高度育成高等学校奉仕部   作:碧河 蒼空

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 更新間隔が空いたので、今までのあらすじを書いておきます。

 続けて読んでいる方は本編まで飛ばしてください。

 高度育成高校に入学を果たした元総武中学校奉仕部の三人。彼等は高度育成高校でも奉仕部を設立し、星之宮教諭を顧問に据え、特別棟の一室を活動拠点としていた。

 高度育成高校の特異性の一端に一早く気付いた八幡であったが、その情報共有は奉仕部内のみにとどまっていた。

 入学から1ヶ月、高度育成高校の特異性、Sシステムについて明かされた日、龍園率いるCクラスの生徒がBクラスに乗り込んできた。龍園の挑発に対し八幡が機転を効かせやり過ごすことができたが、その過程でCクラスからのヘイトを集める。
 八幡は他の者を巻き込まない為に周囲と距離を置いていたが、一之瀬の作戦により和解をする事となった。



 Dクラスの生徒がCクラスの生徒に暴力を振るい怪我を負わせた事件が発生。無罪を主張するDクラスの依頼を奉仕部が受けることとなった。
 その最中、一之瀬がクラスの女子からの告白を相手が傷付かないように断りたいと、綾小路に偽彼氏役を頼み込んでいた。綾小路はそれを断るのだが、八幡は一之瀬の願いを叶える為、修学旅行の時の様な嘘告白をしたのだった。





八幡の人間関係(よう実キャラ)

星之宮
→顧問。からかってくる。

一之瀬・神崎
→クラスメイト。巻き込んでくる。

柴田
→クラスメイト。龍園から庇った。

小橋
→クラスメイト、席が隣。小なんとかさん。

網倉
→クラスメイト。

白波
→クラスメイト。告白を邪魔した。

龍園
→王様(笑)

椎名
→読書仲間。

堀北・綾小路
→依頼人。


目撃者

「…………ぃ…………ヒッキー!」

「••••••っ!?」

 

 ボーッとしていた俺だったが、由比ヶ浜に呼ばれて沈んでいた意識を浮上させた。

 

「どうしたの、ボーッとして?」

「いや、何でもない。で、何だっけか?」

「••••••ほんと大丈夫?何かあった?」

 

 心配そうに俺の顔を覗き込む由比ヶ浜。雪ノ下も言葉には出さないが、こちらの様子を窺っている。

 

「端末を見すぎて目が疲れたんだよ」

「そうなんだ••••••何かあったらすぐ言ってね」

 

 きっと由比ヶ浜も雪ノ下も俺の言ったことを信じてはいないだろうが、俺が正直に答えることはない事を察したのか、それ以上追求することは無かった。

 

「それだけ端末を見て、何か収穫はあったのかしら?」

 

 雪ノ下の問いに俺は肩を竦める。

 

「生憎さっぱりだ。ここに来る途中、現場に行ってみたが監視カメラも無かったし、人気も無い。目撃者なんて本当に居たのかも疑問なくらいだ」

 

 この事件が計画的なものであるならば、事件現場も用意周到に選ばれたのだろう。

 

「あっ。それなんだけど、堀北さんが目撃者はうちのクラスの子だって言ってたよ」

「由比ヶ浜さん、それは本当なの?」

 

 由比ヶ浜から提供された情報の信憑性を雪ノ下が確認をする。

 

「うーん••••••でも見たって子は“知らない”って言うんだよね」

 

 そいつが否定する理由として考えられるのは二通り。そいつは本当に何も見てなく、堀北の勘違いだったか。あるいは証言の場に立ちたくないかだ。

 

「目撃者がDクラスの生徒というのが事実なら、あまり良くないわ。証言が身内同士で示し合わせたものと取られかねないもの」

「だろうな。証言を裏付ける為の証拠が出てこない限りは厳しいんじゃねぇの」

 

 そいつが事件を見ていたとして、写真でも撮ってきることを願う他ない。

 

「えっ、なんで?」

 

 由比ヶ浜がただ一人、疑問符を浮かべていた。俺は彼女の為にできるだけ分かりやすく説明してやる。

 

「お前だって雪ノ下が罪に問われたら力になりたいだろ?身内の証言はどうしても信憑性が下がるんだよ」

 

 まあ、由比ヶ浜の場合は偽証や証拠の捏造などせず、雪ノ下の事を疑うこと無く彼女の為に奔走するに違いない。なぜなら、由比ヶ浜という子は真っ直ぐで優しいのだ。

 ••••••だから、由比ヶ浜がさっきの嘘告白を知ったら、あの時と同じように怒り、それ以上に悲しむのだろう。

 

「そっか••••••」

 

 堀北の言う目撃者に少なからず期待していたのだろう。由比ヶ浜は項垂れ、分かりやすく気落ちした。

 

「まあ、携帯端末は持ち歩いていただろうし、写真を撮ってるかもな。知らんけど」

「確かに!休み明けに聞いてみるよ」

 

 早くも立ち直りを見せる由比ヶ浜の言う通り、明日あさっては土日なので学校は休み。誰とも会う予定の無い俺が次にクラスメイトと会うのは当然、土日を挟んだ3日後だ。

 

 ••••••その頃には俺の悪評もクラス中に広まっているかもしれないな。“告白の現場にいきなり現れ、割り込んで告白しフラれた最低で痛いヤツ”ってところか。




 あまりにも筆が進まず、何か特別変的なものを書こうかと考えたこともありました。

1.おいらの別作品を八幡とひよりに語らせる。
→痛々しさに書いてて死にたくなりそうなのでボツ。

2.以前に書いた漫才の台本があるので、それをよう実キャラにやらせる。
→台本形式でデータがあり、ボケ・ツッコミと書いている所をキャラの名前に直せば良いだけなので非常に簡単なのですが、漫才がつまらないと言われた時のダメージが大きいのでボツ。
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