……」
いやはや困った困った。そんな風に言うアグネスタキオンがここにいる最大の理由に対し、サイレンススズカは眼尻を下げる。
医師ですら半ば諦めていた様な宣告によって自分が自失となっている間、自分を失わせない為に考え、動いていた。
自分の為に、自分よりも強く。この現実に、彼女達は抗ってくれていたのだ。
「君が負った怪我は、現実的に考えれば絶対的に再起不能なモノなのは確かだ。だが、ドロップスティアー君からの言伝として――いや。私個人の意見としても、一つ言葉を贈りたい」
「……何を……」
「”
「ッ!」
その言葉は、レースの世界において度々言われる事だ。
絶対は無い。どんなレースも、誰が勝って負けるか、最初から決まっている訳では無い。事実、先の天皇賞で確実に勝つと思われていたサイレンススズカは、こうして大怪我を負い競走中止となってしまった。
しかし、
それを誰よりも身体で知るウマ娘が、実際に存在しているのだから。
「……さて、話が冗長になってしまったね。改めて提案させてもらうよ。私の実験のテスターになってくれないかい?」
「――……」
限りなく絶望的で、絶対的に再起が難しいとされる重い骨折。固定されて重く、動かせる気がしない自分の左脚。
しかし、ここまでの話を聞いて。二人の想いを聞かされて。可能性を与えられ。
サイレンススズカはその左脚に、
「……こちらから、どうかお願いするわ。アグネスタキオンさん」
「タキオンで構わないさ。これから宜しく頼むよ、スズカ君。どうか私に、”絶対”を覆す所を見せてくれたまえ」
サイレンススズカが差し出した手を、アグネスタキオンが掴む。
その握手は、未だ何の意味も齎してはいない。現実は絶望的である。
しかし、一つの”絶対”を覆す細い道筋が拓かれた。重度の粉砕骨折からの再起という、”絶対”有り得ないだろう事態を変えるかもしれない。そんな希望が、横道として顕れた。
――そして、その道の影には。”絶対”が無いウマ娘の存在があった。
「スズカさーん、お見舞いに来ましたー! にんじんいっぱい持って来ましたから、これ食べて元気になってくださーい!」
「いやスペさん、入院中にそんないっぱい食べれませんて。あ、サイレンススズカさんどうもー。脚、大丈夫ですかー?」
そして会話が終わった直後に、その影は普通にお見舞いにやってきた。
●ウマ娘専用走行解析用スーツ『U.M.A.ds ver 1.01』
『ウマ娘モーションアクションスーツ』の正式版。慣性式モーションキャプチャースーツを参考に作られた、脚タイツ型の部分スーツ。
原型となった試作型と異なり、形状・解析部位は下半身限定となったが、高すぎる計算精度を解析ソフト側から都度インプット・減算する事により、制服・体操服・ジャージなどの服を着た時の計算誤差を限りなく減らす事が可能となり、服装制限が無くなった。
膨大な走行データから作成された三つの専用ソフト『
この内「未来のフォーム最適化」機能は未だ仮完成だが、試作版用ソフト『Clotho』とデータ連携しており、双方が走る事によってデータが蓄積され、提示される精度は増していく。
ソフト名はそれぞれ「運命の糸を紡ぐ」「運命を割り当てる」「運命の糸を絶つ」女神の名称が冠されている。
『Clotho』でデータを収集・蓄積する程、こちら側の計測精度が高く反映されていく為、協力者側が少々問題点のある試作型を使い続けなければいけない事だけがデメリット。
試作型は機構とソフトをセットで作り込みすぎたせいで、問題点が不可逆化しており解決出来ないままらしい。どっかのウマ娘はそれを聞いた時、静かに絶望し直した。
第三部の最初にタキオンを出したのは、この流れに繋げる為です。
必要な主人公の描写も含め、約70話越しの伏線です。ながかった。
どんな未明の前途であれども、それを越えた先には明るい未来があって欲しいです。