Lycoris・GATE ~リコリコにて、斯く戦えり~ 作:RA-MSR
メインは、リコリス・リコイル。
80%を、AIのべりすとで作成しております。
徐々に、学習していくはずだ!
大きな町が動き出す前の静けさが好き。
平和で安全、きれいな東京。
日本人は規範意識が高くて、優しくて温厚。
法治国家日本 首都東京には危険などない。
社会を乱す者の存在を許してはならない。
存在していたことも許さない。
消して、消して、消して。
綺麗にする。
危険は元々なかった。
平和は私たち日本人の気質によって成り立っているんだ。
そう思えることが一番の幸せ、それを作るのが私たち、リコリスの役目
でも、今回は日本ではなく、別世界のお話なんだってさ。
東京銀座、北押上駅から15分程度で着く距離。
今日は、たきなの私服を増やすという使命の元ショッピングをするために出向いていた。
真島との戦いから半年以上がたった9月、残暑が続く東京。
1ヶ月前8月中、ハワイで仕事をした後、日本へ帰国した。
そう思えば、たきなの秋服がないと気づき本人をショッピングへと連れ出していた。
スマホを片手に待つ千束。
「おまたせしました」
それは、夏に購入した私服だった。
「あれ?その服、去年の夏、買ったやつだよね」
無表情な顔で千束を見るたきな、これしか持っていないようだった。
どうも、服にはあまり興味がないようである。リコリスだったころ、指定された制服以外着る必要もなく
まるで、自衛隊員の生活とあまり変わらない。
そして1年以上千束とともにしているが、それは今でも変わらなかった。
「これしかないので」
千束は、たきなが背負っている鞄を見ると、リコリス鞄だった。
「銃、また持ってきたな。貴様」
「だめでしたか?」
「抜くんじゃねーぞ」
「千束…その衣装は、去年と違うんですね」
「だから、衣装じゃねぇ」
前回は、デパートだったのを今回は、銀座のブディックで高級品を購入しようと画策していた。
「なんか、いいのあるかな~」
「これはどうでしょうか」
「うーん、ちょっと地味じゃない」
「では、こちらは」
「ちょっと、派手かなぁー、でもかわいいかも」
「これも、いいですね」
「それも、いいね。全部買おう」
「予算は大丈夫ですか」
「うん!大丈夫!」
会計を済ませて店を出る二人。
するとそこには、大量のモンスターがいた。
「ちょちょ!?」
「?!」
驚く二人に容赦なく襲いかかるモンスターたち。
二人は戦闘態勢に入る。
「下がってください」
たきなはそう言うと、M&Pを取り出し射撃を開始する。
ダンッ!! ダンッ!!! 銃声が鳴り響く中、次々と倒れていく。
そして、最後の一匹を撃ち殺した後、銃をしまい、周りを見渡す。
「何が起きてるの?!異世界来ちゃった?!転移!?転生??私死んじゃった?」
「千束、安心してください。生きてます。ですが」
悲鳴を上げながら、逃げ出す民間人たち。
「緊急事態であることは、間違いないようです」
「一度、リコリコへ戻ろう!」
そういって、走り出す二人。だがそこに、大きな影が立ちふさがった。
それは、翼竜の群れであった。その数、十匹以上。
その鞍には、人間の姿があった。
彼らは皆一様に同じ鎧を身に着けていた。
「何?あの変な生き物…ドラゴン?!ねぇ!たきな、見てドラゴンだっ!」
「いや、空飛ぶトカゲ?」
冷静に答えるたきな。
飛竜(空飛ぶトカゲ)が、こちらに向かってくる。
その攻撃をかわしつつ、反撃を行う。
ダンッ!!! 銃弾を受けた飛竜は咆哮を上げ地面に倒れる。
飛竜の頭部を集中的に狙い撃ちし、撃退していく。
離れたところでは、伊丹が民間人の避難誘導に徹していた。
「こっちです!落ち着いて!」
伊丹の声に反応するように、人々が逃げ惑う。
そのとき、空から槍が降ってくるのが見えた。
その槍に貫かれる民間人、人々の悲鳴が響き渡る。
「なんてこった!」
伊丹は急いで駆けつける。
「おい!大丈夫か!!」
そこには、負傷した人々と、その横で呆然と立ち尽くす少女がいた。
「君、大丈夫か!?」
「……」
伊丹は、少女の手を取り立ち上がるように促す。
「ここは危険だから、安全な場所に行こう」
少女は無言で頷く。
そして、二人は移動を始めた。
(それにしても、なんだこの状況……)
伊丹は心の中でつぶやいた。
目の前に広がる光景を見て、彼は困惑していた。
人が空を飛び、槍や剣を持つ怪物がいる。
そんな非現実的なことが目の前で起きているのだ。
だが、これが夢ではないことは彼自身が一番よくわかっていた。
「くっそ!なんなんだよこいつら!」
伊丹は叫ぶ。
先ほど、ニューナンブを手に撃っていた警察官に襲い掛かる兵士に対して、相手が持っていた短剣を使い仕留めた後、皇居近くまで来ていた。
未だに、飛竜が飛ぶ。馬に乗った兵士たちが、民間人に切掛る。
タンッタンッ
「な、なんだ?!」
銃声が、ニューナンブの軽い音じゃない。これは45口径程度の銃の音だ。
その先にいたのは、女子高生風の少女が二人。
一人は、自動銃を構えながら射撃し、もう一人は切掛る剣を寸前で避ける。
「……女子高生?」
伊丹は呟く。
二人の戦闘は明らかに常人離れしたものになっていた。
彼女たちは女子高生なのだろうか? いや、そんなはずはないだろう。どう見ても普通じゃない。それにあの武器だってそうだ。
女子高生が持っていい物ではない。しかし、その構え方、撃ち方、撃った後の対応すべてにおいて凡人の姿には見えなかった。
まるで戦場を経験した軍人や傭兵のようだ。
彼女は何者なのか?どうして戦っているのか?疑問ばかりが浮かぶ。
そんな中、彼女らの前に新たな敵が現れた。
鉄の甲冑を着た騎兵たちである。数は数名程度だろうか。
そして次の瞬間、兵の一人が彼女らに向けて駆けてきた。手には長い槍を持っている。それを振り下げ、千束に向かって駆ける。
(まずい!避けろ!!)
だが、千束は微動だにしない。それどころか
「ほっ!」
槍が当たる瞬間避ける。
避けた槍を、地面に縫い付けるように踏みつけると、レンガ状の隙間に矛先が引っ掛かり、騎兵がその槍で打ち上げられた。
(すげぇ……)
そのまま、千束はその兵士の腹部を蹴り飛ばすと、他の敵が向かってきた。
だが、たきながすかさず前に出る。
そして銃弾で敵の騎馬を撃ち殺し、敵が落馬した後、相手の腕を折った。
敵はうめき声を上げる。するとそこに追い打ちをかけるかのように、銃口を敵に向ける
「たきな~やめて。」
後ろから千束の声を受け、トリガーに入っていた指を出す。
「……わかりました」
そう言うと、顔に蹴りを入れ。意識を刈り取る。
「ふぅ。もう大丈夫でしょう」
それはたった数分の出来事だった。たった数分で十数名の騎馬隊が全滅したのだ。
あり得るのか?夢でも見ているのか?成人していない、少女がだぞ?!
「……」
伊丹は呆然としていた。今目の前で起きた出来事についていけず、ただ立ち尽くしていた。
(いったい何なんだ……)
伊丹には分からなかった。というか、女子高生なのか?
いや違うだろ!あんな高校生いてたまるか!じゃあなんだって言うんだ!
いやそもそもあれは本当に人間なのか!?
(とりあえず、今は避難しよう)
そう思い、伊丹はその場を離れようとした。
そのとき、さきほどの少女がこちらに気づき、向かって歩いてくるのが見えた。
(なんで、こっちに来るんだよぉ)
そう思っていると少女は伊丹の前で止まりこう言った。
「こんにちは!」
「……どうも」
(…なんかすごい元気な子だな…)
そんなことを思いながら、軽く会釈をする。
「私、千束っていうんだけど!あなたの名前は?」
「……俺は伊丹です」
「そっか!伊丹さん、よろしく!自衛隊の人?」
目線にあったのは、先ほど敵から奪い取った短剣だった。
「ええまあそうですけど…」
「すっげー!自衛隊の人、始めてみた!やっぱり、こう!マシンガンで撃ちまくるの?!」
なんだかよくわからないがすごくテンションが高い気娘だった。だがそんなことはお構いなしに話しかけてくる。
「それはいいとして…あの人たちって何なのかな?いきなり襲われたんだけど。」
そう言って指差したのは先ほど襲ってきた兵士だった。
「さあ……俺にもさっぱりですよ」
そう答えると、急にまじめな顔になりこういった。
「でもあいつらからは何か嫌な感じがするんだよね……」
確かにそれは俺も感じていたことだ。だがそれはきっと気のせいではないだろうと思う。だがそれはまだ言わないことにした。
そして俺たちはまた移動を始めたのだった。
皇居前まで付くと、扉は閉ざされた
「ちょっと行ってくる!」
「いってら~…さて、たきな」
「はい」
「本日!銃を持ってきたことは!褒めて遣わす!」
「…どうも」
「なんだよぅ、喜べよ~。千束様が褒めるなんてめったにないよ」
恥ずかしそうにそっぽを向くたきな、若干顔が赤いようだ。
「いえ…」
二人は門の近くで、敵を迎え撃つ準備をしていた。
「で、残弾は?」
「残り1マガジン、装弾済みは、5発ですね」
「残弾不足もいいところですなぁ~、どうしよっかなぁ~」
小さな建物、白い交番の壁に寄りかかりながらつぶやく。
「補給ができればいいんですが…」
と、その時皇居前の扉が開き一般人が流れ込むように入っていく。
「お~、開いたよ!これで、民間人も避難できる。よきかなよきかな」
それと同時に機動隊が乗ったバスが数台到着し、ライオットシールドを持って出てくる。
伊丹も一緒にいるようだった。
千束たちは、気づかれないように建物の影に隠れる。
機動隊の一人が、状況を報告する。
「官庁街は、かなり占拠されましたが、桜田門は死守の構えです。まもなく、こちらに増援を送ります!」
伊丹が前のめりになりながら
「敵の主力はどこだ」
「もう来ます」
機動隊たちが、門の前で防御陣を築き上げた瞬間
「きたぞ!」
皇居前交番の先は、広い広場になっており、その先から騎馬隊が駆けてくる。
「どこが一番だ!?」
「市ヶ谷から、五機が間もなく」
「練馬を一連隊が出ています」
千束たちは、その言葉を聞いた後、耳をすませばヘリの音が聞こえる。
そして、若干重い車の音、銃声を聞き、千束達は、その場を去るのだった。
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そして、店に着くなりドアを開ける二人。
カランカラン♪
「千束が帰りましたぁー」
「帰りました」
二人がそう言うと、厨房の方からミカが出てくる。
「おかえり、買い物はどうだった」
「あれ?ニュース見ていないの?」
そういうと、テレビをつける。そこにはアナウンサーが映っていた。
「先ほど入った情報によりますと、銀座を中心に謎の生物によるテロが発生しました!被害者の数は現在のところ不明であり…」
「……これはどういうことだ?」
「……どういうことでしょう?」
「……私にもわかりません」
テレビには、ファンタジーにいそうな飛行物体が映し出されている。
「現場にいたのか?」
「いたよ~。ほんと、転移ファンタジーにでもあったかと思った」
「千束、アニメの見過ぎです」
「いや~だってさぁ……」
そんなことを言っている間に、店の電話が鳴る。
「はーい、リコリコ元気印の看板娘」
『楠木だ』
「なーんだ、楠木さんか…何用?」
『ミカはいるか?』
「先生に用?また仕事?」
『…』
「わかった。わかりました。今変わりますぅ~ せんせー楠木さん!」
そう言って受話器を渡す。
「ミカだ」
怪訝な顔をするミカを見ながら
「司令ですか?」
「そ、なんだろうね?やっぱあれ?」
指さす先はテレビであった。
「……でしょうね」
そこに映っているのは、飛竜以外にもファンタジーに出てきそうなモンスター達もいる。
「…」
頭を抱える先生を見て、少し笑う千束だった。
何故、頭を抱えていたかを、喫茶リコリコの全員が知る由もなかった。
1話上げないと、ダメな仕様らしいので、とりあえず、上げた。
次回話は、お時間をくださいな。